JPH0460948A - 情報記憶媒体のライブラリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【概要】

本発明は、光デイスクカートリッジ等の情報記憶媒体を
多数収容し、必要な情報記憶媒体を取り出して記録／再
生する情報記憶媒体のライブラリ装置に関し、 一方の搬送機構が故障しても両方の媒体処理部にアクセ
ス可能な情報記憶媒体のライブラリ装置を提供すること
を目的とし、 周囲に多数の情報記憶媒体を収納する一対の回転ドラム
状の媒体格納機構からなる媒体格納部と、該情報記憶媒
体の少なくとも再生を行う一対の媒体処理部と、 上下方向と回転方向に駆動される一対の回転型搬送機構
により前記媒体格納部と媒体処理部との間で該情報記憶
媒体を搬送する自動搬送部とを有する情報記憶媒体のラ
イブラリ装置であって、前記媒体処理部を媒体格納機構
の回転中心に対して同軸上で回転可能に配置して該媒体
処理部を前記一対の回転型搬送機構のいずれに対しても
正対可能に構成する。

【産業上の利用分野】

本発明は、光デイスクカートリッジ等の情報記憶媒体を
多数収容し、必要な情報記憶媒体を取り出して記録／再
生する情報記憶媒体のライブラリ装置に関するものであ
る。 情報処理装置において、大量のデータを取り扱うように
なると、ファイル量も増し、それを記憶する記憶媒体も
多数全必要となる。 このため、多数の記憶媒体を処理保管するためのライブ
ラリ装置が市場に提供されている。 このようなライブラリ装置においては、設置スペースが
小さく、かつ故障に対しへツクアップできる構成のもの
が望ましい。

【従来の技術】

第５図は、従来のライブラリ装置を示すもので、多数の
情報記憶媒体１、■・・・を格納する媒体格納部３と、
各媒体格納部３．３近傍に配置され、該情報記憶媒体１
の少なくとも再生を行う媒体処理部４ａ、４ｂと、該媒
体格納部３と媒体処理部４ａ、４ｂとの間で該情報記憶
媒体１を搬送する自動搬送部６とを有して構成されてい
る。 上記媒体格納部３は、周囲に多数の情報記憶媒体１・を
収納する回転ドラム状の媒体格納機構２ａ、２ｂにより
構成され、自動搬送部６を構成する回転型搬送機構５ａ
、５ｂを上下方向と回転方向に駆動させて、情報記憶媒
体１を媒体処理部４ａ、４ｂと媒体格納機構２ａ、２ｂ
の間を搬送することができるようにされている。

【発明が解決しようとする課題】

しかし、上述した従来例においては、例えば−方の搬送
機構５ｂが故障した場合には、他方の搬送機構５ａを使
用することによって両方の媒体格納機構２ａ、２ｂの情
報記憶媒体１を搬送し、搬送機構５ａの近傍に位置する
一方の媒体処理部４ａ（図示せず）にセットすることは
できるが、他方の媒体処理部４ｂには、セットてきない
ために、該他方の媒体処理部４ｂがダウンしてしまうと
いう欠点を有するものであった。 本発明は、以」二の欠点を解消すべくなされたものであ
って、一方の搬送機構５ａ、５ｂが故障しても両方の媒
体処理部４ａ、４ｂにアクセス可能な情報記憶媒体のラ
イブラリ装置を提供することを目的とする。

【課題を解決するための手段】

本発明によれば上記目的は、第１図に示すように、 周囲に多数の情報記憶媒体１を収納する一対の回転ドラ
ム状の媒体格納機構２ａ、２ｂからなる媒体格納部３と
、 該情報記憶媒体１の少なくとも再生を行う一対の媒体処
理部４ａ、４・ｂと、 上下方向と回転方向に駆動される一対の回転型搬送機構
５ａ、５ｂにより前記媒体格納部３と媒体処理部４ａ、
４ｂとの間で該情報記憶媒体１を搬送する自動搬送部６
とを有する情報記憶媒体のライブラリ装置であって、 前記媒体処理部４ａ、４ｂを媒体格納機構２ａ、２ｂの
回転中心に対して同軸上で回転可能に配置して該媒体処
理部４ａ、４ｂを前記一対の回転型搬送機構５ａ、５ｂ
のいずれに対しても正対可能としたことを特徴とする情
報記憶媒体のライブラリ装置を提供することにより達成
される。　また、上記目的は、 周囲に多数の情報記憶媒体１を収納する回転ドラム状の
媒体格納機構２ａ、２ｂと、 該情報記憶媒体１の少なくとも再生を行い、かつ前記媒
体格納機構２ａ、２ｂの回転中心に対して同軸上で回転
可能に配置される媒体処理部４ａ、４ｂと、 上下方向と回転方向の駆動を行い、該媒体格納機構２ａ
、２ｂと媒体処理部４ａ、４ｂとの間で該情報記憶媒体
１を搬送する回転型搬送機構５ａ、５ｂとを有する装置
ユニット７ａ、７ｂを一対設け、 該一対の装置ユニット７ａ、７ｂを、 一方の装置ユニット７ａの搬送機構５ａが、他方の装置
ユニット７ｂの媒体格納機構２ｂに収納された情報記憶
媒体１を両方の媒体処理部４ａ、４ｂにも出し入れでき
るように、隣接して配置したことを特徴とする情報記憶
媒体のライブラリ装置によっても達成される。

【作用】

上記構成に基づき、本発明における搬送機構５ａ、５ｂ
は、第１図（ａ）に示すように、隣接するいずれの媒体
格納機構２ａ、２ｂに対してもアクセス可能とされてお
り、通常の運転状態においては、いずれか一方の搬送機
構５ａのみが使用されて、該搬送機構５ａに正対する媒
体処理部４ａ、４ｂにおいて記録／再生が行われる。 この状態において、可動中の搬送機構５ａが故障した際
には、第１１１ｋ（ｂ）に示すように、他の搬送機構５
ｂが使用されるとともに、媒体処理部４ａ、４ｂは、こ
の搬送機構５ｂに正対する位置に回転してバックアップ
態勢が取られる。

【実施例】

以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。 第２図および第３図は、本発明の実施例を示すもので、
図中２ａ、２ｂは媒体格納部３を構成する回転ドラム状
の媒体格納機構、５ａ、５ｂは自動搬送部６を構成する
回転型搬送機構、４ａ、４ｂば媒体処理部である。 上記媒体格納機構２ａ、２ｂは、情報記憶媒体１である
光デイスクカートリッジを円周上に等間隔に上下方向に
多段配置して収納保持できるように構成されており、矢
印方向に回転可能とされている。 搬送機構５ａ、５ｂは、光ディスクカートリッジの出し
入れを行い、矢印で示す上下方向に移動できるピッカー
８と１、ピッカー８を矢印方向に回転させる回転機構９
とを有している。 一方、上記光デイスクカートリッジの記録／再生を行う
媒体処理部４ａ、４ｂは、第４図に示すように、上記媒
体格納機構２ａ、２ｂの下部において２列３段に配置さ
れた６つの光デイスクドライブで構成され、上記媒体格
納機構２ａ、２ｂの回転中心に対して同軸上で、該媒体
格納機構２ａ、２ｂと独立に回転可能とされている。 各装置ユニッ１−７ａ、７ｂは、１つの媒体格納機構２
ａ、２ｂと、１つの搬送機構５ａ、５ｂと、１つの媒体
処理部４ａ、４ｂで構成され、媒体処理部４ａ、４ｂは
、第１図に示すように、搬送機構５ａ、５ｂの回転中心
に正対すべく配置されている。 以上のように構成される装置ユニット７ｂの動作を説明
すると、ます、上位装置（固視せず）より希望する光デ
イスクカートリッジ１が指定されると、媒体格納機構２
ｂは、指定された光デイスクカートリッジ１のある列が
搬送機構５ｂのピッカー８に向い合うように回転駆動さ
れ、一方、搬送機構５ｂは、ピッカー８が媒体格納機構
２ｂに向い合うように、回転機構９により矢印方向に回
転されるとともに、指定された光ディスクカートリッジ
ｌが収容されている位置まで矢印方向に移動した後、ピ
ッカー８に装備された図示しない把持機構により光デイ
スクカートリッジ１を把持する。 次に、ピッカー８が光デイスクカートリッジ１を媒体格
納機構２ｂより取り出すと、光デイスクカートリッジ１
を保持したピッカー８は、回転機構９によって光デイス
クドライブ４ｂ側に回転されかつ光デイスクドライブ４
ｂの位置に位置付けられる。 そして、ピッカー８から光デイスクドライブ４ｂに、保
持した光デイスクカートリッジ１を挿入する。 光デイスクドライブ３ｂは、挿入された光デイスクカー
トリッジ１の記録／再生を行い、上位装置とのデータの
やりとりを行う。 データ処理が終了すると、搬送機構５ｂが前述と逆の動
作を行い、光ディスクカートリッジ１を媒体格納機構２
ｂの元の位置へ返却する。 かかる装置ユニット７ａ、７ｂを使用してバックアップ
可能なシステムを構成する場合には、各装置ユニット７
ａ、７ｂを、互いの搬送機構５ａ、５ｂが隣の媒体格納
機構２ａ、２ｂに対向するように、隣接して配置するこ
とにより行われる。 この状態において、搬送機構５ａ、５ｂは、いずれか一
方が使用されて他方の搬送機構５ｂは、バックアップ専
用とされ、この一方の搬送機構５ａのみにより両方の媒
体格納機構２ａ、２ｂに収納された光デイスクカートリ
ッジ１の受渡しが行われる。また、両方の媒体格納機構
２ａ、２ｂの下方に配置された媒体処理部４ａ、４ｂは
、第１図（ａ）に示すように、いずれも上記一方の搬送
機構５ａに正対するように、回転させられている。 ここで、可動中の一方の搬送機構５ａに故障が発生した
場合には、第１図（ｂ）に示すように、バックアップ用
の他方の搬送機構５ｂが可動するとともに、媒体処理部
４ａ、４ｂは、この搬送機構５ｂに正対するように回転
し、正常な運用状態と冊 全く同様に光デイスクカートリッジ１に対する記録／再
生がなされる。 なお、最小構成単位の装置ユニット７ａ、７ｂは、それ
単体でも装置として仕様可能であり、処理量に合わせて
、種々の形態で運用することができる。また、以上の実
施例においては、情報記憶媒体１として光デイスクカー
トリッジを用いた例について説明したが、磁気テープカ
ートリッジ、フロッピーディスクカートリッジ等周知の
情報記憶媒体にも適用することができることは勿論であ
り、さらに、媒体処理部４ａ、４ｂも光デイスクドライ
ブに限られず、必要に応じて種々のものを使用すること
ができる。

【発明の効果】

以上の説明から明らかなように、本発明によるライブラ
リ装置によれば、一方の搬送機構が故障しても他の搬送
機構を使用して両方の媒体処理部を利用することができ
るために、バックアップ時においても媒体処理部を有効
に使用することができる。 また、回転ドラム状の媒体格納機構と回転型搬送とを組
み合わせて構成されているために、１般送バスを短くで
き、装置全体をコンパクトにすることができる。 さらに、装置ユニットを連結して構成しているために、
運搬が容易でしかも単体でも運用可能であるという効果
も奏することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の実施例を示す図、 第３図はその全体図、 第４図は媒体処理部を示す図、 第５図は従来例を示す図である。 図において、 １は情報記憶媒体、 ２ａ、−２ｂは媒体格納機構、 ３ば媒体格納部、 ａ、４ｂは媒体処理部、 ａ、５ｂは搬送機構、 は自動搬送部、 ａ、■ｂは装置ユニットである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕周囲に多数の情報記憶媒体（１）を収納する一対
   の回転ドラム状の媒体格納機構（２ａ）、（２ｂ）から
   なる媒体格納部（３）と、該情報記憶媒体（１）の少な
   くとも再生を行う一対の媒体処理部（４ａ）、（４ｂ）
   と、 上下方向と回転方向に駆動される一対の回転型搬送機構
   （５ａ）、（５ｂ）により前記媒体格納部（３）と媒体
   処理部（４ａ）、（４ｂ）との間で該情報記憶媒体（１
   ）を搬送する自動搬送部（６）とを有する情報記憶媒体
   のライブラリ装置であって、 前記媒体処理部（４ａ）、（４ｂ）を媒体格納機構（２
   ａ）、（２ｂ）の回転中心に対して同軸上で回転可能に
   配置して該媒体処理部（４ａ）、（４ｂ）を前記一対の
   回転型搬送機構（５ａ）、（５ｂ）のいずれに対しても
   正対可能としたことを特徴とする情報記憶媒体のライブ
   ラリ装置。 〔２〕周囲に多数の情報記憶媒体（１）を収納する回転
   ドラム状の媒体格納機構（２ａ）、（２ｂ）と、 該情報記憶媒体（１）の少なくとも再生を行い、かつ前
   記媒体格納機構（２ａ）、（２ｂ）の回転中心に対して
   同軸上で回転可能に配置される媒体処理部（４ａ）、（
   ４ｂ）と、上下方向と回転方向の駆動を行い、該媒体格
   納機構（２ａ）、（２ｂ）と媒体処理部（４ａ）、（４
   ｂ）との間で該情報記憶媒体（１）を搬送する回転型搬
   送機構（５ａ）、（５ｂ）とを有する装置ユニット（７
   ａ）、（７ｂ）を一対設け、該一対の装置ユニット（７
   ａ）、（７ｂ）を、一方の装置ユニット（７ａ）の搬送
   機構（５ａ）が、他方の装置ユニット（７ｂ）の媒体格
   納機構（２ｂ）に収納された情報記憶媒体（１）を両方
   の媒体処理部（４ａ）、（４ｂ）にも出し入れできるよ
   うに、隣接して配置したことを特徴とする情報記憶媒体
   のライブラリ装置。