JPH0416033Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416033Y2 JPH0416033Y2 JP1985015926U JP1592685U JPH0416033Y2 JP H0416033 Y2 JPH0416033 Y2 JP H0416033Y2 JP 1985015926 U JP1985015926 U JP 1985015926U JP 1592685 U JP1592685 U JP 1592685U JP H0416033 Y2 JPH0416033 Y2 JP H0416033Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main valve
- water
- valve
- valve hole
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 83
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 9
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は瞬間湯沸器等の通水路を開閉制御する
止水弁に関する。
止水弁に関する。
(従来の技術)
従来、弁筐内に設けた主弁孔の上流側給水路内
に、該主弁孔と対峙してこれを開閉する主弁を設
け、該主弁には副弁孔を備え、且つこれを開閉す
る副弁を備えて、常時は該主弁がその背側の前記
上流側給水路と連なる水圧室の水圧に押されて閉
じるようにしたものは、実開昭59−152332号公報
に知られ、かかるものにおいては、副弁孔を開く
とこれから水圧室内の水が逃げ、これにともなつ
て給水圧に押されて主弁が移動して主弁孔を開く
ものも一般に知られる。
に、該主弁孔と対峙してこれを開閉する主弁を設
け、該主弁には副弁孔を備え、且つこれを開閉す
る副弁を備えて、常時は該主弁がその背側の前記
上流側給水路と連なる水圧室の水圧に押されて閉
じるようにしたものは、実開昭59−152332号公報
に知られ、かかるものにおいては、副弁孔を開く
とこれから水圧室内の水が逃げ、これにともなつ
て給水圧に押されて主弁が移動して主弁孔を開く
ものも一般に知られる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしかゝるものでは、給水側の水圧が低いと
き主弁が給水圧に押されて開き難いの不都合があ
る。そこで、実開昭52−42318号公報に開示され
ているように、主弁に主弁孔内に突出開口する筒
体を設け、該筒体内を前記水圧室と副弁孔を介し
て連なる通水路とし、主弁を開くとき生じる流れ
によつて該通水路端部の開口に負圧を生じさせ
て、圧力室内の水を流出口側に導くようにするこ
とが考えられる。しかし、主弁を、基体と座部材
と該座部材を基体に取付けるため該基体に螺合さ
せた押え部材とを備え、且つ該押え部材の主弁孔
と対峙する端部に主弁孔内に突出開口する筒体を
設けて、該筒体内を副弁孔を介して前記水圧室と
連なる通水路とする場合、押え部材を基体に螺合
させる必要上、該筒体の端部にドライバー掛合溝
部を設けなければならない。
き主弁が給水圧に押されて開き難いの不都合があ
る。そこで、実開昭52−42318号公報に開示され
ているように、主弁に主弁孔内に突出開口する筒
体を設け、該筒体内を前記水圧室と副弁孔を介し
て連なる通水路とし、主弁を開くとき生じる流れ
によつて該通水路端部の開口に負圧を生じさせ
て、圧力室内の水を流出口側に導くようにするこ
とが考えられる。しかし、主弁を、基体と座部材
と該座部材を基体に取付けるため該基体に螺合さ
せた押え部材とを備え、且つ該押え部材の主弁孔
と対峙する端部に主弁孔内に突出開口する筒体を
設けて、該筒体内を副弁孔を介して前記水圧室と
連なる通水路とする場合、押え部材を基体に螺合
させる必要上、該筒体の端部にドライバー掛合溝
部を設けなければならない。
しかしかくするときは、ドライバー掛合溝部に
よつて、通水路を主弁孔内に突出開口する状態が
疎外される。
よつて、通水路を主弁孔内に突出開口する状態が
疎外される。
本考案はかゝる不具合のない止水栓を得ること
をその目的とする。
をその目的とする。
(考案が解決しようとする課題)
本考案はかゝる目的を達成するため、弁筐内に
設けた主弁孔の上流側給水路内に、該主弁孔と対
峙してこれを開閉する主弁を設け、該主弁には通
水路を備え、且つ該通水路の端部の副弁口を閉じ
る副弁を備えて、常時は該主弁がその背側の前記
上流側給水路と連なる水圧室の水圧に押されて閉
じると共に、副弁を開くとき該水圧室内の水が副
弁孔と通水路とを介して逃げ給水路内の水圧に押
されて主弁が開かれるようにしたものに於いて、
該主弁は、基体と座部材と該座部材を基体に取付
けるため該基体に螺合させた押え部材とを備え、
且つ該押え部材の主弁孔と対峙する端部に主弁孔
内に突出する筒体を設けて、該筒体内に前記通水
路を形成し、且つ該筒体にドライバー掛合溝部を
設け、該ドライバー掛合溝部を、主弁を開弁側に
弾発させるばねの一端の密巻部でカバーして成
る。
設けた主弁孔の上流側給水路内に、該主弁孔と対
峙してこれを開閉する主弁を設け、該主弁には通
水路を備え、且つ該通水路の端部の副弁口を閉じ
る副弁を備えて、常時は該主弁がその背側の前記
上流側給水路と連なる水圧室の水圧に押されて閉
じると共に、副弁を開くとき該水圧室内の水が副
弁孔と通水路とを介して逃げ給水路内の水圧に押
されて主弁が開かれるようにしたものに於いて、
該主弁は、基体と座部材と該座部材を基体に取付
けるため該基体に螺合させた押え部材とを備え、
且つ該押え部材の主弁孔と対峙する端部に主弁孔
内に突出する筒体を設けて、該筒体内に前記通水
路を形成し、且つ該筒体にドライバー掛合溝部を
設け、該ドライバー掛合溝部を、主弁を開弁側に
弾発させるばねの一端の密巻部でカバーして成
る。
(作用)
今適宜の手段で副弁6を押圧し、副弁孔5を開
くと、水圧室7内の水は該副弁孔5から逃げる。
このため主弁4は給水圧に押されて主弁孔2側か
ら後退しこれを開く。このため給水は、該主弁孔
2を介して下流側に流れる。
くと、水圧室7内の水は該副弁孔5から逃げる。
このため主弁4は給水圧に押されて主弁孔2側か
ら後退しこれを開く。このため給水は、該主弁孔
2を介して下流側に流れる。
これまでの動作は従来知られるものと特に変わ
るところはない。
るところはない。
本考案はかゝるものに於いて、該主弁4に備え
る押え部材4cの主弁孔2と対峙する端部に、主
弁孔2内に突出開口する筒体8を設け、該筒体4
c−1内を、副弁孔5を介して水圧室7に連なる
通水路8としたため、主弁孔2を開くと同時に、
主弁孔2内に生じる水流によつて通水路8の端部
に比較的圧力の低い部分を生じる。このため水圧
室7内の水が該主弁孔2側に逃げ易く、これによ
れば、給水圧が低い場合にも該主弁4を確実に移
動させ得る。
る押え部材4cの主弁孔2と対峙する端部に、主
弁孔2内に突出開口する筒体8を設け、該筒体4
c−1内を、副弁孔5を介して水圧室7に連なる
通水路8としたため、主弁孔2を開くと同時に、
主弁孔2内に生じる水流によつて通水路8の端部
に比較的圧力の低い部分を生じる。このため水圧
室7内の水が該主弁孔2側に逃げ易く、これによ
れば、給水圧が低い場合にも該主弁4を確実に移
動させ得る。
しかも、該ドライバー掛合溝部4eは、主弁4
を開弁側に弾発させるばね14の一端の密巻部で
カバーされて、該ドライバー掛合溝部4eを設け
ることによつても、座部材4cの主弁孔2内に突
出開口する状態が疎外されない。
を開弁側に弾発させるばね14の一端の密巻部で
カバーされて、該ドライバー掛合溝部4eを設け
ることによつても、座部材4cの主弁孔2内に突
出開口する状態が疎外されない。
尚、適宜手段で副弁6を移動させて副弁孔5を
閉じるときは、給水側の通水圧が、徐々に水圧室
7に侵入してその水圧によつて該主弁4が主弁孔
2を閉じる (実施例) 本考案実施の1例を別紙図面につき説明する。
閉じるときは、給水側の通水圧が、徐々に水圧室
7に侵入してその水圧によつて該主弁4が主弁孔
2を閉じる (実施例) 本考案実施の1例を別紙図面につき説明する。
図面で1は弁筐、9はその流入口、10は流出
口、2は該弁筐1内に設けた主弁孔、3は主弁孔
2の上流側給水路、4は給水路3内に設けた該主
弁孔2と対峙してこれを開閉する主弁、8は主弁
4に設けた通水路、5は通水路8の端部に設けた
副弁孔、6は該副弁孔5を開閉する副弁を示し、
常時は該主弁4がその背側の前記上流側給水路3
と連なる水圧室7の水圧に押されて閉じると共
に、副弁6を開けば該主弁4は水圧室7の水圧か
ら解除されて給水路側の水圧に押されて開く。
尚、該副弁6は前方にのびるプツシユロツド11
により背面のばね12に抗して開く型式とする。
口、2は該弁筐1内に設けた主弁孔、3は主弁孔
2の上流側給水路、4は給水路3内に設けた該主
弁孔2と対峙してこれを開閉する主弁、8は主弁
4に設けた通水路、5は通水路8の端部に設けた
副弁孔、6は該副弁孔5を開閉する副弁を示し、
常時は該主弁4がその背側の前記上流側給水路3
と連なる水圧室7の水圧に押されて閉じると共
に、副弁6を開けば該主弁4は水圧室7の水圧か
ら解除されて給水路側の水圧に押されて開く。
尚、該副弁6は前方にのびるプツシユロツド11
により背面のばね12に抗して開く型式とする。
以上は従来のものと特に異ならないが、本考案
は特に、該主弁4は、基体4aと座部材4bと該
座部材4bを基体4aに取付けるため該基体4a
に螺合させた押え部材4cとを備え、且つ該押え
部材4cは、その主弁孔2と対峙する端部に、主
弁孔2内に突出開口する筒体4c−1を突出させ
た全体を筒状に形成して、該押え部材4c内を前
記副弁孔5を介して水圧室7と連なる通水路8と
した。
は特に、該主弁4は、基体4aと座部材4bと該
座部材4bを基体4aに取付けるため該基体4a
に螺合させた押え部材4cとを備え、且つ該押え
部材4cは、その主弁孔2と対峙する端部に、主
弁孔2内に突出開口する筒体4c−1を突出させ
た全体を筒状に形成して、該押え部材4c内を前
記副弁孔5を介して水圧室7と連なる通水路8と
した。
尚、筒体4c−1内に形成した通水路8の突出
長さは、第2図に示すごとく、主弁4が完全に開
いたときにもその先端開口が主弁孔2内に突出す
るものであることが安定した開弁を保つ上に望ま
しい。
長さは、第2図に示すごとく、主弁4が完全に開
いたときにもその先端開口が主弁孔2内に突出す
るものであることが安定した開弁を保つ上に望ま
しい。
図面で13は水圧室7を構成する基体4aに設
けた小孔、14は主弁4を開弁側に弾発するばね
を示し、該ばね14はその一部を密巻きにし、該
密巻部を前記筒体4c−1の端部外周に嵌合させ
て、押え部材4cを基体4aに螺入するときのド
ライバー掛合溝部4e,4eを該密巻部でカバー
させた。
けた小孔、14は主弁4を開弁側に弾発するばね
を示し、該ばね14はその一部を密巻きにし、該
密巻部を前記筒体4c−1の端部外周に嵌合させ
て、押え部材4cを基体4aに螺入するときのド
ライバー掛合溝部4e,4eを該密巻部でカバー
させた。
尚、通水路8の構成は図面に示す実施例に限定
されるものでないこと申すまでもない。
されるものでないこと申すまでもない。
(考案の効果)
このように本考案によるときは、該主弁に備え
た押え部材に、その主弁孔と対峙する端部から主
弁孔内に突出開口し且つ主弁の背側の水圧室側と
連なる通水路を形成したので、主弁孔を開くとき
生じる流によつて該通水路端部の開口に負圧を生
じさせて圧力室内の水を流出口側に導くことが出
来て、可及的速かに水圧室と給水通路内の水圧差
を生じさせ、、給水圧が比較的低い場合であつて
も、これによつて速かに主弁孔を開かせることが
出来、しかも、基体に座部材を螺合させるため
に、筒体に設けたドライバー掛合溝部は、主弁を
開弁側に弾発させるばねの一端の密巻部でカバー
されて、座部材の主弁孔内に突出開口する状態を
維持できて、上記効果を確実に達成出来るばかり
でなく、特別に該ドライバー掛合溝部をカバーす
る部品を別個に設ける必要がなく安価に得られの
効果がある。
た押え部材に、その主弁孔と対峙する端部から主
弁孔内に突出開口し且つ主弁の背側の水圧室側と
連なる通水路を形成したので、主弁孔を開くとき
生じる流によつて該通水路端部の開口に負圧を生
じさせて圧力室内の水を流出口側に導くことが出
来て、可及的速かに水圧室と給水通路内の水圧差
を生じさせ、、給水圧が比較的低い場合であつて
も、これによつて速かに主弁孔を開かせることが
出来、しかも、基体に座部材を螺合させるため
に、筒体に設けたドライバー掛合溝部は、主弁を
開弁側に弾発させるばねの一端の密巻部でカバー
されて、座部材の主弁孔内に突出開口する状態を
維持できて、上記効果を確実に達成出来るばかり
でなく、特別に該ドライバー掛合溝部をカバーす
る部品を別個に設ける必要がなく安価に得られの
効果がある。
図面は本考案実施の1例を示すもので、第1図
は截断側面図、第2図は主弁の1部の斜面図、第
3図は作動状態を示す截断側面図である。 1……弁筐、2……主弁孔、3……上流側給水
路、4……主弁、5……副弁孔、6……副弁、7
……水圧室、8……通水路、14……ばね、4a
……基体、4b……座部材、4c……座部材、4
c−1……筒体。
は截断側面図、第2図は主弁の1部の斜面図、第
3図は作動状態を示す截断側面図である。 1……弁筐、2……主弁孔、3……上流側給水
路、4……主弁、5……副弁孔、6……副弁、7
……水圧室、8……通水路、14……ばね、4a
……基体、4b……座部材、4c……座部材、4
c−1……筒体。
Claims (1)
- 弁筐内に設けた主弁孔の上流側給水路内に、該
主弁孔と対峙してこれを開閉する主弁を設け、該
主弁には通水路を備え、且つ該通水路の端部の副
弁口を閉じる副弁を備えて、常時は該主弁がその
背側の前記上流側給水路と連なる水圧室の水圧に
押されて閉じると共に、副弁を開くとき該水圧室
内の水が副弁孔と通水路とを介して逃げ給水路内
の水圧に押されて主弁が開かれるようにしたもの
に於いて、該主弁は、基体と座部材と該座部材を
基体に取付けるため該基体に螺合させた押え部材
とを備え、且つ該押え部材の主弁孔と対峙する端
部に主弁孔内に突出する筒体を設けて、該筒体内
に前記通水路を形成し、且つ該筒体にドライバー
掛合溝部を設け、該ドライバー掛合溝部を、主弁
を開弁側に弾発させるばねの一端の密巻部でカバ
ーして成る止水弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985015926U JPH0416033Y2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985015926U JPH0416033Y2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133176U JPS61133176U (ja) | 1986-08-20 |
JPH0416033Y2 true JPH0416033Y2 (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=30502215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985015926U Expired JPH0416033Y2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416033Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49146532U (ja) * | 1973-04-12 | 1974-12-18 | ||
JPS5242318U (ja) * | 1975-09-19 | 1977-03-25 |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP1985015926U patent/JPH0416033Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49146532U (ja) * | 1973-04-12 | 1974-12-18 | ||
JPS5242318U (ja) * | 1975-09-19 | 1977-03-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61133176U (ja) | 1986-08-20 |