JPH045825Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH045825Y2 JPH045825Y2 JP1985190128U JP19012885U JPH045825Y2 JP H045825 Y2 JPH045825 Y2 JP H045825Y2 JP 1985190128 U JP1985190128 U JP 1985190128U JP 19012885 U JP19012885 U JP 19012885U JP H045825 Y2 JPH045825 Y2 JP H045825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer tube
- wire
- tube
- adhesive
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 11
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 11
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 4
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 claims 1
- 229920005570 flexible polymer Polymers 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 229920001059 synthetic polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、一般に自動車、或いは各種の機械、
設備装置等に、給油、給気の供給路として狭い場
所で用いられ且つ複雑な曲がりを必要として配設
される比較的細径の合成樹脂制からなる可撓性重
合ホースの構造の改良に関するものである。
設備装置等に、給油、給気の供給路として狭い場
所で用いられ且つ複雑な曲がりを必要として配設
される比較的細径の合成樹脂制からなる可撓性重
合ホースの構造の改良に関するものである。
［従来の技術］
従来、この種の可撓性重合ホースとしては、例
えば外周面に線材を螺旋上に捲回した合成樹脂製
からなる内側チユーブの外側部に、接着テ−プを
捲き付けて前記線材を固着せしめると共に、その
外側に織物、或いは網目状の編組部材を介装し、
更にこれに外側チユーブとして溶融状態の合成樹
脂材を厚肉状に溶融被着せしめて該外側チユーブ
の外周面の表面状態を円滑な周面に構成されてい
た。
えば外周面に線材を螺旋上に捲回した合成樹脂製
からなる内側チユーブの外側部に、接着テ−プを
捲き付けて前記線材を固着せしめると共に、その
外側に織物、或いは網目状の編組部材を介装し、
更にこれに外側チユーブとして溶融状態の合成樹
脂材を厚肉状に溶融被着せしめて該外側チユーブ
の外周面の表面状態を円滑な周面に構成されてい
た。
［考案が解決しようとする問題点］
しかしながら、このような従来の構造にあつて
は、接着テープ及び織物、或いは網目状の編組部
材をそれぞれ別々に捲回しなければならず、また
溶融状態の合成樹脂材の外側チユーブを溶融被着
せしめるために、複雑な加工工数を必要とし、製
品コストが高価となり、更に、厚肉状に溶融被着
され且つ外周面が円滑な周面となる表面状態によ
つて、複雑な曲がりや小さい曲率の曲がりを必要
とする個所での配設に際して、しばしば局部的に
ツブレ（キンク）を招いて流路を阻害する問題を
有するものであつた。
は、接着テープ及び織物、或いは網目状の編組部
材をそれぞれ別々に捲回しなければならず、また
溶融状態の合成樹脂材の外側チユーブを溶融被着
せしめるために、複雑な加工工数を必要とし、製
品コストが高価となり、更に、厚肉状に溶融被着
され且つ外周面が円滑な周面となる表面状態によ
つて、複雑な曲がりや小さい曲率の曲がりを必要
とする個所での配設に際して、しばしば局部的に
ツブレ（キンク）を招いて流路を阻害する問題を
有するものであつた。
本考案は上記した従来の問題を極めて効果的に
解決するもので、前記従来における別途接着テー
プ、織物或いは網目状の編組部材を不要とし、更
に極めて簡易にして且つ経済的に製作することが
でき、また、充分な可撓性と軽量性を発揮して複
数且つ小さな曲率の曲がりを必要とする個所での
配設に際し局部的なツブレの生ぜず、従つて流路
を充分に確保できる可撓性重合ホースを提案する
ことを目的とするものである。
解決するもので、前記従来における別途接着テー
プ、織物或いは網目状の編組部材を不要とし、更
に極めて簡易にして且つ経済的に製作することが
でき、また、充分な可撓性と軽量性を発揮して複
数且つ小さな曲率の曲がりを必要とする個所での
配設に際し局部的なツブレの生ぜず、従つて流路
を充分に確保できる可撓性重合ホースを提案する
ことを目的とするものである。
［問題を解決するための手段］
本考案は、合成樹脂製からなる内側チユーブ１
の外周面部に、螺旋状の線間ピツチを保持して金
属線を捲回し、更にその外側に、内周面側に熱溶
融性の接着剤を有し且つ熱収縮性の合成樹脂製か
らなる比較的薄肉状の外側チユーブを被着重合せ
しめ、該外側チユーブの内周面を接着剤と外側チ
ユーブ自体の熱収縮とによつて前記内側チユーブ
と線材とに接着固定し、該外側チユーブの外周面
の表面状態を前記捲回した線材の線間ピツチにつ
れて連続した略波形状に構成した可撓性重合ホー
スを要旨とするものである。
の外周面部に、螺旋状の線間ピツチを保持して金
属線を捲回し、更にその外側に、内周面側に熱溶
融性の接着剤を有し且つ熱収縮性の合成樹脂製か
らなる比較的薄肉状の外側チユーブを被着重合せ
しめ、該外側チユーブの内周面を接着剤と外側チ
ユーブ自体の熱収縮とによつて前記内側チユーブ
と線材とに接着固定し、該外側チユーブの外周面
の表面状態を前記捲回した線材の線間ピツチにつ
れて連続した略波形状に構成した可撓性重合ホー
スを要旨とするものである。
［実施例］
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すれば、第１図は本考案の可撓性重合ホースの拡
大正面図、第２図は第１図の一部切欠き平面図で
あつて、１はナイロン、或いはテフロン等の合成
樹脂製からなる内側チユーブであり、その外周面
部に線間ピツチＰを保持してステンレス線、また
はピアノ線等からなる金属線材３を螺旋状に捲回
してある。２は内周面側に、熱溶融性の接着剤４
を有し、且つ熱収縮性の合成樹脂製からなる比較
的薄肉状の外側チユーブであり、該外側チユーブ
２の内周面を接着剤４と外側チユーブ自体の熱収
縮とによつて内側チユーブ１と線材３とに接着固
定されて被着重合し、該外側チユーブの外周面を
前記捲回した線材３の線間ピツチＰにつれて連続
した略波形状に構成するものである。
すれば、第１図は本考案の可撓性重合ホースの拡
大正面図、第２図は第１図の一部切欠き平面図で
あつて、１はナイロン、或いはテフロン等の合成
樹脂製からなる内側チユーブであり、その外周面
部に線間ピツチＰを保持してステンレス線、また
はピアノ線等からなる金属線材３を螺旋状に捲回
してある。２は内周面側に、熱溶融性の接着剤４
を有し、且つ熱収縮性の合成樹脂製からなる比較
的薄肉状の外側チユーブであり、該外側チユーブ
２の内周面を接着剤４と外側チユーブ自体の熱収
縮とによつて内側チユーブ１と線材３とに接着固
定されて被着重合し、該外側チユーブの外周面を
前記捲回した線材３の線間ピツチＰにつれて連続
した略波形状に構成するものである。
尚、外側チユーブ２の接着固定処理としては、
該外側チユーブを前記金属線材３を捲回した外側
に被覆した直管状態で、加温炉中を通過せしめる
ことにより外側チユーブ２を収縮させるとともに
接着剤４を溶融せしめて内側チユーブ１と線材３
とに接着処理するものであり、極めて簡易に構成
することができるのである。
該外側チユーブを前記金属線材３を捲回した外側
に被覆した直管状態で、加温炉中を通過せしめる
ことにより外側チユーブ２を収縮させるとともに
接着剤４を溶融せしめて内側チユーブ１と線材３
とに接着処理するものであり、極めて簡易に構成
することができるのである。
また、前記線間ピツチＰは、補強効果と可撓性
とに関連して金属線材３の有する線径の略1.5倍
以上、好ましくは1.5乃至3.0倍を保持して捲回す
るものであり、1.5倍未満であると、合成樹脂製
からなる重合ホースとしての軽量化を阻害するの
みならず、所望の可撓性が得られない。
とに関連して金属線材３の有する線径の略1.5倍
以上、好ましくは1.5乃至3.0倍を保持して捲回す
るものであり、1.5倍未満であると、合成樹脂製
からなる重合ホースとしての軽量化を阻害するの
みならず、所望の可撓性が得られない。
［作用］
本考案は、このように構成されているため、内
側チユーブ１と線材３とに接着固定されて被着重
合する外側チユーブ２を、熱収縮性の合成樹脂製
からなる比較的薄肉材により形成して、予めその
内周面側に接着剤４を有せしめ、この外側チユー
ブに被覆後に、加温炉中を通過させることによつ
て外側チユーブを収縮せしめ、同時に接着剤４が
溶融して外側チユーブと、前記内側チユーブ１及
び線材３との接着固定が行われるのに加えて、外
側チユーブ２の表面状態を捲回した線材３の線間
ピツチＰにつれて連続した略波形状に構成される
こととなるのである。
側チユーブ１と線材３とに接着固定されて被着重
合する外側チユーブ２を、熱収縮性の合成樹脂製
からなる比較的薄肉材により形成して、予めその
内周面側に接着剤４を有せしめ、この外側チユー
ブに被覆後に、加温炉中を通過させることによつ
て外側チユーブを収縮せしめ、同時に接着剤４が
溶融して外側チユーブと、前記内側チユーブ１及
び線材３との接着固定が行われるのに加えて、外
側チユーブ２の表面状態を捲回した線材３の線間
ピツチＰにつれて連続した略波形状に構成される
こととなるのである。
［考案の効果］
以上説明したように、本考案による可撓性重合
ホースは、予め内周面側に接着剤４を有し且つ熱
収縮性の合成樹脂製からなる比較的薄肉材の外側
チユーブ２を被覆後に加温炉中を通過せしめるこ
とによつて収縮させ且つ内側チユーブ１と線材３
とに接着固定させるため、極めて簡易にして且つ
経済的に製作することができ、また、内側チユー
ブ１と線材３との前記接着固定構造と、外側チユ
ーブ２自体の連続した略波形状からなる外周面で
の表面状態とによつて、補強効果を具備すると共
に、充分に可撓性と軽量性を発揮することがで
き、狭い場所での複雑且つ小さな曲率の曲がりを
必要とする配設に際しても局部的なツブレを防止
（耐キンク性）することができて流路を阻害する
等の憂いのない極めて有用な可撓性重合ホースで
ある。
ホースは、予め内周面側に接着剤４を有し且つ熱
収縮性の合成樹脂製からなる比較的薄肉材の外側
チユーブ２を被覆後に加温炉中を通過せしめるこ
とによつて収縮させ且つ内側チユーブ１と線材３
とに接着固定させるため、極めて簡易にして且つ
経済的に製作することができ、また、内側チユー
ブ１と線材３との前記接着固定構造と、外側チユ
ーブ２自体の連続した略波形状からなる外周面で
の表面状態とによつて、補強効果を具備すると共
に、充分に可撓性と軽量性を発揮することがで
き、狭い場所での複雑且つ小さな曲率の曲がりを
必要とする配設に際しても局部的なツブレを防止
（耐キンク性）することができて流路を阻害する
等の憂いのない極めて有用な可撓性重合ホースで
ある。
第１図は本考案の一実施例を示す可撓性重合ホ
ースの拡大正面図、第２図は第１図の一部切欠き
平面図である。 １……内側チユーブ、２……外側チユーブ、３
……金属線材、４……接着剤、Ｐ……線間ピツ
チ。
ースの拡大正面図、第２図は第１図の一部切欠き
平面図である。 １……内側チユーブ、２……外側チユーブ、３
……金属線材、４……接着剤、Ｐ……線間ピツ
チ。
Claims (1)
- 合成樹脂製からなる内側チユーブ１の外周面部
に、螺旋状の線間ピツチＰを保持して金属線３を
捲回し、更にその外側に、内周面側に熱溶融性の
接着剤４を有し且つ熱収縮性の合成樹脂製からな
る比較的薄肉状の外側チユーブ２を被着重合せし
め、該外側チユーブの内周面を接着剤４と外側チ
ユーブ２自体の熱収縮とによつて前記内側チユー
ブ１と線材３とに接着固定し、該外側チユーブの
外周面の表面状態を前記捲回した線材３の線間ピ
ツチＰにつれて連続した略波形状に構成したこと
を特徴とする可撓性重合ホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985190128U JPH045825Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985190128U JPH045825Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6297381U JPS6297381U (ja) | 1987-06-20 |
| JPH045825Y2 true JPH045825Y2 (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=31143060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985190128U Expired JPH045825Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH045825Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5511241B2 (ja) * | 2009-07-03 | 2014-06-04 | セイキ工業株式会社 | 合成樹脂製可撓管の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5137234U (ja) * | 1974-09-13 | 1976-03-19 |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP1985190128U patent/JPH045825Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5137234U (ja) * | 1974-09-13 | 1976-03-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6297381U (ja) | 1987-06-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6210115Y2 (ja) | ||
| JPS6034829A (ja) | 熱収縮性被覆材 | |
| JPS62278394A (ja) | 可撓性複合ホ−ス | |
| CA2104580A1 (en) | System and method for joining plastic materials | |
| US3272912A (en) | Flexible tubing and the manufacture thereof | |
| US6887543B1 (en) | Thermal protection sheath and its fabrication method | |
| US5494319A (en) | Sleeved flexible metal piping, method of manufacturing same and flue system application of same | |
| JPH045825Y2 (ja) | ||
| KR940011852B1 (ko) | 연료 및 증기용의 합성튜브 | |
| CA1145274A (en) | Method of hose production and product | |
| US4639546A (en) | Insert for a cable sleeve and method for the production thereof | |
| WO2010095569A1 (ja) | 多層耐圧管及びその製造方法 | |
| JPH09161546A (ja) | ワイヤハーネスおよびその製造方法 | |
| JP3502454B2 (ja) | コンポジットホースと継手金具との接続装置 | |
| JP2648312B2 (ja) | 長手体および曲り体の被覆方法 | |
| JPH0338544Y2 (ja) | ||
| JPH0130709Y2 (ja) | ||
| JPH0538310Y2 (ja) | ||
| JPH0540390Y2 (ja) | ||
| JPH0725504Y2 (ja) | クリーナーホース | |
| JPS6225501B2 (ja) | ||
| JPS6015989Y2 (ja) | 可撓性ホ−ス | |
| JPS6220807Y2 (ja) | ||
| JPH0232949Y2 (ja) | ||
| JPH0235107Y2 (ja) |