JPH0461630A - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学式情報記録再生装置に関し、特に回転する
光記録媒体に情報の記録再生を行う光学式情報記録再生
装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の光学式情報記録再生装置においては、円
板形の光記録媒体を用いて情報の記録・再生を行うが、
この光記録媒体の一周内には、十〜百数十のセクタを有
し、それぞれのセクタには、第３図に示すように、予め
、トラックアドレス及びセクタアドレスを記録したプリ
フォーマット領域（プリピット１４が直線上に配列され
ている）と、データを記録するためのデータ領域とを有
するように構成されている。また、記録・再生用の光源
から出射したレーザ光を所定の情報記録トラックに集光
、且つ、追従させてプリフォーマットに記録されたアド
レスを読み、データ領域に情報を記録・再生するため、
情報言己録トラックの案内溝１３によるレーザ光の回折
光を利用し、この情報記録トラックからのレーザ光スポ
ット１５の位置ずれを示すトラッキング誤差信号を取り
出している。このトラッキング誤差信号に基づいて、情
報記録トラックにレーザ光スポット１５を追従させる光
学ヘッドのトラッキング駆動機構を作動させるように構
成されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したようにレーザ光スポット１５は、情報記録トラ
ックのプリフォーマット領域及びデータ領域上を追従す
るが、プリフォーマットは情報記録トラックの案内溝１
３とは異なる凹凸（プリピット１４）により構成されて
いるため、プリフォーマット上において、レーザ光スポ
ット１５の回折の状態がデータ領域と異なり、トラッキ
ング誤差信号に乱れを生じる。従って、情報記録トラッ
クへのレーザ光スポット１５の追従が乱れ、記録・再生
に悪影響を及ぼすという問題があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、光源から出射されたレーザ光を回転する光記
録媒体の所定の情報記録トラックに集光して情報の記録
・再生を行う光学式情報記録再生装置において、上位回
路の命令により前記情報記録トラック上に予めトラック
アドレス及びセクタアドレスを記録したプリフォーマッ
ト上に所定の時間幅のプリフォーマットゲート信号を送
出するプリフォーマットゲート回路と、光検出回路から
前記情報記録トラックに対する前記レーザ光スポットの
位置ずれを示す第１のトラッキング誤差信号を入力し、
且つ、前記プリフォーマットゲート信号の入力時刻に対
応して無信号区間を含む第１のトラッキング誤差信号を
送出するトラックエラーサンプル回路と、前記プリフォ
ーマットゲート信号の直前に所定の時間幅のサンプリン
グゲート信号を送出するサンプリングゲート回路と、前
記サンプリングゲート信号の入力時のみ前記第１のトラ
ッキング誤差信号の波形を記憶する波形メモリ回路と、
前記トラックエラーサンプル回路の出力信号の内、前記
プリフォーマットゲート信号により前記第１のトラッキ
ング誤差信号の無信号区間に前記波形メモリ回路から送
出された波形メモリ出力信号を整合し、第２のトラッキ
ング誤差信号として送出する波形整合回路より構成され
ている。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

第２図は第１図に示した各部の信号波形図である。第１
図及び第２図において、上位装置（図示せず）に命令さ
れたプリフォーマットゲート回路２によって、データ読
出し信号のプリフォーマットの位置に予め決められた時
間幅に設定されたプリフォーマットゲート信号８を用い
　トラックエラーサンプル回路３において、光検出回路
（図示せず）から送出されたトラッキング誤差信号Ａ１
のプリフォーマットによって乱された部分を取り除いた
信号９を出力する。また、サンプリングゲート回路４に
おいて、プリフォーマットゲート信号８を基準にして、
プリフォーマットゲート信号の８の直前に予め決められ
た時間幅に設定されたサンプリングゲート信号１０を作
り、このサンプリングゲート信号１０を用いて、トラッ
キング誤作信号Ａ１のプリフォーマットによって乱され
る直前の波形１２を波形メモリ回路５に記憶させる。そ
して、プリフォーマットゲート信号８のタイミングによ
り、波形メモリ回路５に記憶されたメモリ波形１２を波
形メモリ出力１１として波形整合器６に送出する。波形
整合器６では、トラックエラーサンプル回路３のトラッ
クエラーサンプル回路出力信号９と波形メモリ回路５の
波形メモリ出力１１とをプリフォーマットゲート信号８
のタイミングで整合し、プリフォーマットの位置におけ
る乱れを取り除いたトラッキング誤差信号Ｂ７を得る。

トラッキング誤差信号Ｂ７は、トラッキングアクチュエ
ータ駆動回路（図示せず）に送られ、レーザ光を情報記
録媒体の所定の情報記録トラックに追従させるように対
物レンズを駆動する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の光学式情報記録再生装置に
おいては、情報記録媒体のプリフォーマット領域におけ
るトラッキング誤差信号の乱れを取り除いた安定なトラ
ッキング誤差信号を得ることにより、安定なトラッキン
グサーボ特性、即ち、正確な記録・再生が行えるという
効果を有する。

は情報記録媒体のデータ領域の案内溝、及びプリフォー
マット領域のプリピットを示す平面図である。

１・・・トラッキング誤差信号Ａ、２・・・プリフォー
マットゲート回路、３・・・トラックエラーサンプル回
路、４・・・サンプリングゲート回路、５・・・波形メ
モリ回路、６・・・波形整合器、７・・・トラッキング
誤差信号Ｂ、８・・・プリフォーマットゲート信号、９
・・・トラックエラーサンプル回路出力信号、１０・・
・サンプリングゲート信号、１１・・・波形メモリ出力
、１２・・・メモリ波形、１３・・・案内溝、１４・・
・プリピット、１５・・・レーザ光スポット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　光源から出射されたレーザ光を回転する光記録媒体の
   所定の情報記録トラックに集光して情報の記録・再生を
   行う光学式情報記録再生装置において、上位回路の命令
   により前記情報記録トラック上に予めトラックアドレス
   及びセクタアドレスを記録したプリフォーマット上に所
   定の時間幅のプリフォーマットゲート信号を送出するプ
   リフォーマットゲート回路と、光検出回路から前記情報
   記録トラックに対する前記レーザ光スポットの位置ずれ
   を示す第１のトラッキング誤差信号を入力し、且つ、前
   記プリフォーマットゲート信号の入力時刻に対応して無
   信号区間を含む第１のトラッキング誤差信号を送出する
   トラックエラーサンプル回路と、前記プリフォーマット
   ゲート信号の直前に所定の時間幅のサンプリングゲート
   信号を送出するサンプリングゲート回路と、前記サンプ
   リングゲート信号の入力時のみ前記第１のトラッキング
   誤差信号の波形を記憶する波形メモリ回路と、前記トラ
   ックエラーサンプル回路の出力信号の内、前記プリフォ
   ーマットゲート信号により前記第１のトラッキング誤差
   信号の無信号区間に前記波形メモリ回路から送出された
   波形メモリ出力信号を整合し、第２のトラッキング誤差
   信号として送出する波形整合回路とを備えたことを特徴
   とする光学式情報記録再生装置。