JPH024287Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024287Y2 JPH024287Y2 JP1984081954U JP8195484U JPH024287Y2 JP H024287 Y2 JPH024287 Y2 JP H024287Y2 JP 1984081954 U JP1984081954 U JP 1984081954U JP 8195484 U JP8195484 U JP 8195484U JP H024287 Y2 JPH024287 Y2 JP H024287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- hole
- valve seat
- pressure chamber
- fluid outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、各種の流体送給配管等に接続使用さ
れるチエツク弁の改良に関するものである。
れるチエツク弁の改良に関するものである。
従来から、この種チエツク弁の一種として、第
２図に示すように、流体入口２を備えたロアケー
ス１と流体出口４を備えたアツパケース３をボル
ト５を用いて気密的に接合し、内部に複数の弁孔
７を備えたバルブシート６を配して、該バルブシ
ート６の流体出口４側に負圧室８を形成するとと
もに、該負圧室８内に、コイルスプリング９の弾
性により所定の圧接力をもつて前記バルブシート
６に押し付けられる環状のリツプ１１を備えたバ
ルブ１０を配して“常時閉形”に構成されたもの
が知られている。符号１２はスプリング受け、１
３と１４はフイルタ、１５はＯリングを示してい
る。かかる構成のチエツク弁は、前記流体出口４
を負圧信号源（図示せず）に接続し、かつ流体入
口２を大気に開放した状態で使用されるもので、
負圧信号源から負圧室８に負圧信号が送られて該
室８内が減圧されると、これまで該室８内の圧力
とコイルスプリング９の伸長弾性力の和が大気圧
に打ち勝つて閉弁していたバルブ１０が、大気圧
に押されて開弁して、大気が弁孔７を通つて負圧
室８内に流入し、該大気の流入により負圧室８内
の圧力が高まると、バルブ１０は、再び閉弁する
ようになり、当該チエツク弁は、かかる開閉動作
を早いサイクルで繰り返すものであるが、実際に
これを作動させてみると、バルブ１０の動きに伴
つて、いわゆる鳴き音を生じる欠点を有してい
た。
２図に示すように、流体入口２を備えたロアケー
ス１と流体出口４を備えたアツパケース３をボル
ト５を用いて気密的に接合し、内部に複数の弁孔
７を備えたバルブシート６を配して、該バルブシ
ート６の流体出口４側に負圧室８を形成するとと
もに、該負圧室８内に、コイルスプリング９の弾
性により所定の圧接力をもつて前記バルブシート
６に押し付けられる環状のリツプ１１を備えたバ
ルブ１０を配して“常時閉形”に構成されたもの
が知られている。符号１２はスプリング受け、１
３と１４はフイルタ、１５はＯリングを示してい
る。かかる構成のチエツク弁は、前記流体出口４
を負圧信号源（図示せず）に接続し、かつ流体入
口２を大気に開放した状態で使用されるもので、
負圧信号源から負圧室８に負圧信号が送られて該
室８内が減圧されると、これまで該室８内の圧力
とコイルスプリング９の伸長弾性力の和が大気圧
に打ち勝つて閉弁していたバルブ１０が、大気圧
に押されて開弁して、大気が弁孔７を通つて負圧
室８内に流入し、該大気の流入により負圧室８内
の圧力が高まると、バルブ１０は、再び閉弁する
ようになり、当該チエツク弁は、かかる開閉動作
を早いサイクルで繰り返すものであるが、実際に
これを作動させてみると、バルブ１０の動きに伴
つて、いわゆる鳴き音を生じる欠点を有してい
た。
本考案は上記問題に鑑み、鳴き音の発生を防止
するように構成したチエツク弁を提供することを
目的とするものであつて、この“鳴き音”がバル
ブシートに対するバルブの偏心に伴なう片開きに
起因して生じる点に着目し、開閉動作時に、バル
ブシートとバルブの同芯状態を維持する少なくと
も一対の凹凸状ガイド部を設けて該両部材を、同
芯に保ち、バルブの片開きを防止することにより
鳴き音を発生させないようにしたものである。
するように構成したチエツク弁を提供することを
目的とするものであつて、この“鳴き音”がバル
ブシートに対するバルブの偏心に伴なう片開きに
起因して生じる点に着目し、開閉動作時に、バル
ブシートとバルブの同芯状態を維持する少なくと
も一対の凹凸状ガイド部を設けて該両部材を、同
芯に保ち、バルブの片開きを防止することにより
鳴き音を発生させないようにしたものである。
凹凸状ガイド部は、漏斗状の穴と該穴に係合す
る先端を尖らせた先細りの突起との組み合わせに
よつて弁孔とは別のところに設けられており、該
ガイド部を設けても弁孔には全く手を加えなくて
も良いようになつている。
る先端を尖らせた先細りの突起との組み合わせに
よつて弁孔とは別のところに設けられており、該
ガイド部を設けても弁孔には全く手を加えなくて
も良いようになつている。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、第１図に示すバルブシート６とバルブ
１０の対向面には、その中央に、漏斗状のガイド
穴１６と該ガイド穴１６に係合する先端を尖らせ
た先細りのガイド突起１７とよりなる一対のガイ
ド部が設けられており、バルブ１０の開閉動作時
において、少なくともバルブ１０のリツプ１１が
バルブシート６に離接する直前ならびに直後は、
常に、該ガイド部の案内によつてバルブシート６
とバルブ１０が同芯状態に保たれ、両部材が、い
わゆる片開き状態にならないように構成されてい
る。
明すると、第１図に示すバルブシート６とバルブ
１０の対向面には、その中央に、漏斗状のガイド
穴１６と該ガイド穴１６に係合する先端を尖らせ
た先細りのガイド突起１７とよりなる一対のガイ
ド部が設けられており、バルブ１０の開閉動作時
において、少なくともバルブ１０のリツプ１１が
バルブシート６に離接する直前ならびに直後は、
常に、該ガイド部の案内によつてバルブシート６
とバルブ１０が同芯状態に保たれ、両部材が、い
わゆる片開き状態にならないように構成されてい
る。
本考案のチエツク弁は、以上説明したように、
バルブシートと該バルブシートに対して接離作動
するバルブの対向面に、前記バルブの開閉動作時
に、該両部材を同芯状態に保つ少なくとも一対の
凹凸状ガイド部を設けてなり、比較的簡便な構造
によつてバルブの片開きを防止し、鳴き音の発生
を未然に防止することができる。また凹凸状ガイ
ド部を漏斗状の穴と該穴に係合する先端を尖らせ
た先細りの突起との組み合わせによつて弁孔とは
別のところに設けたため、例えば弁孔に突起を係
合させる場合と比較して、設計時の流量設定が困
難になつたり煩雑になつたりすることがなく、弁
孔に突起が遊嵌したときに両者が偏心して流体の
流れに乱れを生じることがない。漏斗状の穴と先
端を尖らせた先細りの突起の組み合わせには、係
合時、大きな摺動抵抗を生じることがない効果が
ある。
バルブシートと該バルブシートに対して接離作動
するバルブの対向面に、前記バルブの開閉動作時
に、該両部材を同芯状態に保つ少なくとも一対の
凹凸状ガイド部を設けてなり、比較的簡便な構造
によつてバルブの片開きを防止し、鳴き音の発生
を未然に防止することができる。また凹凸状ガイ
ド部を漏斗状の穴と該穴に係合する先端を尖らせ
た先細りの突起との組み合わせによつて弁孔とは
別のところに設けたため、例えば弁孔に突起を係
合させる場合と比較して、設計時の流量設定が困
難になつたり煩雑になつたりすることがなく、弁
孔に突起が遊嵌したときに両者が偏心して流体の
流れに乱れを生じることがない。漏斗状の穴と先
端を尖らせた先細りの突起の組み合わせには、係
合時、大きな摺動抵抗を生じることがない効果が
ある。
第１図は本考案の一実施例に係るチエツク弁の
要部断面図、第２図は従来のチエツク弁の一例を
示す断面図である。 １……ロアケース、２……流体入口、３……ア
ツパケース、４……流体出口、６……バルブシー
ト、８……負圧室、９……コイルスプリング、１
０……バルブ、１６……ガイド穴、１７……ガイ
ド突起。
要部断面図、第２図は従来のチエツク弁の一例を
示す断面図である。 １……ロアケース、２……流体入口、３……ア
ツパケース、４……流体出口、６……バルブシー
ト、８……負圧室、９……コイルスプリング、１
０……バルブ、１６……ガイド穴、１７……ガイ
ド突起。
Claims (1)
- ケース１，３の内部に、流体入口２から流体出
口４へ向けての流路を遮るように弁孔７を備えた
バルブシート６を配設して該バルブシート６の流
体出口４側に負圧室８を形成し、該負圧室８内
に、コイルスプリング９の弾性により所定の圧接
力をもつて前記バルブシート６に押し付けられる
バルブ１０を配して常時閉形に構成されたチエツ
ク弁において、前記バルブシート６とバルブ１０
の対向面に、前記バルブ１０の開閉動作時に両部
材６，１０の同芯状態を維持する少なくとも一対
の凹凸状ガイド部を設け、該ガイド部を、漏斗状
の穴１６と該穴１６に係合する先端を尖らせた先
細りの突起１７とにより形成してなることを特徴
とするチエツク弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195484U JPS60194671U (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | チエツク弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195484U JPS60194671U (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | チエツク弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60194671U JPS60194671U (ja) | 1985-12-25 |
| JPH024287Y2 true JPH024287Y2 (ja) | 1990-01-31 |
Family
ID=30629228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8195484U Granted JPS60194671U (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | チエツク弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60194671U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021039080A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | ダイキン工業株式会社 | 回転式圧縮機 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5634199Y2 (ja) * | 1975-12-18 | 1981-08-13 | ||
| JPS53155730U (ja) * | 1977-05-13 | 1978-12-07 | ||
| JPS5785661U (ja) * | 1980-11-17 | 1982-05-27 |
-
1984
- 1984-06-04 JP JP8195484U patent/JPS60194671U/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021039080A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | ダイキン工業株式会社 | 回転式圧縮機 |
| JPWO2021039080A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | ||
| US11906060B2 (en) | 2019-08-30 | 2024-02-20 | Daikin Industries, Ltd. | Rotary compressor with backflow suppresion mechanism for an introduction path |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60194671U (ja) | 1985-12-25 |
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