JPH0457603B2 - - Google Patents
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- JPH0457603B2 JPH0457603B2 JP62227650A JP22765087A JPH0457603B2 JP H0457603 B2 JPH0457603 B2 JP H0457603B2 JP 62227650 A JP62227650 A JP 62227650A JP 22765087 A JP22765087 A JP 22765087A JP H0457603 B2 JPH0457603 B2 JP H0457603B2
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、不純物含有テルル金属の精製方法に
関し、特に簡易な処理方法により不純物の少ない
金属テルルを得るための精製方法に関する。 [従来の技術] 一般にテルルは、銅の電解精製の際に生じるア
ノードスライムを原料として、ソーダ溶融、浸
出、清浄処理、中和等の操作を経て、一旦、二酸
化テルルとして回収し、さらにこれを水酸化ナト
リウムで溶解して亜テルル酸ソーダ溶液とし、こ
れを電解採取することにより得られる。 こうして得られた電解析出テルル(以下、電析
テルルという)中には、不純物としてNaが数
100ppm、Fe、Pb、Ni、Si等が数10ppm含まれ
ている。 従来、上記電析テルルの溶解方法としては、黒
鉛るつぼを使用し、これに蒸発防止用の蓋をし
て、500℃前後で融解させて鋳造する方法が一般
に知られている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら上記方法による場合、溶解が一回
のみでは不純物、特にNaの分離が不十分であり、
そのため同操作を2〜3回繰り返し行わなければ
ならない欠点を有していた。 さらに、他の不純物Fe、Pb、Ni、Si等の除去
に関しても、前記方法は不十分であるという欠点
を有していた。 [問題点を解決するための手段] 本発明者等は、上記問題点を解決するため鋭意
研究し、簡単に実施でき且つ精製効果の高いテル
ルの乾式精製方法を見いだした。 すなわち、本発明は電析テルルを原料として、
これを非還元性るつぼに装入し、大気中でテルル
の融点(452℃)近傍の温度に所定時間保持し、
次いで500〜600℃に昇温して所定時間保持するこ
とにより不純物をドロスとして浮上分離する、テ
ルルの精製方法の発明である。 [作用] 一般に電析テルルの電着面には、多数の微細な
ヘアークラツク(hair crack)が存在し、電解液
の巻き込みが観察される。このような電着面では
ヘアークラツク部に不純物の偏析が考えられる
が、同時にフラツクス作用をなすNaOH(電解液
成分で融点が318℃)も共存している。 本発明者等は、この特異な電着状態に着目し、
まず、電析テルルを一定の短時間その融点(452
℃)付近の温度に保持して、ヘアークラツク内部
の酸化を補償するための時間を十分に取り、不純
物の酸化およびNaOHフラツクスへの移行、固
定が十分に行われるようにすることが有効である
ことを予測し、その実効を確認して本発明を達成
したものである。融点付近に保持するための温度
は452℃±15℃の範囲で選ぶことができる。この
場合、452℃±10℃とすることがさらに好ましい。 すなわち、電析テルルを原料とする場合におい
ては、原料の溶け落ちを行わせた後、次いで温度
を上げ、所定時間保持することにより、ドロスを
浮上分離し、ドロスを巻き込まないように鋳造を
行うことで、Naの分離はほぼ完全に行うことが
でき、さらに他の不純物Fe、Pb、Ni、Si等の除
去効果も顕著に上げることができた。 この場合、テルルの融点付近での保持時間は20
分未満であれば除去効果にばらつきがでるため20
分以上とする必要があり、40分以上が好ましいこ
とを確認している。 本発明の方法による不純物の除去は、積極的な
酸化反応により進行するものであるため、黒鉛る
つぼの使用は不可能であり、非還元性るつぼを用
いる。非還元性るつぼとして、本実施例ではアル
ミナるつぼを使用したが、コスト的に高価なジル
コニアるつぼやマグネシアるつぼでも同等な効果
を有することを確認している。 以下に実施例を示し、具体的に説明する。 [実施例 1] 第1表に示す電析テルル(原料1)3Kgを原料
として、非還元性るつぼとしてのアルミナるつぼ
に装入し、該るつぼにアルミナ製の蓋をして、テ
ルルの融点付近(445〜465℃)で40分間保持し
た。 次いで550℃へ昇温し、120分融解させた後、ド
ロスをるつぼ内に残してテルルの溶湯のみが流れ
出る程度にあけた注入口から注湯して鋳造した。
このようにして得られたテルルの品位を第1表に
示す。 [実施例 2] 上記原料3Kgをアルミナるつぼに装入し、アル
ミナ製の蓋を該るつぼ上に取り付け、一旦、テル
ルの融点(452℃)で20分間保持した。次いで550
℃へ昇温し、120分融解させた後、ドロスをるつ
ぼ内に残してテルルの溶湯を注湯して鋳造した。 得られたテルルの品位を第1表に示す。 [比較例 1] 第1表に示す電析テルル(原料1)3Kgを原料
として、黒鉛るつぼに装入し、該るつぼに黒鉛製
の蓋をして、550℃で120分間融解させた後、ドロ
スをるつぼ内に残してテルルの溶湯を注湯して鋳
造した。この操作を回収したテルルに対してもう
一度繰り返した。 こうして得られたテルル中の不純物品位を、第
1表にあわせて示す。 [比較例 2] 上記原料3Kgをアルミナるつぼに装入し、アル
ミナ製の蓋を該るつぼ上に取り付け、550℃で120
分融解させた後、鋳造した。 得られたテルルの品位を第1表に示す。
関し、特に簡易な処理方法により不純物の少ない
金属テルルを得るための精製方法に関する。 [従来の技術] 一般にテルルは、銅の電解精製の際に生じるア
ノードスライムを原料として、ソーダ溶融、浸
出、清浄処理、中和等の操作を経て、一旦、二酸
化テルルとして回収し、さらにこれを水酸化ナト
リウムで溶解して亜テルル酸ソーダ溶液とし、こ
れを電解採取することにより得られる。 こうして得られた電解析出テルル(以下、電析
テルルという)中には、不純物としてNaが数
100ppm、Fe、Pb、Ni、Si等が数10ppm含まれ
ている。 従来、上記電析テルルの溶解方法としては、黒
鉛るつぼを使用し、これに蒸発防止用の蓋をし
て、500℃前後で融解させて鋳造する方法が一般
に知られている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら上記方法による場合、溶解が一回
のみでは不純物、特にNaの分離が不十分であり、
そのため同操作を2〜3回繰り返し行わなければ
ならない欠点を有していた。 さらに、他の不純物Fe、Pb、Ni、Si等の除去
に関しても、前記方法は不十分であるという欠点
を有していた。 [問題点を解決するための手段] 本発明者等は、上記問題点を解決するため鋭意
研究し、簡単に実施でき且つ精製効果の高いテル
ルの乾式精製方法を見いだした。 すなわち、本発明は電析テルルを原料として、
これを非還元性るつぼに装入し、大気中でテルル
の融点(452℃)近傍の温度に所定時間保持し、
次いで500〜600℃に昇温して所定時間保持するこ
とにより不純物をドロスとして浮上分離する、テ
ルルの精製方法の発明である。 [作用] 一般に電析テルルの電着面には、多数の微細な
ヘアークラツク(hair crack)が存在し、電解液
の巻き込みが観察される。このような電着面では
ヘアークラツク部に不純物の偏析が考えられる
が、同時にフラツクス作用をなすNaOH(電解液
成分で融点が318℃)も共存している。 本発明者等は、この特異な電着状態に着目し、
まず、電析テルルを一定の短時間その融点(452
℃)付近の温度に保持して、ヘアークラツク内部
の酸化を補償するための時間を十分に取り、不純
物の酸化およびNaOHフラツクスへの移行、固
定が十分に行われるようにすることが有効である
ことを予測し、その実効を確認して本発明を達成
したものである。融点付近に保持するための温度
は452℃±15℃の範囲で選ぶことができる。この
場合、452℃±10℃とすることがさらに好ましい。 すなわち、電析テルルを原料とする場合におい
ては、原料の溶け落ちを行わせた後、次いで温度
を上げ、所定時間保持することにより、ドロスを
浮上分離し、ドロスを巻き込まないように鋳造を
行うことで、Naの分離はほぼ完全に行うことが
でき、さらに他の不純物Fe、Pb、Ni、Si等の除
去効果も顕著に上げることができた。 この場合、テルルの融点付近での保持時間は20
分未満であれば除去効果にばらつきがでるため20
分以上とする必要があり、40分以上が好ましいこ
とを確認している。 本発明の方法による不純物の除去は、積極的な
酸化反応により進行するものであるため、黒鉛る
つぼの使用は不可能であり、非還元性るつぼを用
いる。非還元性るつぼとして、本実施例ではアル
ミナるつぼを使用したが、コスト的に高価なジル
コニアるつぼやマグネシアるつぼでも同等な効果
を有することを確認している。 以下に実施例を示し、具体的に説明する。 [実施例 1] 第1表に示す電析テルル(原料1)3Kgを原料
として、非還元性るつぼとしてのアルミナるつぼ
に装入し、該るつぼにアルミナ製の蓋をして、テ
ルルの融点付近(445〜465℃)で40分間保持し
た。 次いで550℃へ昇温し、120分融解させた後、ド
ロスをるつぼ内に残してテルルの溶湯のみが流れ
出る程度にあけた注入口から注湯して鋳造した。
このようにして得られたテルルの品位を第1表に
示す。 [実施例 2] 上記原料3Kgをアルミナるつぼに装入し、アル
ミナ製の蓋を該るつぼ上に取り付け、一旦、テル
ルの融点(452℃)で20分間保持した。次いで550
℃へ昇温し、120分融解させた後、ドロスをるつ
ぼ内に残してテルルの溶湯を注湯して鋳造した。 得られたテルルの品位を第1表に示す。 [比較例 1] 第1表に示す電析テルル(原料1)3Kgを原料
として、黒鉛るつぼに装入し、該るつぼに黒鉛製
の蓋をして、550℃で120分間融解させた後、ドロ
スをるつぼ内に残してテルルの溶湯を注湯して鋳
造した。この操作を回収したテルルに対してもう
一度繰り返した。 こうして得られたテルル中の不純物品位を、第
1表にあわせて示す。 [比較例 2] 上記原料3Kgをアルミナるつぼに装入し、アル
ミナ製の蓋を該るつぼ上に取り付け、550℃で120
分融解させた後、鋳造した。 得られたテルルの品位を第1表に示す。
【表】
[実施例 3]
第2表に示す品位を有する電析テルル(原料
2)6.5Kgをアルミナるつぼに装入した後、アル
ミナ製の蓋をして、テルルの融点(452℃)で40
分間保持した。次いで550℃に昇温させて、この
温度でさらに120分間融解保持した後、ドロスを
るつぼ内に残してテルルの溶湯を注湯して鋳造を
行つた。テルルの回収率は98%であり、不純物品
位は第2表に示す通りであつた。
2)6.5Kgをアルミナるつぼに装入した後、アル
ミナ製の蓋をして、テルルの融点(452℃)で40
分間保持した。次いで550℃に昇温させて、この
温度でさらに120分間融解保持した後、ドロスを
るつぼ内に残してテルルの溶湯を注湯して鋳造を
行つた。テルルの回収率は98%であり、不純物品
位は第2表に示す通りであつた。
【表】
以上の結果から明らかなように、黒鉛るつぼを
使用した比較例1では、不純物除去の効果が不十
分であつたことがわかる。 さらに溶解操作を数回繰り返さなければならな
いため、回収率が低下するとともに、黒鉛るつぼ
の消耗が著しく、コスト上不利である。 これに対し、非還元性るつぼ(本明細書中の実
施例ではアルミナるつぼを使用)を用いる本発明
の方法では、ドロスの形成が容易に起こるため、
不純物の除去を効果的に行うことができるととも
に、溶解操作が一回で済むため、回収率が従来法
より5〜6%向上する。 さらに、本発明の方法では電析テルルの特異な
電着状態に注目し、原料を一旦、テルルの融点付
近で保持して十分に溶解させる工程を設けている
ため、不純物のドロス形成が十分に行われ、より
いつそうの精製効果が得られることが理解され
る。 [発明の効果] 上述のように本発明は、非還元性るつぼを使用
して、一旦テルルの融点付近で保持した後、昇温
して融解させる方法から成るが、原料中の不純物
を除去する目的について簡易に実施でき、かつコ
スト的にも安価で好適なテルルの精製方法であ
る。
使用した比較例1では、不純物除去の効果が不十
分であつたことがわかる。 さらに溶解操作を数回繰り返さなければならな
いため、回収率が低下するとともに、黒鉛るつぼ
の消耗が著しく、コスト上不利である。 これに対し、非還元性るつぼ(本明細書中の実
施例ではアルミナるつぼを使用)を用いる本発明
の方法では、ドロスの形成が容易に起こるため、
不純物の除去を効果的に行うことができるととも
に、溶解操作が一回で済むため、回収率が従来法
より5〜6%向上する。 さらに、本発明の方法では電析テルルの特異な
電着状態に注目し、原料を一旦、テルルの融点付
近で保持して十分に溶解させる工程を設けている
ため、不純物のドロス形成が十分に行われ、より
いつそうの精製効果が得られることが理解され
る。 [発明の効果] 上述のように本発明は、非還元性るつぼを使用
して、一旦テルルの融点付近で保持した後、昇温
して融解させる方法から成るが、原料中の不純物
を除去する目的について簡易に実施でき、かつコ
スト的にも安価で好適なテルルの精製方法であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電解析出テルルを非還元性るつぼに装入し、
大気中で452℃±15℃の範囲の温度に一旦、少な
くとも20分間保持した後、500〜600℃の温度に昇
温融解させて、不純物をドロスとして浮上させて
分離することを特徴とする、テルルの精製方法。 2 融点付近の温度に保持するための温度が452
℃±10℃である、特許請求の範囲第1項に記載の
方法。 3 融点付近の温度に保持するための時間が40分
以上である、特許請求の範囲第1項または第2項
のいずれかに記載の方法。 4 非還元性るつぼがアルミナるつぼ、ジルコニ
アるつぼ、またはマグネシアるつぼである、特許
請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22765087A JPS6472906A (en) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | Method for refining tellurium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22765087A JPS6472906A (en) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | Method for refining tellurium |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6472906A JPS6472906A (en) | 1989-03-17 |
JPH0457603B2 true JPH0457603B2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=16864194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22765087A Granted JPS6472906A (en) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | Method for refining tellurium |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6472906A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4574825B2 (ja) * | 2000-09-28 | 2010-11-04 | 古河機械金属株式会社 | テルルの回収方法 |
JP4574826B2 (ja) * | 2000-09-28 | 2010-11-04 | 古河機械金属株式会社 | テルルを回収する方法 |
JP3700967B2 (ja) * | 2001-03-23 | 2005-09-28 | 日本電信電話株式会社 | 高純度亜テルル酸ナトリウムの製造方法 |
JP2008063116A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Hirano Tecseed Co Ltd | ウエブの蛇行修正装置 |
CN101892496B (zh) * | 2010-06-30 | 2012-04-18 | 四川鑫炬矿业资源开发股份有限公司 | 以3n粗碲为原料制备高纯5n碲的方法 |
CN102139863A (zh) * | 2011-05-03 | 2011-08-03 | 嘉兴市达泽光电技术有限公司 | 一种利用坩埚提纯碲的方法 |
CN109319744A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 成都中建材光电材料有限公司 | 一种4n碲的制备方法 |
JP7175456B2 (ja) * | 2019-12-06 | 2022-11-21 | 松田産業株式会社 | 蒸着材料及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48103418A (ja) * | 1972-04-17 | 1973-12-25 | ||
JPS59169908A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-26 | Nippon Mining Co Ltd | テルルの精製方法 |
-
1987
- 1987-09-11 JP JP22765087A patent/JPS6472906A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48103418A (ja) * | 1972-04-17 | 1973-12-25 | ||
JPS59169908A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-26 | Nippon Mining Co Ltd | テルルの精製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6472906A (en) | 1989-03-17 |
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