JPH045656Y2 - - Google Patents
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- JPH045656Y2 JPH045656Y2 JP11389985U JP11389985U JPH045656Y2 JP H045656 Y2 JPH045656 Y2 JP H045656Y2 JP 11389985 U JP11389985 U JP 11389985U JP 11389985 U JP11389985 U JP 11389985U JP H045656 Y2 JPH045656 Y2 JP H045656Y2
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- Japan
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- frame
- wall
- center shaft
- crosspiece
- square pipe
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Fencing (AREA)
- Grates (AREA)
- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本案はフエンス、面格子、門扉等に適用するこ
とができる建築用格子体に関するものであり、熱
脆化を伴う溶接をすることなく、またネジ類によ
る煩雑な組立作業を要しないので、耐久性と美観
に富む格子体を安価に量産することができる。
とができる建築用格子体に関するものであり、熱
脆化を伴う溶接をすることなく、またネジ類によ
る煩雑な組立作業を要しないので、耐久性と美観
に富む格子体を安価に量産することができる。
(従来の技術)
角パイプ状枠桟に通孔を穿設し、これに角パイ
プ状中軸を挿嵌して定着する格子体の製法は、特
開昭56−51268号公報に中軸の管端を点状に突出
させ、枠桟の内壁に局部的に接触した状態で電気
溶接する方法、特公昭58−20686号公報に枠桟の
通孔に接する部分を中軸を予め薄肉状として置
き、中軸を軸方向に押出し薄肉状部分を座屈させ
て枠桟の通孔に係合させる方法が開示されてい
る。前記の製法は主としてスチール製品を対象と
したものであるが、他方アルミニウム製品等にあ
つては、枠桟と中軸をネジ、リベツト等の締結金
具を用いた組立が行われているに過ぎない。
プ状中軸を挿嵌して定着する格子体の製法は、特
開昭56−51268号公報に中軸の管端を点状に突出
させ、枠桟の内壁に局部的に接触した状態で電気
溶接する方法、特公昭58−20686号公報に枠桟の
通孔に接する部分を中軸を予め薄肉状として置
き、中軸を軸方向に押出し薄肉状部分を座屈させ
て枠桟の通孔に係合させる方法が開示されてい
る。前記の製法は主としてスチール製品を対象と
したものであるが、他方アルミニウム製品等にあ
つては、枠桟と中軸をネジ、リベツト等の締結金
具を用いた組立が行われているに過ぎない。
(考案が解決しようとする問題点)
枠桟と中軸を溶接によつて固着したものは溶接
時の熱によつて表面のメツキ層やアルマイト層が
消失し、耐久性に乏しく美観の低下が著しい。ま
たネジ、リベツト等の締結金具を用いて組立たも
のは、その作業が煩わしいばかりでなく、これら
締結金具としてステンレス鋼などの高価な不銹材
を要し、安価に量産し難いものであつた。
時の熱によつて表面のメツキ層やアルマイト層が
消失し、耐久性に乏しく美観の低下が著しい。ま
たネジ、リベツト等の締結金具を用いて組立たも
のは、その作業が煩わしいばかりでなく、これら
締結金具としてステンレス鋼などの高価な不銹材
を要し、安価に量産し難いものであつた。
殊にアルミニウム製の部材を用いた場合には、
溶接によつても充分な接合強度が得られないの
で、締結金具による組立が実施されているが、枠
桟、中軸等に対して締結金具が異なる材質である
ため、これら締結金具との接触部分に電解腐蝕現
象を伴つて錆を生じる欠陥があつた。
溶接によつても充分な接合強度が得られないの
で、締結金具による組立が実施されているが、枠
桟、中軸等に対して締結金具が異なる材質である
ため、これら締結金具との接触部分に電解腐蝕現
象を伴つて錆を生じる欠陥があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案者は、このような事情に鑑み角パイプ状
枠桟の通孔に角パイプ状中軸を挿嵌して定着した
格子体を製造するに当り、溶接を伴わず且つネ
ジ、リベツト等の締結金具を必要としない組立構
造について試作検討を重ねた結果、対向させた一
対の角パイプ状枠桟1,1の対向する内壁2に通
孔3,3…を穿設し、該枠桟の通孔に角パイプ状
中軸4,4…を挿嵌して定着した建築用格子体に
おいて、角パイプ状枠桟1の対向する外壁5を内
壁より肉厚状とし、対向する枠桟1,1における
外壁5の内側に、中軸4の前後幅に相当する間隔
を置いて長手方向に平行状とし、且つ外壁5の内
方に至るに連れて傾斜状とした一対の係合溝6,
6を設け、中軸4の左右側壁の端部に切欠を形成
し、枠桟1の通孔3に嵌入した中軸4の前後端部
を枠桟1の係合溝6,6に圧入して嵌着させるこ
とによつて、所期の目的を達成したものである。
枠桟の通孔に角パイプ状中軸を挿嵌して定着した
格子体を製造するに当り、溶接を伴わず且つネ
ジ、リベツト等の締結金具を必要としない組立構
造について試作検討を重ねた結果、対向させた一
対の角パイプ状枠桟1,1の対向する内壁2に通
孔3,3…を穿設し、該枠桟の通孔に角パイプ状
中軸4,4…を挿嵌して定着した建築用格子体に
おいて、角パイプ状枠桟1の対向する外壁5を内
壁より肉厚状とし、対向する枠桟1,1における
外壁5の内側に、中軸4の前後幅に相当する間隔
を置いて長手方向に平行状とし、且つ外壁5の内
方に至るに連れて傾斜状とした一対の係合溝6,
6を設け、中軸4の左右側壁の端部に切欠を形成
し、枠桟1の通孔3に嵌入した中軸4の前後端部
を枠桟1の係合溝6,6に圧入して嵌着させるこ
とによつて、所期の目的を達成したものである。
(作用)
本案建築用格子体によれば、角パイプ状枠桟1
の対向する外壁5を内壁より肉厚状とし、外壁5
の内方に至るに連れて傾斜状とした一対の係合溝
6,6を設け、中軸4の左右側壁の端部を切欠し
たものであるから、枠桟1の通孔3に中軸4を嵌
合し、枠桟1,1の外方から中軸4を軸方向に押
圧すると中軸4の前後端部は枠桟1の係合溝6,
6における屈曲状部に沿つて塑性変形しながら嵌
み合い、枠桟1と中軸4を堅固に一体化しうるも
のである。
の対向する外壁5を内壁より肉厚状とし、外壁5
の内方に至るに連れて傾斜状とした一対の係合溝
6,6を設け、中軸4の左右側壁の端部を切欠し
たものであるから、枠桟1の通孔3に中軸4を嵌
合し、枠桟1,1の外方から中軸4を軸方向に押
圧すると中軸4の前後端部は枠桟1の係合溝6,
6における屈曲状部に沿つて塑性変形しながら嵌
み合い、枠桟1と中軸4を堅固に一体化しうるも
のである。
(実施例)
第1図ないし第4図に示した建築用格子体はフ
エンスとしての使用例を示すものであり、上下位
置に配設した角パイプ状枠桟1,1は、アルミニ
ウム押出加工によつて、外壁5の肉厚を他の部分
の約5倍とし、その内面に中軸4の前後幅に相当
する間隔を置いて長手方向に平行状に設けた係合
溝6,6を外壁5の内部で屈曲状とした状態に形
成し、その内壁2に通孔3,3…を穿設したもの
であり、アルミ押出加工によつて造られた角パイ
プ状中軸4は、その両端部における左右側壁を枠
桟の中空部を超えない範囲でプレス切断したもの
である。
エンスとしての使用例を示すものであり、上下位
置に配設した角パイプ状枠桟1,1は、アルミニ
ウム押出加工によつて、外壁5の肉厚を他の部分
の約5倍とし、その内面に中軸4の前後幅に相当
する間隔を置いて長手方向に平行状に設けた係合
溝6,6を外壁5の内部で屈曲状とした状態に形
成し、その内壁2に通孔3,3…を穿設したもの
であり、アルミ押出加工によつて造られた角パイ
プ状中軸4は、その両端部における左右側壁を枠
桟の中空部を超えない範囲でプレス切断したもの
である。
枠桟1,1と中軸4,4…の組立は、対向して
配設した枠桟1,1の通孔3,3…に中軸4,4
…の両端が係合溝6,6に当接する状態に仮り止
めし、次いで枠桟1,1の外壁5,5…の外方か
らプレスで押圧し中軸4,4…に軸方向の負荷を
与え、中軸4,4…の管端に塑性変形を生起して
定着したものである。
配設した枠桟1,1の通孔3,3…に中軸4,4
…の両端が係合溝6,6に当接する状態に仮り止
めし、次いで枠桟1,1の外壁5,5…の外方か
らプレスで押圧し中軸4,4…に軸方向の負荷を
与え、中軸4,4…の管端に塑性変形を生起して
定着したものである。
なお、第5図は、本案建築用格子体をパネルユ
ニツトとする伸縮式門扉を示したものである。
ニツトとする伸縮式門扉を示したものである。
(考案の効果)
本案によれば、その組立に当つて溶接やネジ類
による締め付けを要しないので、溶接による熱脆
化や締結金具を用いる煩雑な作業を避けることが
でき、耐久性と美観に富む建築用格子体を安価に
量産することができる。
による締め付けを要しないので、溶接による熱脆
化や締結金具を用いる煩雑な作業を避けることが
でき、耐久性と美観に富む建築用格子体を安価に
量産することができる。
第1図は本案建築用格子体の一例を示す正面
図、第2図は本案枠桟の拡大断面図、第3図は同
じく本案中軸の要部拡大斜視図、第4図は同じく
要部拡大縦断面図、第5図は本案建築用格子体を
用いた伸縮式門扉を示す正面図であり、図中1は
枠桟、2は内壁、3は通孔、4は中軸、5は外
壁、6は係合溝を表わす。
図、第2図は本案枠桟の拡大断面図、第3図は同
じく本案中軸の要部拡大斜視図、第4図は同じく
要部拡大縦断面図、第5図は本案建築用格子体を
用いた伸縮式門扉を示す正面図であり、図中1は
枠桟、2は内壁、3は通孔、4は中軸、5は外
壁、6は係合溝を表わす。
Claims (1)
- 対向させた一対の角パイプ状枠桟の対向する内
壁に通孔を穿設し、該枠桟の通孔に角パイプ状中
軸を挿嵌して定着した建築用格子体において、角
パイプ状枠桟の対向する外壁を内壁より肉厚状と
し、対向する枠桟における外壁の内側に、中軸の
前後幅に相当する間隔を置いて長手方向に平行状
とし、且つ外壁の内方に至るに連れて傾斜状とし
た一対の係合溝を設け、中軸の左右側壁の端部に
切欠を形成し、枠桟の通孔に嵌入した中軸の前後
端部を枠桟の係合溝に圧入して嵌着したことを特
徴とする建築用格子体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11389985U JPH045656Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11389985U JPH045656Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221266U JPS6221266U (ja) | 1987-02-07 |
JPH045656Y2 true JPH045656Y2 (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=30996131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11389985U Expired JPH045656Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH045656Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP11389985U patent/JPH045656Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6221266U (ja) | 1987-02-07 |
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