JPH0455513A - 暗渠排水管の施工方法 - Google Patents
暗渠排水管の施工方法Info
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- JPH0455513A JPH0455513A JP16499790A JP16499790A JPH0455513A JP H0455513 A JPH0455513 A JP H0455513A JP 16499790 A JP16499790 A JP 16499790A JP 16499790 A JP16499790 A JP 16499790A JP H0455513 A JPH0455513 A JP H0455513A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、湿地などを乾燥させて耕作地などにするため
に行われる暗渠排水管の施工方法に関する。
に行われる暗渠排水管の施工方法に関する。
[従来の技術]
第2図のように、削溝により形成された排水溝への底部
に暗渠排水管Pを敷設し、その周囲に所定層厚の透水層
−を盛り上げ、その透水層−の上に埋め戻した土で表土
層Fを形成することにょうて暗渠排水管Pを施工するこ
とは知られている。
に暗渠排水管Pを敷設し、その周囲に所定層厚の透水層
−を盛り上げ、その透水層−の上に埋め戻した土で表土
層Fを形成することにょうて暗渠排水管Pを施工するこ
とは知られている。
このようにして暗渠排水管Pを施工する場合、従来は、
掘削機構や暗渠排水管を搭載したトレンチ中−などの掘
削機械を移動させながら上記掘削機構による削溝と削溝
により形成された排水溝への暗渠排水管の敷設とを行な
うと共に、掘削機械に装備しているホッパーから籾殻を
排水溝に投入し、さらに掘削機械が具備する埋戻し機構
によって削溝で生じた土を排水溝に投入していた。
掘削機構や暗渠排水管を搭載したトレンチ中−などの掘
削機械を移動させながら上記掘削機構による削溝と削溝
により形成された排水溝への暗渠排水管の敷設とを行な
うと共に、掘削機械に装備しているホッパーから籾殻を
排水溝に投入し、さらに掘削機械が具備する埋戻し機構
によって削溝で生じた土を排水溝に投入していた。
この方法で暗渠排水管を施工すると、第1図で説明した
透水層−が籾殻によって形成され、表土層Fが削溝で生
じた土によって形成される。
透水層−が籾殻によって形成され、表土層Fが削溝で生
じた土によって形成される。
[発明が解決しようとする課題1
ところが、籾殻は嵩張りやすいために施工場所までの運
搬コストが高くつくばかりか、近時では籾殻の入手自体
が困難になっているので、上記透水層−を籾殻以外の入
手容易な物質で代用することの要求が強い。
搬コストが高くつくばかりか、近時では籾殻の入手自体
が困難になっているので、上記透水層−を籾殻以外の入
手容易な物質で代用することの要求が強い。
そこで、合成樹脂製の発泡ビーズを籾殻の代用にするこ
とが試みられたが、発泡ビーズも比較的嵩張りやすいも
のであるために運搬コストが高くつく。また、発泡ビー
ズは透水層−の水に浮き上がったり周囲の土になじみに
くかったりする。
とが試みられたが、発泡ビーズも比較的嵩張りやすいも
のであるために運搬コストが高くつく。また、発泡ビー
ズは透水層−の水に浮き上がったり周囲の土になじみに
くかったりする。
本発明は以上の事情に鑑み、削溝により生じた土で透水
層−を形成することによって運搬コストの問題や土との
なじみの問題などを解消するという考えに立ってなされ
たものであり、暗渠排水管をきわめて能率よく低コスト
で施工することのできる暗渠排水管の施工方法を提供す
ることを目的とする。
層−を形成することによって運搬コストの問題や土との
なじみの問題などを解消するという考えに立ってなされ
たものであり、暗渠排水管をきわめて能率よく低コスト
で施工することのできる暗渠排水管の施工方法を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明による暗渠排水管の施工方法は、暗渠排水管と掘
削機構とを搭載した台車を移動させながら上記掘削機構
による削溝と削溝により形成された排水溝への暗渠排水
管の敷設とを行うと共に、削溝で生じた土を上記台車上
で粒状化処理した後、上記排水溝に埋め戻すものである
。
削機構とを搭載した台車を移動させながら上記掘削機構
による削溝と削溝により形成された排水溝への暗渠排水
管の敷設とを行うと共に、削溝で生じた土を上記台車上
で粒状化処理した後、上記排水溝に埋め戻すものである
。
[作 用1
この方法によれば、削溝で生じた土で透水層を形成する
ことができるので、透水層を形成するための物質を運搬
する必要がなくなる。また、土を粒状化して透水層を形
成するからその土が透水層の周囲の土によくなじみ、し
かも透水層の水で浮き上がることもなく、さらに粒状化
した土同士の間隙によって良好な「水みち」が形成され
る。
ことができるので、透水層を形成するための物質を運搬
する必要がなくなる。また、土を粒状化して透水層を形
成するからその土が透水層の周囲の土によくなじみ、し
かも透水層の水で浮き上がることもなく、さらに粒状化
した土同士の間隙によって良好な「水みち」が形成され
る。
[実施例1
第1図は本発明の実施例による暗渠排水管Pの施工方法
をトレンチャで行っている場合の説明図である。
をトレンチャで行っている場合の説明図である。
実施例の施工方法は、トレンチ中の台車1を移動させな
がら、台車1に搭載した掘削機械2による削溝と、削溝
により形成された排水溝Aに台車lに搭載した暗渠排水
管Pを敷設することと、削溝で生じた土Gを台車1のホ
ッパー3に投入して粒状化処理することと、粒状化した
土G1を排出口4から排水溝Aに埋め戻すことと、削溝
により排水溝への両側に払い出された土G、をトレンチ
ャの埋戻し機構(不図示)によって排水溝Aに埋め戻す
こととを行うものであり、削溝された排水溝Aへの暗渠
排水管Pの敷設の後に粒状化処理された土G、の埋め戻
しが行われ、その後でトレンチ中の埋戻し機構(不図示
)による排水溝角への土62の埋め戻しがなされる。こ
のようにすると、第2図で説明した透水層賀や表土層F
がそれぞれ粒状化処理した土G、や埋戻し機構により埋
め戻された土62によって形成される。
がら、台車1に搭載した掘削機械2による削溝と、削溝
により形成された排水溝Aに台車lに搭載した暗渠排水
管Pを敷設することと、削溝で生じた土Gを台車1のホ
ッパー3に投入して粒状化処理することと、粒状化した
土G1を排出口4から排水溝Aに埋め戻すことと、削溝
により排水溝への両側に払い出された土G、をトレンチ
ャの埋戻し機構(不図示)によって排水溝Aに埋め戻す
こととを行うものであり、削溝された排水溝Aへの暗渠
排水管Pの敷設の後に粒状化処理された土G、の埋め戻
しが行われ、その後でトレンチ中の埋戻し機構(不図示
)による排水溝角への土62の埋め戻しがなされる。こ
のようにすると、第2図で説明した透水層賀や表土層F
がそれぞれ粒状化処理した土G、や埋戻し機構により埋
め戻された土62によって形成される。
そして、粒状化した土G、で形成された透水層−にはそ
の上G、同士の間隙によって良好な「水みち」が形成さ
れて暗渠排水管Pによる集水が効率よく行われるように
なり、また、透水層−は土G。
の上G、同士の間隙によって良好な「水みち」が形成さ
れて暗渠排水管Pによる集水が効率よく行われるように
なり、また、透水層−は土G。
を主体とするものであるから、周囲の土とのなじみがよ
く、しかも透水層−の水で土G、が浮き上が9たりして
透水層−の中で「水みち」が偏るようなことも生じにく
い。
く、しかも透水層−の水で土G、が浮き上が9たりして
透水層−の中で「水みち」が偏るようなことも生じにく
い。
削溝や暗渠排水管Pの排水溝Aへの敷設、トレンチ中の
埋戻し機構(不図示)による排水溝^への土の埋め戻し
は公知のトレンチャによって容易に行うことができる。
埋戻し機構(不図示)による排水溝^への土の埋め戻し
は公知のトレンチャによって容易に行うことができる。
削溝で生じた土Gを台車1のホッパー3に投入する工程
は、たとえば回倒のように掘削機構2の掘削刃をパケッ
ト形にし、その掘削刃で削溝で生じた土を持ち上げてホ
ッパー3に自動的に投入することによっても、他の自動
投入機構で投入することによっても、あるいは人力で投
入することによってもよい。なお、第1図において、5
は暗渠排水管Pの繰出リール、6はトレンチ中の走行輪
である。
は、たとえば回倒のように掘削機構2の掘削刃をパケッ
ト形にし、その掘削刃で削溝で生じた土を持ち上げてホ
ッパー3に自動的に投入することによっても、他の自動
投入機構で投入することによっても、あるいは人力で投
入することによってもよい。なお、第1図において、5
は暗渠排水管Pの繰出リール、6はトレンチ中の走行輪
である。
削溝により生じた土Gを粒状化処理するには、ホッパー
3に投入された土Gに粒状化処理剤、たとえばポリエチ
レンオキサイドやポリアクリル酸ソーダ水溶液およびセ
メント系の無機物を投入してスクリュウなどの攪拌機構
で攪拌する。また、攪拌により分解した後、水硬化型ウ
レタン樹脂液、シアノアクリレート系樹脂液などで表面
硬化する方法もある0粒状化処理剤と土Gとの配合割合
は、土質や粒状化の程度などを勘案して適宜選定すれば
よい。
3に投入された土Gに粒状化処理剤、たとえばポリエチ
レンオキサイドやポリアクリル酸ソーダ水溶液およびセ
メント系の無機物を投入してスクリュウなどの攪拌機構
で攪拌する。また、攪拌により分解した後、水硬化型ウ
レタン樹脂液、シアノアクリレート系樹脂液などで表面
硬化する方法もある0粒状化処理剤と土Gとの配合割合
は、土質や粒状化の程度などを勘案して適宜選定すれば
よい。
粒状化した土G、を排出口4から押し出しただけでは十
分な粒状状態が得られない場合もある。このような場合
には、第1図に示したように排出口4にスクレーバ7を
取り付け、そのスクレーパ7を前後に8退させて排出口
4から押し出されてくる土G、を削ぎ落とすようにすれ
ばよく、そうすれば粒状状態がよくなる。
分な粒状状態が得られない場合もある。このような場合
には、第1図に示したように排出口4にスクレーバ7を
取り付け、そのスクレーパ7を前後に8退させて排出口
4から押し出されてくる土G、を削ぎ落とすようにすれ
ばよく、そうすれば粒状状態がよくなる。
この実施例ではトレンチャの台車1に掘削機械2や暗渠
排水管Pなどを搭載したものを説明したが、台車1は必
ずしもトレンチャのものでなくてもよいことは勿論であ
る。
排水管Pなどを搭載したものを説明したが、台車1は必
ずしもトレンチャのものでなくてもよいことは勿論であ
る。
[発明の効果]
本発明によれば、台車を移動させている間に削溝と、削
溝により形成された排水溝への暗渠排水管の敷設と、粒
状化処理した土による透水層の形成とが併行されるので
、暗渠排水管をきわめて能率よく施工することができる
のみならず、透水層を形成するのに削溝により生じた土
を使うのでその入手がきわめて容易である上、その運搬
コストも削減されるという効果がある。また、本発明に
よ′って施工された透水層は、削溝によって生じた土を
主体とするものであるから、周囲の土とのなじみがよく
、その土が透水層の水に浮き上がることがなく、さらに
粒状化した土同士の間隙によって良好な「水みち」が形
成されるという効果もある。
溝により形成された排水溝への暗渠排水管の敷設と、粒
状化処理した土による透水層の形成とが併行されるので
、暗渠排水管をきわめて能率よく施工することができる
のみならず、透水層を形成するのに削溝により生じた土
を使うのでその入手がきわめて容易である上、その運搬
コストも削減されるという効果がある。また、本発明に
よ′って施工された透水層は、削溝によって生じた土を
主体とするものであるから、周囲の土とのなじみがよく
、その土が透水層の水に浮き上がることがなく、さらに
粒状化した土同士の間隙によって良好な「水みち」が形
成されるという効果もある。
第1図は本発明の実施例による暗渠排水管の施工方法を
トレンチャで行っている場合の説明図、第2図は暗渠排
水管施工箇所の断面図である。 1・・・台車、2・・・掘削機構、P・・・暗渠排水管
、A・・・排水溝。
トレンチャで行っている場合の説明図、第2図は暗渠排
水管施工箇所の断面図である。 1・・・台車、2・・・掘削機構、P・・・暗渠排水管
、A・・・排水溝。
Claims (1)
- 1、暗渠排水管と掘削機構とを搭載した台車を移動させ
ながら上記掘削機構による削溝と削溝により形成された
排水溝への暗渠排水管の敷設とを行うと共に、削溝で生
じた土を上記台車上で粒状化処理した後、上記排水溝に
埋め戻すことを特徴とする暗渠排水管の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16499790A JPH0455513A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 暗渠排水管の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16499790A JPH0455513A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 暗渠排水管の施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455513A true JPH0455513A (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=15803884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16499790A Pending JPH0455513A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 暗渠排水管の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0455513A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101103554B1 (ko) * | 2010-03-22 | 2012-01-06 | 대원전기 주식회사 | 지중 관로 기계화 포설장치 및 이를 이용한 지중 관로의 기계화 포설공법 |
KR101120958B1 (ko) * | 2011-10-25 | 2012-03-05 | 대원전기 주식회사 | 자주식 일체화 지중 관로 포설장치 및 이를 이용한 지중 관로 포설공법 |
JP2017172149A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 株式会社パディ研究所 | 溝形成装置 |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP16499790A patent/JPH0455513A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101103554B1 (ko) * | 2010-03-22 | 2012-01-06 | 대원전기 주식회사 | 지중 관로 기계화 포설장치 및 이를 이용한 지중 관로의 기계화 포설공법 |
KR101120958B1 (ko) * | 2011-10-25 | 2012-03-05 | 대원전기 주식회사 | 자주식 일체화 지중 관로 포설장치 및 이를 이용한 지중 관로 포설공법 |
JP2017172149A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 株式会社パディ研究所 | 溝形成装置 |
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