JPH0459324B2 - - Google Patents

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JPH0459324B2
JPH0459324B2 JP57189393A JP18939382A JPH0459324B2 JP H0459324 B2 JPH0459324 B2 JP H0459324B2 JP 57189393 A JP57189393 A JP 57189393A JP 18939382 A JP18939382 A JP 18939382A JP H0459324 B2 JPH0459324 B2 JP H0459324B2
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Japan
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polymer
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water
dispersion
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Maineruto Uerunaa
Matsuchiiasu Kurausu
Furantsuman Gerunooto
Petori Rorufu
Kuraisu Furiidoritsuhi
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BASF SE
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BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/02Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
    • C08J3/03Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media
    • C08J3/05Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media from solid polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • C08J3/122Pulverisation by spraying

Description

【発明の詳細な説明】 実際上再分散が可能な重合物粉末は、分散液を
単一物質ノズル又は多種物質ノズルを使用して、
たとえば熱風中で噴霧することにより製造でき
る。これは重合物のガラス転移温度が充分に高
い、すなわち多くの場合50℃を越える場合に、実
際に成功する。水中に分散された重合物のガラス
転移温度が低すぎると、多くの場合に噴霧の際す
でに粘着が起こり、熱及び/又は圧力を加えると
きは特に著しい。その際重合物粉末の再分散能力
が損なわれる。
比較的低いガラス転移温度を有する重合物を分
散する場合は、再分散可能な重合物粉末を噴霧に
より得るために、その水性分散液に比較的多量の
保護コロイド又は不活性物質を添加することが試
みられた。この場合は若干再分散の良好な重合物
粉末が得られるが、この種の添加物を用いると、
他の性状たとえばこの重合物粉末を再び水に分散
して製造したフイルムの耐水性が害される。その
場合特に低い軟化点又は特に低温度の最小フイル
ム形成温度(MFT)を有するこの重合物の水性
分散液(たとえば粘着剤の水性分散液)から出発
すると、前記処理も実際には有効でなく、したが
つて混合物の噴霧に際しすでに乾燥装置にフイル
ムの生成や著しい付着物の形成が起こることが多
い。少量の使用では作用を示さない不活性物質、
たとえば微粉状珪酸を添加したときも同様であ
る。再分散の可能な重合物粉末を水硬結合剤への
添加物として使用するに際し、この種の添加物に
よると達成できる耐圧性、耐屈曲性及び耐粘着性
が低下することも認められる。
西ドイツ特許出願公開2049114号明細書によれ
ば、自由流動性かつ非粘着性で水中に再分散が可
能な粉末状重合物を、分散液の噴霧により製造す
ることが知られている。この場合は噴霧に先立つ
て分散液に、分散液の重合物含量に対し2〜30重
量%特に5〜19重量%の量で、メラミン及びホル
ムアルデヒドからのスルホン酸基含有の水溶性縮
合生成物を添加する。これにより噴霧に際して形
成された粉末の粘着が製造工程の間防止され、そ
して粉末の貯蔵耐久性が高められる。また熱及び
圧力を加える際に粉末の粘着も起こらず、特に分
散液の重合物が0〜40℃の範囲に軟化点を有する
ときは特にそうである。再分散が可能な粉末によ
れば、さらに水硬結合剤にそれを添加するとき
に、その結合剤を用いて製造された成形品が、耐
圧性及び耐屈曲性の点において改善される。しか
しこの方法の欠点は、特に生成物を多量に貯蔵す
るとき若干時間ののち粘着が起こり、そのため生
成物の再分散性と流動性が損なわれることであ
る。このことは、たとえば粘着剤重合物の水性分
散液がその例であるように、その重合物が比較的
低い軟化点又は比較的低いMFTを有する重合物
分散液から誘導された生成物に特にあてはまる。
本発明者らは、水溶性重合体物質として、(a)ビ
ニルピロリドン20〜70重量%及び酢酸ビニル30〜
80重量%からの共重合物及び/又は(b)ナフタリン
スルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物の水溶
性のアルカリ金属塩及び/又はアルカリ土類金属
塩を添加するとき、水溶性重合体物質を分散液の
重合物に対し2〜40重量%の量で添加して含有す
る重合物水性分散液を噴霧乾燥することにより、
非粘着性で水中に再分散しうる重合体粉末を有利
に製造しうることを見出した。
ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合物の添加
量は好ましくは10〜30重量%であり、そしてこの
ビニルピロリドン共重合物は、特にビニルピロリ
ドン50〜70重量%及び酢酸ビニル30〜50重量%を
重合含有する。DIN53726により測定したそのK
値は、1%水溶液又はエタノール中で、通常15〜
35好ましくは20〜30である。共重合物は自体普通
の手段でビニルピロリドン及び酢酸ビニルの溶液
共重合により製造でき、市販品として入手でき
る。ナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮
合生成物は、好ましくは分散液の重合物に対し10
〜30重量%の量で使用され、自体普通の手段でホ
ルムアルデヒドとナフタリンスルホン酸を反応さ
せ、そして付加生成物をアルカリ又は土類アルカ
リで中和することにより製造できる。この縮合生
成物は、多くの場合ナフタリン残基1個当りホル
ムアルデヒド残基1〜2個特に1個を、そして1
分子当り特にスルホン酸基1個を含有している。
アルカリ及び土類アルカリとして、それらは特に
アンモニウム−、ナトリウム−、カリウム−又は
カルシウムイオンを含有できる。一般にナトリウ
ム塩及びカルシウム塩が好ましい。ナフタリンス
ルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物をこれら
塩類は、市販品として入手できる。
水溶性のビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
物及びナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド
縮合生成物の塩は、これら混合物で又は単独で用
いられる。これらを混合物で用いるときは、その
合計量は分散液の重合物に対し20〜40重量%好ま
しくは10〜30重量%である。
重合物水性分散液の重合物は一般に任意のガラ
ス転移温度を有することができ、そしてこの新規
方法は、ガラス転移温度が−60〜+50℃でMFT
が20℃以下である重合物にも適する。この種の重
合体分散液は自体普通の手段で、普通の乳化助剤
及び分散助剤ならびに普通の重合開始剤を使用し
て、室温ないし一般に100℃までの温度で、オレ
フイン性不飽和単量体を普通の量比で乳化重合す
ることにより製造することができる。重合物含有
量は多くの場合30〜65重量%、特に40〜60重量%
である。重合物分散液に誘導しうるオレフイン性
不飽和単量体としては、ビニル芳香族単量体たと
えばスチロール、モノオレフイン性不飽和の、多
くの場合4〜14個の炭素原子を有するカルボン酸
エステル、たとえば特に1〜8個の炭素原子を含
有するアルカノールのアクリル酸及びメタクリル
酸によるエステル、ならびに特に酢酸及びプロピ
オン酸のビニルエステルさらにビニルラウレート
及びいわゆるバーサテイツク酸のビニルエステル
があげられる。またその重合物が塩化ビニル及
び/又は塩化ビニリデンから又はジオレフインた
とえば特にブタジエンから誘導される重合物分散
液も適している。
そのほか重合物は、アクリルニトリル及び/又
は多くの場合3〜5個の炭素原子を含有するモノ
ー及び/又はジカルボン酸及び/又は場合により
窒素原子において置換されているそれらのアミ
ド、たとえば特にアクリル酸、メタクリル酸、イ
タコン酸、アクリル酸アミド、メタクリル酸アミ
ド、N−メチロールアクリル酸もしくはメタクリ
ル酸のアミド、N−メトキシメチルアクリルアミ
ドもしくは−メタクリルアミドを重合含有しても
よい。この種の単量体の割合は広い範囲に変更が
可能である。その割合は、アクリルニトリルでは
0〜40重量%しばしば10〜30重量%、極性基を有
するモノオレフイン性不飽和の単量体たとえばア
クリル酸又はN−メチロールメタクリルアミドで
は、多くは0.5〜5重量%特に1〜4重量%であ
る。
さらに重合物は、アルカンジオールのオレフイ
ン性不飽和エステルたとえばエチレングリコール
モノアクリレート及び/又は−ジアクリレート及
び/又は対応する−メタクリレートならびにブタ
ンジオール−1,4−モノアクリレート及び/又
は−ジアクリルレート及び/又は対応するメタク
リレートの少量を重合含有してもよい。アクリル
−及びメタクリルエステル共重合物は、またスチ
ロールあるいはスチロール及びアクリルニトリル
を重合含有していてもよく、その量は0〜60%特
に20〜50%であつてよい。好適なブタジエン共重
合物は多くの場合、その重量に対しブタジエン40
〜70%及びスチロール及び/又はアクリルニトリ
ル60〜40%ならびにその重量の5%まで場合によ
りα,β−モノオレフイン性不飽和の、多くは3
〜5個の炭素原子を含有するモノー及び/又はジ
カルボン酸を重合含有している。最後にエチレン
及び酢酸ビニルを多くの場合15〜85:85〜15の重
量比で含有するこの種の重合物分散液も用いられ
る。
ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合物及び/
又はナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮
合生成物の水溶性塩類は、重合物水性分散液にそ
の噴霧に先立ち添加され、その場合には水溶液の
形か又はアルコール性溶液(ビニルピロリドン−
酢酸ビニル共重合物の場合)の形での添加が時に
優れている。この種の溶液は多くの場合、ビニル
ピロリドン共重合物及び/又はナフタリンスルホ
ン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物の塩類を、10
〜50重量%、特に20〜50重量%含有する。
重合物分散液は、ビニルピロリドン−酢酸ビニ
ル共重合物及び/又はナフタリンスルホン酸−ホ
ルムアルデヒド縮合生成物のほかに、なお不活性
の水溶性物質たとえばセルロース粉末、生石灰及
び微細粉末状のSiO2又は珪酸塩が添加されてい
てもよい。
ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合物及び/
又はナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮
合生成物の塩類を含有する重合物水性分散液の噴
霧は、自体普通の手段により、特に単一物質ノズ
ル又は多種物質ノズルを用いて実施することがで
きる。その際分散液は通常は、水がその中で蒸発
され熱風中に噴霧される。噴霧は大気圧でも又は
減圧下でも実施できる。一般に噴霧乾燥ため用い
られる熱風の温度は、100〜200℃特に120〜170℃
である。乾燥された再分散が可能な粉末の分離
は、自体普通の手段により、特にサイクロン又は
過分別器を使用して実施することができる。
新規方法によれば、室温で貯蔵できる非粘着性
で水に再分散しうる重合物粉末が得られ、その製
造のために粘着剤−共重合物の水性分散液が用い
られたときでも同様である。粉末は流動可能で、
水中での再分散が良好である。これは、併用され
る他の粉末状物質と混和して無条件に室温で貯蔵
できる。
新規方法により得られる再分散が可能な重合物
粉末は、特に水硬性結合剤たとえば石膏、セメン
ト、モルタル及びマグネシアセメントへの添加物
として適する。その製造に粘着剤−共重合物分散
液が使用される限り、これは粘着塗被料の製造の
ためにも、又はしめつた表面を表面の一方に散布
して一緒に圧搾接着することを可能にする粉末状
接着剤としても適している。この粉末はそのほ
か、のり付けのために、ならびにそれを水に溶解
して普通の粘着剤分散液と同様に使用することも
できる。
本発明方法において、非粘着性で再分散が可能
な重合物粉末を製造できることは、予想外であつ
た。なぜならば、たとえばわずかな残留水分を有
するビニルピロリドン−酢酸ビニル重合物製のフ
イルムがしばしば粘着性であり、そして水中に分
散した重合物分散液の重合物に対し40%をかなり
越える量でビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
物が用いられた場合でも、粘着性で分散が悪く、
そして実際上には貯蔵不可能な生成物が低収率で
得られるにすぎないからである。そのほか本方法
により製造された再分散が可能な重合物粉末が、
添加物質のかなりの量にもかかわらず、水硬結合
剤の性質の改善において又は粘着剤として効力を
保持することも予測されなかつた。
後記の実施例において、MFTはDIN53787に
より測定された。そこに記載のガラス転換温度
は、既知手段により、重合物に含有される単量体
の単独重合物についてすぐに知られたガラス転移
温度から合計して算出された。実施例のため水性
分散液は、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
物及び/又はナフタリンスルホン酸−ホルムアル
デヒド縮合生成物の塩との混合物として、25℃で
80Kg/時の量により、IKW乾燥器(オリジナル
ノズル)の2物質ノズルに添加された。IKW乾
燥器には同時に、120℃の熱空気が2300Nm3/時
の量で供給され、そして得られた生成物はサイク
ロンにより分離された。実施例中の量及び%は重
量に関する。
実施例 1 アクリル酸−n−ブチルエステル69部、スチロ
ール29部及びアクリルアミド2部からの共重合物
(MFTは0℃、ガラス転移温度は−6℃)をその
重量の50%含有する、常法により製造された水性
分散液に、ビニルピロリドン60部及び酢酸ビニル
40部からの共重合物(K値28)の40%水溶液30部
(重合物100部に対し)を添加する。噴霧乾燥にお
いて微細な重合物粉末が収率90%で得られる。噴
霧乾燥時に装置内に形成されたわずかの壁上付着
物は、容易に吹き払われてフイルム化されない。
得られた再分散可能な重合物粉末は、実際上非
粘着性で、粘着を起こすことなく長期間の貯蔵が
可能である。この粉末は特に目止め剤用の結合剤
として、目止め剤に対し多くの場合1〜20特に5
〜15重量%の割合で用いるに適し、その添加によ
り目止め剤の耐摩耗性と可撓性が著しく増加され
る。
ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合物の添加
なしでは、重合物分散液の噴霧が実際上不可能で
ある。なぜならば、乾燥壁面上にフイルムが形成
され、粉末状の生成物を取出せなくなるからであ
る。
実施例 2 2−エチルヘキシルアクリレート88部、アクリ
ルニトリル9部及びアクリル酸3部からの共重合
物(MFTは0℃、ガラス転移温度は−60℃)の
50%水性分散液に、酢酸ビニル量が40%のビニル
ピロリドン−酢酸ビニル共重合物(K値28)の50
%水溶液を、ポリアクリレート量に対し50%添加
する。得られた混合物を噴霧乾燥すると、接着製
品の製造に用いうる、良好に流動し、再分散が可
能で粘着しない重合物粉末が得られる。
エチルヘキシルアクリレート共重合物の水性分
散液は、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合物
の添加なしでは噴霧乾燥できない。なぜならば、
強く粘着する皮膜状付着物が乾燥装置内に形成さ
れて、粉末の排出が不可能になるからである。
実施例 3 アクリル酸−n−ブチルエステル30部及びプロ
ピオン酸ビニル70部からの共重合物(MFTは10
℃、ガラス転移温度は+10℃)の50%水性分散液
に、共重合物に対し30%の、ビニルピロリドン60
部及び酢酸ビニル40部からの共重合物(K値28)
を、20%水溶液の形で添加する。混合物を噴霧乾
燥すると、粘着の傾向がなく良好に流動しうる再
分散可能な重合物粉末が、90%以上の収率で得ら
れる。この重合物粉末は、可撓性の目止め剤及び
薄層モルタルの製造に適する。
プロピオン酸ビニル−酢酸ビニル共重合物の添
加なしでは、アクリルエステル−ビニルエステル
共重合物分散液を噴霧乾燥することができない。
実施例 4 アクリル酸−n−ブチルエステル69部、スチロ
ール29部及びアクリルアミド2部の共重合物
(MFTは20℃、ガラス転移温度は−6℃)の50%
水性分散液に、アクリルエステルースチロール共
重合物に対し30%の、1モル当りホルムアルデヒ
ド残基2個を縮合含有し、スルホン酸基1個を有
するナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮
合生成物のナトリウム塩を添加する。混合物から
90%以上の収率で得られる重合物粉末は、流動性
が良く再分散可能で、粘着することなく貯蔵安定
である。
この粉末は、その水性分散液の形で又は粉末と
して混合に際し流動性であつて、水硬性結合剤特
にモルタル及びコンクリートへの添加剤として有
利に用いることができる。この粉末を使用して製
造されたモルタル及びコンクリートは弾性があ
り、曲げ引張り強度及び圧縮強度が高い。さらに
この再分散可能な重合物粉末は、可撓性の目止め
剤を製造するために使用することができる。
実施例 5 エチルヘキシルアクリレート88部、アクリルニ
トリル9部及びアクリル酸3部からの共重合物
(MFTは0℃、ガラス転移温度は−60℃)の50%
水性分散液に、実施例4に記載のナトリウム塩
を、ポリアクリレート量に対し50%の量で添加す
る。得られた混合物を噴霧乾燥すると、接着製品
の製造に使用しうる、流動性が良好で再分散が可
能な粘着しない重合物粉末が得られる。
実施例 6 アクリル酸−n−ブチルエステル30部及びビニ
ルプロピオネート70部からの共重合物(MFTは
10℃、ガラス転移温度は+10℃)の50%水性分散
液に、共重合物に対し30%の量で、実施例4に記
載のナトリウム塩を添加する。混合物を噴霧乾燥
すると、良好に流動して粘着の傾向がなく再分散
が可能な重合物粉末が、90%以上の収率で得られ
る。この粉末は、可撓性目止め剤及び薄層モルタ
ルの製造に適している。
実施例 7 実施例1と同様に操作し、ただし40%のビニル
ピロリドン酢酸ビニル共重合物水溶液を15部だけ
とし、アクリルエステル−スチロール共重合物に
対し15%の、実施例4に記載のナフタリンスルホ
ン酸ホルムアルデヒド縮合生成物のナトリウム塩
を、40%水溶液の形で追加使用する。噴霧乾燥に
より微細な重合物粉末が得られる。この粉末は、
水硬結合剤たとえば特にモルタル及びコンクリー
トへの弾性を付与する添加剤として好適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水溶性重合体物質を分散液の重合物に対して
    2〜40重量%の量で添加して含有する重合物水性
    分散液を噴霧乾燥することにより非粘着性で水中
    に再分散しうる重合物粉末を製造する場合に、水
    溶性重合体物質として、(a)ビニルピロリドン20〜
    70重量%及び酢酸ビニル30〜80重量%からの共重
    合物及び/又は(b)ナフタリンスルホン酸−ホルム
    アルデヒド縮合生成物の水溶性のアルカリ金属塩
    及び/又はアルカリ土類金属塩を添加することを
    特徴とする、非粘着性で水中に再分散しうる重合
    物粉末の製法。
JP18939382A 1981-10-30 1982-10-29 非粘着性で水中に再分散しうる重合物粉末の製法 Granted JPS5883062A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3143070.8 1981-10-30
DE19813143071 DE3143071A1 (de) 1981-10-30 1981-10-30 Verfahren zum herstellen von blockfesten, in wasser redispergierbaren polymerisat-pulvern durch verspruehen von waessrigen polymerisat-dispersionen
DE3143071.6 1981-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5883062A JPS5883062A (ja) 1983-05-18
JPH0459324B2 true JPH0459324B2 (ja) 1992-09-22

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JP18939382A Granted JPS5883062A (ja) 1981-10-30 1982-10-29 非粘着性で水中に再分散しうる重合物粉末の製法

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DE (1) DE3143071A1 (ja)

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