JPH045813Y2 - - Google Patents

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JPH045813Y2
JPH045813Y2 JP3194385U JP3194385U JPH045813Y2 JP H045813 Y2 JPH045813 Y2 JP H045813Y2 JP 3194385 U JP3194385 U JP 3194385U JP 3194385 U JP3194385 U JP 3194385U JP H045813 Y2 JPH045813 Y2 JP H045813Y2
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JP
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valve
valve seat
valve body
parts
seat body
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JP3194385U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ガス湯沸器などの通水路に装備し
て熱交換器への給水量を給水圧の変動等に対し安
定した一定流量に自動制御する定流量弁に関す
る。
(従来の技術) 従来のこの種の定流量弁は、例えば、実開昭57
−58176号公報に示されているように、単一の弁
体で制御しているにすぎないからその制御流量が
固定化されるために種々の流量が必要とされる器
具には使用できないことに鑑み、これを可変型と
したものを出願人が先に出願した(実願昭59−
169548号昭和59年11月8日出願)が、この可変型
定流量弁は第3図に示したように、2つの弁座
1,2を有し該弁座1,2間に流通孔3を穿つた
弁座体Cと、該弁座体Cの弁座1,2に接離する
弁部4,5を有する弁体6と流路7に設けた弁室
8の入口近くを上流側8aと下流側8bに区画す
る差圧板9とを一体に備えかつ該差圧板9に連通
孔10を穿つとともに下流側8bと弁座体Cの前
端空室11を結ぶ連通路12を穿設せしめた弁本
体Vをバネ13で離反する方向へ付勢して組合せ
た構造となつており、弁体6の弁部4,5間は表
面平滑な筒状となつているにすぎない。したがつ
て、高水圧時における弁体6の部と部での圧
力変化は非常に急激であり、減圧時に縮流音が発
生する。すなわち、流水が弁体6を通過する際の
流速変化による騒音が著しいという欠点があつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、以上の欠点を解決し、実際の使用
にあたり実用価値の高い定流量弁を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は、2つの弁座1,2を有し該弁座
1,2間に流通孔3を穿つた弁座体Cと、該弁座
体Cの弁座1,2に接離する弁部4,5を有する
弁体6と流路7に設けた弁室8の入口近くを上流
側8aと下流側8bに区画する差圧板9とを一体
に備え、かつ該差圧板9に連通孔10を穿つとと
もに下流側8bと弁座体Cの前端空室11を結ぶ
連通路12を穿設せしめた弁本体Vをバネ13で
離反する方向へ付勢して組合せてなる定流量弁に
おいて、該弁本体Vの弁体6の弁部4,5間に減
音用の凸条14を設けたことを特徴とする技術的
手段を採用し、上記問題点を解決したのである。
(作用) この考案は、上記構成としたから、高水圧時に
おける弁体6の部と部の下流での圧力変化を
凸条14で可及的すみやかに緩和し、縮流音の発
生を未然に防止せしめるものである。
(実施例) 以下この考案による定流量弁の一実施例を図面
に基づき説明する。
第1図及び第2図において、Cは2つの弁座
1,2を内面の前後に設け該弁座1,2間の周壁
に複数個の流通孔3を穿つた弁座体であつて、流
路7に設けた弁室8内にその移動が自由に行える
よう装備され、その先端に設けた係合片15が弁
室8の前端に設けた係合段部16に係合されるこ
とによりその前進位置が規制され、かつ、基端外
周にはシール材17を介在して後述の差圧板9に
より区画された弁室8の入口近くの下流側8bと
弁室8の出口8cとのシール性を保つている。V
は上記弁座体Cの弁座1,2に接離する弁部4,
5を前後に備えた弁体6と、流路7の弁室8の入
口近くを上流側8aと下流側8bに区画する差圧
板9とを一体に設け、かつ、該差圧板9には上流
側8aから下流側8bへの一定の水量を送る連通
孔10を穿つとともに、下流側8bと弁座体Cの
前端に設けた空室11を連通する連通路12を穿
設せしめ、さらに、弁体6の弁部4,5の間の外
周部には減音用の凸条14を設けた弁本体で、そ
の弁体6を上記弁座体C内に挿入して弁部4,5
をそれぞれの弁座1,2に接離可能に対設し弁本
体Vと弁座体Cを同一軸心上に配設せしめて弁室
8内に摺動が自由に行えるよう装備している。上
記減音用の凸条14は、第1図に示したように弁
部4,5間に複数の凸条14を一体に並設するほ
か、第2図に示したように、弁部4,5間に蔓巻
発条を嵌めつけ該蔓巻発条により複数の凸条14
を形成せしめてもよい。13は弁座体Cと弁本体
Vとの間に介装したバネで、該バネ13により弁
座体Cと弁本体Vを離反する方向へ付勢してい
る。18は弁本体Vの差圧板9と弁室8の内周壁
との間に介在したシール材で、弁室8の入口近く
の上流側8aと下流側8bのシール性を保つてい
る。19は弁本体Vの後退位置を規制する止めリ
ングである。
しかして、流路7から弁室8の入口近くの上流
側8aに至つた流水圧により弁本体Vを進退移動
しその弁体6の弁部4,5を弁座体Cの弁座1,
2に接離してその絞り開口e,fを広狭に変動せ
しめることで、差圧板9の連通孔10から下流側
8aに流入した流水が弁座5の絞り開口fから流
通孔3を通つて弁室8の出口8cへ矢印aで示し
たように流過するとともに、下流側8bから弁本
体Vの連通路12を通つて弁座体Cの前端空室1
1に至つた流水は弁座1と弁部4の絞り開口eか
ら流通孔3を経て弁室8の出口8cへ矢印bで示
したように流れ、2段の絞り作用によつて精度の
高い定流量に自動制御して熱交換器へ供給するも
のである。このとき、弁体6の部と部におけ
る流速変化を弁部4,5間の凸条14で緩和し流
速変化による騒音の発生はない。
(考案の効果) この考案は、以上説明したように、熱交換器へ
の供給水の定量制御にあたり、流速変化による騒
音の発生を弁体の弁部間に設けた凸条によつて可
及的すみやかに防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による定流量弁の一実施例を
示した断面図、第2図は異なる実施例の断面図、
第3図は先願に係るものの断面図である。 1,2……弁座、3……流通孔、C……弁座
体、4,5……弁部、6……弁体、7……流路、
8……弁室、8a……上流側、8b……下流側、
9……差圧板、10……連通孔、11……空室、
12……連通路、V……弁本体、13……バネ、
14……凸条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの弁座1,2を有し該弁座1,2間に流通
    孔3を穿つた弁座体Cと、該弁座体Cの弁座1,
    2に接離する弁部4,5を有する弁体6と流路7
    に設けた弁室8の入口近くを上流側8aと下流側
    8bに区画する差圧板9とを一体に備え、かつ該
    差圧板9に連通孔10を穿つとともに下流側8b
    と弁座体Cの前端空室11を結ぶ連通路12を穿
    設せしめた弁本体Vをバネ13で離反する方向へ
    付勢して組合せてなる定流量弁において、該弁本
    体Vの弁体6の弁部4,5間に減音用の凸条14
    を設けたことを特徴とする定流量弁。
JP3194385U 1985-03-06 1985-03-06 Expired JPH045813Y2 (ja)

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JPS61148977U JPS61148977U (ja) 1986-09-13
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KR101459389B1 (ko) * 2012-09-26 2014-11-07 이수인 (주) 다단 유량 조절기능을 갖는 정유량 밸브

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JPS61148977U (ja) 1986-09-13

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