JP2017172149A - 溝形成装置 - Google Patents

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【課題】 溝形成部で形成した溝内への疎水材の投入を効率よく行うことができる溝形成装置を提供する。【解決手段】 走行体に牽引されながら地中に溝を形成する溝形成部13と、該溝形成部で形成した溝の内部に疎水材を投入するホッパー17とを備えた溝形成装置において、前記ホッパーの上端に開口した矩形状の開口部の一側に水平方向のデッキ部19を設けるとともに、前記ホッパーの開口部におけるデッキ側を除く3方向に、前記デッキ部の上面より上方に突出した疎水材ガイド板20a,20bをそれぞれ立設した。【選択図】 図1

Description

本発明は、溝形成装置に関し、詳しくは、圃場の地中に溝を形成するとともに、形成した溝内に疎水材を投入する溝形成装置に関する。
圃場の地中に、排水用暗渠となる溝を形成するとともに、形成した溝内に籾殻や木材チップなどの疎水材を充填する排水用暗渠形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、形成した溝の底部に暗渠管を埋設するとともに、該暗渠管の上部に疎水材を積層する暗渠排水敷設装置も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−244803号公報 特開2004−3268号公報
特許文献1,2に記載された装置では、作業効率を向上させるため、疎水材を投入するためのホッパーの容量を大きくすることにより、1回の疎水材投入での作業距離を長くするようにしていた。しかし、容量の大きなホッパーに疎水材を投入する際には、装置を長時間停止させる必要があることから、作業効率の向上には限界があった。一方、容積を大きくするために背が高くなったホッパー内に大量の疎水材を投入するためには、疎水材を収納した袋を吊り上げるためのクレーンを必要とするという問題がある。さらに、大きなホッパー内に大量の疎水材を投入すると、疎水材自体の重量でホッパー下部の疎水材が圧密され、ブリッジが発生して疎水材が詰まることがあるため、ホッパー内に圧密された疎水材をほぐすための撹拌機などを設ける必要も生じていた。
そこで本発明は、溝形成部で形成した溝内への疎水材の投入を効率よく行うことができる溝形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の溝形成装置は、走行体に牽引されながら地中に溝を形成する溝形成部と、該溝形成部で形成した溝の内部に疎水材を投入するホッパーとを備えた溝形成装置において、前記ホッパーの上端に開口した矩形状の開口部の一側に水平方向のデッキ部を設けるとともに、前記ホッパーの開口部におけるデッキ側を除く3方向に、前記デッキ部の上面より上方に突出した疎水材ガイド板をそれぞれ立設したことを特徴としている。
さらに、本発明の溝形成装置は、前記ホッパーの開口縁と前記デッキ部上面とが面一であること、前記ホッパーの側壁が、ホッパーの内方に向かって凸となる曲面で形成されていること、前記溝形成部が、該溝形成部で形成した溝の底部に暗渠管をガイドする暗渠管ガイド部を備えていることを特徴としている。
本発明の溝形成装置によれば、ホッパーの開口部の一側にデッキ部を設けたので、ホッパー内への疎水材の投入を、デッキ部に立った作業者が、疎水材が入った袋を高く持ち上げることなく容易に行うことができる。特に、ホッパーの開口縁とデッキ部上面とを面一にすることにより、疎水材が入った袋の上部を開口し、開口をホッパーの開口部に向けて袋を倒した後、袋の底部を持ち上げるだけでホッパー内に疎水材を投入することができる。このとき袋内の疎水材の量を10〜20kg程度にすることにより、デッキ部に袋を持ち上げる作業も容易に行うことができ、クレーンなどの機器を不要にすることができる。さらに、ホッパーの側壁を内方に向かって凸となる曲面で形成することにより、疎水材を円滑に落下させることができる。また、溝形成部に暗渠管ガイド部を設けておくことにより、溝の底部に暗渠管を敷設してから疎水材を投入することができる。
本発明の溝形成装置の一形態例を示す溝形成方向後部側から見た正面図である。 同じく平面図である。 同じく側面図である。 溝形成装置を走行体に連結した溝形成作業状態を示す側面図である。
図1乃至図4は、本発明の溝形成装置の一形態例を示している。溝形成装置11は、地中にあらかじめ設定された形状の溝12を掘削形成するための溝形成部13と、該溝形成部13の後部側に設けられて、溝形成部13で形成した溝12の底部に暗渠管14を敷設するための暗渠管ガイド部15と、該暗渠管ガイド部15の後方上部に設けられて、溝12内に疎水材16を投入するためのホッパー17と、該ホッパー17の上端に開口した矩形状の開口部18の一側に設けられた水平方向のデッキ部19と、前記開口部18のデッキ部19側を除く3方向の開口縁からデッキ部19の上面より上方に向かって鉛直方向に立設した疎水材ガイド板20a,20bとを備えており、前端部には、走行体21への装着部22とレーザ受光器23とが設けられている。
前記ホッパー17は、一般的に流通している袋入り疎水材の一袋分を投入可能な容量を有するものであって、例えば、100リットル程度の容量に形成されており、溝形成作業中に、ホッパー17の開口部18が地面から20〜40cm程度地上に突出するように形成されている。また、ホッパー17における前記開口部18から下方の疎水材投入口18aに向かう左右の側壁17a,17aは、ホッパー17の内方に向かって緩やかな凸となる曲面で形成されている。
前記開口部18の上縁とデッキ部19の上面とは面一になっており、開口部18の前後部に位置する一対の疎水材ガイド板20bは、デッキ部19の上面に突出する状態に形成されている。デッキ部19は、下面と圃場の地面との間に10cm以上の空間ができる状態で、上面は、作業者が容易に昇降できる高さで、かつ、地面上に置いた袋入り疎水材、例えば、10〜20kgの袋入り疎水材をデッキ部19の上面に容易に持ち上げられる高さになるように設定されている。例えば、デッキ部19の上面が地面から20〜40cmの高さになるように形成されている。
このように形成された溝形成装置11は、走行体21、例えばブルドーザの後部に設けられた平行リンク部材21aに前記装着部22を取り付けた状態で溝形成作業を行う。溝形成作業における溝12の底面位置は、レーザ受光器23で受光した基準レーザ光によって平行リンク部材21aに設けたシリンダ21bを作動させることにより、一定の水勾配が得られるように高さが調節される。
また、溝形成作業を行う前に、溝形成位置に沿って袋入り疎水材を所定間隔で配置しておく。この袋入り疎水材の配置作業は、適宜な走行体の荷台に載置した袋入り疎水材を、溝内への疎水材16の投入量に応じた間隔で地面上に落としていけばよい。
溝形成作業は、走行体21を所定の速度、例えば歩行速度程度で移動させて行う。このとき、作業者の一人は、溝形成装置11の移動に伴って移動しながら、地面上に配置された袋入り疎水材を順次デッキ部19の上面に載置する。別の作業者は、デッキ部19に乗った状態で、作業者の一人によってデッキ部19の上面に載置された袋入り疎水材の一端を切断するなどして開封し、開封した部分がホッパー17の開口部18内に入るようにして袋入り疎水材を倒した後、袋入り疎水材の他端を持ち上げて袋内の疎水材16をホッパー17内に投入する。このとき、デッキ部19の上面と開口部の上縁とを面一にしているので、デッキ部19の上に疎水材が落下しても、ホッパー17内に容易に投入することができる。
このように、走行体21を運転する作業者と、溝形成位置に沿って地面上に配置された袋入り疎水材をデッキ部19に載置する作業者と、デッキ部19に載置された袋入り疎水材を開封してホッパー17内に疎水材16を投入する作業者との3人で溝形成作業を効率よく行うことができる。
また、ホッパー17の容積が従来に比べて大幅に小さく、ホッパー17内への疎水材16の投入と、疎水材投入口18aからの疎水材16の排出とが連続して行われるため、ホッパー17内に投入された疎水材16が圧密されることはなく、特に、左右の側壁17a,17aをホッパー17の内方に向かって凸となる曲面で形成することにより、ホッパー17内の疎水材を疎水材投入口18aに向けて円滑に落下させることができるので、ホッパー17内で疎水材16が詰まって溝12内への疎水材16の投入不良を生じることがなくなる。
さらに、大型のホッパーのように、疎水材を投入するためのクレーンなどを必要とせず、疎水材投入のための停止も必要なくなるため、圃場への溝形成を効率よく行うことができる。
また、暗渠管ガイド部15を設けずに、溝形成部13で形成した溝12の内部に所定高さで疎水材16を投入するだけの排水溝を形成するようにしてもよいが、暗渠管ガイド部15を設けておくことにより、従来と同様に、暗渠管14を巻回したリールを適宜な位置に配置し、溝形成作業時にリールから暗渠管14を繰り出していくだけで、溝形成部13で形成した溝の底部に暗渠管14を敷設し、該暗渠管14の上に疎水材16を積層充填した灌漑用暗渠を形成することができる。
11…溝形成装置、12…溝、13…溝形成部、14…暗渠管、15…暗渠管ガイド部、16…疎水材、17…ホッパー、17a…側壁、18…開口部、18a…疎水材投入口、19…デッキ部、20a,20b…疎水材ガイド板、21…走行体、21a…平行リンク部材、21b…シリンダ、22…装着部、23…レーザ受光器

Claims (3)

  1. 走行体に牽引されながら地中に溝を形成する溝形成部と、該溝形成部で形成した溝の内部に粒状の疎水材を投入するホッパーとを備えた溝形成装置において、前記ホッパーの上端に開口した矩形状の開口部の一側に水平方向のデッキ部を設けるとともに、前記ホッパーの開口部におけるデッキ側を除く3方向に、前記デッキ部の上面より上方に突出した疎水材ガイド板をそれぞれ立設したことを特徴とする溝形成装置。
  2. 前記溝形成部は、該溝形成部で形成した溝の底部にパイプを敷設するパイプ敷設部を備えていることを特徴とする請求項1記載の溝形成装置。
  3. 前記ホッパーは、前記開口部から下方の疎水材投入口に向かう側壁が、ホッパーの内方に向かって凸となる曲面で形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の溝形成装置。
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