JP5329703B1 - 自動圧力調整弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁体における1、2次側の受圧面積などを計算する必要がなく、部品点数も少なく量産効果や信頼性に優れた自動圧力調整弁を提供する。
【解決手段】弁筐(C)と本体(B)との内外相互間に嵌合された軸線方向への移動可能な弁体(V)を押圧付勢するコイルバネ(49)のバネ圧調整用本体ナット(N)を、上記弁筐(C)と本体(B)との内外相互間へ螺合締結した。上記本体(B)の内部に1次側流路(P1)となる断面コ字形の空洞(H)を穿孔し、同じく本体(B)の胴面(18)に複数の弁口(24)を開口分布させた。他方、その本体(B)の弁口(24)を開閉作用する弁体(V)の軸線方向に沿って、2次側流路(P2)への流通孔(44)を複数貫通形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は建物の消火栓やその他の圧力調整を必要とする各種用途向けの自動圧力調整弁に関する。
建物の消火設備に用いる自動圧力調整弁としては、下記特許文献1〜5に開示されている。
そのうち、特許文献1に記載の圧力調整装置が、イ)筒状のボディ(2)内に、筒状のスライダー(3)と弁体(4)並びに弾性体(5)を設置している点と、ロ)ボディ(2)をその筒状の差口金具(2')と受口金具(2'') とから螺合状態に組み立て、その受け金具(2'') を差口金具(2')に対して軸線方向へ進退操作することにより、弾性体(5)の付勢力を強弱調整するようになっている点で、本発明に最も近似する公知技術であると考えられる。
特許文献2に記載の減圧弁は、上記特許文献1の圧力調整装置と実質的に同じ構成を備えている。
特開2007−4593号公報 実公平7−49529号公報 特開2004−254863号公報 特開2003−199841号公報 特開平4−269978号公報
ところが、上記特許文献1に開示されている圧力調整装置の構成では、第1に特殊形状のスライダー(3)と弁体(4)とを、環状のディスク(4b)とワッシャー(9)を介して連結一体化する必要があり、そのための部品点数もいたずらに多い。しかも、そのスライダー(3)と弁体(4)とを筒状のボディ(2)内へ、その隔壁(2e)を1次側と2次側とから挟み込む如く、連結する組立作業は非常に困難であり、そのため量産効果や信頼性を最大限に発揮させることができない。
又、第2に一直線状流水路(A)の途中に隔壁(2e)を設け、その隔壁(2e)の弁口(2c)よりも上流側を1次側流水路(A1)とし、同じく下流側を2次側流水路(A2)として、上記スライダー(3)との一体的に軸線方向へ移動する弁体(4)を、その下流側(2次側)に形成された弁座(2d)へ、着座させるようになっており、その2次側流水路(A2)に存在する弁体(4)が1次側圧力(Po)の影響(1次側流水路(A1)から2次側流水路(A2)へ流出する水の圧力)を直かに受けるため、弁体(4)における1次側と2次側の受圧面積(S1)やスライダー(3)における外径面積(S2)と内径面積(S3)などを計算して、その弁体(4)の受圧面積(S1)をスライダー(3)の受圧面積と同等に設定しなければならず、製作上甚だ煩らわしい。その意味でも高い信頼性と量産効果を得られないのである。
本発明はこのような課題の改良を目的としており、その目的を達成するために請求項1ではほぼ円筒形をなす胴体の先端部が2次側流路への細い流出口筒として絞り形成された弁筐と、
比較的に細い先端側胴面と太い基端側胴面とがその境界段差面を介して連続する段付き円筒形をなし、上記弁筐の内部へ同芯状態に延在される本体と、
その本体とこれを包囲する上記弁筐との内外相互間へ、その軸線方向に沿って進退移動し得るように嵌合される弁体と、
上記弁筐における胴体の基端部と上記本体における基端側胴面の対応的な基端部との内外相互間へ、やはり軸線方向に沿う進退操作自在に螺合締結されたバネ圧調整用の本体ナットと、
上記弁体の基端部と上記本体ナットの先端部との前後相互間に介挿設置された弁体押圧付勢用の圧縮コイルバネとを備え、
上記本体の内部には先端部が閉塞壁として残り、且つ基端部が流入口筒として開口する断面ほぼコ字形の1次側流路となる空洞を穿孔すると共に、
その本体の弁座として機能する先端側胴面に、上記空洞と連通する複数の弁口を開口分布させる一方、
上記弁体を本体の先端側胴面に外嵌する比較的厚肉な先端側胴面と、同じく本体の基端側胴面に外嵌する薄肉な基端側胴面とが連続する段付き円筒形に造形すると共に、
その弁体の先端側胴面に上記本体の弁口と連通し得る複数の流通孔を、軸線方向に沿い平行に貫通形成して、
2次側流路の2次側圧力が上記本体ナットの進退操作により調整された設定圧よりも低く下降すれば、弁体が2次側へ前進移動して、本体の弁口を開放することとなり、上記2次側圧力が同じく設定値よりも逆に高く上昇すれば、弁体が1次側へ後退移動して、本体の弁口を閉鎖することとなるように構成したことを特徴とする。
又、請求項2では弁体によって弁口の閉弁作用時に押圧される弁座パッキングを、本体の先端側胴面へ嵌め付けると共に、
その本体の境界段差面へ螺合締結した袋ナットによって、上記弁座パッキングを抜け止め状態に押え付け固定したことを特徴とする。
請求項3では本体における基端側胴面の基端部に刻成した雄ネジへ、バネ圧調整用の本体ナットを抜き差し自在に螺合締結して、直径方向から植え込み螺合する止めネジにより、本体へ固定一体化すると共に、
その本体ナットを弁筐における胴体の対応的な基端部に刻成した雌ネジへ、基端側から抜き差し自在に螺合締結することを特徴とする。
更に、請求項4では本体の先端側胴面に複数開口分布する弁口の全体的な開口面積と、弁体の先端側胴面に複数貫通形成された流通孔の全体的な開口面積を、その何れも本体の内部に穿孔された空洞の開口面積よりも広大に関係設定したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、特許文献1に記載された公知技術の課題をすべて解消することができ、特に建物の消火栓用として著しく有効である。
即ち、特許文献1に記載の圧力調整装置ではスライダー(3)と弁体(4)とを、環状のディスク(4b)とワッシャー(9)を介して連結一体化しなければならず、その必要部品点数がいたずらに多いが、本願請求項1の上記構成によれば、1個の連結不要な構成部材である弁体(V)だけで足りる。
しかも、上記公知の圧力調整装置ではスライダー(3)と弁体(4)とを筒状ボディ(2)の差口金具(2’)内へ、その隔壁(2e)を1次側と2次側から挟む如く組み込み作業しなければならず、その作業上甚だ煩らわしく困難であるが、本願請求項1の上記構成によれば、1個の構成部材である弁体(V)を弁筐(C)と本体(B)との内外相互間へ、その軸線方向に沿う進退移動自在に嵌合するだけで良く、その組み込み作業を著しく容易・確実に行える。その結果、使用上の信頼性と耐用性並びに量産効果を最大限に発揮させることができる。
又、弁筐(C)の内部へ同芯状態に設置された本体(B)が、先端閉塞壁(20)の残存する断面ほぼコ字形をなし、その1次側流路(P1)になる内部の空洞(H)と連通する複数の弁口(24)が、本体(B)の弁座(23)として機能する先端側胴面(18)の直径方向に沿い開口分布されている一方、弁体(V)が上記本体(B)の先端側胴面(18)と嵌合する先端側胴面(42)には、その本体(B)の上記弁口(24)と連通し得る複数の流通孔(44)が軸線方向に沿って平行に貫通形成されており、上記本体(B)の空洞(H)/1次側流路(P1)から弁口(24)と弁体(V)の流通孔(44)を経て、2次側流路(P2)へ給水し得るようなっている。
そのため、弁体(V)が1次側圧力の影響を直かに受けるおそれはなく、2次側圧力だけをその圧縮コイルバネ(49)のバネ圧調整用本体ナット(N)の進退操作によって、予じめ適正な一定値に設定しておけば足りる。特許文献1に記載されている圧力調整装置のような弁体(4)における1、2次側の受圧面積(S1)や、スライダー(3)における外径面積(S2)と内径面積(S3)などの煩らわしい計算を行って、その弁体(4)の受圧面積(S1)をスライダー(3)の受圧面積と同等に設定する必要はない。
更に、本願請求項1の構成ではほぼ円筒形をなす弁筐(C)の内部に、本体(B)と弁体(V)、弁体押圧付勢用の圧縮コイルバネ(49)並びにそのバネ圧調整用の本体ナット(N)が悉く組み込み設置されているため、弁筐(C)から外方へ大きく張り出す部分が皆無となり、自動圧力調整弁としての小型コンパクト化に役立ち、設置上の制約を受けない効果もある。
弁体押圧付勢用圧縮コイルバネ(49)のバネ圧を調整し、延いては2次側圧力を設定する本体ナット(N)は、特許文献1に記載されている筒状ボディ(2)の受口金具(2'') と異なり、本体(B)と別個な構成部材として、その本体(B)とこれを包囲する弁筐(C)との内外相互間へ、軸線方向に沿う進退操作自在に螺合締結されているため、その本体ナット(N)だけの回動操作によって圧縮コイルバネ(49)の付勢力を強弱調整できるほか、そのコイルバネ(49)の交換を容易に行える効果もある。
特に請求項2の構成を採用するならば、本体(B)の弁座(23)として機能する先端側胴面(18)へ嵌め付けられた弁座パッキング(25)により、その本体(B)に開口分布する弁口(24)の複数を悉く安定な閉弁状態に止水できる効果がある。
又、請求項3の構成を採用するならば、本体ナット(N)の進退操作により、弁体押圧付勢用圧縮コイルバネ(49)のバネ圧を調整することや、圧縮コイルバネ(49)をその新品や異なる張力のそれと交換することなどを便利良く行え、しかも安定・強固な調整状態に保てる効果がある。
更に、請求項4の構成を採用するならば、本体(B)の軸線(長手中心線)上に沿って1次側流路(P1)となる断面コ字形の空洞(H)が穿孔されていることや、その空洞(H)と複数の弁口(24)を介して連通し得る複数の流通孔(44)が、弁体(V)の軸線方向に沿い平行に貫通形成されていることとも相俟って、その1次側流路(P1)から2次側流路(P2)へ流動する水の圧力損失を少なくすることができ、実益大である。
本発明に係る自動圧力調整弁の分解状態を示す半欠截断面図である。 図1の組立断面図であって、開弁作用状態を示している。 同じく図1の組立断面図であって、閉弁作用状態を示している。 図2の4−4線断面図である。 図3の5−5線断面図である。 図5に対応する弁体の変形実施形態を示す断面図である。
以下、図面に基いて本発明の好適な実施形態を詳述すると、図1〜5はその建物の消火栓用自動圧力調整弁(止水機能を有する自動減圧弁)を示しており、図2、3はその流路(P)の開弁作用状態と閉弁作用状態である。製品としての具体的な寸法を挙げているが、その寸法の数値はあくまでも一例であるに過ぎず、本発明の構成を限定するものではない。
上記自動圧力調整弁の分解状態と組立状態を示した図1〜3において、(C)は金属(好ましくは砲金)のパイプ材から約64mm〜約66mmの外径と約117mmの長さを有するほぼ円筒形に加工又は鋳造された弁筐であるが、その胴体(10)における消火栓の2次側となる先端部だけは先細り傾斜円錐面(11)を経て、一定の内径と長さを有する細い流出口筒(12)として絞り形成されている。(13)はその細い流出口筒(12)の円形外周面に刻設された雄ネジ、(14)は上記弁筐(C)の胴体(10)における先細り傾斜円錐面(11)の存在側へ片寄った位置の円形内周面に付与された弁体受け止め用段差であり、後述する弁体の先端部を受け止めるストッパーとなる。
他方、上記弁筐(C)の胴体(10)における消火栓の一次側となる基端部には、複数(図例では向かい合う一対)のネジ孔(15)とその先端側に隣り合う複数(図例では同じく向かい合う一対)の通気孔(16)とが、何れも全体的な放射対称配置型に開口分布されている。そのネジ孔(15)が開口分布する位置の円形内周面には、雌ネジ(17)が刻成されてもいる。
上記弁筐(C)の基端側(1次側)から胴体(10)の雌ネジ(17)へ、後述のバネ圧調整用本体ナットをねじ込み締結すると共に、その胴体(10)に開口分布する上記ネジ孔(15)へ、直径方向から植え込み螺合する後述の止めネジによって、その本体ナットを固定するようになっている。
尚、弁筐(C)の1次側となる基端部には水源(貯水槽)からの1次側給水管(図示省略)が接続使用される一方、同じく弁筐(C)の2次側となる先端部の流出口筒(12)には、消火ノズルを有する消火用ホース(図示省略)が接続使用される。
(B)は上記弁筐(C)内への同芯状態に設置されて、流路(P)を1次側流路(P1)と2次側流路(P2)に区分する本体であり、弁筐(C)と同じ金属(やはり好ましくは砲金)の丸棒材又はパイプ材から、先端部の閉塞した断面ほぼコ字形に加工されているが、鋳造されても良い。
即ち、本体(B)は約44.5mm〜約46mmの外径と約85mmの全体長さを備えた円筒形であるが、その全体長さの一部を占める先端側だけは、約32mmの外径を有する細い先端側胴面(18)として、残余部の基端側が約44.5mmの外径を有する太い基端側胴面(19)として、図1〜3のような段付き状態に造形されている。
しかも、その本体(B)の内部は1次側流路(P1)になる空洞(H)として、基端部からの一定な深さ(d)と一定の口径(r)を有するコ字形に穿孔されており、その先端部が比較的厚肉な閉塞壁(20)として残存している。(21)は上記した細い先端側胴面(18)における先端閉塞壁(20)の円形外周面に切り欠かれた凹周溝であり、ここにはOリングやその他のシール材(22)が嵌め付けられる。
又、上記本体(B)における細い先端側胴面(18)の円形外周面は弁座(23)として機能し、ここには複数(図例では6個)の弁口(24)が放射対称分布型に穿孔されており、その弁口(24)を介して1次側流路(P1)と2次側流路(P2)とが連通し得る状態にある。
(25)は上記先端側胴面(18)のシール材(22)と並列する前後位置関係として、その弁座(23)に嵌め付けられた弁座パッキングであり、断面L字形のゴム材からリング状に形成されている。(26)は上記した細い先端側胴面(18)と太い基端側胴面(19)との境界段差面であって、その中間的な外径寸法を有し、ここには雄ネジ(27)が刻設されている。
(28)はその境界段差面(26)の雄ネジ(27)に螺合締結される弁座パッキング押え用袋ナットであって、これも砲金やその他の金属から成り、上記本体(B)の先端側胴面(18)から弁座パッキング(25)を抜け出さぬように押え付け固定するが、その袋ナット(28)の締結状態を解くことによって、弁座パッキング(25)を交換することもできる。
他方、上記本体(B)における太い基端側胴面(19)が境界段差面(26)の雄ネジ(27)と隣り合う位置付近には、凹周溝(29)が切り欠かれており、その凹周溝(29)にもOリングやその他のシール材(30)が嵌め付けられる。
(31)は同じく本体(B)における太い基端側胴面(19)のほぼ中間位置に付与された弁体受け止め用段差であり、後述する弁体の基端部を受け止めるストッパーとなる。上記弁筐(C)側の弁体受け止め用段差(14)と相俟って、後述する弁体の軸線方向(長手方向/前後方向)に沿う進退移動ストローク(S)を一定に規制している。
(32)は同じく太い基端側胴面(19)における基端部の円形外周面に刻成された雄ネジであり、これにはバネ圧調整用の本体ナット(N)が抜き差し自在に螺合締結された上、直径方向から複数(図例では向かい合う一対)の止めネジ(33)によって押え付け固定されるようになっている。その本体ナット(N)は砲金やその他の金属から成る。
その場合、本体ナット(N)は上記本体(B)側の雄ネジ(32)と螺合締結される雌ネジ(34)と、止めネジ(33)の植え込み螺合されるネジ孔(35)とを有するほか、上記弁筐(C)側の雌ネジ(17)と抜き差し自在に螺合締結される雄ネジ(36)も具備しており、その弁筐(C)側の上記ネジ孔(15)へ植え込み螺合される止めネジ(37)によって、弁筐(C)とも固定一体化されるようになっている。(38)は本体ナット(N)の外周面へ上記雄ネジ(36)との並列状態に形成されたフラットな工具係止面であり、図例では正多角形をなすが、回動操作工具(図示省略)を係止できるフラット面であれば良い。
又、上記本体(B)に穿孔された空洞(H)の基端部は、その空洞(H)の口径(r)よりも大きな口径を有する流入口筒(39)として切り欠き拡開されており、その円形内周面には雌ネジ(40)が刻設されている。(41)はその本体(B)における径大な流入口筒(39)と上記空洞(H)との境界段部に係止されるゴム材のリング状パッキングである。
更に、(V)は上記同芯状態にある弁筐(C)と本体(B)との内外相互間へ、その軸線方向(長手方向/前後方向)に沿う進退移動自在に嵌合される弁体であって、上記弁筐(C)や本体(B)と同じ金属(好ましくは砲金)のパイプ材から図1〜3のように加工されているが、鋳造されても良い。
即ち、弁体(V)はその厚肉な先端側胴面(42)において上記本体(B)の細い先端側胴面(18)と嵌合(外嵌)すると共に、比較的薄肉な基端側胴面(43)において同じく本体(B)の太い基端側胴面(19)と嵌合(外嵌)する段付き円筒形態をなし、その先端側胴面(42)と基端側胴面(43)との全体が約57mmの外径として、上記弁筐(C)の胴体(10)に嵌合(内嵌)している。
しかも、その弁体(V)の厚肉な先端側胴面(42)には複数(図例では16個)の流通孔(44)が、軸線方向(長手方向/前後方向)に沿って平行に貫通形成されており、弁体(V)が図2のように2次側(先端側)へ前進移動した状態では、その流通孔(44)と上記本体(B)の弁口(24)とが連通して、その弁口(24)の開弁状態になる一方、同じく弁体(V)が図3のように1次側(基端側)へ後退移動した状態では、その流通孔(44)と弁口(24)とが連通せず、その弁口(24)の閉弁状態になる。
その際弁体(V)の厚肉な先端側胴面(42)が上記弁座パッキング(25)を押圧するフラットな押圧面には、そのパッキング(25)との接触面積を減小させる凹周溝(45)が切り欠かれており、その小面積での集中的な喰い込み力によって、閉弁状態での止水効果を向上し得るようになっている。
図1〜3の実施形態では合計16個の円形な流通孔(44)を開口分布させているが、図5と対応する図6の変形実施形態に示す如く、楕円形の流通孔(44)を比較的に数少なく開口分布させても良く、又その異なる開口形状や大きさの流通孔(44)を混在させてもさしつかえない。
(46)は上記弁体(V)における基端側胴面(43)の円形外周面に形成された凹周溝であり、ここへ嵌め付けられるOリングやその他のシール材(47)によって、その弁体(V)と上記弁筐(C)との嵌合面が密封されることになる。
尚、図2、3から明白なように、上記本体(B)における先端側胴面(18)の凹周溝(21)へ嵌め付けられるシール材(22)によって、その本体(B)の先端側胴面(18)と弁体(V)の対応的な先端側胴面(42)との嵌合面が密封されると共に、同じく本体(B)における基端側胴面(19)の凹周溝(29)へ嵌め付けられるシール材(30)によって、その本体(B)の基端側胴面(19)と弁体(V)の対応的な基端側胴面(43)との嵌合面が密封されることになる。
上記弁体(V)におけるシール材受け入れ用の凹周溝(46)を形作るリング状の起立壁は、バネリテーナー(48)としても機能し、これと上記バネ圧調整用本体ナット(N)との向かい合う前後相互間には、弁体(V)を2次側(先端側)へ押圧付勢する圧縮コイルバネ(49)が、図2、3のように介挿設置されている。その場合、圧縮コイルバネ(49)の収納空間は上記弁筐(C)の通気孔(16)を経て、常時外部に向かい開口しており、大気圧を受けた状態にある。
上記自動圧力調整弁は図1に示した構成部材から成るため、その弁体(V)並びに圧縮コイルバネ(49)と、バネ圧調整用本体ナット(N)が締結一体化された本体(B)とを、弁筐(C)の内部へ基端側(1次側)から順次差し込んで、その本体ナット(N)の雄ネジ(36)を弁筐(C)の雌ネジ(17)と螺合締結することにより、上記弁体(V)が一定な進退移動ストローク(S)の許容範囲内において軸線方向(長手方向/前後方向)へ進退移動し得る図2、3の状態に組み立てることができる。
そして、上記本体(B)の基端側(1次側)となる流入口筒(39)が水源(貯水槽)からの給水管(図示省略)に接続使用される一方、上記弁筐(C)の先端側(2次側)となる流出口筒(12)に、消火ノズルを有する消火用ホース(図示省略)が接続使用されることとなる。
上記自動圧力調整弁の構成では、そのバネ圧調整用本体ナット(N)を本体(B)の軸線方向(長手方向/前後方向)へ進退操作して、圧縮コイルバネ(49)の付勢力を強弱調整することにより、2次側流路(P2)の水圧(2次側圧力)と延いては消火ノズルからの放水圧力を、適正な所定値に予じめ設定することができる。
その調整状態を本体ナット(N)の直径方向から本体(B)へ植え込み螺合する止めネジ(33)の複数によって、固定維持することは言うまでもないが、その本体ナット(N)を本体(B)から抜き出して、上記圧縮コイルバネ(49)をその新品や異なる張力のそれと交換することも可能である。
その設定後の使用中において、上記2次側流路(P2)の水圧(2次側圧力)が設定値よりも低く下降すると、弁体(V)は圧縮コイルバネ(49)の付勢力を受けて、図2のように下流側(2次側)へ前進移動し、上記本体(B)の弁口(24)がその弁体(V)によって徐々に開放されてゆき、その開弁状態となる弁口(24)と弁体(V)の流通孔(44)を経て、1次側流路(P1)から2次側流路(P2)へ適当な調整量だけ給水され、その2次側流路(P2)の水圧(2次側圧力)が適当な一定値に維持されるのである。
他方、上記2次側流路(P2)の水圧(2次側圧力)が設定値よりも逆に高く上昇すると、これに連れて弁体(V)は圧縮コイルバネ(49)の付勢力に抗しつつ、図3のように上流側(1次側)へ後退移動し、上記本体(B)の弁口(24)がその弁体(V)によって徐々に閉鎖されてゆき、1次側流路(P1)から2次側流路(P2)への給水量が制限されることとなり、その2次側流路(P2)の水圧(2次側圧力)がやはり適当な一定値に維持されるが、遂には弁体(V)が弁座パッキング(25)に喰い付き圧着すると共に、その弁体(V)によって本体(B)の弁口(24)が閉弁されるのである。
その結果、本発明の自動圧力調整弁を消火栓に適用実施すれば、その圧縮コイルバネ(49)の付勢力を強弱調整して、2次側流路(P2)の水圧(2次側圧力)を適正な一定値に予じめ設定しておくことにより、1次側流路(P1)の水圧(1次側圧力)が一定であるか或いは変動するかに関係なく(1次側圧力を考慮する必要なく)、常に安定な放水圧力を維持・確保することができ、誰でも安心して良好な消火作業を行えるのである。
特に、上記自動圧力調整弁の構成では冒頭の特許文献1に開示されている圧力調整装置のそれと異なって、第1に本体(B)がその先端閉塞壁(20)により盲目化された断面ほぼコ字形をなし、その1次側流路(P1)になる内部の空洞(H)と連通する弁口(24)の複数が、全体的な放射対称型として細い先端側胴面(18)の直径方向に沿い開口分布されている。
第2に、軸線方向(長手方向/前後方向)へ進退移動し得る弁体(V)は、弁筐(C)の内周面とこれにより包囲された本体(B)の外周面との内外相互間に介在して、その弁体(V)の先端側胴面(42)が上記本体(B)の弁口(24)を開閉作用するようになっている。
第3に、上記弁体(V)が本体(B)の対応的な先端側胴面(18)と嵌合する先端側胴面(42)には、複数の流通孔(44)が軸線方向(長手方向/前後方向)に沿って平行に貫通形成されており、その流通孔(44)が上記本体(B)の弁口(24)と連通し得る関係状態にある。
そのため、弁体(V)が1次側流路(P1)における水圧(1次側圧力)の影響を直接受けるおそれはなく、2次側流路(P2)の水圧(2次側圧力)だけをその圧縮コイルバネ(49)の調整によって、予じめ適正な一定値に設定しておけば足りる。特許文献1に記載されているような弁体(4)における1次側と2次側の受圧面積(S1)や、スライダー(3)における外径面積(S2)と内径面積(S3)などの煩らわしい計算を行う必要は皆無である。
又、上記軸線方向(長手方向/前後方向)に沿って進退移動する弁体(V)は、砲金やその他の金属から造形加工された1個の構成部材として、冒頭の特許文献1に記載されている弁体(4)とスライダー(3)とから成る組立品に相当する機能を発揮し得るため、必要な構成としても著しく簡素で足りるのであり、耐用性やメンテナンス性、量産効果などに優れる。
更に、上記自動圧力調整弁の構成ではその本体(B)の先端側胴面(18)に複数開口分布する弁口(24)の全体的な開口面積と、弁体(V)の先端側胴面(42)に複数貫通形成された流通孔(44)の全体的な開口面積が、その何れも本体(B)の内部に穿孔された空洞(H)の開口面積よりも広大に関係設定されているため、流路(P)内を流れる水の圧力損失を少なくすることに役立ち、実用向きである。
尚、本発明の実施形態として消火栓用の自動圧力調整弁を説示したが、建物の消火栓用のみならず、水道配管系やその他の管路系に介挿設置される自動圧力調整弁としても、本発明を広く適用することができる。
(10)・胴体
(11)・先細り傾斜円錐面
(12)・流出口筒
(13)(27)(32)(36)・雄ネジ
(14)(31)・段差
(15)(35)・ネジ孔
(16)・通気孔
(17)(34)(40)・雌ネジ
(18)(42)・先端側胴面
(19)(43)・基端側胴面
(20)・先端閉塞壁
(22)(30)(47)・シール材
(23)・弁座
(24)・弁口
(25)(41)・パッキング
(26)・境界段差面
(28)・袋ナット
(33)(37)・止めネジ
(38)・工具係止面
(39)・流入口筒
(44)・流通孔
(48)・バネリテーナー
(49)・圧縮コイルバネ
(B)・本体
(C)・弁筐
(H)・空洞
(N)・本体ナット
(S)・進退移動ストローク
(V)・弁体
(P)・流路
(P1)・1次側流路
(P2)・2次側流路

Claims (4)

  1. ほぼ円筒形をなす胴体(10)の先端部が2次側流路(P2)への細い流出口筒(12)として絞り形成された弁筐(C)と、
    比較的細い先端側胴面(18)と太い基端側胴面(19)とがその境界段差面(26)を介して連続する段付き円筒形をなし、上記弁筐(C)の内部へ同芯状態に延在される本体(B)と、
    その本体(B)とこれを包囲する上記弁筐(C)との内外相互間へ、その軸線方向に沿って進退移動し得るように嵌合される弁体(V)と、
    上記弁筐(C)における胴体(10)の基端部と上記本体(B)における基端側胴面(19)の対応的な基端部との内外相互間へ、やはり軸線方向に沿う進退操作自在に螺合締結されたバネ圧調整用の本体ナット(N)と、
    上記弁体(V)の基端部と上記本体ナット(N)の先端部との前後相互間に介挿設置された弁体押圧付勢用の圧縮コイルバネ(49)とを備え、
    上記本体(B)の内部には先端部が閉塞壁(20)として残り、且つ基端部が流入口筒(39)として開口する断面ほぼコ字形の1次側流路(P1)となる空洞(H)を穿孔すると共に、
    その本体(B)の弁座(23)として機能する先端側胴面(18)に、上記空洞(H)と連通する複数の弁口(24)を開口分布させる一方、
    上記弁体(V)を本体(B)の先端側胴面(18)に外嵌する先端側胴面(42)と、同じく本体(B)の基端側胴面(19)に外嵌する基端側胴面(43)とが連続する段付き円筒形に造形すると共に、
    その弁体(V)の先端側胴面(42)に上記本体(B)の弁口(24)と連通し得る複数の流通孔(44)を、軸線方向に沿い平行に貫通形成して、
    2次側流路(P2)の2次側圧力が上記本体ナット(N)の進退操作により調整された設定圧よりも低く下降すれば、弁体(V)が2次側へ前進移動して、本体(B)の弁口(24)を開放することとなり、上記2次側圧力が同じく設定値よりも逆に高く上昇すれば、弁体(V)が1次側へ後退移動して、本体(B)の弁口(24)を閉鎖することとなるように構成したことを特徴とする自動圧力調整弁。
  2. 弁体(V)によって弁口(24)の閉弁作用時に押圧される弁座パッキング(25)を、本体(B)の先端側胴面(18)へ嵌め付けると共に、
    その本体(B)の境界段差面(26)へ螺合締結した袋ナット(28)によって、上記弁座パッキング(25)を抜け止め状態に押え付け固定したことを特徴とする請求項1記載の自動圧力調整弁。
  3. 本体(B)における基端側胴面(19)の基端部に刻成した雄ネジ(32)へ、バネ圧調整用の本体ナット(N)を抜き差し自在に螺合締結して、直径方向から植え込み螺合する止めネジ(33)により、本体(B)へ固定一体化すると共に、
    その本体ナット(N)を弁筐(C)における胴体(10)の対応的な基端部に刻成した雌ネジ(17)へ、基端側から抜き差し自在に螺合締結することを特徴とする請求項1記載の自動圧力調整弁。
  4. 本体(B)の先端側胴面(18)に複数開口分布する弁口(24)の全体的な開口面積と、弁体(V)の先端側胴面(42)に複数貫通形成された流通孔(44)の全体的な開口面積を、その何れも本体(B)の内部に穿孔された空洞(H)の開口面積よりも広大に設定したことを特徴とする請求項1記載の自動圧力調整弁。
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