JPH0455944B2 - - Google Patents

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JPH0455944B2
JPH0455944B2 JP17486684A JP17486684A JPH0455944B2 JP H0455944 B2 JPH0455944 B2 JP H0455944B2 JP 17486684 A JP17486684 A JP 17486684A JP 17486684 A JP17486684 A JP 17486684A JP H0455944 B2 JPH0455944 B2 JP H0455944B2
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container
tape
adhesive
slit
panel
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Beiersdorf AG
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Publication of JPH0455944B2 publication Critical patent/JPH0455944B2/ja
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    • B65D33/00—Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
    • B65D33/1691—End- or aperture-closing arrangements or devices using adhesive applied to attached closure elements
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D33/00—Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
    • B65D33/18—End- or aperture-closing arrangements or devices using adhesive applied to integral parts, e.g. to flaps
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B9/00—Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
    • B65B9/10—Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
    • B65B9/20—Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00—Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S206/813—Adhesive

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  • Package Closures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は容器に関する。
可撓性の容器（袋）を合成プラスチツクフイル
ム材から多量に低コストで製造し、各容器にその
開口部の隣接表面を互いに結合するための感圧接
着剤から成る閉鎖部材を設けることは周知であ
る。一般に、そのような閉鎖部材は、フラツプの
形とし、このフラツプをそれと対面する容器の対
向表面に接着剤により結合させるようになされて
いる。
容器の閉鎖部を形成するための感圧接着剤を設
ける好便な方法は、製造すべき容器の素材に接着
剤テープを貼付して完成容器に接着剤テープが組
込まれ、テープの一部分が容器の閉鎖部材を構成
するようにすることである。
そのような容器は、一般に、両側の平行な側部
継目により互いに結合された前部パネルと後部パ
ネルとから成つており、一方のパネルには側部継
目に対して直交する方向に延長した分離線が施さ
れ、該一方のパネルに分離線を架橋する（跨ぐ）
ようにして感圧接着剤テープが貼付されている。
この接着剤は、それと接触する表面に対して脱着
自在である。
例えばフランス特許第2345355号には、合成プ
ラスチツクフイルム材のウエブをその長手軸線に
平行な方向に機械に通し、合成プラスチツクフイ
ルム材製の「不正顕示型」容器の製造方法が開示
されている。（ここで、「不正顕示型」容器とは、
容器を不正に開封して再度閉鎖したとしても、一
度開封されたことが外見上見分けられるようにな
された型式の容器のことをいう。）この方法によ
れば、ウエブを長手方向に折重ね、長手方向にス
リツトを切込み、そのスリツトを架橋するように
してスリツトの長手方向に延長する接着剤テープ
をウエブに貼付し、次いで、ウエブに横断方向に
延長する複数列の小孔を穿設する。最後に、ウエ
ブを横断方向に切断し、得られた個々の容器の横
断方向の両側縁を対応する上記ミシン孔に近接し
て溶接（ヒートシール）し、容器を完成する。テ
ープの接着剤コーチングの一部分は、この完成し
た容器の閉鎖手段を構成する。
このフランス特許の方法の重大な欠点は、その
方法を実施するためには、横断方向の小孔列を穿
設するための手段を装備するために既存の機械を
大幅に改変しなければならないことである。
また、このフランス特許に従つて製造された容
器の欠点は、平行な複数列の小孔（ミシン目）
は、隣接する部分から切離し、引剥すことによつ
て容器を開封することができるようにするフラツ
プを画定し、従つて「不正防止型」構成するが、
この容器は、閉鎖されていてもミシン目を通して
容器内へ空気が自由に流入することができるので
気密ではないということである。従つて、この容
器は、空気の進入によつて影響されるような物品
を包装するのには使用することができない。
従つて、感圧接着剤による閉鎖手段を有し、既
存の機械にほとんど、あるいは全く改変を加える
必要なしに製造することができ、しかも、閉鎖さ
れると実質的に気密とされるような可撓性容器を
提供することが望ましい。
発明の概要 略述すれば、本発明の容器は、開封部を有する
パネルと、該開封部を架橋するようにして該パネ
ルに感圧接着剤を介して貼付されたテープを有す
る容器であつて、該テープおよび接着剤は、実質
的に気密の閉鎖部を設定するように前記開封部よ
り大きい寸法を有しており、該接着剤は、前記テ
ープを前記パネルに対して脱着自在に結合させる
ことができるように再使用可能な接着剤であり、
それによつて前記閉鎖部を繰返し開封し、再閉鎖
することができるようになされたことを特徴とす
る。
ここでいう「開封部」は、一連の引裂用ミシン
目、鋸歯状切込みまたはスリツト、または連続し
たスリツトまたはスロツト、または薄肉線（切目
線）などによつて構成することができる。
また、ここでいう「感圧接着剤」は、互いに接
触せしめられて始めて互いに付着する粘着表面を
有するものである。
本発明によれば、容器の素材にフラツプを画定
するように継目に対して平行に延長する複数列の
ミシン目を穿設する必要がないので、ミシン目を
通して容器内へ空気が流入するという欠点を回避
することができる。
実施例の説明 以下に添付図を参照して本発明の実施例を説明
する。
第１および２図を参照すると、本発明の一実施
例による合成プラスチツクフイルム材製容器１０
が示されている。容器１０は、平行な上方折目１
１および下方折目１２と、それらの折目に対して
直角に延長した両側の平行な側部溶接部（ヒート
シール）１３（第２図に一方だけが示されてい
る）とによつて画定される前部パネル１４と後部
パネル１５を有している。後部パネル１５には、
折目１１と１２のほぼ中間で該折目にほぼ平行に
延長する背側シール１６が設けられている。前部
パネル１４には、折目１１，１２にほぼ平行に両
側溶接部１３，１３の間に延長し、下方折目１２
よりは上方折目１１に近い方に位置するスリツト
１７が切設されている。前部パネル１４の外側表
面１８には、スリツト１７を架橋し（跨ぎ）、一
方の側部溶接部から他方の側部溶接部１３までス
リツトの全長に亘つて長手方向に延長する感圧接
着剤テープ２０の接着剤コーチング１９が被着さ
れている。テープ２０は、基材２１と、その表面
２２に被着された接着剤コーチング１９とから成
る。接着剤１９は、基材２１の表面２２の全長に
亘つて延長しているが、基材の幅方向（横断方
向）には、基材の一側縁から他方の側縁の手前ま
で延長し、テープ２０の長手方向に延長するつま
み２３（指で掴むためのつまみ）を形成してい
る。
容器１０は、つまみ２３を掴み、前部パネル１
４の隣接表面から引離すことによつて開封され
る。つまみ２３を前部パネル１４から離れる方向
に引張ることによつて基材２１を接着剤１９から
下方折目１２の方に向つてスリツト１７のところ
まで引剥し、更につまみを引張ると、接着剤コー
チング１９が２つの部分に分離される。即ち、接
着剤コーチング１９は、基材２１から剥されて前
部パネル１４の外側表面１８上に残つている上方
部分と、依然として前部パネル１４の、スリツト
１７より下方の部分と基材２１とを結合している
下方部分とに分割される。接着剤コーチング１９
のこの分割は、テープ２０を上方折目１１から下
方折目１２の方に向つて引剥がす動作がスリツト
１７のところまで進むと、つまみ２３に加えられ
る力に対する反作用がスリツト１７より上方の前
部パネル１４の外側表面１８に及ぼされなくなる
結果として生じる。かくして、接着剤１９は第２
図に示されるように分断され、つまみ２３に引続
き加えられる引張作用によりスリツト１７より下
方の前部パネル１４の部分が後部パネル１５から
引離され、容器１０をスリツト１７のところで開
封する。
容器１０は、つまみ２３に加えていた引張力を
解放し、基材２１の表面２２を接着剤１９の、ス
リツト１７より上の前部パネル１４の外側表面１
８に残つている部分に再び結合させることによつ
て再び閉鎖することができる。接着剤１９は、
「再使用可線能」な特性のものであるから容器１
０は、繰返し再開封および再閉鎖することができ
る。
第３図を参照すると、第１，２図に示された容
器を製造する方法が概略図で示されている。この
方法は、成形・充填・封止機械によつて実施され
る。この機械には、合成プラスチツクフイルム材
のウエブ２５を巻回したリール２４が回転自在に
装着されている。ウエブ２５は、機械上でリール
２４から繰出され、長手方向に送られながら、ブ
レード２６によつて長手方向にスリツト１７を切
設される。ウエブ２５の下方に配置されたリール
２７に巻回された接着剤テープ２０は、リール２
７から漸進的に繰出され、スリツト１７を架橋す
るようにしてウエブ２５の下側面に長手方向に貼
付される。
テープ２０を貼付されたウエブ２５は、その後
筒状部材２９の周りに嵌着された成形用巻型２８
の周りに案内され、それによつて筒状部材２９の
中心長手軸千線整列した中心長手軸線を有するチ
ユーブ３０の形に成形され、ウエブ２５の両側の
長手方向縁辺部分が互いに重ね合わされて、チユ
ーブ３０の長手方向に延長する背側シール３１に
よつて封止される。
チユーブ３０は、漸進的に下向き長手方向に進
められ、把持ジヨー（図示せず）によつて間欠的
に把持される。把持ジヨーの作動は、チユーブ３
０の進行に同期され、チユーブ３０の長手方向に
一定の間隔を置いて横断方向の継目３２を施すの
と同時に、各継目の中間部でチユーブ３０の長手
軸線に横断方向に該チユーブを切断し、それによ
つて複数個の個別容器１０を次々に形成する。包
装すべき製品は、個々の容器１０内に１個ま所定
数の製品が充填されるようにチユーブ３０の進行
と同期して筒状部材２９を通してチユーブ３０内
へ挿入される。
ウエブ２５の、接着剤テープ２０を受容するた
めの表面が該テープの接着剤１９を受容するよう
に「定着」（粗面化）されるように、ウエブ２５
の表面を例えばコロナ放電などにかけることによ
つて処理することができる。ウエブ２５のそのよ
うな「定着」処理は、容器１０を閉封する際接着
剤１９の一部分が第２図に示されるようにテープ
２０の表面２２から引剥がされるのを保証する。
（接着剤１９の前部パネル１４の表面との接着力
の方が、テープ２０の表面２２との接着力より強
いからである。） 別法として、テープ２０の基材２１の表面２２
を、それにコロナ放電をかけるか、あるいは下塗
りを塗布することによつて処理して、表面２２に
接着剤１９を受容するための「定着部」（粗面）
を形成するようにすることもできる。その場合、
容器を開封するためにテープ２０のつまみ２３を
前部パネル１４から離れる方向に引張ると、接着
剤１９は、第２図の場合とは異り、第４図に示さ
れるように基材２１の表面２２と接着したままに
留まり、前部パネル１４の、スリツト１７より上
方の部分から剥がれる。テープ２０が下方折目１
２の方に向つて引張られ、前部パネル１４の、ス
リツト１７より上方の部分から引剥がされるにつ
れて、テープ２０に作用する力によつて前部パネ
ル１４の、スリツト１７より下方の部分が後部パ
ネル１５から引離され、それによつて容器を開封
する。この場合も、第２図の実施例の場合と同様
に、接着剤１９は再使用可能な接着剤であり、従
つて、容器１０は、接着剤１９を前部パネル１４
の、スリツト１７より上方の部分に再結合させる
ことによつて再閉鎖することができる。
第５図を参照すると、ウエブ２５に長手方向の
スリツトを切設せず、テープ２０をウエブ２５の
長手方向の一側縁部分に重なるように該側縁部分
に隣接して貼付するようにした本発明の別の実施
例の容器が示されている。その場合、ウエブ２５
の両側の側縁部分が巻型２８から出て互いに重な
り合つたとき、該重なり合つた両側の側縁部分は
背側シール３１によつて互いに封着されるのでは
なく、第５図に示されるようにテープ２０によつ
て互いに結合されるようにする。従つて、この実
施例では、通常ウエブ２５の重なり合つた側縁部
分をヒートシールすることによつて設定される背
側シール３１（一般に、信頼性が高くない）を施
す必要がない。
更に別の実施例として、つまみ２３をもたない
テープ２０ａをウエブ２５の下面（第３図）にで
はなく、ウエブ２５の上方に配置したリール２７
からウエブの上面に貼付するようにしてもよい。
その場合、テープ２０ａは、第６，７図に示され
るように完成した容器の内側に位置することにな
る。第７図に示される実施形態は、第５図に示さ
れた形態と対応するものである。第６図に示され
た形態は、ウエブ２５の長手方向の両側側縁部分
がチユーブ３０の長手方向の一方の折目より他方
の折目の方に近いところで互いに重なり合うよう
に改変された成形用巻型２８によつて成形され
る。
第８および９図は、各々、合成プラスチツクフ
イルム材のシートにスリツトを切設し、つまみ２
３を有するテープ２０またはつまみをもたないテ
ープ２０ａを該シートに貼付することによつて製
造した容器を示す。第８図の実施例においては、
テープ２０を、その接着剤１９がスリツトを架橋
するようにシートの上側面に貼付する。第９図の
実施例においては、シートにスリツトを切設した
後、スリツトされた（縦に切断された）シートの
一方の部分または両方の部分を該スリツトの長手
軸線の側方へ互いに近寄る方向に移動させて該両
方の部分の側縁を重ね合わせる。次いで、テープ
２０ａを該両方の部分の下面に貼付し、両者の間
の間隙を架橋する。その後、第８および９図のど
ちらの実施例の場合も、シートをテープ２０の長
手軸線に平行な軸線の周りに符号３３で示される
ように折返して前部パネル１４と後部パネル１５
を画定する。前部パネルと後部パネルとは、それ
らの両側において折目３３に対し直角に延長する
平行な側部継目（図示せず）によつて互いに封着
させる。
内容物は、折目３３のある側とは反対側の容器
の開口部から容器内へ挿入し、その後、パネル１
４と１５を折目３３に平行に延長する溶接部３４
によつて互いに溶接する。
上述した各実施例では、接着剤１９は、基材、
２１の長手方向に延長する単一のストリツプから
成つているが、接着剤１９は、スリツト１７の両
側に延長するように配設した１本または複数本の
平行な長手方向のストリツプとして基材２１に被
着してもよい。
また、第２のつまみを基材２１の、第１のつま
み２３のある側とは反対側の縁にも設けるように
してもよい。
第１，２，４および８図に示された各実施例に
おいては、前部パネル１４のスリツト１７の両側
に互いに整合するマーキング（しるし）を印刷し
ておくことによつて「不正顕示」手段を設けるこ
とができる。そのようなマーキングを付された容
器が一旦開封されると、スリツト１７の一方の側
のマーキングと他方の側のマーキングとが正確に
整合するように容器を再閉鎖することは困難であ
る。従つて、マーキングの整合の乱れが存在する
ことは、その容器が一度開封されたことがあるこ
とを表示する。
また、スリツト１７を設ける代りに、容器の素
材に一列のミシン目を施してもよい。その場合、
容器を開封するために容器の前部パネルから引離
す方向にテープを引張ると、ミシン目列の各隣接
するミシン目とミシン目の間のパネルのブリツジ
部分が切断され、それによつて容器が開封され
る。このように容器を開封するとブリツジ部分が
切断されるので、容器の素材にミシン目を設ける
ことは、容器に「不正顕示」型閉鎖手段を与える
ことになる。
スリツト１７の代りにミシン目列を設けること
のもう１つの利点は、両側側部継目１３のところ
でテープ２０と前部パネルとの間から流入する空
気が、テープの長手方向にミシン目を通つて容器
内へと内方に流入することがないことである。な
ぜなら、そのような空気の流入は、テープ２０の
接着剤１９と各ミシン目間のブリツジ部分との間
が接着されていることによつて阻止されるからで
ある。
第１０，１１図を参照すると、包装された物品
４３が示されている。この包装は、１つの縁辺に
近接して該縁辺に平行に延長するスリツト４５を
切設された長方形のシート４４と、該シートの下
面にスリツト４５の長手方向に延長するように貼
付された接着剤テープ２０とから成つている。テ
ープ２０の接着剤１９（図示せず）はスリツト１
７を架橋するようになされている。シート４４
は、物品の周りに折曲げられてスリツト４５の長
手軸線に対して直角に延長するシートの両側側縁
部分が互いに整合して重ね合わされ、互いに封着
されてシール４６を形成している。シート４４
の、シール４６の長手方向の寸法は、対応する物
品の寸法より長く、シート４４の両端が物品の両
端を越えて延長するようになされており、シート
の両端部分は、第１１図に示されるように、物品
を包みこむように物品に対して内方へ折返され、
互いに封着されている。
包装４３を開封するには、テープ２０のつまみ
２３を掴んでシート４４の隣接表面から引離す方
向に引張ることによりテープ２０をその長手方向
に漸進的にスリツト４５の一方の側でシート４４
の隣接表面から引剥がす。このようにして、包装
４３の端部分がその残りの部分から切離される。
包装４３内に例えばビスケツトなどの多数の物
品が包装されている場合、１個またはそれ以上の
ビスケツトを取出した後、シート４４の対応部分
を再整合させてスリツト４５を再び合わせるよう
にすることができる。次いで、テープ２０を元の
位置に戻し、残りのビスケツトを包装が開封され
る前の状態とほぼ同様の状態に再包装することが
できる。
テープ２０の素材は、パネル１４，１５，３
８，３９の素材と少くとも同じように有効な気体
および湿分遮蔽特性を有するような材料とするこ
とができる。
第１２，１３図を参照すると、後部パネル４８
と前部パネル４９とから成る容器４７が示されて
いる。前部パネル４９にはスリツト１７が切設さ
れ、スリツト１７は、感圧接着剤５０とキヤリア
ストリツプ５１とから成る接着剤テープによつて
架橋されている。キヤリアスリトリツプ５１は、
接着剤５０を受容するための表面５２を有してい
る。表面５２は、それに接着剤５０を被着する前
にシリコーンなどの剥離材を被覆されている。
使用に当つては、キヤリアストツプ５１が接着
剤５０から引剥がされ、容器４７がスリツト１７
において開封され、接着剤５０が２つの部分５０
ａと５０ｂとに分断される。内容物の一部分を容
器から取出した後、あるいは内容物全部を取出し
て容器内に再び挿入した後、接着剤５０とそれに
隣接する容器の端部分との間の容器の頚部を第１
３図に示されるように前部パネル４９上へ折返し
て接着剤の２つの部分５０ａと５０ｂを互いに係
合させ、容器に封着させる。
接着剤５０は、再使用可能なものとすることが
でき、その場合、第１３図に示されるように一旦
閉鎖された容器４７は、容器の折返し部分を前部
パネル４９から引離し、それにより接着剤の部分
５０ａと５０ｂを分離させることによつて再開封
することができる。容器４７は、第１３図に示さ
れるように再閉鎖することができる。
別法として、接着剤５０は、それ自体にのみ、
またはそれと同様な接着剤にのみ接着する性質の
ものとすることができる。その場合、容器をスリ
ツト１７のところで開封し、容器の内容物をスリ
ツト１７を通して注ぎ出す際、内容物は、接着剤
５０の性質上接着剤５０を汚染することがなく、
また、接着剤によつて汚染されることがない。し
かし、容器が第１３図に示されるように閉鎖また
は再閉鎖されると、接着剤部分５０ａと５０ｂと
は互いに接着する。
接着剤５０は、容器を初めて開封する前はスリ
ツト１７を架橋している。従つて、この構成は、
「不正顕示」手段を提供する。なぜなら、容器を
開封するには接着剤５０をスリツト１７の長手方
向に破断させなければならないので、容器が開封
されたことが外見上見分けられるからである。
第１４，１５図を参照すると、可撓性材料のウ
エブから形成された容器５３が示されている。こ
の場合、ウエブの両側長手方向側縁部分が互いに
封着されて長手方向のシール５４を形成して内部
に物品（図示せず）を収容することができるよう
にし、ウエブを横断方向に切断して平行なシール
５５，５６によつて封着し、それによつて容器５
３は、後部パネル５７と前部パネル５８を有する
扁平な形態とされる。前部パネル５８にはスリツ
ト１７を切設し、該スリツトに接着剤テープ２０
を架橋する。テープ２０の長手方向の寸法は、ス
リツト１７の長さより長くし、テープ２０は、ス
リツトの両端を越えて延長するの、容器の幅寸法
よりは相当に短い長さとする。
容器５３は、第１，２または４図に関連して先
に述べたようにして開閉される。
第１６，１７図を参照すると、つまみ２３のよ
うにテープ２０の長手方向に延長するものではな
く、テープ２０の一端部分に設けられたつまみ３
６を有している点を除いては、第１４，１５図の
容器５３と同様な容器３５が示されている。つま
み３６は、テープ２０の横断方向に延長している
点を別にすれば、つまみ２３と同様のものであ
る。
テープ２０は、つまみ３６を掴んで第１７図に
示されるように長手方向に引張ることによつて容
器３５から引剥がされる。
第１８図を参照すると、長手方向のつまみ２３
または横断方向のつまみ３６を有する容器５３ま
たは３５に類似した容器３７が示されている。こ
の容器３７のテープは、容器のパネル３８のスリ
ツト１７を架橋するようにして貼付されている。
パネル３８には、互いに平行に、かつ、スリツ
ト１７に対して平行にまたは角度をなして複数の
細長い線条の形としたマーキング３９が設けられ
ている。線条の一部分はスリツト１７の一方の側
に、そして線条の他の部分はスリツト１７の他方
の側に配置されている。これらの線条とそれらの
線条の間の空間は、容器３７と、該線条および空
間に並設された光学スキヤナとの間に相社的移動
が生じたとき、そしてスキヤナが線条と空間とに
よつて構成されるバーコードから信号を受取るよ
うにセツトされているときコード信号を供給する
ようになされている。
バーコードを構成する線条と空間がスリツト１
７の両側に跨つて配置されていることにより「不
正顕示」手段を提供する。なぜなら、容器３７が
一旦開封され、再閉鎖されると、線条がスリツト
１７の両側で平行にならないか、あるいはスリツ
ト１７の両側の線条の間隔が容器が初めて開封さ
れる前の間隔とは同じでなくなるからである。従
つて、容器を再閉鎖した後に、バーコードが光学
スキヤナによつて読取られると、スキヤナはコー
ド化信号が異常であることを表示する信号を発す
る。
つまみ２３を備えた型式の接着剤テープ２０を
有する上述の各実施例においては、つまみ２３
は、テープの基材２１に接着剤１９を有する被覆
帯域と接着剤のない不被覆帯域とを形成すること
によつて画定される。
そのようなつまみ２３は使用上非常に満足なも
のではあるが、つまみの位置を見つけ易く、か
つ、つまみを掴み易くするために、つまみ２３の
断面の厚みを基材２１の本体部分の断面の厚みよ
り厚くすることが望ましい場合がある。
例えば第２０図の実施例においては、片面に全
面的に感圧接着剤１９ａを被覆されたテープ２０
ａの縁辺部分がその縁に近いところで長手方向に
折返されてつまみ２３ａを画定している。第２１
図の実施例では、片面に全面的に感圧接着剤１９
ｂを被覆されたテープ２０ｂの両側の長手方向の
縁辺部分が互いに近づく方向に折返されて１対の
平行なつまみ２３ｂを画定している。第２２，２
３図に示された実施例は、それぞれ、つまみ２３
ｃ，２３ｄが接着剤１９ｃ，１９ｄに別の部片を
付設することによつて形成されている点を除いて
は、第２０図の実施例および第２１図の実施例に
対応するものである。
各テープ２０，２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０
ｄは、接着剤転写型テープであつてもよく、ある
いは接着剤非転写型テープであつてもよい。
また、つまみ２３ａ，２３ｂ，２３ｃ，２３ｄ
は、対応するテープ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２
０ｄをリールの型に巻き、それをボビンに巻架す
る前に形成してもよく、あるいはテープをリール
から繰出し、ウエブの表面に貼付する直前に形成
してもよい。
第２０〜２３図の実施例のように接着剤テープ
に、その基材の一部分に接着剤が被覆されていな
いことを確実にする手段を講じる必要なしにつま
みの形成する方法は、接着剤を帯域別被覆する装
置や装着材剤削り取る装置を用いる必要がない。
第２４図を参照すると、合成プラスチツクフイ
ルム材のウエブ６１の巻きリール６０が示されて
いる。ウエブ６１には１対の横断方向に間隔をお
いて切設された長手方向のスリツト１７が形成さ
れており、各スリツトは、１対のテープ２０のそ
れぞれ対応する１つによつて被覆されている。こ
のリール６０は、例えば第３図に例示されたよう
な包装機械であるが、ブレード２６およびテープ
２０を供給する供給装置のない包装機械へ送るこ
とができる。その場合、リール６０は、第３図に
示されたリール２４に代えて機械に装填し、機械
に通す。包装機械が作動されると、ウエブ６１が
第１，２，４または５〜９図に示されるような容
器の形に成形され、充填され、密封される。
第２５図に示された合成プラスチツクフイルム
材のウエブ６３の巻きリール６２が示されてい
る。ウエブ６３には、その長手方向に間隔をおい
て複数の平行な横断方向のスリツト１７が切設さ
れている。各スリツト１７の長手寸法は、ウエブ
６３の横幅より短く、各スリツトは、スリツトの
長手方向に、従つてウエブの横断方向に延長する
複数のテープ２０のそれぞれ対応する１つによつ
て被覆されている。
リール６２は、ウエブを第１２，１３，１４，
１６，１７または１８，１９図に示された形の容
器に成形し、物品を充填し、密封する包装機械に
装填される。
テープ２０は、その長手方向の寸法に対応する
横幅寸法を有するウエブ（図示せず）から切出す
ことができる。その場合、ウエブを間欠的に送
り、その間欠的な送りに同期させてウエブを横断
方向に切断して順次に一連のテープ２０を切出
し、該テープを所定の時間間隔をおいて移動中の
ウエブ６３にそのスリツト１７と一致するように
貼付する。
第２４および２５図の実施例においては、各容
器に、２つの互いに離隔した平行なスリツト１７
が切設されているので、別法としてそれらの２つ
のスリツト１７の間を架橋するように（両方のス
リツトに跨がるように）単一のテープ２０を貼付
することができる。その場合、容器の閉鎖に当つ
て、テープ２０を容器から引剥すとき、２つのス
リツトの間の材料（容器のパネル部分）がテープ
と共に除去され、容器のパネルが除去される。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明の一実施例による容器の一部
断面による概略図であり、容器は、閉鎖状態にあ
り、開閉されるときの直立位置から90°横に倒さ
れた保管位置にあるところが示されている。第２
図は、保管位置のままで開封されつつあるところ
を示す第１図の容器の概略断面図である。第３図
は、第１，２図の容器を製造する方法を示す概略
図である。第４図は、本発明の別の実施例による
容器の、第２図と同様の概略断面図であり、容器
の開封されつつあるところを示す。第５図は、本
発明の更に別の実施例による容器の概略断面図で
ある。第６図は、本発明の更に別の実施例による
容器の概略断面図である。第７図は、本発明の更
に別の実施例による容器の概略断面図である。第
８図は、本発明の更に別の実施例による容器の概
略断面図である。第９図は、本発明の更に別の実
施例による容器の概略断面図である。第１０図
は、本発明の更に別の実施例による容器の平面図
である。第１１図は、第１０図の容器の立面図で
ある。第１２図は、本発明の別の実施例による容
器の概略断面図であり、開封されつつあるところ
を示す。第１３図は、一旦開封された後再閉鎖さ
れたところを示す第１２図の容器の概略断面図で
ある。第１４図は、本発明の更に別の実施例によ
る容器の背面の平面図である。第１５図は、第１
４図の容器の概略断面図である。第１６図は、本
発明の更に別の実施例による容器の、第１４図と
同様の図である。第１７図は、第１６図の容器の
概略断面図である。第１８図は、本発明の更に別
の実施例による容器の、第１６図と同様の図であ
る。第１９図は、第１８図の容器の概略図であ
り、容器が一旦開封され、再閉鎖されたところを
示す。第２０〜２３図は、本発明の容器に組入れ
ることができる接着材テープのいろいろな実施形
態の概略図である。第２４図は、本発明に従つて
容器を製造するのに適合したリール巻き材料の一
実施例の概略透視図である。第２５図は、リール
巻き材料の別の実施例の概略透視図である。 図中、１０は容器、１４は前部パネル、１５は
後部パネル、１７はスリツト、１８は前部パネル
の表面、１９は接着剤、２０は接着剤テープ、２
１は基材、２３はつまみ、４９は前部パネル、５
０は感圧接着剤、５１はキヤリアストリツプ（接
着剤テープ）、５３は容器、５５，５６はシール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 細長い開封部１７を有するパネル１４と、該
    開封部を架橋するようにして該パネルの表面１８
    に感圧接着剤１９を介して貼付されたテープ２０
    を有し、該テープ及び接着剤は、実質的に気密の
    閉鎖部を設定するように前記開封部より大きい寸
    法を有しており、該接着剤は、前記パネルの前記
    表面１８に対し脱着自在に結合させることができ
    るように再使用可能な接着剤であり、該テープ２
    ０をパネルの前記表面１８から前記開封部１７の
    横断方向に引剥がすための手段２３を有する容器
    １０であつて、 前記開封部１７は、前記パネル１４の前面又は
    後面１８に設けられていて、該容器の長手方向の
    継目１６に平行であり、前記テープ２０は、前記
    パネルの前記表面１８から前記開封部１７にまで
    しか剥がされず、該テープをそれ以上開封部１７
    の横断方向に引張ると、開封部１７のところで容
    器を開封するようになされていることを特徴とす
    る容器。 ２ 前記開封部１７は、前記テープ２０が前記パ
    ネル１４の前記表面１８から分離されたとき切断
    される複数の脆弱部分から成るものである特許請
    求の範囲第１項に記載の容器。 ３ 前記接着剤１９は、該容器を開封したとき破
    断されて「不正顕示」手段を構成するようになさ
    れている特許請求の範囲第１項に記載の容器。
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