JPH04575B2 - - Google Patents
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- JPH04575B2 JPH04575B2 JP19556884A JP19556884A JPH04575B2 JP H04575 B2 JPH04575 B2 JP H04575B2 JP 19556884 A JP19556884 A JP 19556884A JP 19556884 A JP19556884 A JP 19556884A JP H04575 B2 JPH04575 B2 JP H04575B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils
- H01F6/06—Coils, e.g. winding, insulating, terminating or casing arrangements therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、鍔板を両側に備えた巻胴に、超電
導線が巻かれてなる超電導磁石に関し、特に、超
電導線を押さえて動かないようにした安定性の高
い超電導磁石に関するものである。
導線が巻かれてなる超電導磁石に関し、特に、超
電導線を押さえて動かないようにした安定性の高
い超電導磁石に関するものである。
「従来技術」
超電導磁石に通電の際、巻胴に巻かれた超電導
線が電磁力によつて動いたり、超電導線が巻胴の
外側に付勢されてふくらみ気味になることを防止
できるように構成した超電導磁石の従来例とし
て、第6図ないし第9図に示す超電導磁石が知ら
れている。
線が電磁力によつて動いたり、超電導線が巻胴の
外側に付勢されてふくらみ気味になることを防止
できるように構成した超電導磁石の従来例とし
て、第6図ないし第9図に示す超電導磁石が知ら
れている。
第6図に示す超電導磁石は、ボビン1の巻胴1
aに巻かれた超電導線2の周囲にエポキシ樹脂を
流し込んで固化させ、超電導線2をエポキシ樹脂
層3で固定して構成されたものである。
aに巻かれた超電導線2の周囲にエポキシ樹脂を
流し込んで固化させ、超電導線2をエポキシ樹脂
層3で固定して構成されたものである。
第7図に示す超電導磁石は、超電導線が巻かれ
たボビン4に更に、強度の高い非磁性ステンレス
(SUS304等)線等の線材5を巻きつけて超電導
線を固定して構成されたものである。
たボビン4に更に、強度の高い非磁性ステンレス
(SUS304等)線等の線材5を巻きつけて超電導
線を固定して構成されたものである。
第8図と第9図に示す超電導磁石は、ボビン6
に巻き付けた超電導線7の最外周に強度の高い非
磁性ステンレス(SUS304等)バンド8を巻き付
け、バンド8の両端をボルト9を介して連結する
とともに、このボルト9を回わしてバンド8によ
り超電導線7を締め付けて構成されたものであ
る。
に巻き付けた超電導線7の最外周に強度の高い非
磁性ステンレス(SUS304等)バンド8を巻き付
け、バンド8の両端をボルト9を介して連結する
とともに、このボルト9を回わしてバンド8によ
り超電導線7を締め付けて構成されたものであ
る。
「発明が解決しようとする問題点」
超電導磁石の超電導状態が破れる現象であるク
エンチは線材の動きや、磁束の急激な動きによつ
て生じる。従つて超電導磁石の安定性に関しては
線材の機械的な動きを防ぐことがまず第1に必要
である。第6図に示す超電導磁石にあつては、超
電導線2がエポキシ樹脂層3に埋まるので超電導
線2の動きを阻止できるようにはなるものの、最
外周の超電導線2に加わる力が超電導線2の各巻
層部分に加わる力の和に近くなる関係から、この
強大な力に耐えるためには、最外周の超電導線2
の外側を覆うエポキシ樹脂層3の厚さをかなり厚
くしなくてはならない問題がある。なお、このよ
うにエポキシ樹脂層3の厚さを増すことは、超電
導磁石全体を冷却する場合に、冷媒と超電導線2
との間に厚いエポキシ樹脂層3が介在することに
なつて冷却が間接的になり、冷却性能が低下する
問題がある。
エンチは線材の動きや、磁束の急激な動きによつ
て生じる。従つて超電導磁石の安定性に関しては
線材の機械的な動きを防ぐことがまず第1に必要
である。第6図に示す超電導磁石にあつては、超
電導線2がエポキシ樹脂層3に埋まるので超電導
線2の動きを阻止できるようにはなるものの、最
外周の超電導線2に加わる力が超電導線2の各巻
層部分に加わる力の和に近くなる関係から、この
強大な力に耐えるためには、最外周の超電導線2
の外側を覆うエポキシ樹脂層3の厚さをかなり厚
くしなくてはならない問題がある。なお、このよ
うにエポキシ樹脂層3の厚さを増すことは、超電
導磁石全体を冷却する場合に、冷媒と超電導線2
との間に厚いエポキシ樹脂層3が介在することに
なつて冷却が間接的になり、冷却性能が低下する
問題がある。
第7図に示す超電導磁石にあつては、線材5が
一カ所でも切断すると、線材5による超電導線の
巻き固め力が激減し、これによつて電磁力による
超電導線の破壊を引き起こす虞れを生じる問題が
ある。
一カ所でも切断すると、線材5による超電導線の
巻き固め力が激減し、これによつて電磁力による
超電導線の破壊を引き起こす虞れを生じる問題が
ある。
第8図と第9図に示す超電導磁石にあつては、
最外周の超電導線7をバンド8で締め付ける構成
のため、バンド8を厚くできず、したがつて余り
大きな電磁力には耐えることができない問題があ
る。
最外周の超電導線7をバンド8で締め付ける構成
のため、バンド8を厚くできず、したがつて余り
大きな電磁力には耐えることができない問題があ
る。
「発明の目的」
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたも
ので、超電導線への通電によつて生じる強大な電
磁力によつても超電導線が動かないように超電導
線を確実に押えることができるとともに、超電導
線の冷却性能を低下させないようにした超電導磁
石の提供を目的とする。
ので、超電導線への通電によつて生じる強大な電
磁力によつても超電導線が動かないように超電導
線を確実に押えることができるとともに、超電導
線の冷却性能を低下させないようにした超電導磁
石の提供を目的とする。
「問題点を解決するための手段」
この発明は、超電導線の最外周部との間に所要
の間隔をあけてこの最外周部の周面を覆う環状の
保護板を鍔板の外周部に取り付け、この保護板を
2枚以上の保護基板から構成するとともに、保護
板にはその周方向に沿つて複数のねじ孔を形成
し、ねじ孔にねじ軸を螺入し、このねじ軸の先端
に超電導線の最外周部に当接する押え板を設けて
構成したものである。
の間隔をあけてこの最外周部の周面を覆う環状の
保護板を鍔板の外周部に取り付け、この保護板を
2枚以上の保護基板から構成するとともに、保護
板にはその周方向に沿つて複数のねじ孔を形成
し、ねじ孔にねじ軸を螺入し、このねじ軸の先端
に超電導線の最外周部に当接する押え板を設けて
構成したものである。
「作 用」
押え板は保護板に支持されて超電導線を確実に
押さえるとともに、超電導磁石全体の冷却時には
冷媒が超電導線を直接冷却する。
押さえるとともに、超電導磁石全体の冷却時には
冷媒が超電導線を直接冷却する。
実施例 1
第1図ないし第3図はこの発明のダブルパンケ
ーキコイルの場合の一実施例を示すもので、筒状
の巻胴10Aの両側に円盤状の鍔板10B,10
Bを取り付けてボビン10が形成され、巻胴10
Aには巻胴10Aの中心軸方向に沿つて2列に並
んで超電導線11,12が巻かれている。巻胴1
0Aに巻かれた超電導線11,12の最外周部1
1a,12aは鍔板10B,10Bの最外周縁よ
り内側にされ、鍔板10B,10Bの最外周縁部
には、上記超電導線11,12の最外周部11
a,12aとの間に所要の間隔をあけて上記鍔板
10B,10B間の周縁開口面の大部分を塞ぎ、
上記最外周部11a,12aを覆う環状の保護板
13が取り付けられている。この保護板13は、
半円の円周部より若干短い円周部を有する平面略
半円状の保護基板13Aを2枚合わせて形成され
たもので、各保護基板13Aの円周部の一側端を
接触させ、他側端の間に出入口14を形成して鍔
板10B,10Bにネジ止めされ、この出入口1
4を介して巻胴10Aに巻かれた超電導線11,
12が第2図に示すように引き出されている。そ
して、上記保護板13には、ねじ孔13aが、保
護板13の幅方向に一対ずつ並び、保護板13の
周方向に沿い、かつ、超電導線11,12の最外
周部11a,12aの幅方向中央に対向して複数
形成され、各ねじ孔13aには保護板13の内方
に先端を突出させて押えねじ15が螺入されると
ともに、これら押えねじ15の先端には、曲面板
状の押え板16が押え板16の凸面の中央部に形
成された挿入穴16aに上記押えねじ15の先端
を挿入して取り付けられ、各押え板16が超電導
線11,12の最外周部11a,12aを巻胴1
0A側に押して超電導線11,12を押さえ付け
ている。
ーキコイルの場合の一実施例を示すもので、筒状
の巻胴10Aの両側に円盤状の鍔板10B,10
Bを取り付けてボビン10が形成され、巻胴10
Aには巻胴10Aの中心軸方向に沿つて2列に並
んで超電導線11,12が巻かれている。巻胴1
0Aに巻かれた超電導線11,12の最外周部1
1a,12aは鍔板10B,10Bの最外周縁よ
り内側にされ、鍔板10B,10Bの最外周縁部
には、上記超電導線11,12の最外周部11
a,12aとの間に所要の間隔をあけて上記鍔板
10B,10B間の周縁開口面の大部分を塞ぎ、
上記最外周部11a,12aを覆う環状の保護板
13が取り付けられている。この保護板13は、
半円の円周部より若干短い円周部を有する平面略
半円状の保護基板13Aを2枚合わせて形成され
たもので、各保護基板13Aの円周部の一側端を
接触させ、他側端の間に出入口14を形成して鍔
板10B,10Bにネジ止めされ、この出入口1
4を介して巻胴10Aに巻かれた超電導線11,
12が第2図に示すように引き出されている。そ
して、上記保護板13には、ねじ孔13aが、保
護板13の幅方向に一対ずつ並び、保護板13の
周方向に沿い、かつ、超電導線11,12の最外
周部11a,12aの幅方向中央に対向して複数
形成され、各ねじ孔13aには保護板13の内方
に先端を突出させて押えねじ15が螺入されると
ともに、これら押えねじ15の先端には、曲面板
状の押え板16が押え板16の凸面の中央部に形
成された挿入穴16aに上記押えねじ15の先端
を挿入して取り付けられ、各押え板16が超電導
線11,12の最外周部11a,12aを巻胴1
0A側に押して超電導線11,12を押さえ付け
ている。
なお、上記超電導線11,12はNb3Sn系等の
化合物系の超電導線であり、各超電導線は化合物
を形成する以前の各元素単独状態で複合線材化さ
れ、その後に拡散熱処理を施して超電導金属化合
物を生成させて形成される周知のものである。な
おまた、上記保護板13と押え板16とは、非磁
性材であるSUS304、SUS304L、SUS304LN、
SUS316、SUS316L、SUS316LN等のステンレス
鋼で形成されている。
化合物系の超電導線であり、各超電導線は化合物
を形成する以前の各元素単独状態で複合線材化さ
れ、その後に拡散熱処理を施して超電導金属化合
物を生成させて形成される周知のものである。な
おまた、上記保護板13と押え板16とは、非磁
性材であるSUS304、SUS304L、SUS304LN、
SUS316、SUS316L、SUS316LN等のステンレス
鋼で形成されている。
上記のように構成された超電導磁石にあつて
は、超電導線11,12に電流を流した場合に超
電導線11,12に電磁力が作用し、超電導線1
1,12がボビン10の径方向外側に膨出しよう
とした場合、押え板16が超電導線11,12を
押さえてこれを阻止し、超電導線11,12の損
傷を防止する。また、超電導磁石全体を冷媒で冷
却する場合には冷媒がボビン10内の超電導線1
1,12を直接冷却できるので冷却効率も良好に
なる。
は、超電導線11,12に電流を流した場合に超
電導線11,12に電磁力が作用し、超電導線1
1,12がボビン10の径方向外側に膨出しよう
とした場合、押え板16が超電導線11,12を
押さえてこれを阻止し、超電導線11,12の損
傷を防止する。また、超電導磁石全体を冷媒で冷
却する場合には冷媒がボビン10内の超電導線1
1,12を直接冷却できるので冷却効率も良好に
なる。
ところで、超電導線11,12の拡散熱処理を
超電導線11,12の巻胴10Aへの巻き付け後
に行うことがある。この場合、本実施例の超電導
磁石にあつては、押え板16により超電導線1
1,12を押さえた状態で拡散熱処理を施す。拡
散熱処理としては、例えば800℃に50時間の間保
持することで行う。すると、熱処理の高温によつ
て押えねじ15や押え板16が劣化してこれらの
強度低下を起こすが、この場合には押えねじ15
や押え板16を新品と交換するとよい。なお、保
護板13は2つに分割されていて、保護板13の
取り付けに当つてこれを撓ませる必要はないた
め、各保護板13Aを十分に厚く形成できる。し
たがつて保護板13Aの強度は十分であり、大き
な電磁力が作用しても超電導線11,12を確実
に支持できるとともに、上記拡散熱処理を行つて
もその強度は超電導線11,12を支持するため
に十分な値になる。もちろん保護板13を交換す
ることも可能である。
超電導線11,12の巻胴10Aへの巻き付け後
に行うことがある。この場合、本実施例の超電導
磁石にあつては、押え板16により超電導線1
1,12を押さえた状態で拡散熱処理を施す。拡
散熱処理としては、例えば800℃に50時間の間保
持することで行う。すると、熱処理の高温によつ
て押えねじ15や押え板16が劣化してこれらの
強度低下を起こすが、この場合には押えねじ15
や押え板16を新品と交換するとよい。なお、保
護板13は2つに分割されていて、保護板13の
取り付けに当つてこれを撓ませる必要はないた
め、各保護板13Aを十分に厚く形成できる。し
たがつて保護板13Aの強度は十分であり、大き
な電磁力が作用しても超電導線11,12を確実
に支持できるとともに、上記拡散熱処理を行つて
もその強度は超電導線11,12を支持するため
に十分な値になる。もちろん保護板13を交換す
ることも可能である。
なお、保護板13に取り付ける押え板16の数
は超電導線11,12が発生させる電磁力の大き
さに応じて適宜選択してよく、また、ねじ孔13
aの径と押えねじ15の径も同様に適宜選択して
よい。また、押え板16の数を増やすことによつ
て超電導線11,12の最外周部11a,12a
の全周にわたつてこれらを押さえるように構成す
ることもできる。さらに、超電導線11,12の
最外周部11a,12aにステンレステープを巻
き付け、このステンレステープの外面を押え板1
6によつて押さえるように構成してもよい。この
ように構成すると、押え板16では押えきれない
部分、すなわち、押え板16,16の間の部分の
超電導線11,12をも押えることができる。
は超電導線11,12が発生させる電磁力の大き
さに応じて適宜選択してよく、また、ねじ孔13
aの径と押えねじ15の径も同様に適宜選択して
よい。また、押え板16の数を増やすことによつ
て超電導線11,12の最外周部11a,12a
の全周にわたつてこれらを押さえるように構成す
ることもできる。さらに、超電導線11,12の
最外周部11a,12aにステンレステープを巻
き付け、このステンレステープの外面を押え板1
6によつて押さえるように構成してもよい。この
ように構成すると、押え板16では押えきれない
部分、すなわち、押え板16,16の間の部分の
超電導線11,12をも押えることができる。
実施例 2
第4図と第5図はこの発明の第2実施例を示す
もので、第1図ないし第3図に示した第1実施例
の構成部分と同一の部分には同じ符号を付してそ
れらの説明は省略する。本実施例では押え板1
6′の凹面側に押え板16′の長さ方向に沿つて嵌
合溝16′bが形成されるとともに、この嵌合溝
16′bに嵌合可能な突条17aを備えた曲面板
状のスペーサ17が突条17aを嵌合溝16′a
に入れて押え板16′に一体化され、押え板1
6′がスペーサ17を介して超電導線11,12
を押さえるように構成されている。このスペーサ
17は、FRP、ベークライト、セラミツクス、
マイカ、ガラス、テフロン樹脂等の絶縁材料で形
成されている。
もので、第1図ないし第3図に示した第1実施例
の構成部分と同一の部分には同じ符号を付してそ
れらの説明は省略する。本実施例では押え板1
6′の凹面側に押え板16′の長さ方向に沿つて嵌
合溝16′bが形成されるとともに、この嵌合溝
16′bに嵌合可能な突条17aを備えた曲面板
状のスペーサ17が突条17aを嵌合溝16′a
に入れて押え板16′に一体化され、押え板1
6′がスペーサ17を介して超電導線11,12
を押さえるように構成されている。このスペーサ
17は、FRP、ベークライト、セラミツクス、
マイカ、ガラス、テフロン樹脂等の絶縁材料で形
成されている。
この実施例にあつては、前記第1実施例と同等
の効果が得られる他に、スペーサ17の存在によ
り、絶縁性が向上するようになつている。また、
第4図に示す状態は、超電導線11の最外周部1
1aの周面が図に示す如く超電導線12の最外周
部12aの周面より内側になつて、両周面が不揃
いの場合を示している。この場合、超電導線11
を押さえる押え板16′とスペーサ17の厚さを
超電導線12を押さえる押え板16′とスペーサ
17の厚さよりも厚く構成することによつて超電
導線11,12を各々別個に確実に押さえるよう
にしたものである。なお、不揃いの超電導線1
1,12を押さえるには押えねじ15を長くして
も対応できるが、押えねじ15を長くしすぎると
押えねじ15の挫屈の虞れを生じるので押え板1
6′とスペーサ17の厚さを変えて上記不揃いに
対応することが好ましい。なおまた、この超電導
線11,12の不揃いには、上記第1実施例の構
造でも押え板16の厚さを変えることによつて対
応できるのは勿論である。さらに、上記不揃いの
場合に、超電導線の最外周部の周面が形成する段
差が小さい場合には押えねじ15の回転操作によ
る押えねじ15の操り出し状態の調節によつて各
超電導線を個々に押さえることができるのは言う
までもない。
の効果が得られる他に、スペーサ17の存在によ
り、絶縁性が向上するようになつている。また、
第4図に示す状態は、超電導線11の最外周部1
1aの周面が図に示す如く超電導線12の最外周
部12aの周面より内側になつて、両周面が不揃
いの場合を示している。この場合、超電導線11
を押さえる押え板16′とスペーサ17の厚さを
超電導線12を押さえる押え板16′とスペーサ
17の厚さよりも厚く構成することによつて超電
導線11,12を各々別個に確実に押さえるよう
にしたものである。なお、不揃いの超電導線1
1,12を押さえるには押えねじ15を長くして
も対応できるが、押えねじ15を長くしすぎると
押えねじ15の挫屈の虞れを生じるので押え板1
6′とスペーサ17の厚さを変えて上記不揃いに
対応することが好ましい。なおまた、この超電導
線11,12の不揃いには、上記第1実施例の構
造でも押え板16の厚さを変えることによつて対
応できるのは勿論である。さらに、上記不揃いの
場合に、超電導線の最外周部の周面が形成する段
差が小さい場合には押えねじ15の回転操作によ
る押えねじ15の操り出し状態の調節によつて各
超電導線を個々に押さえることができるのは言う
までもない。
なお、スペーサ17の突条17aと押え板1
6′の嵌合溝16′bを省略し、スペーサ17を押
え板16に貼着して構成することもできる。
6′の嵌合溝16′bを省略し、スペーサ17を押
え板16に貼着して構成することもできる。
「製造例」
NbとSnを複合して線材化した強制冷却型超電
導素線(径:23mm×13mm)を巻線として、ボビン
内径200mm(巻線内径300mm)、ボビン外径610mm
(巻線外径550〜580mm)のダブルパンケーキ型コ
イルを作製した。ボビンには巻線量35mで、上下
各10ターンずつ合計20ターン巻き付け、ボビンの
鍔板の最外周に15mm厚のSUS304L製保護板をネ
ジ止めし、保護板の出入口から巻線を引き出し
た。保護板のねじ孔はM10、押え板は3mm厚のも
の、5mm厚のもの、10mm厚のもの、20mm厚のもの
を各々用意し、保護板と巻線最外周部の周面との
隙間に応じて上記各厚さの押え板を使い分けた。
保護板の周方向に沿う各ねじ孔間の間隔は80mm、
押え板の寸法は20mmW×50mmLであり、保護板の
周方向に沿う各押え板間の間隔は30mmとした。こ
のように作製したダブルパンケーキ型コイルを
800℃に50時間保持して拡散熱処理を行い、
Nb3Sn金属間化合物を生成させて巻線をNb3Sn系
超電導線とした。次に、押え板を取り外し、拡散
熱処理を受けていない新品の押え板に取り換え、
新品の押え板の内側にFRP製のスペーサ(200t×
20mmW×50mmL)を取り付けて超電導線を押さえ
た。このように作製したダブルパンケーキ型コイ
ルに、10KAの通電をしてバツクアツプ磁場6T
(テスラ)を得て、中心磁場10Tを発生させた。
この時最外周部の超電導線の電磁力は最大で300
Kgf/5cmでであつたが、超電導線はこの電磁力
にも十充耐え、超電導磁石のクエンチ現象等の異
常は発生せず、正常運転ができた。
導素線(径:23mm×13mm)を巻線として、ボビン
内径200mm(巻線内径300mm)、ボビン外径610mm
(巻線外径550〜580mm)のダブルパンケーキ型コ
イルを作製した。ボビンには巻線量35mで、上下
各10ターンずつ合計20ターン巻き付け、ボビンの
鍔板の最外周に15mm厚のSUS304L製保護板をネ
ジ止めし、保護板の出入口から巻線を引き出し
た。保護板のねじ孔はM10、押え板は3mm厚のも
の、5mm厚のもの、10mm厚のもの、20mm厚のもの
を各々用意し、保護板と巻線最外周部の周面との
隙間に応じて上記各厚さの押え板を使い分けた。
保護板の周方向に沿う各ねじ孔間の間隔は80mm、
押え板の寸法は20mmW×50mmLであり、保護板の
周方向に沿う各押え板間の間隔は30mmとした。こ
のように作製したダブルパンケーキ型コイルを
800℃に50時間保持して拡散熱処理を行い、
Nb3Sn金属間化合物を生成させて巻線をNb3Sn系
超電導線とした。次に、押え板を取り外し、拡散
熱処理を受けていない新品の押え板に取り換え、
新品の押え板の内側にFRP製のスペーサ(200t×
20mmW×50mmL)を取り付けて超電導線を押さえ
た。このように作製したダブルパンケーキ型コイ
ルに、10KAの通電をしてバツクアツプ磁場6T
(テスラ)を得て、中心磁場10Tを発生させた。
この時最外周部の超電導線の電磁力は最大で300
Kgf/5cmでであつたが、超電導線はこの電磁力
にも十充耐え、超電導磁石のクエンチ現象等の異
常は発生せず、正常運転ができた。
「発明の効果」
以上説明したようにこの発明によれば、鍔板に
取り付けられた環状の保護板に押えねじを介して
支持された押え板によつて、巻胴に巻かれた超電
導線の最外周部を押さえるため、超電導線を確実
に押さえることができる。また、保護板は超電導
線を巻胴に巻いた後に鍔板に取り付けられるが、
保護板は2枚以上の保護基板から成つていて、保
護基板の取付時に保護基板を撓ませる必要はない
ため、保護基板の厚さを十分厚くすることができ
る。したがつて超電導線に大きな電磁力が作用し
ても押え板は確実に超電導線を押さえて超電導線
の損傷を防止する。また、超電導磁石全体を冷却
する際に、冷媒は保護板の内側の超電導線に直接
接触できる構成のため超電導線をエポキシ樹脂で
覆つた従来例のものよりも冷却能率が高まる構成
になつている。
取り付けられた環状の保護板に押えねじを介して
支持された押え板によつて、巻胴に巻かれた超電
導線の最外周部を押さえるため、超電導線を確実
に押さえることができる。また、保護板は超電導
線を巻胴に巻いた後に鍔板に取り付けられるが、
保護板は2枚以上の保護基板から成つていて、保
護基板の取付時に保護基板を撓ませる必要はない
ため、保護基板の厚さを十分厚くすることができ
る。したがつて超電導線に大きな電磁力が作用し
ても押え板は確実に超電導線を押さえて超電導線
の損傷を防止する。また、超電導磁石全体を冷却
する際に、冷媒は保護板の内側の超電導線に直接
接触できる構成のため超電導線をエポキシ樹脂で
覆つた従来例のものよりも冷却能率が高まる構成
になつている。
第1図ないし第3図はこの発明の第1実施例を
示すもので、第1図は横断面図、第2図は保護板
の取付状態を示す平面図、第3図は要部の断面
図、第4図と第5図はこの発明の第2実施例を示
すもので、第4図は横断面図、第5図は押え板と
スペーサを示す斜視図、第6図は第1の従来例を
示す断面図、第7図は第2の従来例を示す斜視
図、第8図と第9図は第3の従来例を示すもの
で、第8図は横断面図、第9図は斜視図である。 10A…巻胴、10B…鍔板、11,12…超
電導線、11a,12a…最外周部、13…保護
板、13A…保護基板、13a…ねじ孔、15…
押えねじ、16…押え板、16′…押え板。
示すもので、第1図は横断面図、第2図は保護板
の取付状態を示す平面図、第3図は要部の断面
図、第4図と第5図はこの発明の第2実施例を示
すもので、第4図は横断面図、第5図は押え板と
スペーサを示す斜視図、第6図は第1の従来例を
示す断面図、第7図は第2の従来例を示す斜視
図、第8図と第9図は第3の従来例を示すもの
で、第8図は横断面図、第9図は斜視図である。 10A…巻胴、10B…鍔板、11,12…超
電導線、11a,12a…最外周部、13…保護
板、13A…保護基板、13a…ねじ孔、15…
押えねじ、16…押え板、16′…押え板。
Claims (1)
- 1 鍔板を両側に備えた巻胴に、超電導線が巻か
れてなる超電導磁石において、上記鍔板の外周部
には、巻胴に巻かれた超電導線の最外周部との間
に所要の間隔をあけて上記超電導線の最外周部の
周面を覆う2枚以上の保護基板からなる環状の保
護板が取り付けられ、上記保護板にはその周方向
に沿つて複数のねじ孔が形成され、上記ねじ孔に
は保護板の内方に突出したねじ軸が上記巻胴の径
方向に移動自在に螺入される一方、上記保護板の
内方に突出したねじ軸の先端には上記超電導線の
最外周部に当接する押え板が設けられてなる超電
導磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19556884A JPS6173308A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 超電導磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19556884A JPS6173308A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 超電導磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6173308A JPS6173308A (ja) | 1986-04-15 |
| JPH04575B2 true JPH04575B2 (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=16343285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19556884A Granted JPS6173308A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 超電導磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6173308A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12059312B2 (en) | 2018-02-07 | 2024-08-13 | Mayo Foundation For Medical Education And Research | Neurosurgical systems and related methods |
| JP7099049B2 (ja) * | 2018-05-28 | 2022-07-12 | 住友電気工業株式会社 | 超電導コイル体、超電導コイル集合体および超電導機器 |
| JP7142811B1 (ja) * | 2022-03-08 | 2022-09-27 | 三菱電機株式会社 | 位置出し部材並びに超電導マグネット及び超電導マグネットの製造方法 |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP19556884A patent/JPS6173308A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6173308A (ja) | 1986-04-15 |
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