JP2830228B2 - トラッキング方法 - Google Patents

トラッキング方法

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JP2830228B2
JP2830228B2 JP1319801A JP31980189A JP2830228B2 JP 2830228 B2 JP2830228 B2 JP 2830228B2 JP 1319801 A JP1319801 A JP 1319801A JP 31980189 A JP31980189 A JP 31980189A JP 2830228 B2 JP2830228 B2 JP 2830228B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、記録媒体のトラック上を正確に走査するた
めのトラッキング方法に関する。
B.発明の概要 本発明は、記録トラック上にトラック方向に沿って主
情報が記録され、トラック幅方向変位により再生専用情
報が記録されて成る記録媒体をトラッキングする方法で
あって、記録媒体の一部にトラック幅方向に変位させな
い領域を設け、このトラック幅方向に変位させない領域
でトラッキング補正をかけることにより、トラック幅方
向変位記録によるトラッキングの乱れを有効に補正する
ようにしたものである。
C.従来の技術 例えば光磁気ディスク等の記録媒体において、ディス
ク上にトラッキング用の案内溝を予めスパイラル状ある
いは同心円状に形成しておき、この予め形成された案内
溝(いわゆるプリグルーブ)や、あるいはグルーブ間の
ランド部を記録トラックとして、この記録トラック上に
トラック方向に沿って、主要な情報の記録、再生を行う
ようにしたものが知られている。このとき、上記案内溝
を光学的に検出していわゆるトラッキングサーボをかけ
ながら、情報の記録、再生を行っている。
ここで本件発明者等は、上記案内溝をトラック幅方向
に変位させて形成することにより、再生専用情報を予め
記録(いわゆるプリフォーマット)しておくことを特願
平1−219411号〜219415号等の明細書及び図面において
提案している。このトラック幅方向変位記録される再生
専用情報としては、トラックアドレスやセクタアドレス
等の補助的な情報のみならず、データやプログラム等も
含むものである。
D.発明が解決しようとする課題 ところで、上述のようなトラック幅方向変位により記
録された再生専用情報は、トラッキング誤差信号の高域
成分として検出されるわけであるが、この高域成分がト
ラッキングサーボ動作に影響を及ぼすことにより、トラ
ッキングサーボに乱れが生ずる虞れがあり、改善が望ま
れている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、トラック幅方向変位記録が施された記録媒体に対す
るトラッキングの乱れを防止し得るようなトラッキング
方法の提供を目的とするものである。
E.課題を解決するための手段 本発明に係るトラッキング方法は、記録トラック上に
トラック方向に沿って主情報が記録され、トラック幅方
向変位により再生専用情報が記録されて成る記録媒体を
トラッキングする方法であって、上記記録媒体の一部に
トラック幅方向に変位させない領域を設け、このトラッ
ク幅方向に変位させない領域でトラッキング補正をかけ
ることにより、上述の課題を解決する。
F.作用 トラック幅方向に変位させない領域では、トラック幅
方向変位記録情報によるトラッキングへの影響が無く、
本来のトラッキング動作が行われ、トラッキングの乱れ
を軽減できる。
G.実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、本発明に係るトラッキング方法の一実施例
に用いられる記録媒体の記録フォーマットを概略的に示
す平面図、第2図は、信号再生系の具体例を示すブロッ
ク図である。この一実施例においては、記録媒体として
いわゆる光磁気ディスクを用い、案内溝が記録トラック
となってトラック方向に光磁気記録されるものとする。
すなわち、記録媒体である第2図の光磁気ディスク10
は、例えば磁気光学効果を有する垂直磁化膜が透明基板
上に形成されて成るものであり、この光磁気ディスク10
上に、トラッキング用の案内溝が例えばスパイラル状に
予め形成され、この案内溝が、第1図に示す記録トラッ
ク11に対応する。この記録トラック11は、上述したよう
にトラック幅方向に変位されて形成されることにより、
再生専用情報が予め記録されている。なお、記録トラッ
ク11は、案内溝の間のいわゆるランド部に対応させるよ
うにしてもよい。
先ず、記録媒体である上記光磁気ディスク10のトラッ
ク幅方向変位により記録される上記再生専用情報の記録
フォーマットの一具体例について、第1図を参照しなが
ら説明する。
この第1図において、記録トラック11の幅方向変位に
より記録される上記再生専用情報の記録フォーマット
は、いわゆるCD(コンパクトディスク)のフォーマット
に準じたものとしている。ここで一般のCDフォーマット
においては、情報記録単位となる1ブロック(1セク
タ)が第0フレームから第97フレームまでの98フレーム
から成り、1フレームはチャンネルクロック周期Tの58
8倍(588T)で、1フレーム内には、フレーム同期信
号、サブコード及びデータ(パリティを含む)の各記録
領域が設けられている。また、1フレームの先頭部分に
は、24T(24チャンネルビット)のフレーム同期信号と1
4Tのサブコード領域が設けられ、これらがそれぞれ3Tの
接続ビットを介して接続されており、残り544Tのデータ
領域には、32シンボル(32バイト)のサンプルデータ及
びパリティデータがいわゆるEFM(8−14変調)方式に
より変調されて配設されている。フレーム同期信号は、
11Tの反転間隔が2回連続することによって、上記EFM方
式に無い、いわゆるアウトオブルールのパターンとなっ
ている。14Tのサブコード領域は、上記1シンボル分に
対応している。
これに対して、第1図の具体例における上記トラック
幅方向変位による記録情報としては、上記CDフォーマッ
トのフレーム同期信号部分に同じフォーマットの同期信
号、すなわち、反転間隔が11Tで2回連続する同期信号
を配置し、以下反転間隔を例えば7T、11T(=7T+4
T)、4Tとして、上記22Tのフレーム同期パターンを含む
フレーム先頭部分の44Tを構成している。この同期信号
は、フレーム単位の同期をとるためのものである。
次に、1フレーム588T(588チャンネルビット)の内
との、フレーム先頭の上記44Tの同期用領域の他の544T
のデータ領域(データエリア)には、上記再生専用情報
を、トラック幅方向変位により記録形成している。この
トラック幅方向変位記録の際の変調方式としては、例え
ばPE(フェイズエンコーディング)方式や、バイフェー
ズマーク変調方式等を採用することができる。このよう
な変調方式を採用する際には、1ビットスロットを上記
CDフォーマットのチャンネルクロック周期Tの整数倍、
例えば8Tとすることが好ましい。第1図の具体例におい
ては、データ領域の先頭部分に、本発明の要部となるト
ラッキングを補正するための64Tのトラッキングエリア
を設けており、このトラッキングエリアでは、記録トラ
ック11を上記トラック幅方向に変位させていない。この
トラッキングエリアに続いて、96TのID領域、192Tのブ
ロック(セクタ)番号領域、64Tのフレーム番号領域、1
28Tのパリティ領域が順次設けられている。
ここで、上記トラッキングエリアにおいては、上記ト
ラック幅方向の変位位置の丁度中央位置となるようにト
ラック端辺を位置させて、上記幅方向変位の無い直線的
なトラック端辺形状としている。すなわち、記録トラッ
ク11の端辺のトラック幅方向の位置を等間隔で3つ設定
し、これらを第1図に示すように位置a、位置b、位置
cとするとき、位置aとbとでトラック幅方向変位記録
の2値状態を表すようにし、これらの位置a、bの中央
の位置cを、トラッキング補正用のトラッキングエリア
のトラック端辺位置としている。
このように、1フレーム588Tの内、データ領域先頭部
分の上記64Tを、上記トラック幅方向変位をかけないト
ラッキングエリアとしており、このトラッキングエリア
により、上記トラック幅方向記録によるトラッキングサ
ーボの乱れを補正するようにしている。
次に、このようなトラック幅方向の変位により再生専
用情報が記録再生された記録媒体である光磁気ディスク
に対して、情報信号を再生するための再生系の具体例に
ついて、第2図を参照しながら説明する。
この第2図において、上述したような記録フォーマッ
トを有する光磁気ディスク10は、スピンドルモータ21に
より一定線速度(CLV)あるいは一定角速度(CAV)で回
転駆動されるようになっている。記録/再生のためのレ
ーザ光源22(レーザダイオード等)からのレーザビーム
は、コリメータレンズ23で平行光ビームとされた後、ビ
ームスプリッタ24、フォーカシング及びトラッキングの
ためのいわゆる2軸デバイスの対物レンズ25を介して、
光磁気ディスク10上に照射される。この光磁気ディスク
10からの反射ビームは、ビームスプリッタ24で分離さ
れ、1/2波長板、収束レンズ、シリンドリカルレンズ等
の光学系26を介して偏光ビームスプリッタ27に入射され
る。この偏光ビームスプリッタ27においていわゆるP偏
光成分とS偏光成分とに分離され、トラッキングエラー
信号、フォーカスエラー信号、光磁気信号(MO信号)を
検出するためのフォトディテクタ28、29に入射される。
これらのフォトディテクタ28、29からの出力を差動増
幅器30に送って差をとることにより光磁気記録された情
報信号(MO信号)を抽出し、この差動増幅器30からの出
力信号を光磁気記録信号再生回路31に送っている。ま
た、フォトディテクタ29では、例えば受光部が4分割さ
れた素子を用いて、トラッキングエラー信号、フォーカ
スエラー信号等の検出をも行っており、このような信号
は、サーボ信号再生回路32に送られてサーボ信号とな
り、各サーボ制御系を介して2軸デバイスの対物レンズ
駆動アクチュエータ等を駆動制御する。さらに、フォト
ディテクタ29からの上記トラッキングエラー信号につい
ては、その高域成分から、上記トラック幅方向変位によ
り記録された再生専用情報の信号を得ることができ、こ
の信号は再生専用情報再生回路33に送られてデータ再生
が行われる。
ここで、トラッキングサーボ動作においては、上記ト
ラック幅方向変位記録情報による影響が、上記各セクタ
毎に設けられたトラッキングエリアでは皆無となり、こ
のトラッキングエリアを走査する間にトラッキング補正
がかけられ、トラッキングの乱れが軽減される。
なお、上述のように記録トラック自体の幅方向変位に
より再生専用情報がプリフォーマットされた光ディスク
等の媒体は、ディスク製造時にマスターディスクやスタ
ンパーを用いたプレス工程等を経て容易に大量生産が可
能である。
なお、本発明は上記実施例に限定されず、例えば、記
録媒体は光磁気ディスクの他にも、有機色素系光ディス
クや各種追記型ディスク、重ね書き可能ディスク、光カ
ード、光磁気カード等に適用できる。また、トラック幅
方向変位記録情報の記録フォーマットとしては、第1図
の具体例に限定されないことは勿論である。さらに、ト
ラッキングエリアは、トラック幅方向変位位置とは異な
る位置にトラック端辺を固定的に位置させているが、ト
ラック幅方向変位位置のいずれか一方の位置にトラック
端辺を固定的に位置させてもよい。
H.発明の効果 以上の説明からも明らかなように、本発明に係るトラ
ッキング方法によれば、再生専用情報が記録トラックの
幅方向変位として記録されて成る記録媒体の一部に、ト
ラック幅方向に変位させない領域を設け、このトラック
幅方向に変位させない領域でトラッキング補正をかける
ことにより、トラック幅方向変位記録によるトラッキン
グの乱れを有効に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るトラッキング方法の一実施例を実
現するために用いられる記録媒体である光磁気ディスク
の記録フォーマットを示す概略平面図、第2図は該実施
例が適用される光磁気再生装置の具体例を示すブロック
回路図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録トラック上にトラック方向に沿って主
    情報が記録され、トラック幅方向変位により再生専用情
    報が記録されて成る記録媒体をトラッキングする方法で
    あって、 上記記録媒体の一部にトラック幅方向に変位させない領
    域を設け、 このトラック幅方向に変位させない領域でトラッキング
    補正をかけることを特徴とするトラッキング方法。
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