JPH0455837A - カメラの自動調光装置 - Google Patents

カメラの自動調光装置

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JPH0455837A
JPH0455837A JP2165553A JP16555390A JPH0455837A JP H0455837 A JPH0455837 A JP H0455837A JP 2165553 A JP2165553 A JP 2165553A JP 16555390 A JP16555390 A JP 16555390A JP H0455837 A JPH0455837 A JP H0455837A
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JP
Japan
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light emission
preliminary
flash
light
photometric
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JP2165553A
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English (en)
Inventor
Tadao Takagi
忠雄 高木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被写界を複数の測光領域に分割し、各々の領
域からの測光出力に基づいて調光を行うカメラの自動調
光装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の装置としては、特開昭60−15626号
の様なものがあった。これは、閃光撮影時の本発光に先
立って予備発光を行い、被写体からの反射光を分割測光
して各領域の測光信号から主要被写体の位置を判別し、
その判別結果によって各領域に対する重み付は量を決定
し、本発光時に重み付けされた各領域の出力の合計値が
予め定められた所定の調光レベルに達すると本発光を停
止するという、TTLli光方式であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この特開昭60−15626号に開示さ
れた従来の技術においては、撮影対象領域内に存在する
鏡や金屏風等の、一般にTTL調光に悪影響を与える高
反射率被写体がらの反射光に対する対策がなされていな
かったので、これを主要被写体と区別することができず
、結果的に極めてアンダー露出の制御がなされる場合が
あるという問題点を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解決するために提案されたも
ので、 その第1発明(請求項1に係る発明)は、被写界の複数
に分割された領域からの反射光を測光しこれら領域毎の
測光出力を送出する分割測光手段と、予備発光を行わせ
、分割測光手段からの測光出力の内の少なくとも一つが
所定値に達する場合、その発光量を減じながら予備発光
を繰り返させ、上記所定値に達する測光出力がなくなっ
た場合に予備発光を停止させる予備発光制御手段と、こ
の予備発光制御手段により制御された最終段の予備発光
時の測光出力と発光量とを用いて本発光時の調光に使用
しない分割領域を決定する演算手段と、この演算手段の
出力に基づいて本発光を行わせる本発光制御手段とを備
えている。
また、その第2発明(請求項3に係る発明)は、被写界
の複数に分割された領域からの反射光を測光しこれら領
域毎の測光出力を送出する分割測光手段と、予備発光を
行わせ、分割測光手段からの測光出力の内の少なくとも
一つが所定値に達する場合、その発光量を減じかつ回数
を限定して予備発光を繰り返させる予備発光制御手段と
、この予備発光制御手段により制御された最終段の予備
発光時の測光出力と発光量とを用いて本発光時の調光に
使用しない分割領域を決定する演算手段と、この演算手
段の出力に基づいて本発光を行わせる本発光制御手段と
を備えている。
また、その第3発明(請求項5に係る発明)は、被写界
の複数に分割された領域からの反射光を測光しこれら領
域毎の測光出力を送出する分割測光手段と、予備発光を
行わせ、分割測光手段からの測光出力の内の少なくとも
一つが所定値に達する場合予備発光を調光し、その発光
量を減じながら予備発光を繰り返させ、上記所定値に達
する測光出力がなくなった場合に予備発光を停止させる
予備発光制御手段と、この予備発光制御手段により制御
された最終段の予備発光時の測光出力と発光量とを用い
て本発光時の調光に使用しない分割領域を決定し、予備
発光制御手段により制御された最始段の予備発光時の測
光出力を用いて本発光時の調光レベルを演算する演算手
段と、この演算手段の出力に基づいて本発光を行わせる
本発光制御手段とを備えている。
(作用〕 したがってこの発明によれば、 その第1発明では、予備発光を行うと、被写界の複数に
分割された領域からの反射光が測光され、これら領域毎
の測光出力が分割測光手段より得られる。そして、この
測光出力の内の少なくとも一つが所定値に達する場合に
は、その発光量を滅じて予備発光が再度行われる。この
発光量を滅じての予備発光は、所定値に達する測光出力
がなくなるまで、繰り返される。そして、この繰り返さ
れる最終段の予備発光時の測光出力と発光量とを用いて
、本発光時の調光に使用しない分割領域が決定される。
なお、第1回目の予備発光にて、測光出力の何れもが所
定値に達しない場合には、その予備発光を最終段の予備
発光として、この予備発光時の測光出力と発光量とを用
いて、本発光時の調光に使用しない分割領域が決定され
る。
また、その第2発明では、予備発光を行うと、被写界の
複数に分割された領域からの反射光が測光され、これら
領域毎の測光出方が分割測光手段より得られる。そして
、この測光出力の内の少なくとも一つが所定値に達する
場合には、その発光量を減じて予備発光が再度行われる
。この発光量を滅しての予備発光は、回数を限定して、
繰り返される。すなわち、回数を限定して予備発光を繰
り返すため、測光出力の全てが所定値に達しないものと
なるとは限らない。そして、この繰り返される最終段の
予備発光時の測光出方と発光量とを用いて、本発光時の
調光に使用しない分割領域が決定される。
また、その第3発明では、予備発光を行うと、被写界の
複数に分割された領域からの反射光が測光され、これら
領域毎の測光出方が分割測光手段より得られる。そして
、この測光出方の内の少なくとも一つが所定値に達する
場合、予備発光が調光される。そして、その発光量を滅
じて、予備発光が再度行われる。この発光量を滅じての
調光を伴う予備発光は、所定値に達する測光出力がなく
なるまで、繰り返される。そして、この繰り返される最
終段の予備発光時の測光出力と発光量とを用いて、本発
光時の調光に使用しない分割領域が決定される。但し、
本発光時の調光レベルについては、最始段の予備発光時
の測光出力を用いて、演算される。
なお、第1回目の予備発光にて、測光出力の何れもが所
定値に達しない場合には、その予備発光を最終段でかつ
最始段の予備発光として、この予備発光時の測光出力や
発光量を用いて、本発光時の調光に使用しない分割領域
が決定され、本発光時の調光レベルが演算される。
〔実施例〕
以下、本発明に係るカメラの自動調光装置の一実施例を
、第1図〜第13図により詳細に説明する。
第1図はTTL自動調光カメラの構成を示す図である。
 撮影レンズ2を通過した光束(定常光)は、破線で示
すミラーダウン状態のミラー3で反射され、スクリーン
4.ペンタプリズム5を通過して、一部は接眼レンズ6
に導かれ、他の一部は集光レンズ7をiI!過して定常
光測光用の測光素子8に導かれる。また、第3図に示す
レリーズ釦32がレリーズ操作されると、ミラー3が実
線で示すアップ位置に駆動された後、絞り9が絞り込ま
れ、シャッタ10が開かれ、これにより撮影レンズ2を
通過した被写体光はフィルムFlに導かれてフィルムP
Iが露光される。 また閃光撮影時には、シャフタ10
0開後に電子閃光装置11が本発光して被写体を照明し
、被写体からの反射光は撮影レンズ2を介してフィルム
FI面に至り、このフィルムF1面で反射された後、集
光レンズアレイ12を介して調光用の受光素子13に受
光される。さらに本実施例のカメラは、上記本発光の前
に被写界の反射率分布を調べるための予備発光が可能で
あり、この予備発光による被写界からの反射光は、シャ
フタ10の関部にその幕面で反射されて受光素子13に
受光される。
第2図は閃光発光時の調光光学系の斜視図である。受光
素子13は、被写界中央部の円形の測光領域に対応する
分割受光素子13aと、被写界周辺部の矩形を円弧で切
り欠いた形状の測光領域に対応する分割受光素子13b
〜13eとを、同一平面上に配置して成る。すなわち、
本実施例では被写界を5つの測光領域に分割して分割測
光を行う。また、集光レンズアレイ12は、分割受光素
子13a〜13eの左、中間、 右の3ブロツクに対応する3つのレンズ部分123〜1
2cを有する光学部材である。 また、フィルムFI面
の露光領域20と受光素子13、集光レンズアレイ12
の光学的な位置関係は、図に示される通りである。フィ
ルムF1面の1駒分ノ露光領域20を被写界と同様に中
央の円形部20aと周辺を4分割した矩形部20b〜2
0eの5領域に分割すると、第2図に示した受光素子1
3a−13eの上記左、中間、右の3ブロンクは、それ
ぞれ破線で示されるように、集光レンズアレイ1203
つのレンズ部分12a〜12cを経由して露光領域20
の左半分、中央、右半分と対峙している。さらに受光素
子1305つの分割受光素子13a−13eは、それぞ
れ露光領域20と形状を一致させであるので、5つの領
域20a〜20eの明るさをそれぞれ分割して測光する
第3図は制御系のブロック図を示している。カメラ全体
のシーケンスを制御するCPU31には、レリーズ釦3
2.シャッタ10が接続されるとともに、撮影レンズ2
内の絞り9およびレンズ情報出力回路33が接続されて
いる。さらに、CPU31には、定常光測光用の測光素
子8からの出力に基づいて測光動作を行う測光回路34
と、受光素子13、すなわち分割受光素子13a〜13
eからの出力に基づいて調光動作を行う調光回路40と
、装着されたフィルムFIのISO感度をDXコードか
ら読み取るISO感度検出回路35と、電子閃光装置1
1の発光制御回路36とが接続されている。
ここで、定常光測光用の測光素子8も受光素子13と同
様に、被写界の各測光領域に対応する5つの分割測光素
子8a〜8eから成る。またレンズ情報出力回路33は
、レンズ固有の情報(開放絞り値や射出瞳距離)などが
格納されたレンズROMと、撮影レンズ2のフォーカシ
ング位置から撮影距離を検出するレンズエンコーダとか
ら成る。
第4図は調光回路40の詳細を示し、この調光回路40
は、各分割受光素子13a〜13eの出力を増幅する増
幅器41a〜41eと、CPU31からの指令に応答し
て各増幅器41a〜41eの増幅率をそれぞれ設定する
ゲイン設定器42a〜42eとを有し、ゲイン設定器4
2a〜42eは、CPU31からのデジタル信号をアナ
ログ信号に変換するD/A変換器を含んでいる。また、
CPU31からの指令に応答して予備発光時の各増幅器
41a〜41eの出力をそれぞれ時間で積分する積分回
路43a〜43eと、本発光時の各増幅器41a〜41
eの出力を加算する加算回路44と、CPU31からの
指令に応答して加算回路44の加算結果を時間で積分す
る積分回路45と、CPU31によって演算され出力さ
れたアナログ信号としての調光レベル(後で詳述する)
をデジタル信号に変換する変換回路46と、この変換さ
れた調光レベルと積分回路45の出力とを比較し、積分
回路45の出力が上記調光レベルに達した時に発光停止
信号を出力する比較器47とを有する。
次に、第5図〜第13図に示したフローチャートにより
、CPU31による閃光撮影動作の制御手順を説明する
第5図はメインのフローチャートであり、ステップS1
においてレリーズ釦32(第3図)が、半押し操作に引
き続いて全押しくレリーズ)操作されると、ステップ8
2以下の処理が開始される。
まず、ステップS2でrso感度検出回路35から、装
着されたフィルムのISO感度SVが読み込まれる。
次いで、ステップS3で撮影レンズ2のレンズ情報出力
回路33から開放絞り値F0を、ステップS4で射出瞳
距離POを、ステップS5で撮影路Nxをそれぞれ読み
込む。撮影距離Xは、本実施例においてはレリーズ釦3
2の半押し操作に伴い、自動合焦装置によって駆動され
たレンズの位置をエンコーダで検出した値であるが、手
動操作による場合でも差支えない。
ステップS6では定常光の測光を行う。すなわち、上述
した5つの分割測光素子8a〜8e(第3図)の出力を
測光回路34に取り込み、この測光回路34で対数圧縮
された各測光領域に対応する輝度値EV(n)(n=1
〜5)を読み込む。ここで、本実施例におけるnの値1
〜5は、5つの分割測光素子8a〜8eまたは分割受光
素子13a〜13eにそれぞれ対応づけている。
次いで、ステップS7では、読み込んだ各輝度値E V
 (n)から定常光露出BVを演算する。この演算方式
は、例えば本出願人による特開平1−285925号公
報に開示されているような方式を用いる。
そして、ステップS8に進み、演算された定常光露出B
Vとフィルム感度SVとからシャンタ速度TVおよび絞
り値AVを決定する。
次に、ステップS9で、ミラー3を第1図の破線で示し
た状態から実線で示した状態までアップする。
そしてステップ510で絞り9をステップs8で決定さ
れた絞り値まで絞り込む。
ステップSllでは、予備発光時の各測光出力に対する
重み付は量D (n)にすべて1を与える。但し、ここ
にn=l〜5である。
ステ、ツブS12では、発光制御回路36に発光信号を
出力して、電子閃光装置llを所定の少量のガイドナン
バーで発光、すなわち予備発光させる。この予備発光の
光束は被写体で反射され、撮影レンズ2を通過してシャ
ッタ10の幕面に1次像として結像する。この1次像は
5つに分割され、その各々は第2図の集光レンズアレイ
12を介して、5つの分割受光素子13a〜13eにて
それぞれ受光される。各分割受光素子13a〜13eは
、それぞれの受光量に応じた信号を、逐次調光回路40
(第4図)の増幅器41a〜41eへ与える。増幅器4
1a〜41eは、入力された信号をゲイン設定器42a
〜42eで設定された重み付は量D(n)(この予備発
光時の重み付は量D (n)は全て1である)でそれぞ
れ重み付けして、積分回路43a〜43eへ与える。C
PU31は積分回路43a〜43eに作動信号を出力し
、積分回路43a〜43eは、この作動信号に応答して
増幅器41a〜41eからの信号をそれぞれ時間で積分
してCPU31へ与える。このCPU31へ与えられる
信号を以下、分割測光信号BP(n)(但しn=1〜5
)と呼ぶ。以上の予備発光は原則として連続して複数回
行われることになる。その詳細については、3つの実施
例を挙げ、第6図、第7図および第8図のフローチャー
トを用いて後述する。
ステップS13では、装着される撮影レンズ2の種類の
違いによる分と、分割受光素子13a〜13eの面積の
違いによる分とについて、分割測光信号B P (n)
に補正を施す。詳細は第9図のフローチャートを用いて
後述する。
ステップSI4では、補正された分割測光信号B P 
(n)の内、鏡や金屏風等の高反射被写体からの反射光
と考えられる測光領域(H1N域)と、被写体が存在し
ない為に反射光がほとんど返ってこないと考えられる測
光領域(LojJ域)とを、共に本発光時の調光の対象
領域からはずす。すなわち、ステップS14では、カッ
DJ域の決定を行う。詳細は第10図のフローチャート
を用いて後述する。
ステップ315では、ステップS14で決定されたカッ
ト領域以外の領域を対象に、補正された分割測光信号B
 P (n)から撮影対象の被写界の反射率分布R(n
)(n=1〜5)の計算を行う。詳細は第11図のフロ
ーチャートを用いて後述する。
ステップS16では、調光レベルLVの計算を行う。詳
細は第12図のフローチャートを用いて後述する。
ステップ517では、本発光時の各分割受光素子13a
〜13eからの出力に対する重み付は量D(n)(n=
1〜5)を決定する。詳細は第13図のフローチャート
を用いて後述する。
ステップ31Bでは、シャッタ10を開くとともに、こ
れが全開すると、発光制御回路36を介して電子閃光装
置11の本発光を開始する。
ステップS19ではフィルムFT面からの反射光を分割
測光する。すなわち、本発光による照射光は被写体で反
射され撮影レンズ2をili遇しフィルムF1面で反射
された後、分割受光素子13a〜13eにて受光される
。そして、分割受光素子132〜13eの出力信号は、
調光回路40の増幅器412〜41e (第4図)に、
それぞれ与えられる。
ステップS20では、ステップS17で求められた各重
み付は量D (n)に応じて、調光回路40のゲイン設
定器42a〜42eにより増幅器41a〜41eの増幅
率を設定する。すなわち、重み付けを行う。増幅器41
8〜41eは、設定された増幅率で各受光素子13a〜
13eの出力信号を増幅して加算回路44へ与える。加
算回路44は入力された増幅信号を加算する。
ステップS21では積分回路45に積分信号を出力する
。これにより、積分回路45は、加算回路44での加算
結果を時間で積分する。
ステップS22では、ステップS16で演算された調光
レベルLVを変換回路46に出力し、変換回路46はこ
れをアナログ信号に変換する。この変換回路46および
積分回路45の出力は比較器47へ与えられる。比較器
47は、積分回路45の出力が調光レベルLVに達する
と、CPU31に発光停止信号を出力する。CPU31
は、この発光停止信号が入力されると、すなわちステッ
プS22が肯定されると、ステップS23で電子閃光装
置11の発光制御回路36を制御して本発光を停止させ
、その後、処理を終了させる。
以上の実施例の構成において、電子閃光装置11が閃光
手段を、受光素子13a〜13eおよび集光レンズアレ
イ12が分割測光手段を、CPU31が予備発光制御手
段と本発光制御手段と演算手段とをそれぞれ構成する。
第6図はステップ512(第5図)の第1実施例の詳細
を示すフローチャートである。
この実施例においては、先ず、ステップ5LO1で第1
回目の予備発光のガイドナンバーGN。
を5に設定する。
ステップSl 02で第1回目の予備発光を開始する。
ステップ5103でシャンタ幕面による反射光を分割測
光する。分割測光によって得られた各値をBP(n)(
n=1〜5)とする。
ステップ5104で5個のB P (n)の内の最大の
ものが所定量に達した段階で第1回目の予備発光を停止
させる。すなわち調光を行う。B P (n)は予備発
光停止時の値を記憶する。
ステップ5105で第1回目の予備発光が調光されたか
否かを判別する。そして、調光された場合すなわちフル
発光しなかった場合はステップ5107に進み、そうで
ない場合はステップ5106に進む。
ステップ8106に進むと、FLGに0を与えステップ
5114に進んで、第5図のメインルーチンに戻る。
ステップ5107に進むと、FLGに1を与えステップ
5108に進む。
ステップ5108に進むと、eに2を与えステップ51
09に進む。
ステップ5109に進むと、第0回目の予備発光のガイ
ドナンバーGNeに (x・2Av/2)/(2”−’
)を与え、ステップ5110に進む。なお、Xは撮影距
離、AVは絞り値である。
ステップ5110に進むと、第0回目の予備発光を開始
してステップ5illに進む。
ステップ5111に進むと、シャフタ幕面による反射光
を分割測光しながら、上記ステップ5104の場合と同
様にして調光する。分割測光によって得られた各個をB
PF(n)(n=1〜5)とする。
ステップ5112に進むと、第0回目の予備発光が調光
されたか否かを判別する。そして、調光されなかった場
合すなわちフル発光した場合はフル発光直後のB P 
F (n)の値を記憶してステップ5114に進み、メ
インルーチンに戻る。また、調光してしまった場合には
、ステップ5113に進んでeにe+1を代入しステッ
プ5109に戻り、フル発光するまでガイドナンバーを
順次減少させながらステップ5109〜113のルーチ
ンを繰り返す。そして、フル発光した時点でBPF(n
)を記憶し、ステップ5114に進んでメインルーチン
に戻る。
第7図はステップ512(第5図)の第2実施例の詳細
を示すフローチャートである。この実施例によれば、予
備発光を調光しないため、第1実施例に比べて制御が簡
単となる。
ステップ5201でeにOを与えステップ5202に進
む。
ステップ5202に進むと、eにe+lを与え、ステッ
プ5203に進む。
ステップ5203に進むと、第0回目の予備発光のガイ
ドナンバーGNeに5/(2@−’)を与え、ステップ
5204に進む。
ステップ5204に進むと、第0回目の予備発光を開始
して、ステップ5205に進む。
ステップ5205に進むと、シャツタ幕面による反射光
を分割測光する。この時、調光は行わない。分割測光に
よって得られた各個をB P F (n)(n=1〜5
)とする。
ステップ5206に進むと、B P (n)にBPF(
n)を代入して、ステップ5207に進む。
ステップ5207に進むと、第0回目の予備発光によっ
て飽和した素子(正確には、第4図の積分回路、43a
〜43e)があったか否かを判別する。そして、なかっ
た場合にはステップ8208に進み、FLGに1を与え
、ステップ5209に進んでメインルーチンに戻る。ま
た、飽和した素子があった場合はステップ5202に進
んで、飽和する素子がなくなるまでガイドナンバーを順
次減少させながらステップ8202〜207のルーチン
を繰り返す。そして、飽和する素子がなくなった時点で
GNeとB P F (n)を記憶し、ステップ820
8に進み、FLGに1を与え、ステップ5209に進ん
でメインルーチンに戻る。
第8図はステップ512(第5図)の第3実施例の詳細
を示すフローチャートである。この実施例によれば、回
数を限定して予備発光を行わせるため、第1実施例に比
べて、タイムラグが減り。
発光エネルギも少なくて済む。
ステップ5301で第1回目の予備発光のガイドナンバ
ー〇 N +を5に設定する。
ステップ5302で第1回目の予備発光を開始する。
ステップ5303でシャツタ幕面による反射光を分割測
光する。分割測光によって得られた各個をBP(n)(
n=1〜5)とする。
ステップ5304で5個のB P (n)の内の最大の
ものが所定量に達した段階で第1回目の、予備発光を停
止させる。すなわち調光を行う。B P (n)は予備
発光停止時の値が記憶される。
ステップ5305で第1回目の予備発光が調光されたか
否かを判別する。そして調光された場合すなわちフル発
光しなかった場合はステップ5307に進み、そうでな
い場合はステップ5306に進む。
ステップ5306に進むと、FLGに0を与えステップ
5311に進んで、第5図のメインルーチンに戻る。
ステップ5307に進むと、FLGに1を与え、ステッ
プ5308に進む。
ステップ5308に進むと、第2回目の予備発光のガイ
ドナンバーG N zにGN、/2を与え、ステップ5
309に進む。
ステップ5309に進むと、第2回目の予備発光を開始
してステップ5310に進む。
ステップ5310に進むと、シャツタ幕面による反射光
を分割測光する。この時調光は行わない。
すなわち、第2回目の予備発光は、ガイドナンバGN2
でフル発光する。分割測光によって得られた各個をBP
F(n)(n=1〜5)とする。そして、B P F 
(n)の値を記憶してステップ5311に進み、メイン
ルーチンに戻る。
第9図は、第5図のステップS13のレンズ補正処理と
面積補正処理との詳細を示すフローチャートである。
まずステップ5401でn=oとする。次いでステップ
5402でnを1だけ歩進し、ステップ5403で図示
の式に基づいてレンズの補正係数L (n)の演算を行
う。ここで、POは撮影レンズ2の射出瞳距離を示して
いる。次にステップ5404で予めメモリに格納された
素子面積補正係数S (n)を読み込み、ステップ54
05で式%式%() に基づいて分割測光信号B P (n)の補正を行う。
ステップ5406でFLG=1の場合はステップ540
7に進み、式 %式%() に基づいて分割測光信号B P F (n)の補正を行
い、次にステップ8408に進む。ステップ5406で
FLG=1でない場合はステップ8408に進む。
これらの処理は、ステップ5408でn、 = 5が判
定されるまで行われ、これにより5つの測光領域の分割
測光信号BP(n)、BPF(n)全てに対してレンズ
および素子面積による補正が行われる。
すなわち、撮影レンズ2の射出瞳距離POや分割受光素
子132〜13eの面積および位置によって、上述の分
割受光素子13a〜13eの受光条件は異なる。そこで
、この第9図の処理では、全ての受光素子の測光信号を
同一条件で評価するために、上記補正処理が行われるの
である。
第10図は、第5図のステップ514のHl。
LOカント処理(有効測光領域決定処理)を示すフロー
チャートである。
まずステップ5501,3502でM=0.n=0とす
る。
次いでステップ8503〜5517で5つの分割測光信
号BP(n)、BPF(n)(ステップSI3で補正さ
れた値)に対して以下に示す処理を順に行う。
ステップ5503でnに1を歩進する。
ステップ5504でFLG=1であるか否かを判別し、
FLG=1の場合はステップ5505に、FLG=1で
ない場合はステップ5510に進む。
ステップ5505では分割測光信号E P F (n)
が、 を満たすか否かを判定する。ここで、CNeは第6回目
の予備発光時のガイドナンバー、AVは絞り値(アペッ
クス値)、Xは撮影距離、K1は定数である。ステップ
5505が肯定されるとステップ5515に進み、Hi
カントを行うものとして、分割測光信号B P (n)
を零とするとともに、ステップ8516でこの測光信号
B P (n)の重み付は量D (n)を零として、ス
テップ5517に進む。また、ステップ5504でFL
G=1でない場合はステップ5510に進み、分割測光
信号BP (n)が、 を満たすか否かを判定する。ここで、GNIは第1回目
の予備発光時のガイドナンバー、AVは絞り値(アペッ
クス値)、xは撮影距離、K2は定数である。ステップ
5510が肯定されるとステップ5515に進み、Hi
カットを行うものとして、分割測光信号B P (n)
を零とするとともに、ステップ5516でこの測光信号
B P (n)の重み付は量D (n)を零として、ス
テップ5517に進む。
ここで、上記ステップ5505や5510からステップ
5515に進む処理について詳しく説明する。
例えば、被写界中に鏡や金屏風などの高反射率の物体が
存在していた場合や主要被写体の前方に物体がある場合
には、他の被写体と比べてその領域の分割測光信号B 
P (n)やB P F (n)は極めて大きいものと
なる。したがって、この測光信号を加味して調光動作を
行うと、主要被写体が露出アンダーとなる可能性がある
。そこで上述した処理は、このような高反射率の被写体
に対する測光信号を除外して調光動作を行うための処理
である。っまり測光信号B P (n)やB P F 
(n)が上記(3)式や(4)式での比較値よりも大き
い場合には、光量過多(H1領域)と判断して、測光信
号B P (n)を零とするとともに、重み付は量D 
(n)も零とする。なお、この比較値は、予備発光時の
絞り値AVと撮影距離xとに基づいているので、以下の
ような効果がある。
すなわち、予備発光のガイドナンバーが一定であっても
、そのときの絞り値AVおよび撮影距離Xによって測光
信号の値は異なり、撮影距離が遠いほど、または絞りが
絞り込まれているほど測光信号は小さな値となる。この
ため、仮に上記光量過多か否かを判定する比較値が一定
値であった場合には、撮影距離が遠く絞り込まれている
状態では除外すべき被写体が除外されない虞れがあり、
逆に撮影距離が近く絞り開放の状態では除外されるべき
でない測光信号が除外されてしまう広れがある。
そこで、本実施例では上述の式によって比較値を決めて
おり、この式によれば、撮影距離が近いほど、または絞
り値が開放側にあるほど比較値は高くなるので、上記不
都合は完全に解消される。
一方、ステップ5505が否定された場合にはステップ
5506に進み、測光信号B P F (n)が比較値
に3より小さいか否かを判定する。ステップ5506が
肯定されると、Loカフトを行うものとしてステップ5
515に進み、否定されるとステップ5507に進む。
 また同様に、ステップ5510が否定された場合には
ステップ5511に進み、測光信号B P (n)が比
較値に4より小さいか否かを判定する。ステップ551
1が肯定されると、Loカントを行うものとしてステッ
プ5515に進み、否定されるとステップ5512に進
む。
これらの処理は、上述とは逆に例えば主要被写体の背後
に大きな空間があり、反射光が少なく測光信号B P 
(n)やB P F (n)が低過ぎる場合に、主要被
写体が露出オーバになることを防止するために、その測
光信号B P (n)やB P F (n)を除外する
処理である。この場合には、もともと測光信号BP (
n)やB P F (n)が小さいので絞り値AVや撮
影距離nに応じて比較値を変える必要はなく、定数でよ
い。
ステップ5505と5506のいずれにおいても除外さ
れながった測光信号B P F (n)は、ステップ5
507でそのままB P (n)に代入され、次いでス
テップ5508では、測光信号B P (n)に対応す
る重み付は量が1とされる。ステップ5509では、変
数Mを1だけ歩進する。 同様にステップ5510と8
511のいずれにおいても除外されなかった測光信号B
 P (n)は、ステップ5512でそのままの値が保
たれ、次いでステップ5513では、測光信号B P 
(n)に対応する重み付は量が1とされる。ステップ5
514では、変数Mを1だけ歩進する。
ここで、被写界中の5つの測光領域のうち上記測光信号
B P (n)やB P F (n)が除外されなかっ
た領域が有効測光領域に相当する。また変数Mは、除外
されなかった測光信号、すなわち有効測光領域の個数を
表わすものである。
第11図は、第5図のステップS15の被写界の各測光
領域の反射率分布R(n)を求める処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
まずステップ5601,5602でQ=0. n−〇と
する。
次いでステップ8603〜5605において、各測光信
号B P (n)の総和Qを求める。ここで、上記光量
過多、過少の測光信号はステップs14の処理で零とさ
れているので、実質的には有効測光領域の測光信号のみ
が加算されることになる。
次にステップ5606でn=oとする。
ステップ8607〜5609において、測光信号B P
 (n)の反射率の合計を1とした場合の各測光信号B
 P (n)の反射率分布R(n)を、ステップ860
8での式に基づいてそれぞれ求める。このとき、ステッ
プ314で除外された測光信号の反射率分布は、当然零
となる。
第12図は、第5図のステップS16の調光レベル演算
処理の詳細を示すフローチャートである。
ここで調光レベルとは、閃光撮影時に電子閃光装置11
の本発光を停止すべき測光信号のレベルを示している。
まず、ステップ5701で調光レヘルLVを零とする。
次いで、ステップ5702でn=0として、ステップ5
703に進む。
ステップ8703〜5707では、有効測光領域の個数
Mおよび各反射率分布R(n)に応じて、調光レベルL
Vを求める処理を行う。すなわち、ステップ5704で
は、各測光信号の反射率分布R(n)が17M(これは
、有効測光領域の反射率分布R(n)の平均値に相当す
る)以上が否かを判定し、肯定された場合、つまりその
測光領域の反射率分布R(n)が平均値以上の場合には
、ステップ5705に進んで調光レベルLVを0.02
だけ歩進する。また、ステップ5704が否定された場
合、つまりその測光領域の反射率分布R(n)が平均値
未満の場合には、ステップ5706に進み、調光レベル
LVをr O,02XR(n)/MAX(R)J(ただ
し、MAX (R)はR(1)〜R(5)の最大値)だ
け歩進する。
以上の処理は、5つの反射率分布R(n)が全て等しい
場合に調光レベルLVが0.02X 5 =0.1とな
るようにした場合の処理であり、この処理により調光レ
ベルLVは、有効測光領域の個数(面積)Mおよび反射
率分布R(n)に応じて決定されることになる。
次にステップ8708に進み、求められた調光レベルL
Vが0.03以上か否かを判定し、肯定されるとステッ
プ5710に進み、否定されるとステップ5709で調
光レベルLVを0.03としてステップ5710に進む
。これは、調光レベルLVを0.03以上に制限するも
のであり、調光レベルLVが低すぎて露出アンダーとな
るのを防止するための処置である。ステップ5710で
は、調光レベルLVをISO感度(ステップS2で読み
込まれたもの)SVに対応するように換算する。
第13図は、第5図のステップS17の詳細を示すフロ
ーチャートであり、後に行われる本発光時の測光信号を
補正するための重み付は量を求める処理を行う。
まずステップ5801でn=oとする。
次いで、ステップ8802〜5804において、各測光
信号に対応する重み付は量D(n)(ステップS14で
求められたものであり、■またはOである)にL (n
) /S (n)を乗じて新たな重み付は量とする。こ
こで、L (n)はステップS13で得られたレンズ補
正係数であり、S (n)は面積補正係数である。
本実施例では、上記反射率分布R(n)に応じて調光レ
ベルLVを可変としているので重み付は量を反射率分布
R(n)に応じて求める必要はない。
したがって、ここではレンズ補正係数L (n)および
面積補正係数S (n)によってのみ、重み付は量を求
めている。また、ステップS14で除外された測光信号
に対応する重み付は量は当然零となる。
なお、予備発光に際して第6図に示した実施例を採用し
た場合、ステップS14での有効測光領域決定処理につ
いては、フル発光したときのBPF (n)およびその
ときのガイドナンバーに基づきHi、Loカット頭域を
決定するものとし、ステップS16での調光レベルLV
の計算については、第1回目の子備発光時のBP (n
)を用いるものとしてもよい。第1回目の子備発光が調
光された場合、その絶対値は不正確であるが、ガイドナ
ンバーが大きいために、各BP (n)の比についての
信顛性は高い。これに対して、第6回目の子備発光にお
いてフル発光した場合、その絶対値は正確であるが、ガ
イドナンバーが小さくノイズ成分などが入るため、各B
PF (n)の比についての信転性は低い。すなわち、
分割測光信号の絶対値を必要とするステップS14につ
いては、フル発光したときの分割測光信号を用いること
により、高確度でHi、Loカント顯域の決定が行われ
る。そして、分割測光信号の比を必要とするステップS
16については、第1回目の子備発光時の分割測光信号
を用いることにより、演算によって得られる調光レベル
LVの精度が高まる。
なお、本実施例においては、調光レベルを変化させる様
に構成したが、調光レベルを一定にして積分値のゲイン
を変える様になしても全く同様である。従って、調光レ
ヘルを変化させるという表現は、本発明においては積分
値や増幅器のゲインを変えるという方法をも含むものと
する。 また以上では、銀塩フィルムを用いるカメラに
て説明したが、例えばフロッピーディスクを用いて撮影
を行う電子スチルカメラにも本発明を同様に適用できる
〔発明の効果〕 以上説明したようにこの発明によるカメラの自動調光装
置によると、予備発光時の発光量の絶対値と予備発光時
の測光出力の絶対値とを正確に知ることが可能となるの
で、例えば、発光量の絶対値を撮影距離と絞り値で除し
たものを測光出力の絶対値と比較することにより、測光
出力の高い部分が主要被写体なのか鏡や金屏風の様な調
光上カットすべきものなのかを区別し得るものとなり、
前者の場合には重点的に調光の対象とし、後者の場合に
は調光の対象としないようにすることが可能となって、
極めて高い確率で適正な発光と露光を行い得るものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動調光装置の搭載された自動調
光カメラの一実施例の構成を示す図、第2図はこの自動
調光カメラにおける集光レンズアレイおよび分割受光素
子を示す斜視図、第3図はこの自動調光カメラの制御系
のブロック図、第4図はこの自動調光カメラにおける調
光回路の構成図、第5図はこの自動調光カメラにおいて
CPUが行うメインのフローチャート、第6図〜第13
図はCPUの行うサブルーチンを示すフローチャートで
ある。 11・・・電子閃光装置、12・・・集光レンズアレイ
、13:受光素子、13a〜13e・・・分割受光素子
、31・・・CPU、36:発光制御回路、40・・・
調光回路。 第7図 第2 図 第11図 第f5図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)閃光撮影時の本発光に先立って予備発光を行い前
    記本発光を調光制御するカメラの自動調光装置において
    、 被写界の複数に分割された領域からの反射光を測光しこ
    れら領域毎の測光出力を送出する分割測光手段と、 前記予備発光を行わせ、前記分割測光手段からの測光出
    力の内の少なくとも一つが所定値に達する場合、その発
    光量を減じながら前記予備発光を繰り返させ、前記所定
    値に達する前記測光出力がなくなった場合に前記予備発
    光を停止させる予備発光制御手段と、 この予備発光制御手段により制御された最終段の予備発
    光時の測光出力と上記最終段の予備発光時の発光量とを
    用いて前記本発光時の調光に使用しない分割領域を決定
    する演算手段と、 この演算手段の出力に基づいて前記本発光を行わせる本
    発光制御手段と を備えたことを特徴とするカメラの自動調光装置。
  2. (2)請求項1において、発光量の削減が等比級数的に
    順次行われることを特徴とするカメラの自動調光装置。
  3. (3)閃光撮影時の本発光に先立って予備発光を行い前
    記本発光を調光制御するカメラの自動調光装置において
    、 被写界の複数に分割された領域からの反射光を測光しこ
    れら領域毎の測光出力を送出する分割測光手段と、 前記予備発光を行わせ、前記分割測光手段からの測光出
    力の内の少なくとも一つが所定値に達する場合、その発
    光量を減じかつ回数を限定して前記予備発光を繰り返さ
    せる予備発光制御手段と、この予備発光制御手段により
    制御された最終段の予備発光時の測光出力と上記最終段
    の予備発光時の発光量とを用いて前記本発光時の調光に
    使用しない分割領域を決定する演算手段と、 この演算手段の出力に基づいて前記本発光を行わせる本
    発光制御手段と を備えたことを特徴とするカメラの自動調光装置。
  4. (4)請求項1又は請求項3において、演算手段は、予
    備発光制御手段により制御された最終段の予備発光時の
    測光出力と上記最終段の予備発光時の発光量とを用いて
    、本発光時の調光に使用しない分割領域と本発光時の調
    光レベルとを決定することを特徴とするカメラの自動調
    光装置。
  5. (5)閃光撮影時の本発光に先立って予備発光を行い前
    記本発光を調光制御するカメラの自動調光装置において
    、 被写界の複数に分割された領域からの反射光を測光しこ
    れら領域毎の測光出力を送出する分割測光手段と、 前記予備発光を行わせ、前記分割測光手段からの測光出
    力の内の少なくとも一つが所定値に達する場合前記予備
    発光を調光し、その発光量を減じながら前記予備発光を
    繰り返させ、前記所定値に達する前記測光出力がなくな
    った場合に前記予備発光を停止させる予備発光制御手段
    と、 この予備発光制御手段により制御された最終段の予備発
    光時の測光出力と上記最終段の予備発光時の発光量とを
    用いて前記本発光時の調光に使用しない分割領域を決定
    し、前記予備発光制御手段により制御された最始段の予
    備発光時の測光出力を用いて本発光時の調光レベルを演
    算する演算手段と、 この演算手段の出力に基づいて前記本発光を行わせる本
    発光制御手段と を備えたことを特徴とするカメラの自動調光装置。
JP2165553A 1990-06-26 1990-06-26 カメラの自動調光装置 Pending JPH0455837A (ja)

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DE69127723T DE69127723T2 (de) 1990-06-26 1991-06-25 Automatische Blitzbegrenzungsvorrichtung in einer Kamera
EP91110481A EP0464602B1 (en) 1990-06-26 1991-06-25 Automatic flash light quantity limiting apparatus for a camera
US08/156,651 US5371568A (en) 1990-06-26 1993-11-16 Automatic flash limiting apparatus in a camera

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0585723A1 (en) * 1992-08-18 1994-03-09 Nikon Corporation TTL auto flash control device
JP2009020531A (ja) * 2008-09-08 2009-01-29 Nikon Corp 閃光制御装置及びカメラ

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