JPH0457952A - 不織布ウェブの引取り方法とその装置 - Google Patents
不織布ウェブの引取り方法とその装置Info
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- JPH0457952A JPH0457952A JP2166538A JP16653890A JPH0457952A JP H0457952 A JPH0457952 A JP H0457952A JP 2166538 A JP2166538 A JP 2166538A JP 16653890 A JP16653890 A JP 16653890A JP H0457952 A JPH0457952 A JP H0457952A
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、不織布ウェブ、より詳しく言えば不織布ウェ
ブをダイから押し出すと同時に引き取る方法とその装置
とに関する。本発明の好ましい実施態様はメルトブロー
不縁布ウェブを引き取る回転真空スクリーンに関する。
ブをダイから押し出すと同時に引き取る方法とその装置
とに関する。本発明の好ましい実施態様はメルトブロー
不縁布ウェブを引き取る回転真空スクリーンに関する。
熱可塑性繊維からメルトブロー不織布ウェブを製造する
方法とその装置に関して、■954年4月15日付米国
海軍研究所の報告書第11437号及び1979年2月
11日付同研究所報告書第5265号、更に多数の米国
特許(例えば第3.775.527号、第3、825.
379号、第3.878.014号、第3.849.2
41号、第3.978.185号)等の刊行物中に記載
されている。
方法とその装置に関して、■954年4月15日付米国
海軍研究所の報告書第11437号及び1979年2月
11日付同研究所報告書第5265号、更に多数の米国
特許(例えば第3.775.527号、第3、825.
379号、第3.878.014号、第3.849.2
41号、第3.978.185号)等の刊行物中に記載
されている。
メルトブロー方法では、溶融ポリマーを一列に形成した
グイオリフィスから押し出して繊維状にすると同時に、
該繊維の両側にコンバージェントな熱風を吹付けて線長
化するものである。これらの繊維は回転引取りスクリー
ン上に捕集されてウェブ状に形成される。メルトブロー
方法を実施する装置は、押出し機、押出しグイ、空気吹
付は装置、引取りスクリーン、巻取ドラム、及び補助部
品(送風機、エアヒータ、制御装置など)を具備してい
る。米国特許第3.825.379号及び第3、878
.014号中に開示された引取りスクリーンは、通常、
その表面上にウェブを捕集すると同時に、空気を該スク
リーン内部に導入させる型式の回転スクリーンとして形
成されている。
グイオリフィスから押し出して繊維状にすると同時に、
該繊維の両側にコンバージェントな熱風を吹付けて線長
化するものである。これらの繊維は回転引取りスクリー
ン上に捕集されてウェブ状に形成される。メルトブロー
方法を実施する装置は、押出し機、押出しグイ、空気吹
付は装置、引取りスクリーン、巻取ドラム、及び補助部
品(送風機、エアヒータ、制御装置など)を具備してい
る。米国特許第3.825.379号及び第3、878
.014号中に開示された引取りスクリーンは、通常、
その表面上にウェブを捕集すると同時に、空気を該スク
リーン内部に導入させる型式の回転スクリーンとして形
成されている。
これらの繊維は引取りスクリーン上に均等に付着させて
、均等かつ高品質な不織布ウェブを形成することが必要
である。不織布ウェブの均等性を向上させる先行技術は
、引取りスクリーンの内部を真空にすることによって、
スクリーン内への空気流を増加せしめるものである。こ
れらの真空捕集装置は特定の使用目的に対して十分であ
るが、高品質で均一な不縁布ウェブ、特にフィルタ用ウ
ェブの製造改善が絶えず求められている。
、均等かつ高品質な不織布ウェブを形成することが必要
である。不織布ウェブの均等性を向上させる先行技術は
、引取りスクリーンの内部を真空にすることによって、
スクリーン内への空気流を増加せしめるものである。こ
れらの真空捕集装置は特定の使用目的に対して十分であ
るが、高品質で均一な不縁布ウェブ、特にフィルタ用ウ
ェブの製造改善が絶えず求められている。
本発明の引取りスクリーン装置は大別して次の構成部品
から構成されている。すなわち(a)その外部から内部
へ空気を通過させる水平スロットを刻設した内部固定ド
ラム。
から構成されている。すなわち(a)その外部から内部
へ空気を通過させる水平スロットを刻設した内部固定ド
ラム。
(b)該固定ドラム上に同心状に装着され、かつ該固定
ドラムの外表面を実質的に被覆するスクリーンを有する
回転スクリーンドラム。
ドラムの外表面を実質的に被覆するスクリーンを有する
回転スクリーンドラム。
(c)該固定ドラムの内部を真空にする装置。
(d)該固定ドラムの内部に横断方向に配置され、該空
気入ロスロットから予めセットした空気流量分布を提供
する出口導管群を具備する仕切り群。
気入ロスロットから予めセットした空気流量分布を提供
する出口導管群を具備する仕切り群。
好ましい実施態様において、該固定ドラムは仕切りによ
って複数個の並行区分室に分割され、該各区分室が空気
スロットの縦部分と連絡する入口と、該固定ドラムの外
側に達する出口とを有するように構成しである。各区分
室の入口と出口とはそれぞれ横断面積がほぼ同一である
ので、各区分室を通過する空気流量が一定の差圧に対し
てほぼ同一であ。
って複数個の並行区分室に分割され、該各区分室が空気
スロットの縦部分と連絡する入口と、該固定ドラムの外
側に達する出口とを有するように構成しである。各区分
室の入口と出口とはそれぞれ横断面積がほぼ同一である
ので、各区分室を通過する空気流量が一定の差圧に対し
てほぼ同一であ。
本発明の別の実施態様において、各区分室の入口及び出
口のサイズはそれぞれ空気入ロスロットに沿って制御不
均等流れが生じるように設定しである。例えば、所望に
より、ウェブの横中央部を厚肉に、モして端縁部を薄肉
にしようとする場合には、区分室の入口と出口またはい
ずれか一方のサイズを、中央部での制御空気流量が大き
く、端縁部では小さくなるように設定する・ことで、達
成可能となる。仕切りの所要個数とそれに伴う区分室の
個数は、ドラムの長さによって決定される。仕切間隔は
、通常、ドラムの軸線に沿って約101.6乃至304
.8mm (4乃至12′)に設定すべきである。一般
にドラムに対して満足の行く区分室の個数は6乃至12
である。
口のサイズはそれぞれ空気入ロスロットに沿って制御不
均等流れが生じるように設定しである。例えば、所望に
より、ウェブの横中央部を厚肉に、モして端縁部を薄肉
にしようとする場合には、区分室の入口と出口またはい
ずれか一方のサイズを、中央部での制御空気流量が大き
く、端縁部では小さくなるように設定する・ことで、達
成可能となる。仕切りの所要個数とそれに伴う区分室の
個数は、ドラムの長さによって決定される。仕切間隔は
、通常、ドラムの軸線に沿って約101.6乃至304
.8mm (4乃至12′)に設定すべきである。一般
にドラムに対して満足の行く区分室の個数は6乃至12
である。
本発明のメルトブロー方法では、溶融状の熱可塑性樹脂
を押出して複数個の並行繊維を形成する工程と、該複数
個の繊維の両側に高速の熱風を吹き付けて、該繊維を職
長化する工程と、ウェブ状にした繊維を回転スクリーン
上に捕集すると同時に、該空気を該スクリーンを通過せ
しめる工程とを含有する。本発明の特徴は、横断方向に
予めセットしたウェブの厚さを得るために、該スクリー
ンの全長に亙って該スクリーンを通過する空気流を制御
する工程にある。
を押出して複数個の並行繊維を形成する工程と、該複数
個の繊維の両側に高速の熱風を吹き付けて、該繊維を職
長化する工程と、ウェブ状にした繊維を回転スクリーン
上に捕集すると同時に、該空気を該スクリーンを通過せ
しめる工程とを含有する。本発明の特徴は、横断方向に
予めセットしたウェブの厚さを得るために、該スクリー
ンの全長に亙って該スクリーンを通過する空気流を制御
する工程にある。
好ましい実施態様において、均一な厚さのウェブを得る
ために、該スクリーンの全長に亙って概ね均等な制御空
気流が該スクリーンを通過するようにしである。
ために、該スクリーンの全長に亙って概ね均等な制御空
気流が該スクリーンを通過するようにしである。
第1図に示すように、メルトブロー装置は、溶融樹脂を
メルトブローダイ組立体(Illへ押出す押出し機(a
0)と、引取リスクリーン装置1(+51とを含有して
いる。メルトブローダイ組立体(ILIから複数個の並
行繊維(a2)が押出されると同時に、該繊維に対して
空気スロット(a3)からコンバージェントな熱風を吹
き付ける。また、メルトブロー装置は熱風をパイプ(a
4)を経てメルトブローダイ組立体(a1)へ給送する
圧縮機とエアファーネス(図示省略)とを具備している
。メルトブローダイ組立体(a1)は樹脂と空気とを加
熱する発熱体(a6,17)を有している。熱風はメル
トブローダイ組立体(a1)内に形成された流路を介し
て導かれたのち、空気スロット(a3)を経てコンバー
ジェントな空気として、該繊維の両側に吹き付けられる
。溶融繊維は延伸して引取りスクリーン装置(I5)上
に捕集され、不織布ウェブ(a7)を形成する。該不織
布ウェブ(a7)は巻取ドラム(図示省略)によって捕
集される。後述するように、回転スクリーンドラム(a
5)は外部回転スクリーンを有している。該回転スクリ
ーンは繊維を捕集して不織布ウェブ(I7)を形成する
と同時に、該空気を回転スクリーンを通過させたのち、
マニホルド(a8)を経て排出する役目をする。送風機
(a9)は、マニホルド(a8)の内部と引取りスクリ
ーン装置(a5)の内部とを真空にするのに用いられる
。
メルトブローダイ組立体(Illへ押出す押出し機(a
0)と、引取リスクリーン装置1(+51とを含有して
いる。メルトブローダイ組立体(ILIから複数個の並
行繊維(a2)が押出されると同時に、該繊維に対して
空気スロット(a3)からコンバージェントな熱風を吹
き付ける。また、メルトブロー装置は熱風をパイプ(a
4)を経てメルトブローダイ組立体(a1)へ給送する
圧縮機とエアファーネス(図示省略)とを具備している
。メルトブローダイ組立体(a1)は樹脂と空気とを加
熱する発熱体(a6,17)を有している。熱風はメル
トブローダイ組立体(a1)内に形成された流路を介し
て導かれたのち、空気スロット(a3)を経てコンバー
ジェントな空気として、該繊維の両側に吹き付けられる
。溶融繊維は延伸して引取りスクリーン装置(I5)上
に捕集され、不織布ウェブ(a7)を形成する。該不織
布ウェブ(a7)は巻取ドラム(図示省略)によって捕
集される。後述するように、回転スクリーンドラム(a
5)は外部回転スクリーンを有している。該回転スクリ
ーンは繊維を捕集して不織布ウェブ(I7)を形成する
と同時に、該空気を回転スクリーンを通過させたのち、
マニホルド(a8)を経て排出する役目をする。送風機
(a9)は、マニホルド(a8)の内部と引取りスクリ
ーン装置(a5)の内部とを真空にするのに用いられる
。
上記の押出し機、メルトブローダイ組立体及び空気装置
は概ね米国特許第3.978.185号に記載のものを
使用することができる。メルトブロー装置で使用される
ポリマーは、例えば、ポリプロピレン、低密度及び高密
度ポリエチレン、エチレン共重合体(エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体など)、ナイロン、ポリアミド、ポリエス
テル、ポリスチレン、ポリ(4−メチルペンテン−1)
、ポリメチルメタクリレート、ポリトリフルオロクロロ
エチレン、ポリウレタン、ポリカーボネート、シリコー
ン、ピッチ及び上記樹脂の混合物及びメルトブロー法に
使用可能なその他の樹脂を含有している。
は概ね米国特許第3.978.185号に記載のものを
使用することができる。メルトブロー装置で使用される
ポリマーは、例えば、ポリプロピレン、低密度及び高密
度ポリエチレン、エチレン共重合体(エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体など)、ナイロン、ポリアミド、ポリエス
テル、ポリスチレン、ポリ(4−メチルペンテン−1)
、ポリメチルメタクリレート、ポリトリフルオロクロロ
エチレン、ポリウレタン、ポリカーボネート、シリコー
ン、ピッチ及び上記樹脂の混合物及びメルトブロー法に
使用可能なその他の樹脂を含有している。
本発明の新規な特徴は、引取りスクリーン装置(a5)
の構造と作動方法にある。第2図、第3図および第4図
を参照すると、引取りスクリーン装置(a5)は2つの
主要な相対回転部材すなわち内部固定ドラム(21)と
外部回転ドラム(22)とを具備している。
の構造と作動方法にある。第2図、第3図および第4図
を参照すると、引取りスクリーン装置(a5)は2つの
主要な相対回転部材すなわち内部固定ドラム(21)と
外部回転ドラム(22)とを具備している。
内部固定ドラム(21)は円形エンドパネル(23,2
4)と、円筒形金属製シェル(28)とを含有している
。
4)と、円筒形金属製シェル(28)とを含有している
。
金属製シェル(28)は、エンドパネル(23,24)
の外周に固着され、中空ドラムを形成している。細長の
空気入ロスロット(27) (第2図に最も良く示さ
れている)が金属製シェル(28)に形成され、固定ド
ラム(21)の軸線と平行に延在している。該空気入ロ
スロット(27)は、実質的に繊維回収部(後述する)
の全幅に亘って延在しており、該金属製シェル(28)
内部への空気入口を提供するものである。該空気入ロス
ロット(27)の幅は、メルドブローダイ組立体(a1
)のサイズと、固定ドラム(21)の直径とによって、
広範囲に変えることができる。通常、空気入ロスロット
(27)の幅は約76.2乃至304.8 mm (3
乃至12”) 、好ましくは約101.6乃至203.
2 mm (4乃至8′)である。また、後述するよう
に、好ましい空気入ロスロット(27)の幅は調節可能
である。
の外周に固着され、中空ドラムを形成している。細長の
空気入ロスロット(27) (第2図に最も良く示さ
れている)が金属製シェル(28)に形成され、固定ド
ラム(21)の軸線と平行に延在している。該空気入ロ
スロット(27)は、実質的に繊維回収部(後述する)
の全幅に亘って延在しており、該金属製シェル(28)
内部への空気入口を提供するものである。該空気入ロス
ロット(27)の幅は、メルドブローダイ組立体(a1
)のサイズと、固定ドラム(21)の直径とによって、
広範囲に変えることができる。通常、空気入ロスロット
(27)の幅は約76.2乃至304.8 mm (3
乃至12”) 、好ましくは約101.6乃至203.
2 mm (4乃至8′)である。また、後述するよう
に、好ましい空気入ロスロット(27)の幅は調節可能
である。
第2図に示すように、管継手(25,26)がエンドパ
ネル(23,241にそれぞれ固着されていて、かつ互
いに反対方向で該エンドパネル(23,24)の外方に
延出しており、さらにフレーム(29)上に装着しであ
る。管継手(25,261は、普通のトラニオン形のも
のを用いて固定ドラム(21)の角度調節と空気入ロス
ロット(27)の位置を調整することができる。
ネル(23,241にそれぞれ固着されていて、かつ互
いに反対方向で該エンドパネル(23,24)の外方に
延出しており、さらにフレーム(29)上に装着しであ
る。管継手(25,261は、普通のトラニオン形のも
のを用いて固定ドラム(21)の角度調節と空気入ロス
ロット(27)の位置を調整することができる。
固定ドラム(21)は、軸線方向に隔置された複数個の
円形仕切り(31乃至39)を内蔵しており、該仕切り
(31乃至39)が固定ドラム(21)内部を分割して
並行区分室(41乃至48)を形成している。中央仕切
り(35)を除く各仕切りは空気を導出すべき中央貫通
穴を有している。中央仕切り(35)は、一体構造を有
していて、固定ドラム(21)を縦方向に三等分してい
る。第2図に最も良く示すように、仕切り(31乃至3
9)によって、空気入ロスロッ) (27)が、各区分
室ごとに1個づつ空気入口(411乃至48M)として
分割されている。空気入口(411乃至481)は、概
ね同一の横断面積を有することが好ましい。
円形仕切り(31乃至39)を内蔵しており、該仕切り
(31乃至39)が固定ドラム(21)内部を分割して
並行区分室(41乃至48)を形成している。中央仕切
り(35)を除く各仕切りは空気を導出すべき中央貫通
穴を有している。中央仕切り(35)は、一体構造を有
していて、固定ドラム(21)を縦方向に三等分してい
る。第2図に最も良く示すように、仕切り(31乃至3
9)によって、空気入ロスロッ) (27)が、各区分
室ごとに1個づつ空気入口(411乃至48M)として
分割されている。空気入口(411乃至481)は、概
ね同一の横断面積を有することが好ましい。
第3図に示すように、各区分室はその外側の仕切りから
固定ドラム(21)の外方の位置まで軸線方向に延在す
る管部材を有している。例えば、管継手(25,26)
は軸線方向に沿って互いに反対方向に延在して、それぞ
れ区分室(41)および(48)の出口導管を呈してい
る。同様に、出口導管(51゜52、53)が区分室(
42,43,44)の出口を提供しているのに対し、出
口導管(54,55,56)が区分室(45,46,4
7)の出口を呈している。各出口導管は当該区分室から
固定ドラム(21)の外方に配置された管継手(25,
26)へ空気を導出する役目をする。
固定ドラム(21)の外方の位置まで軸線方向に延在す
る管部材を有している。例えば、管継手(25,26)
は軸線方向に沿って互いに反対方向に延在して、それぞ
れ区分室(41)および(48)の出口導管を呈してい
る。同様に、出口導管(51゜52、53)が区分室(
42,43,44)の出口を提供しているのに対し、出
口導管(54,55,56)が区分室(45,46,4
7)の出口を呈している。各出口導管は当該区分室から
固定ドラム(21)の外方に配置された管継手(25,
26)へ空気を導出する役目をする。
各仕切りの貫通穴の大きさは、関連する出口導管に合わ
せて設定されている。
せて設定されている。
固定ドラム(21)の各半分ごとに設けられた出口導管
群は同心状に配置されて、固定ドラム(21)の内部の
外方で、空気が管寄せ部(65,66)において混合す
るところで終端している。エンドパネル(23,24)
、仕切り(31乃至39)、金属製シェル(28)及び
出口導管群はいずれも鋼製溶接構造にすることができる
。このようにして、出口導管の同心関係を維持するため
の剛性が得られる。
群は同心状に配置されて、固定ドラム(21)の内部の
外方で、空気が管寄せ部(65,66)において混合す
るところで終端している。エンドパネル(23,24)
、仕切り(31乃至39)、金属製シェル(28)及び
出口導管群はいずれも鋼製溶接構造にすることができる
。このようにして、出口導管の同心関係を維持するため
の剛性が得られる。
固定ドラム(21)の一方の半分において各区分室の出
口導管は次の通りである。すなわち区分室(41)に対
する環状導管(57) 、区分室(42)には環状導管
(58) 、区分室(43)には環状導管(59) 、
区分室(44)には環状導管(60)がそれぞれ配置し
である。同様に、固定ドラム(21)の他方の半分では
、区分室(48,47,46,45)に対し出口導管(
61,62,63,64)が配置しである。均等な空気
流分布を空気入ロスロット(27)を通過させるために
、空気入口(41g乃゛至481)の流動面積は概ね同
一にし、また、出口導管(57乃至64)の流動面積も
概ね同一にする。
口導管は次の通りである。すなわち区分室(41)に対
する環状導管(57) 、区分室(42)には環状導管
(58) 、区分室(43)には環状導管(59) 、
区分室(44)には環状導管(60)がそれぞれ配置し
である。同様に、固定ドラム(21)の他方の半分では
、区分室(48,47,46,45)に対し出口導管(
61,62,63,64)が配置しである。均等な空気
流分布を空気入ロスロット(27)を通過させるために
、空気入口(41g乃゛至481)の流動面積は概ね同
一にし、また、出口導管(57乃至64)の流動面積も
概ね同一にする。
空気が固定ドラム(21)の空気入口(例えば、411
)から区分室(例えば41)へ導入され、出口導管(例
えば57)を通り、固定ドラム(21)の外方にある管
寄せ部(65)に達した後、そこで区分室(例えば、区
分室(41,42,43,44)からの空気が混合され
マニホールド(a8)へ導かれる。固定ドラム(21)
の左右両半分の各区分室の空気入口と出口は概ね同一寸
法(すなわち流動面積)を有するので、各空気入口を通
過する流量(および平均流速)は管継手(25,261
に作用する一定の減圧に対し概ね同一になる。このよう
にして、空気入ロスロット(27)の全長に亘って概ね
均等な流量が得られる。この結果、概ね均等な厚さを持
つウェブが生産されるのである。
)から区分室(例えば41)へ導入され、出口導管(例
えば57)を通り、固定ドラム(21)の外方にある管
寄せ部(65)に達した後、そこで区分室(例えば、区
分室(41,42,43,44)からの空気が混合され
マニホールド(a8)へ導かれる。固定ドラム(21)
の左右両半分の各区分室の空気入口と出口は概ね同一寸
法(すなわち流動面積)を有するので、各空気入口を通
過する流量(および平均流速)は管継手(25,261
に作用する一定の減圧に対し概ね同一になる。このよう
にして、空気入ロスロット(27)の全長に亘って概ね
均等な流量が得られる。この結果、概ね均等な厚さを持
つウェブが生産されるのである。
第6図に示すように、管継手(25,21i)の外端部
はマニホールド(a8)を介して真空ポンプ(a9)に
連結されている。マニホールド(a8)は、たわみホー
ス(68,69)、弁(70,71)、管(72,73
)、継手(74,75,76)を含有している。マニホ
ールド(a8)は対称に構成しであるので、固定ドラム
(21)の各端部からの均等な空気流が保証される。
はマニホールド(a8)を介して真空ポンプ(a9)に
連結されている。マニホールド(a8)は、たわみホー
ス(68,69)、弁(70,71)、管(72,73
)、継手(74,75,76)を含有している。マニホ
ールド(a8)は対称に構成しであるので、固定ドラム
(21)の各端部からの均等な空気流が保証される。
継手(74,75)は、固定ドラム(21)を支持フレ
ーム(29)上で角度調整し得るように、管継手(25
,26)に取着しなければならない。たわみホース(6
8゜69)より上位に李る装置は、フレーム(29)と
別個の支持体上に装着しである。
ーム(29)上で角度調整し得るように、管継手(25
,26)に取着しなければならない。たわみホース(6
8゜69)より上位に李る装置は、フレーム(29)と
別個の支持体上に装着しである。
マニホールド(ag)と真空ポンプ(■9)とを、引取
りスクリーン装置(a5)上に配置させることが好まし
い。
りスクリーン装置(a5)上に配置させることが好まし
い。
第3図を再び参照すると、回転スクリーンドラム(22
)は、固定ドラム(21)と同心のスクリーンドラムと
して形成され、かつ取付スリーブ(8G、81)を介し
て管継手(25,26)に支承されている。スリーブ(
a!0.tillは、回転スクリーンドラム(22)の
側部を画成する円形エンドパネル(a12,831に固
着されている。
)は、固定ドラム(21)と同心のスクリーンドラムと
して形成され、かつ取付スリーブ(8G、81)を介し
て管継手(25,26)に支承されている。スリーブ(
a!0.tillは、回転スクリーンドラム(22)の
側部を画成する円形エンドパネル(a12,831に固
着されている。
リム(84,85)が、エンドパネル(82,83)の
外端縁からそれぞれ内方に延在している。強力スクリー
ン(90)の端縁が、連結装置(86,87)を介して
リム(84,1151に対して溶接などによって固着し
である。該連結装置(86,871は、スクリーン(9
0)に張力をかけるためのボルト(88,89)を含有
している。空気を繊維から分離する細目スクリーン(9
1)が強力スクリーン(90)を被覆しており、かつ連
結装置(86,87)に対して溶接することができる。
外端縁からそれぞれ内方に延在している。強力スクリー
ン(90)の端縁が、連結装置(86,87)を介して
リム(84,1151に対して溶接などによって固着し
である。該連結装置(86,871は、スクリーン(9
0)に張力をかけるためのボルト(88,89)を含有
している。空気を繊維から分離する細目スクリーン(9
1)が強力スクリーン(90)を被覆しており、かつ連
結装置(86,87)に対して溶接することができる。
第5図はスクリーン取付装置の詳細を示している。
第4図に最もよく示すように、回転スクリーンドラム(
22)は、駆動装置(92)によって固定ドラム(21
)のまわりを回転駆動される。駆動装置(92)は、電
動機(99)を具備した通常のベルトまたはチェーン伝
導装置を使用することができる。
22)は、駆動装置(92)によって固定ドラム(21
)のまわりを回転駆動される。駆動装置(92)は、電
動機(99)を具備した通常のベルトまたはチェーン伝
導装置を使用することができる。
回転スクリーンドラム(22)の回転速度は、通常、ス
クリーン速度が約36.575乃至5486.4 m/
g (2乃至300 fpm)、好ましくは約182.
88乃至3657.5 m/5(a0乃至2001pm
)、最も好ましくは約914.4乃至2743.2 m
/s(50乃至150 fpm)になるように設定され
ている。
クリーン速度が約36.575乃至5486.4 m/
g (2乃至300 fpm)、好ましくは約182.
88乃至3657.5 m/5(a0乃至2001pm
)、最も好ましくは約914.4乃至2743.2 m
/s(50乃至150 fpm)になるように設定され
ている。
ドラム同士の間隔は、自由回転を許容するために、約0
.508乃至2.54 am(0,020乃至0.10
0’)に設定する。回転スクリーンドラム(22) の
直径は、約254乃至1016 am(約lO乃至40
′)に設定すべきである。
.508乃至2.54 am(0,020乃至0.10
0’)に設定する。回転スクリーンドラム(22) の
直径は、約254乃至1016 am(約lO乃至40
′)に設定すべきである。
細目スクリーン(91)の幅、従って空気流量を調整す
るために、固定ドラム(21)は、第4図に示すように
、空気スロットカバー(93)を具備することができる
。該カバー(93)は実質的に空気入ロスロット(27
)の全長に亘って延在しており、金属製シェル(28)
と曲率半径が同一である。
るために、固定ドラム(21)は、第4図に示すように
、空気スロットカバー(93)を具備することができる
。該カバー(93)は実質的に空気入ロスロット(27
)の全長に亘って延在しており、金属製シェル(28)
と曲率半径が同一である。
各仕切りの外端部には、金属製シェル(28)の内面に
沿って空気スロットカバー(93)を移動せしめるため
の適当な切欠き開口が設けられている。
沿って空気スロットカバー(93)を移動せしめるため
の適当な切欠き開口が設けられている。
ストリップギヤ(95) (a個のみ図示)が、空気
スロットカバー(93)の内向面上に隔置されている。
スロットカバー(93)の内向面上に隔置されている。
ロッド(96)が空気スロットカバー(93)と平行に
延在しており、かつストリップギヤ(95)と噛合する
ピニオンギヤ(97)を具備している。
延在しており、かつストリップギヤ(95)と噛合する
ピニオンギヤ(97)を具備している。
ロッド(96)の一端はエンドパネル(24)に支承さ
れるのに対し、その他端部はエンドパネル(23)に挿
通されかつロッド(96)を回転可能にするソケットを
有している。
れるのに対し、その他端部はエンドパネル(23)に挿
通されかつロッド(96)を回転可能にするソケットを
有している。
ロッド(96)のソケット側端部と整合する穴が、回転
スクリーンドラム(22)のエンドパネル(82)に形
成しであるので、該穴にレンチを挿通して空気スロット
カバー(93)を調整することができる。
スクリーンドラム(22)のエンドパネル(82)に形
成しであるので、該穴にレンチを挿通して空気スロット
カバー(93)を調整することができる。
ロッド(96)を第4図に示すように、右回りに回転さ
せるとストリップギア(95)とピニオンギヤ(97)
の作動によって、空気スロットカバー(93)が上方へ
移動し、その結果、空気入ロスロット(27)の幅を縮
減あるいは完全に閉じる。ギヤ及びソケット組立体は、
空気スロットカバー(93)を各調整位置に固定するこ
ともできる。
せるとストリップギア(95)とピニオンギヤ(97)
の作動によって、空気スロットカバー(93)が上方へ
移動し、その結果、空気入ロスロット(27)の幅を縮
減あるいは完全に閉じる。ギヤ及びソケット組立体は、
空気スロットカバー(93)を各調整位置に固定するこ
ともできる。
引取りスクリーン装置(a5)を水平方向(メルトブロ
ーグイ組立体(a1)に向けて)及び垂直方向に整合す
るために、支持フレーム(29)が調整装置上に装着さ
れている。第6図に示される該調整装置は、フレーム(
29)を搭載した交差式エレベータ(a01)を具備し
ている。油圧シリンダ(aG2)がアーム(a03,1
04)を動かすことによって、引取りスクリーン装置(
a5)を搭載したフレーム(29)が昇降するようにな
る。たわみホース(68,69)が昇降運動を許容する
ことを注目すべきである。水平運動は、エレベータ(a
[111に車輪(a05)を設けることで達成されるが
、回転スクリーンドラム(22)とメルトブローグイ組
立体(a1)間の距離を調整するねじ伝導装置(図示省
略)を具備することができる。
ーグイ組立体(a1)に向けて)及び垂直方向に整合す
るために、支持フレーム(29)が調整装置上に装着さ
れている。第6図に示される該調整装置は、フレーム(
29)を搭載した交差式エレベータ(a01)を具備し
ている。油圧シリンダ(aG2)がアーム(a03,1
04)を動かすことによって、引取りスクリーン装置(
a5)を搭載したフレーム(29)が昇降するようにな
る。たわみホース(68,69)が昇降運動を許容する
ことを注目すべきである。水平運動は、エレベータ(a
[111に車輪(a05)を設けることで達成されるが
、回転スクリーンドラム(22)とメルトブローグイ組
立体(a1)間の距離を調整するねじ伝導装置(図示省
略)を具備することができる。
該調整装置は、大型引取りスクリーン装置(a5)をメ
ルトブローグイ組立体(a1)と整合する際に、極めて
重要である。通常必要な調整作業は次の通りである。す
なわち、(a)引取りスクリーン装置・(a5)を適当
な水平位置に位置決めして、空気入ロスロット(27)
が一列のダイオリフイスと整合するようにする。(2)
引取りスクリーン装置(a5)を上昇させ、空気入ロス
ロット(27)をダイオリフイスと水平方向に整合する
ようにする。
ルトブローグイ組立体(a1)と整合する際に、極めて
重要である。通常必要な調整作業は次の通りである。す
なわち、(a)引取りスクリーン装置・(a5)を適当
な水平位置に位置決めして、空気入ロスロット(27)
が一列のダイオリフイスと整合するようにする。(2)
引取りスクリーン装置(a5)を上昇させ、空気入ロス
ロット(27)をダイオリフイスと水平方向に整合する
ようにする。
(3)固定ドラム(21)の角位置を調整して、空気入
ロスロット(27)を繊維回収部(繊維と空気との混合
物が細目スクリーンによって捕捉される、スクリーン上
の区域)に配置するようにする。メルトブローダイ組立
体(a1)の出口と細目スクリーン(91)の間で、混
合物の流れが垂直方向にほんの僅か拡がる(フレアする
)傾向がある。
ロスロット(27)を繊維回収部(繊維と空気との混合
物が細目スクリーンによって捕捉される、スクリーン上
の区域)に配置するようにする。メルトブローダイ組立
体(a1)の出口と細目スクリーン(91)の間で、混
合物の流れが垂直方向にほんの僅か拡がる(フレアする
)傾向がある。
空気入ロスロット(27)の角位置は、第1図に示すよ
うな繊維と空気の混合物の中心線より僅かに前進さぜる
ことか好ましい。空気入ロスロット(27)の水平中心
線(該スロット幅の中間点)が、細目スクリーン(91
)における繊維と空気の混合物流れの水平中心線より0
乃至30°、好ましくは5乃至15°、前進せしめるこ
とが好ましい。
うな繊維と空気の混合物の中心線より僅かに前進さぜる
ことか好ましい。空気入ロスロット(27)の水平中心
線(該スロット幅の中間点)が、細目スクリーン(91
)における繊維と空気の混合物流れの水平中心線より0
乃至30°、好ましくは5乃至15°、前進せしめるこ
とが好ましい。
本発明に基づいて、空気入ロスロットに均等な空気流を
提供することによって、概ね均等な厚さのウェブを得る
引取り装置について記載した。この実施態様の変更例は
、該空気入ロスロットを通過する空気流を調節して、予
めセットした厚さのウェブを得ることにある。この変更
例は、種々なサイズの空気入口を設けて様々な流量を付
与するようにし、もって様々な(しかし予めセットした
)厚さのウェブが得られるものである。各区分室ごとに
空気スロットカバーを設けることも可能である。本発明
に包含される一般的思想は、空気入ロスロットを通過す
る空気流を制御することによって、該スロットの全長に
亘って予めセットした厚さのウェブを得ることにある。
提供することによって、概ね均等な厚さのウェブを得る
引取り装置について記載した。この実施態様の変更例は
、該空気入ロスロットを通過する空気流を調節して、予
めセットした厚さのウェブを得ることにある。この変更
例は、種々なサイズの空気入口を設けて様々な流量を付
与するようにし、もって様々な(しかし予めセットした
)厚さのウェブが得られるものである。各区分室ごとに
空気スロットカバーを設けることも可能である。本発明
に包含される一般的思想は、空気入ロスロットを通過す
る空気流を制御することによって、該スロットの全長に
亘って予めセットした厚さのウェブを得ることにある。
第1図は、本発明に係わる引取りスクリーン装置を含む
、メルトブロー装置の主要部品を示す簡易透視図、第2
図は、本発明の引取りスクリーン装置を示す部分切欠側
面図、第3図は、第2図に示された引取りスクリーン装
置の縦断面図、第4図は、第3図の線4−4についての
切断面を含む、引取りスクリーン装置の横断面図、第5
図は、第4図の線5−5についての切断面を含む、引取
りスクリーン装置の外周部分を示す断面図、第6図は引
取り装置スクリーン装置を示す側面図である。 3・・・空気スロット 4・・・パイプ 5・・・引取りスクリーン装置 7・・・不織布ウェブ 8・・・マニホールド 9・・・送風機 21・・・固定ドラム lO・・・押出し機 11・・・メルトブローダイ組立体 12・・・繊維 FIG FIG G、6 手 続 補 正 書 平成2年 e月/日
、メルトブロー装置の主要部品を示す簡易透視図、第2
図は、本発明の引取りスクリーン装置を示す部分切欠側
面図、第3図は、第2図に示された引取りスクリーン装
置の縦断面図、第4図は、第3図の線4−4についての
切断面を含む、引取りスクリーン装置の横断面図、第5
図は、第4図の線5−5についての切断面を含む、引取
りスクリーン装置の外周部分を示す断面図、第6図は引
取り装置スクリーン装置を示す側面図である。 3・・・空気スロット 4・・・パイプ 5・・・引取りスクリーン装置 7・・・不織布ウェブ 8・・・マニホールド 9・・・送風機 21・・・固定ドラム lO・・・押出し機 11・・・メルトブローダイ組立体 12・・・繊維 FIG FIG G、6 手 続 補 正 書 平成2年 e月/日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 メルトブロー繊維と空気とをメルトブローダイ組立
体から分離する装置であって、 (a)その外周に、互いに軸線方向に整合され、かつ上
記メルトブローダイ組立体と整合される複数個の空気入
口を有する固定ドラムと、(b)上記固定ドラムの内部
から、上記固定ドラムの軸線方向の外部に配置される管
寄せまで延在する複数個の出口導管と、 (c)上記各空気入口を出口導管に対して相連結させる
装置と、 (d)上記空気入口群を実質的に被覆するスクリーン外
周を有していて、かつそのメッシュサイズが上記空気を
通過させると共に、上記メルトブロー繊維を遮断するよ
うに設定されている回転スクリーンドラムと、 (e)上記管寄せ部において、上記出口導管を真空にす
ることによって、空気流が各空気入口を経て出口導管を
通過するようにする装置とを有する、メルトブロー繊維
と空気をメルトブローダイ組立体から分離する装置。 2 メルトブロー繊維を空気から分離する装置であって
、 (a)水平軸線を有していてかつ上記水平軸線に平行に
延在する水平スロットをその外周部に刻設した固定ドラ
ムと、 (b)上記固定ドラム内に装着され、上記固定ドラムを
複数個の並行区分室に分割し、かつ上記水平スロットを
複数個の空気入口に分割して、各区分室に対して空気入
口を1個づつ配分するようにする複数個の仕切りと、 (c)上記各区分室から上記固定ドラムの外方に配置さ
れる出口管寄せまで軸方向に延在する出口導管であって
、上記区分室の空気入口と出口導管のサイズがいずれも
上記固定ドラム内部において予めセットした空気流分布
が得られるように設定されている出口導管と、 (d)上記固定ドラムの水平スロットを実質的に被覆す
るように上記固定ドラム上に装着され、かつそのメッシ
ュサイズがメルトブロー繊維から空気を分離するように
設定された回転スクリーンドラムと、 (e)上記固定ドラム内部の空気流が水平スロットの全
長に亘って予めセットした空気流量分布で行われるよう
に、上記固定ドラムを真空にする装置とを有する、メル
トブロー繊維から空気を分離する装置。 3 上記区分室の空気入口と出口導管の配置とサイズと
が、各区分室の空気入口を通過する空気流量がそれぞれ
同一になるように設定してあることを特徴とする、請求
項2記載の装置。 4 上記固定ドラムが、互いに軸線方向に整合する並行
区分室を4個乃至12個含有することを特徴とする、請
求項2記載の装置。 5 上記固定ドラムが、互いに軸線方向に整合する並行
区分室を6個乃至10個含有することを特徴とする、請
求項2記載の装置。 6 上記固定ドラムが、上記水平スロットの幅を0乃至
100%開放の間で調節する装置を有している、請求項
2記載の装置。 7 上記固定ドラムと回転スクリーンドラムとの組立体
を昇降させる装置を含有する、請求項2記載の装置。 8 上記複数個の仕切りが上記水平スロットを、各々が
ほぼ同一の流動面積を有する複数個の空気入口になるよ
うに分割する、請求項2記載の装置。 9 上記最も奥の区分室の出口が、固定ドラムの外方に
向かって軸線方向にかつ互いに反対方向に延在するパイ
プを含有しており、またその他の区分室が互いに同心の
管部材によって画成される環状出口を有しており、該各
出口がほぼ同一の流動面積を有している、請求項8記載
の装置。 10 メルトブロー繊維と空気とをメルトブローダイ組
立体から分離する装置であって、 (a)メルトブローダイ組立体からの空気を受領するた
めに、該メルトブローダイ組立体と 整合する水平スロットを形成した固定ドラムと、 (b)上記固定ドラムの内部を二つの均等なドラム半分
に分割する、軸線方向に対して横断せしめた仕切りと、 (c)上記固定ドラム内部に装着され、上記各ドラム半
分を均等な区分室に分割する複数個の仕切りと、 (d)上記固定ドラム内を軸線方向に貫通する各区分室
の出口導管であつて、上記一方のドラム半分の区分室の
出口導管と、他方のドラム半分の区分室の出口導管とが
互いに反対方向に延在してかつ上記固定ドラムの両側上
の管寄せ部で終端するようにした出口導管と、 (e)上記固定ドラム上に装着される回転スクリーンド
ラムと、 (f)上記管寄せ部を真空にすることによって、空気流
が空気入口を経て各区分室を通過したのち管寄せ部に至
るようにする装置とを有 する、メルトブロー繊維と空気とをメルトブローダイ組
立体から分離する装置。 11 上記真空装置が、上記固定ドラムの中央部と整合
する送風機と、送風機の吸引を各管寄せ部に相連結する
ことによって、各管寄せ部から送風機に至る空気流路が
実質的に同一になるようにするマニホルドとを含有する
、請求項10記載の装置。 12 溶融繊維を一列に押し出す工程と、上記繊維の両
側に熱風を吹き付ける工程と、上記繊維を回転スクリー
ンドラム上に引き取ると同時に、空気流を上記スクリー
ンを経てスクリーンドラムの内部に導入したのち、軸線
方向に沿ってドラムから導出させる工程とを含有するメ
ルトブロー方法であって、空気流が上記回転スクリーン
ドラムを経て固定ドラムに導入される際に、上記スクリ
ーンによって包囲され、かつ上記固定ドラム上に一列に
形成された並行空気入口を利用して行われ、また各空気
入口ごとに1本の導管を配置して軸線方向に沿って上記
回転スクリーンドラムの外方の位置へ空気流が導出され
る工程を含有するメルトブロー方法。 13 上記空気入口と出口導管とのサイズが、各空気入
口に対して予めセットした空気流を与えるように設定さ
れている、請求項12記載の装置。 14 各空気入口を通過する流量がほぼ同一である、請
求項12記載の装置。 15 上記固定ドラムが4乃至12個の空気入口を含有
する、請求項12記載の装置。 16 上記固定ドラムが6乃至10個の空気入口と6乃
至10個の個別の導管とを含有する、請求項12記載の
装置。 17 上記一列に形成された固定ドラムの空気入口が、
互いに水平方向に整合され、かつドラムの軸線に平行に
延在しており、さらにメルトブロー繊維と空気流の中心
線より前進した角位置に配置してある、請求項12記載
の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2166538A JPH07103508B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 不織布ウェブの引取り方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2166538A JPH07103508B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 不織布ウェブの引取り方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0457952A true JPH0457952A (ja) | 1992-02-25 |
JPH07103508B2 JPH07103508B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=15833142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2166538A Expired - Fee Related JPH07103508B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 不織布ウェブの引取り方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07103508B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008255506A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Nippon Filcon Co Ltd | フクレ防止円筒状金網及びその製造方法 |
WO2014010427A1 (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-16 | 株式会社瑞光 | 吸収体製造装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5905400B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2016-04-20 | タピルス株式会社 | 極細繊維からなるメルトブロー不織布の製造方法及び極細繊維からなるメルトブロー不織布を製造するための装置 |
-
1990
- 1990-06-25 JP JP2166538A patent/JPH07103508B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008255506A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Nippon Filcon Co Ltd | フクレ防止円筒状金網及びその製造方法 |
WO2014010427A1 (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-16 | 株式会社瑞光 | 吸収体製造装置 |
JP2014014536A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Zuiko Corp | 吸収体製造装置 |
US9551097B2 (en) | 2012-07-10 | 2017-01-24 | Zuiko Corporation | Device for producing absorbent body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07103508B2 (ja) | 1995-11-08 |
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