JPH045585A

JPH045585A - 汎用エージング装置

Info

Publication number: JPH045585A
Application number: JP2108394A
Authority: JP
Inventors: Yukihiro Enami; 榎並　幸尋
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-04-23
Filing date: 1990-04-23
Publication date: 1992-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、汎用エージング装置に関する。

〈従来の技術〉スイッチング電源ユニットの生産工程においては、その
デバイス不良を見つけるため、スイッチング電源ユニッ
トの出力電圧および出力電流により設定すべき負荷抵抗
を取り出しエージングを行うエージング装置が使用され
ている。

第５図は従来のエージング装置における負荷抵抗配置図
である。

スイッチング電源ユニットの各出力電圧および出力電流
における負荷抵抗値は、（１）式により算出される。

負荷抵抗（！　（Ω）＝電圧（■）／電流（Ａ）・・・
（１）例えば、第５図に示すような配置の負荷抵抗をケ
ーブルで接続することにより、（１）式により算出され
た負荷抵抗値と等しくなるようにその合成抵抗が作り出
される。

第５図における左側抵抗２０Ａは２４［’ｖ）出力電圧
に対応するもので、この場合の電流は０．５〜９．５　
［Ａ］の分解能力を有し、右側抵抗２０Ｂは５（Ｖ）出
力電圧に対応するもので、この場合の電流は０．５〜７
．５　［Ａ］の分解能力を有している。

このような抵抗群が接続された接続端子が設けられた負
荷接続用ターミナル２２のケーブルの配線を換えること
により、各出力電圧および出力電流に対応する合成抵抗
が選定され、負荷取出しターミナル２１よりその抵抗が
取出され、スイッチング電源ユニットに接続され、エー
ジングが行われる。

〈発明が解決しようとする課題〉ところが、第５図のエージング装置では、５〔ｖ）、２
４　（ｖ）の２系統の出力電圧に対応できるのみで、か
つ負荷電流の最大値も限られていた。

また、生産工程におけるエージング負荷装置の員数は５
０〜１００台と非常に多く、機種毎に抵抗値の配線を換
える必要があることから、その工程には非常に時間を要
し、作業効率を悪化させていた。

本発明では、以上の問題点を解決し、頻繁に起こってい
た機種毎の抵抗の切り換えに対しても対応ができ、かつ
作業効率をアップすることができる汎用エージング装置
を提供することを目的としている。

〈課題を解決するための手段〉本発明の汎用エージング装置は、被検査回路に、その出
力電圧および出力電流に整合する負荷抵抗値をもつ負荷
抵抗を接続して、上記被検査回路のエージングを行うよ
う構成された装置において、外部からの負荷抵抗値設定
信号を受信する受信回路と、複数個の負荷抵抗と、上記
受信回路による受信内容に応じて上記負荷抵抗群のうち
１つもしくは複数個を選択して上記被検査回路に接続す
る回路手段を設けたことを特徴としている。

〈作用〉被検査回路の出力電圧および出力電流に整合する負荷抵
抗値をもつ負荷抵抗を、受信回路による受信内容に応じ
て選択できる。

〈実施例〉第１図は本発明の実施例の概略斜視図である。

第２図（ａ）は本発明の実施例の負荷抵抗ユニットの側
面図、（ｂ）はその平面図、（Ｃ）は左側面図である。

第１図に示すようにエージング装置本体にはリモコン送
信機（図示せず）から送信されたリモコン信号を受信す
る受光器１、負荷抵抗ユニットを収納する部分には負荷
ユニットしきい３が備えられており、負荷抵抗ユニット
を４個収納できる構造になっている。またその負荷抵抗
ユニットの装置接続用コネクタ２ｂはそれぞれ負荷接続
用コネクタ２ａに接続され、使用される。

本体に接続される負荷抵抗ユニットは、第２図に示すよ
うに、有効抵抗の選定を行う回路部８と４個のセメント
抵抗５ａ、１個のホーロー抵抗５ｂの合計５個の負荷抵
抗と、抵抗Ｒ＋〜抵抗Ｒ３に対応したリレーＲＹ、〜リ
レーＲＹ５と、抵抗Ｒｈは、特に、電流が大きい場合、
および電流値の精度を小さくする場合等に任意に取り外
しができる抵抗が設けられ、汎用性の高い負荷抵抗値を
設定できる。この抵抗Ｒ６に対応じてリレーＲＹ６が大
電流用リレー６として設けられている。また、負荷抵抗
ユニットには、装置接続用コネクタ２ｂ、および大電流
に対応した大電流対応用取出しコネクタ７が備えられて
いる。

次に、以上の構成より成る本発明の実施例の動作を説明
する。

第３図は本発明の実施例の動作を示すブロック図である
。まず、リモコン送信機（図示せず）から送信されたリ
モコン信号は、受光器１に受信され、受信ＩＣＩ　１に
より信号の内容が読み込まれ、ランチ回路１２によりそ
のデータが保持記憶される。ＲＯＭ１３によりあらかじ
め記憶されいるデータの内容と受信されたデータをもと
に、ＲＯＭ１３の出力端子に設けられたドライバ回路１
４により、リレー１５において所定のリレーをドライブ
させることにより有効な負荷抵抗が使用されるよう設定
される。　一方、表示器１６に、機種毎のデータを７セ
グメントで表示させることにより、その選択されたセグ
メントにおけるデータ条件を確認できるようになってい
る。

各セグメントにおけるデータ条件を表、１に示す。

すなわち、各電圧・電流に対し、負荷抵抗値が設定され
、その負荷抵抗値に用いる抵抗タイプ、およびワット数
、また各電圧に対する対応電流容量の最小値および最大
値、電流ステップが設定されている。

これらのデータ条件をもとに最適な負　荷抵抗が選定さ
れ、あるいは種々の負荷抵抗の合成により最適な負荷抵
抗が選定される。

また、使用されるリレー１５における配線図を第４図に
示す。このリレー１５では大電流用リレ６はＲＹ、〜Ｒ
Ｙ６の６個備えられ、ＲＹ、を除＜ＲＹ、〜ＲＹ、はそ
れぞれ抵抗５のＲ９−Ｒ３に対応じて接続され、ＲＹ６
はコ矛りタ２ｂ、大電流対応用取出しコネクタ７に直接
接続されている。

上述の動作により有効抵抗のみが使用されるよう設定が
行なわれ、軍用ターミナル４よりその負荷抵抗が取り出
され、被検査回路に接続される。

また、上述したように複数の負荷抵抗が備えられた負荷
抵抗ユニットを４個まであらかしめ本体に接続すること
ができ、４種の出力電圧番こおける各種負荷抵抗値も選
択できるようになっている。

〈発明の効果〉本発明の汎用エージング装置によれば、被検査回路の各
出力電圧に対応する負荷抵抗群がユニット化され、種々
の各出力電圧電流に対応する抵抗をリレーのオン、オフ
により選定することができるので、その選定のためのケ
ーブル配線・切り換えに費やす作業時間が短縮でき、か
つ多品種小ロットへの対応も容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の概略斜視図、第２［１１１１
（ａｌは本発明の実施例の負荷抵抗ユニットの側面図、
第２１１Ｊ（ｂ）はその平面図、第２図（Ｃ）は左側面
図、第３図は本発明の実施例の動作を示すブロック図、
第４図は使用されるリレーの配線図、第５図は従来のエ
ージング装置における負荷抵抗配置図である。７・・・大電流対応用取出しコネクタ８・・回路部１−・受光器２ａ、２ｂ・・・接続用コネクタ３・・・負荷ユニットしきい４・−軍用ターミナル５ａ、５ｂ・・・抵抗６・・・大電流用リレー

Claims

【特許請求の範囲】

被検査回路に、その出力電圧および出力電流に整合する
負荷抵抗値をもつ負荷抵抗を接続して、上記被検査回路
のエージングを行うよう構成された装置において、外部
からの負荷抵抗値設定信号を受信する受信回路と、複数
個の負荷抵抗と、上記受信回路による受信内容に応じて
上記負荷抵抗群のうち１つもしくは複数個を選択して上
記被検査回路に接続する回路手段を設けたことを特徴と
する汎用エージング装置。