JPH0460199A - 電動送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は真空掃除機に使用する電動送風機に関するもの
である。

（従来の技術） 従来のこの種の電動送風機は、第４図および第５図に示
すようにケーシング２１の中に、インペラ２２、エアガ
イド２３を設けて、モータ２４によりインペラ２２を高
速回転させ、風量と真空圧を得るようになっていた。イ
ンペラ２２はブレード２５を備えている。

（発明が解決しようとする課題） 上記電動送風機のインペラ２２では、空気の流入はイン
ペラ２２の吸込口から矢印Ａで示す軸方向へ入り、イン
ペラの外径方向へ曲げられて吐出される。そのため、空
気の流れがスムーズで、かつ衝突、摩擦による騒音が少
ないようブレード２５の形状を考慮してその効率を高め
ることがなされていたが、充分な効果を得ることは難し
くなっている。

なかでもブレードのエツジ部で乱流が起こると、その影
響が大きく風切り音として騒音が発生し易くなっていた
。

本発明の目的は、従来の欠点を解消し、低騒音化と損失
の低減をはかった電動送風機を提供することである。

（課題を解決するための手段） 本発明の電動送風機は、モータと、このモータのモータ
フレームに取り付けられ、インペラおよびエアガイドを
内包するケーシングとを備え、前記インペラは、略円錐
状の基体に複数枚のブレードを有し、ブレードの吸込み
側は、気流が流入し易いようにモータの回転方向に向か
って湾曲させ、吹き出し側は、回転方向に対し遅れ角度
を持って構成され、且つ前記ブレードにはそのエツジ部
に気孔性を持つ樹脂材料を設けたものである。

（作　用） 本発明では、インペラがブレードのエツジ部に気孔性材
料を設けているためエツジ部で生しる風切り音が緩和さ
れ乱れが少なくなる。その結果、低騒音化と損失を少な
くでき、効率も向上させることができるものである。

（実施例） 本発明の実施例について第１図ないし第３図にもとづい
て説明する。図において、１′はケーシングで、中央に
吸気孔２を設けている。また、吸気孔２の反対側はモー
タ３のモータフレーム４に空気漏れがないように取り付
けられている。５は複数枚のブレード６を有する遠心形
のインペラで、インペラ５の下部に位置してエアガイド
７が設けられている。ケーシング１は、インペラ５およ
びエアガイド７を内包するものであり、ケーシング１と
エアガイド７で形成されたデイフユーザ−８が外周に向
かって拡大した通路を有するように配設され、デイフユ
ーザ−８の終端に滑らかに独立に連通して戻り通路９が
形成されている。戻り通路９はモータ３の吸気孔１０に
気流を導くものである。なお、モータ３は駆動用の整流
子子−タよりなるもので、吸気孔１０に流れ込んだ気流
は、モータ内部を冷却しながら排気孔１１より排出され
るものである。

次に、インペラ５は、矢印Ａの軸方向から徐々に半径方
向に底面へ行くほど径が大きくなる略円錐状の基体１２
に複数枚のブレード６を有し、ブレード６の吸込み側は
、モータ３の回転方向に湾曲させ気流が流入し易くなっ
ており、吹き呂し側は回転方向に対し遅れ角度を持って
いる。そしてまたブレード６はエツジ部１３が空気を少
し通過させる気孔性の性質を持った樹脂材料で構成して
いる。

ブレード６との間は溶着しているが、接着や２色成型で
も構わない。本発明ではニツジの幅は４ｍにしている。

次に上記した各実施例における作用を説明する。エツジ
部１３は、ブレード６の吸込み側と吐出側とブレード６
上端に設けているため。

気流がブレード６上に流入する際、吐出する際、それと
ブレード６で気流に遠心力によるエネルギーを与える際
に起こす風切り音の原因となる気流が、気孔性材料の中
も通過するため、第３図に示すように気流Ａと気流Ｂと
の間での流速の差が小さくできる。その結果、乱れの発
生が大幅に削減され風切り音が低減できる。

（発明の効果） 本発明の電動送風機は、インペラが略円錐状の基体に複
数枚のブレードを有し、ブレードの吸込み側は、気流が
流入し易いようにモータの回転方向に向かって湾曲させ
、吹き出し側は、回転方向に対し遅れ角度を持って構成
され、且つ前記ブレードインペラのブレードに気孔性を
持つ補助的なエツジ部を設けたことにより気流の乱れを
低減でき、電気掃除機としての騒音を大幅に低減でき、
その実用上の効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるインペラを組み込ん
だ電動送風機の断面図、第２図は本発明の実施例を示す
インペラの斜視図、第３図は同側面図、第４図は従来の
電動送風機の断面図、第５図は従来のインペラの斜視図
である。 １　・・・ケーシング、　２，１０・・・吸気孔。 ３　・・・モータ、　４　・・・モータフレーム、５　
・・・インペラ、　６　・・・ブレード、　７・・エア
ガイド、　８　・・・デイフユーザ−９・・・戻り通路
、１１・・・排気孔、１２・・・基体、１３・・・エツ
ジ部。 特許出願人　松下電器産業株式会社 第１図 Ａ １−−−グ　・　７り ２ｊＯ−−ｍ−、・−ら ３−ｍ−±−り ４−−−−１ニータフし一ム ５−−一Δン△・フ ロ　−−−７−１，、−１’ ７−−−エアπΔド ８−　　デ４ｈ−ヂ ９−一一次゛）ｉ３Ｊｆｙ １１−−一羽Ｆ気３し １２−−一蟲Ａ恥 １３−−−：Ｌ〜７ン゛靜 第４図 第２図 ５−」ンダフ ６−−−フレード １３−−一エン″／＠ｐ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モータと、前記モータのモータフレームに取り付けられ
   、インペラおよびエアガイドを内包するケーシングとを
   備え、前記インペラは、略円錐状の基体に複数枚のブレ
   ードを有し、前記ブレードの吸込み側は、気流が流入し
   易いように前記モータの回転方向に向かって湾曲させ、
   吹き出し側は、前記回転方向に対し遅れ角度を持って構
   成され、且つ前記ブレードのエッジ部に気孔性樹脂材料
   を設けたことを特徴とする電動送風機。