JPH0456406A - 圧電発振子 - Google Patents
圧電発振子Info
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- JPH0456406A JPH0456406A JP16609590A JP16609590A JPH0456406A JP H0456406 A JPH0456406 A JP H0456406A JP 16609590 A JP16609590 A JP 16609590A JP 16609590 A JP16609590 A JP 16609590A JP H0456406 A JPH0456406 A JP H0456406A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 52
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 44
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims 1
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、負荷容量内蔵型の圧電発振子に関し、特に、
組み合わされるコンデンサが改良された圧電発振子に関
する。
組み合わされるコンデンサが改良された圧電発振子に関
する。
エネルギ閉込め型の圧電共振素子と、コンデンサ素子と
を組み合わせてなる負荷容量内蔵型圧電発振子が公知で
ある。このような負荷容量内蔵型の圧電発振子の従来例
を第5図〜第7図を参照して説明する。第5図を参照し
て、圧電発振子1は、エネルギ閉込め型圧電共振素子2
とコンデンサ素子3とを組み合わせることにより構成さ
れている。
を組み合わせてなる負荷容量内蔵型圧電発振子が公知で
ある。このような負荷容量内蔵型の圧電発振子の従来例
を第5図〜第7図を参照して説明する。第5図を参照し
て、圧電発振子1は、エネルギ閉込め型圧電共振素子2
とコンデンサ素子3とを組み合わせることにより構成さ
れている。
圧電共振素子2は、第6図に斜視図で示すように、矩形
の圧電基板4の両主面に振動電極5.6を形成した構造
を有する。振動電極5.6は、圧電基板4の長手方向両
端部の各端縁4a、4bがら他方端縁側に向かって延ば
されており、圧電基板4の中央領域で圧電基板4を介し
て対向するように形成されている。
の圧電基板4の両主面に振動電極5.6を形成した構造
を有する。振動電極5.6は、圧電基板4の長手方向両
端部の各端縁4a、4bがら他方端縁側に向かって延ば
されており、圧電基板4の中央領域で圧電基板4を介し
て対向するように形成されている。
コンデンサ素子3は、第7図に示すように、誘電体基板
7の一方主面に第1の電極8を、他方主面に第2.第3
の電極9.10を形成した構造を有する。第1の電極8
は、第2.第3の電極910と誘電体基板7を介して対
向するように形成されている。
7の一方主面に第1の電極8を、他方主面に第2.第3
の電極9.10を形成した構造を有する。第1の電極8
は、第2.第3の電極910と誘電体基板7を介して対
向するように形成されている。
第5図に戻り、圧電発振子1では、上記構造を有する圧
電共振素子2の両端部に、金属よりなるU字状接続端子
11.12が固着されている。この接続端子11.12
は、図示しないはんだにより、圧電共振素子2の振動電
極5,6に接合されている。また、各接続端子11.1
2には、はんだ13a、13bにより、コンデンサ素子
3の第2、第3の電極9.10が接合されて一体化され
ている。なお、14はアース端子を示し、第1の電極8
に接合されている。
電共振素子2の両端部に、金属よりなるU字状接続端子
11.12が固着されている。この接続端子11.12
は、図示しないはんだにより、圧電共振素子2の振動電
極5,6に接合されている。また、各接続端子11.1
2には、はんだ13a、13bにより、コンデンサ素子
3の第2、第3の電極9.10が接合されて一体化され
ている。なお、14はアース端子を示し、第1の電極8
に接合されている。
第5図の圧電発振子1を製造するに際し、圧電共振素子
2は、表裏の方向性がないため、振動電極5.6が形成
されている表裏主面の方向を揃えることなく組み立てる
ことができる。
2は、表裏の方向性がないため、振動電極5.6が形成
されている表裏主面の方向を揃えることなく組み立てる
ことができる。
これに対して、コンデンサ素子3は、一方主面に第1の
電極8が、他方主面に第2.第3の電極9.10が形成
されており、表裏方向に方向性を有する。従って、コン
デンサ素子3を接続端子11.12に接合するに際し、
コンデンサ素子3を第5図に示した向きに揃えることに
よって、始めて組み立てが可能となる。従って、上記の
ような方向性を揃える作業が必要であるため、組み立て
工程が非常に煩雑であった。
電極8が、他方主面に第2.第3の電極9.10が形成
されており、表裏方向に方向性を有する。従って、コン
デンサ素子3を接続端子11.12に接合するに際し、
コンデンサ素子3を第5図に示した向きに揃えることに
よって、始めて組み立てが可能となる。従って、上記の
ような方向性を揃える作業が必要であるため、組み立て
工程が非常に煩雑であった。
よって、本発明の目的は、負荷容量内蔵型圧電発振子に
おいて、コンデンサ素子の方向性を揃える煩雑な作業を
解消し得る構造を備えたものを提供することにある。
おいて、コンデンサ素子の方向性を揃える煩雑な作業を
解消し得る構造を備えたものを提供することにある。
本発明の圧電発振子は、圧電共振素子と、一対の接続端
子と、コンデンサ素子とを少なくとも備える。圧電共振
素子は、圧電基板の両生面に振動電極を設けた構造を存
する。また、この各振動電極に、一対の接続端子が接続
されている。
子と、コンデンサ素子とを少なくとも備える。圧電共振
素子は、圧電基板の両生面に振動電極を設けた構造を存
する。また、この各振動電極に、一対の接続端子が接続
されている。
コンデンサ素子は、誘電体基板の一方主面に第1〜第3
の電極を設け、他方主面に第1〜第3の電極と対向する
領域に第4〜第6の電極を設けた構造を有する。
の電極を設け、他方主面に第1〜第3の電極と対向する
領域に第4〜第6の電極を設けた構造を有する。
この第1〜第3の電極と、第4〜第6の電極とは、誘電
体基板の表裏の方向性を無くすように等価に形成されて
いる。さらに、誘電体基板の厚み方向中央部において、
上記誘電体基板の主面と平行に、かつ第1〜第3.第4
〜第6の電極と誘電体基板層を介して対向するように内
部電極が形成されている。
体基板の表裏の方向性を無くすように等価に形成されて
いる。さらに、誘電体基板の厚み方向中央部において、
上記誘電体基板の主面と平行に、かつ第1〜第3.第4
〜第6の電極と誘電体基板層を介して対向するように内
部電極が形成されている。
上記構造を有するコンデンサ素子は、第1.第3の電極
または第4.第6の電極が上記一対の接続端子に接続さ
れて一体化されている。
または第4.第6の電極が上記一対の接続端子に接続さ
れて一体化されている。
本発明の圧電発振子に用いられるコンデンサ素子では、
第1〜第3の電極及び第4〜第6の電極は誘電体基板の
表裏方向に方向性がないように形成されている。従って
、誘電体基板の一方主面に形成された第1.第3の電極
または第4.第6の電極と、第2の電極または第5の電
極とを利用することにより三端子型のコンデンサが構成
される。
第1〜第3の電極及び第4〜第6の電極は誘電体基板の
表裏方向に方向性がないように形成されている。従って
、誘電体基板の一方主面に形成された第1.第3の電極
または第4.第6の電極と、第2の電極または第5の電
極とを利用することにより三端子型のコンデンサが構成
される。
すなわち、第1.第3及び第5の電極を利用するときに
は、第2.第4.第6の電極がダミーの使用されない電
極となり、同様に、第2.第4及び第6の電極を使用す
る場合には、残りの電極がダミーの電極として使用され
ないことになる。よって、コンデンサ素子が表裏方向に
方向性を有しないように構成されている。
は、第2.第4.第6の電極がダミーの使用されない電
極となり、同様に、第2.第4及び第6の電極を使用す
る場合には、残りの電極がダミーの電極として使用され
ないことになる。よって、コンデンサ素子が表裏方向に
方向性を有しないように構成されている。
従って、負荷容量内蔵型の圧電発振子を製造するに際し
、圧電共振素子を一対の接続端子に接続した後、コンデ
ンサ素子の表裏方向の方向性を揃えることなく該コンデ
ンサ素子を接続端子に接続することができる。
、圧電共振素子を一対の接続端子に接続した後、コンデ
ンサ素子の表裏方向の方向性を揃えることなく該コンデ
ンサ素子を接続端子に接続することができる。
〔本発明の前提となったコンデンサ素子〕本願発明者は
、負荷容量内蔵型の圧電発振子を組み立てる際の効率を
高めるために、第8図に示すコンデンサ素子21を先に
提案した。コンデンサ素子21は、誘電体基板22の一
方主面に第1〜第3の電極23〜25が、他方主面に第
4〜第6の電極26〜28が形成された構造を有する。
、負荷容量内蔵型の圧電発振子を組み立てる際の効率を
高めるために、第8図に示すコンデンサ素子21を先に
提案した。コンデンサ素子21は、誘電体基板22の一
方主面に第1〜第3の電極23〜25が、他方主面に第
4〜第6の電極26〜28が形成された構造を有する。
電極23〜25は、それぞれ、電極26〜28と誘電体
基板22を介して対向するように、かつ誘電体基板22
0表裏方向に方向性を有しないように構成されている。
基板22を介して対向するように、かつ誘電体基板22
0表裏方向に方向性を有しないように構成されている。
従って、コンデンサ素子21を、第5図に示した圧電発
振子1に用いれば、例えば電極23.25あるいは電極
26.28を接続端子11.12に接続するのに用いれ
ば、コンデンサ素子の表裏方向の方向性を揃えずとも負
荷容量内蔵型圧電発振子を組み立てることができる。
振子1に用いれば、例えば電極23.25あるいは電極
26.28を接続端子11.12に接続するのに用いれ
ば、コンデンサ素子の表裏方向の方向性を揃えずとも負
荷容量内蔵型圧電発振子を組み立てることができる。
しかしながら、第8図に示したコンデンサ素子21では
、小さな容量を得ることはできるが、より大きな容量を
得ようとする場合には難があった。
、小さな容量を得ることはできるが、より大きな容量を
得ようとする場合には難があった。
よって、本願発明者は、コンデンサ素子の表裏の方向性
を解消するだけでなく、より大きな容量をも達成し得る
構造を備えたコンデンサ素子を得るべく検討した結果、
上述した本願発明の特定の構造を備えた圧電発振子を創
案したものである。
を解消するだけでなく、より大きな容量をも達成し得る
構造を備えたコンデンサ素子を得るべく検討した結果、
上述した本願発明の特定の構造を備えた圧電発振子を創
案したものである。
以下、本発明の一実施例にかかる圧電発振子を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
第1図及び第2図を参照して、本実施例の圧電発振子3
1は、エネルギ閉込め型圧電共振素子32とコンデンサ
素子33とを組み合わせて構成されている。なお、34
.35は一対の接続端子を示す。
1は、エネルギ閉込め型圧電共振素子32とコンデンサ
素子33とを組み合わせて構成されている。なお、34
.35は一対の接続端子を示す。
圧電共振素子32は、第6図に示した圧電共振素子2と
同様の構造を有する。すなわち、矩形の圧電基板36の
両主面に振動電極37.38を形成した構造を存する。
同様の構造を有する。すなわち、矩形の圧電基板36の
両主面に振動電極37.38を形成した構造を存する。
そして、振動t8i37,38は、圧電基板36の中央
領域で圧電基板36を介して対向するように配置されて
いる。
領域で圧電基板36を介して対向するように配置されて
いる。
圧電共振素子32は、接続端子34.35のU字状カッ
プ部34a、35a内に挿入されており、かつ図示しな
いはんだにより接合されている。なお、第2図において
、34b、35bは、U字状カンプ部34a、35aか
ら下方に引出された端子引出し部を示す。また、47は
アース端子を示し、後述のコンデンサ素子33の第4の
電極44に接合されている。
プ部34a、35a内に挿入されており、かつ図示しな
いはんだにより接合されている。なお、第2図において
、34b、35bは、U字状カンプ部34a、35aか
ら下方に引出された端子引出し部を示す。また、47は
アース端子を示し、後述のコンデンサ素子33の第4の
電極44に接合されている。
本実施例の圧電発振子31の特徴は、コンデンサ素子3
3の構造にある。コンデンサ素子33は、第3図に側面
図で示すように、誘電体基板39の一方主面に第1〜第
3の電極40〜42を、他方主面に電極40〜42と誘
電体基板39を介して、それぞれ対向するように第4〜
第6の電極43〜45を形成した構造を有する。また、
誘電体基板39の厚み方向中央部には、誘電体基板39
の両主面に平行に延びるように内部電極46が形成され
ている。
3の構造にある。コンデンサ素子33は、第3図に側面
図で示すように、誘電体基板39の一方主面に第1〜第
3の電極40〜42を、他方主面に電極40〜42と誘
電体基板39を介して、それぞれ対向するように第4〜
第6の電極43〜45を形成した構造を有する。また、
誘電体基板39の厚み方向中央部には、誘電体基板39
の両主面に平行に延びるように内部電極46が形成され
ている。
内部電極46は、誘電体基板39の両主面の全面と誘電
体基板層39a、39bを介して対向するように全面電
極の形態に構成されている。
体基板層39a、39bを介して対向するように全面電
極の形態に構成されている。
第1〜第3の電極40〜42は、第4〜第6の電極43
〜45と、誘電体基板39の表裏の方向性を無くするよ
うに等個形成されている。従って、本実施例のコンデン
サ素子33では、第8図に示したコンデンサ素子21の
場合と同様に、コンデンサ素子の表裏の方向性を気にす
ることなく、接続端子34.35に接続することができ
る。すなわち、本実施例の圧電発振子31においても、
コンデンサ素子33の方向性を揃える必要がないため、
組み立てを効率よく行い得る。
〜45と、誘電体基板39の表裏の方向性を無くするよ
うに等個形成されている。従って、本実施例のコンデン
サ素子33では、第8図に示したコンデンサ素子21の
場合と同様に、コンデンサ素子の表裏の方向性を気にす
ることなく、接続端子34.35に接続することができ
る。すなわち、本実施例の圧電発振子31においても、
コンデンサ素子33の方向性を揃える必要がないため、
組み立てを効率よく行い得る。
のみならず、コンデンサ素子33は、第8図のコンデン
サ素子21に比べて大きな容量を構成することができる
。これを、電極40〜42及び43〜45の関係を模式
的に示す第4図を参照して説明する。
サ素子21に比べて大きな容量を構成することができる
。これを、電極40〜42及び43〜45の関係を模式
的に示す第4図を参照して説明する。
第4図においては、第1の電極40.第3の電極42及
び他方主面側に形成された第5の電極44を用いて三端
子型のコンデンサ素子として使用する場合を想定する。
び他方主面側に形成された第5の電極44を用いて三端
子型のコンデンサ素子として使用する場合を想定する。
この場合、電極40.42と電極44との間の容量はC
0は、 C4+ C51+ C5/ C4 となる。
0は、 C4+ C51+ C5/ C4 となる。
これに対して、第8図のコンデンサ素子では、第9図に
各電極間の容量を模式的に示すように、電極23,25
.27を電極として用いた場合、コンデンサ素子21の
容量C0′は、C,、C,の直列容量と、C2及びC8
の直列容量との並列回路で構成されることになる。従っ
て、 となる。
各電極間の容量を模式的に示すように、電極23,25
.27を電極として用いた場合、コンデンサ素子21の
容量C0′は、C,、C,の直列容量と、C2及びC8
の直列容量との並列回路で構成されることになる。従っ
て、 となる。
式(2)における容量C1は他の容量Ct −C1に比
べて極端に小さい値しかとれない、従って、式(1)及
び(2)の比較から明らかなように、Ca > > C
o ’となることは明らかである。事実、本願発明者の
実験によれば、第8図のコンデンサ素子として容量が3
〜30pFのものを試作し、それと同一材料を用いて外
形寸法が同一の第3図のコンデンサ素子33を試作した
ところ、その容量は3O−150pFと大幅に高められ
た。よって、コンデンサ素子33を用いることにより、
大きな負荷容量を内蔵させた圧電発振子を構成すること
が可能となる。
べて極端に小さい値しかとれない、従って、式(1)及
び(2)の比較から明らかなように、Ca > > C
o ’となることは明らかである。事実、本願発明者の
実験によれば、第8図のコンデンサ素子として容量が3
〜30pFのものを試作し、それと同一材料を用いて外
形寸法が同一の第3図のコンデンサ素子33を試作した
ところ、その容量は3O−150pFと大幅に高められ
た。よって、コンデンサ素子33を用いることにより、
大きな負荷容量を内蔵させた圧電発振子を構成すること
が可能となる。
なお、上記式(1)及び(2)における計算の具体的な
数値は、誘電体基板39を構成する材料の比誘電率ε、
誘電体基板の厚み及び電極面積等によっても変わるが、
何れにおいても、上記のとおりc、’ <<C,の関係
は成立することが明らかである。
数値は、誘電体基板39を構成する材料の比誘電率ε、
誘電体基板の厚み及び電極面積等によっても変わるが、
何れにおいても、上記のとおりc、’ <<C,の関係
は成立することが明らかである。
また、図示の実施例では、第1〜第3の電極40〜42
と、第4〜第6の電極43〜45は、それぞれ、誘電体
基板39の一方主面上において等間隔に形成されるよう
に図示されていたが、誘電体基板39の両生面において
等価に形成される限り、図示のように等しい面積の電極
を等間隔に形成する必要は必ずしもない。例えば、誘電
体基板39の各主面上において中央領域に形成される第
2の電極41及び第5の電極44は、両側の第1゜第3
の電極40.42及び第4.第6の電極43゜45と異
なる大きさに形成してもよい。
と、第4〜第6の電極43〜45は、それぞれ、誘電体
基板39の一方主面上において等間隔に形成されるよう
に図示されていたが、誘電体基板39の両生面において
等価に形成される限り、図示のように等しい面積の電極
を等間隔に形成する必要は必ずしもない。例えば、誘電
体基板39の各主面上において中央領域に形成される第
2の電極41及び第5の電極44は、両側の第1゜第3
の電極40.42及び第4.第6の電極43゜45と異
なる大きさに形成してもよい。
以上のように、本発明では、誘電体基板の両生面に形成
された第1〜第3の電極及び第4〜第6の電極が誘電体
基板を介して表裏方向に方向性を有しないように形成さ
れているため、コンデンサ素子の表裏方向の方向性を揃
えることなく接続端子に接合することができる。よって
、圧電発振子の製造工程を簡略化することができ、負荷
容量内蔵型圧電発振子を能率よく生産することが可能と
なる。
された第1〜第3の電極及び第4〜第6の電極が誘電体
基板を介して表裏方向に方向性を有しないように形成さ
れているため、コンデンサ素子の表裏方向の方向性を揃
えることなく接続端子に接合することができる。よって
、圧電発振子の製造工程を簡略化することができ、負荷
容量内蔵型圧電発振子を能率よく生産することが可能と
なる。
しかも、本発明では、誘電体基板の厚み方向中央部に第
1〜第3の電極及び第4〜第6の電極と誘電体基板層を
介して対向する内部電極が備えられているため、表裏の
方向性を解消し得るだけでなく、従来より大きな負荷容
量を圧電共振素子に組み合わせることができる。
1〜第3の電極及び第4〜第6の電極と誘電体基板層を
介して対向する内部電極が備えられているため、表裏の
方向性を解消し得るだけでなく、従来より大きな負荷容
量を圧電共振素子に組み合わせることができる。
第1図は本発明の一実施例にかかる圧電発振子の平面図
、第2図は第1図実施例の圧電発振子の側面図、第3図
は実施例に用いられるコンデンサ素子の側面図、第4図
は第3図のコンデンサ素子の電極間の容量を説明するた
めの模式的断面図、第5図は従来の圧電発振子の一例を
示す平面図、第6図は圧電共振素子を示す斜視図、第7
図はコンデンサ素子を示す斜視図、第8図は未だ公知で
はないが本発明をなす契機となったコンデンサ素子を示
す側面図、第9図は第8図のコンデンサ素子の電極間の
容量を説明するための模式的断面図である。 図において、31は圧電発振子、32は圧電共振素子、
33はコンデンサ素子、34.35は接続端子、36は
圧電基板、37.38は振動電極、39は誘電体基板、
39a、39bは誘電体基板層、40〜45は第1〜第
6のW極、46は内部電極を示す。
、第2図は第1図実施例の圧電発振子の側面図、第3図
は実施例に用いられるコンデンサ素子の側面図、第4図
は第3図のコンデンサ素子の電極間の容量を説明するた
めの模式的断面図、第5図は従来の圧電発振子の一例を
示す平面図、第6図は圧電共振素子を示す斜視図、第7
図はコンデンサ素子を示す斜視図、第8図は未だ公知で
はないが本発明をなす契機となったコンデンサ素子を示
す側面図、第9図は第8図のコンデンサ素子の電極間の
容量を説明するための模式的断面図である。 図において、31は圧電発振子、32は圧電共振素子、
33はコンデンサ素子、34.35は接続端子、36は
圧電基板、37.38は振動電極、39は誘電体基板、
39a、39bは誘電体基板層、40〜45は第1〜第
6のW極、46は内部電極を示す。
Claims (1)
- (1)圧電基板と、該圧電基板の両主面に設けられた振
動電極とを有する圧電共振素子と、 前記圧電共振素子の各振動電極に接続された一対の接続
端子とを備え、 誘電体基板と、 前記誘電体基板の一方面に設けられた第1〜第3の電極
と、 前記誘電体基板の他方面において第1〜第3の電極と対
向する領域に、表裏の方向性を無くすように第1〜第3
の電極と等価に設けられた第4〜第6の電極と、 前記誘電体基板の厚み方向中央部において、誘電体基板
の主面と平行にかつ第1〜第3の電極及び第4〜第6の
電極と誘電体層を介して対向するように形成された内部
電極とを有するコンデンサ素子をさらに備え、 前記コンデンサ素子の第1、第3の電極または第4、第
6の電極が前記一対の接続端子に接続されていることを
特徴とする圧電発振子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2166095A JPH0779219B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 圧電発振子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2166095A JPH0779219B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 圧電発振子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0456406A true JPH0456406A (ja) | 1992-02-24 |
JPH0779219B2 JPH0779219B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=15824909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2166095A Expired - Fee Related JPH0779219B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 圧電発振子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0779219B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020075814A (ko) * | 2001-03-24 | 2002-10-07 | 주식회사 코아텍 | 콘덴서 내장 표면실장형 압전 부품 |
-
1990
- 1990-06-25 JP JP2166095A patent/JPH0779219B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020075814A (ko) * | 2001-03-24 | 2002-10-07 | 주식회사 코아텍 | 콘덴서 내장 표면실장형 압전 부품 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0779219B2 (ja) | 1995-08-23 |
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