JPH045978Y2 - - Google Patents

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JPH045978Y2
JPH045978Y2 JP3674885U JP3674885U JPH045978Y2 JP H045978 Y2 JPH045978 Y2 JP H045978Y2 JP 3674885 U JP3674885 U JP 3674885U JP 3674885 U JP3674885 U JP 3674885U JP H045978 Y2 JPH045978 Y2 JP H045978Y2
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JP
Japan
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case
filter
peripheral part
brazing
suction cup
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JP3674885U
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JPS61153879U (ja
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案の冷凍機用サクシヨンカツプに関し、フ
イルターの装着に要する製作工数を減少し、量産
においてコストを大巾に低減する事ができるの
で、冷凍機を使用する分野で広く利用され得るも
のである。
従来の技術 ケース1内部に装着するフイルターがロー付け
時に移動しないようにするための事前の固定は、
第2図に示す如く周椽部6に複数の突起部8を設
けたフイルター5を軽圧入し、この突起部8によ
りケース1内部の所定位置に固定していた。従つ
て、従来はフイルター5の周椽部6に突起部8を
設ける加工工程とフイルター5をケース1内の所
定位置に圧入して固定する工程が必要であり、コ
スト低減上製作工程に問題があつた。
また、フイルター5をケース1内部の所定位置
に固定するには一方向からの圧力だけでは固定状
態が規制し難く、圧入時にフイルター5の動揺を
防止する必要が生じ、このためロー付け前のフイ
ルター5の固定作業に工数が増大する欠点があ
り、フイルター5の固定方法には改良すべき問題
があつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、冷凍機用サクシヨンカツプにおい
て、従来複雑であつたフイルターをケース内に固
定するための製造工程の問題点を根本的に解決
し、従来フイルターの周椽部を設けた突起部を除
去してその製造工程を省くと共に、フイルターの
圧入工程を省略したものであり、きわめて簡単に
ケース内部にフイルターを固定し、ケースの各接
合部のロー付けと同時にフイルターをロー付けし
たサクシヨンカツプである。
問題を解決するための手段 本考案は、従来コスト高の要因となつていたフ
イルターの固定を簡単にしてコスト低減化を実現
させるものであり、2個のケースを連結させて構
成し、一方のケースに蒸発器に接続される入口パ
イプを連結し、他方のケースに圧縮機に接続され
る出口パイプを連結した冷凍機用サクシヨンカツ
プにおいて、ケースの1部の絞径を変えて段差を
設け、この段差位置に屈曲する周椽部を広口側に
向けたフイルターを嵌入して固定し、ケースの各
接合部をロー付けする際、この周椽部を上向きに
して周椽部とケースの当接部を同時にロー付けし
てなる冷凍機用サクシヨンカツプである。
作 用 ケースの1部に絞径を変えて段差が設けられて
いるから、屈曲する周椽部を広口側に向けたフイ
ルターを嵌入してこの段差位置に固定し、この状
態でケースの各接合部のロー付けと同時にフイル
ターの周椽部とケースの当接部をロー付けする。
実施例 次に第1図により本考案の実施例を説明する。
(1)と(2)は鉄製ケースであり、フイルター5を固定
する側のケース1は1部の絞径を変えて段差を設
ける。このケース1内に屈曲する周椽部6を有す
る金属製フイルター5を嵌入し段差位置に固定す
る。この際、周椽部6は広口側に向けるので嵌入
が容易となり、また嵌入されたフイルター5は段
差により正確かつ簡単に所定位置に固定できる。
この後、絞径の小さい方を下側にしてフイルタ
ー5とケース1の当接部の上に銀ロー7を添着
し、入口パイプ3を挿設したケース1と出口パイ
プ4を挿設したケース2の各開口部を嵌合して各
接合部に銀ロー7を添着する。
この状態において、連続無酸素炉(還元炉)に
より銀ロー7を過熱して溶融し、全接合部を一工
程で同時にロー付けする。従つてフイルターを内
設したサクシヨンカツプを連続的に量産すること
ができる。
考案の効果 本考案は上述の通り広口側を上にして段差位置
にフイルターを載置するのでフイルターの寸法精
度が低下しても支障なく簡単に所定位置に固定す
ることができ、かつフイルターのロー付けがケー
スの各接合部のロー付けと同時に一工程で行える
ので生産性が著しく向上する。本考案はケースの
絞りを順送で行うため絞型が従来よりも1型増加
するが、絞り工程時間は増加しない。
従つて、従来の突起部によるフイルターの固定
と対比すると、突起部の製作工程及び圧入工程が
全く不要となるからコストを大巾に低減する実効
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるサクシヨンカツプの実施
例縦断面図、第2図は従来のサクシヨンカツプの
縦断面図である。 図において、1はケース、2はケース、3は入
口パイプ、4は出口パイプ、5はフイルター、6
は周椽部、7は銀ロー、8は突起部、を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2個のケースを連結させて構成し、一方のケー
    ス1に蒸発器に接続される入口パイプ3を連結
    し、他方のケース2に圧縮機に接続される出口パ
    イプ4を連結した冷凍機用サクシヨンカツプにお
    いて、ケース1の1部の絞径を変えて段差を設
    け、この段差位置に、屈曲する周椽部6を広口側
    に向けたフイルター5を嵌入して固定し、ケース
    1及び2の各接合部をロー付けする際、この周椽
    部6を上向きにして周椽部6とケース1の当接部
    を同時にロー付けしてなる冷凍機用サクシヨンカ
    ツプ。
JP3674885U 1985-03-13 1985-03-13 Expired JPH045978Y2 (ja)

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JP3674885U JPH045978Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JP3674885U JPH045978Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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Publication Number Publication Date
JPS61153879U JPS61153879U (ja) 1986-09-24
JPH045978Y2 true JPH045978Y2 (ja) 1992-02-19

Family

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JPS61153879U (ja) 1986-09-24

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