JPH0454859Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0454859Y2
JPH0454859Y2 JP6538285U JP6538285U JPH0454859Y2 JP H0454859 Y2 JPH0454859 Y2 JP H0454859Y2 JP 6538285 U JP6538285 U JP 6538285U JP 6538285 U JP6538285 U JP 6538285U JP H0454859 Y2 JPH0454859 Y2 JP H0454859Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wiping
slide unit
roller
attached
wiping tape
Prior art date
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Expired
Application number
JP6538285U
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English (en)
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JPS61183190U (ja
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Publication date
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Priority to JP6538285U priority Critical patent/JPH0454859Y2/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 一般に、自動車の組み立てラインにおいてウイ
ンドガラスを窓枠に取り付けるため、ウインドガ
ラスに接着剤(シーリング材)を塗布する前工程
としてウインドガラスの周縁部にプライマーを塗
布している。
ところで、プライマー塗布面にホコリが付着し
ていたり、指等の脂肪分が付着して汚れていると
プライマーが均一に塗布できず、仕上がり具合を
損なうという問題点を有している。
そこで、従来では、手作業により前記汚れを拭
き取つているが、これでは人手が掛かり非能率で
もある。このように手作業で行なつていたのは、
ウインドガラスの周縁部は三次元的曲面を有して
いるため、拭き取り部材を自動的に三次元的曲面
に沿わせて移動させることは困難であつたからで
ある。
問題点を解決するための手段 以上の問題点に鑑み、本考案に係る自動拭き取
り装置は、 (a) ロボツトアームに固定したベースと、 (b) 前記ベースに上下方向にスライド自在に装着
したスライドユニツトと、 (c) 前記スライドユニツトの下端に水平軸を中心
に揺動自在に装着し、拭き取りテープを被拭き
取り面に押圧するための下端部が曲面をなし、
かつ、下端より上方両側にガイド板を有するガ
イド部材を備えた揺動ブロツクと、 (d) 前記揺動ブロツクに回転自在に取り付けた拭
き取りテープの送り出し用ローラ及び巻き取り
用ローラと、 (e) 前記巻き取りローラを巻き取り方向に駆動す
る駆動手段と、 を備えたことを特徴とする。
作 用 以上の構成において、拭き取りテープは巻き取
り用ローラにて巻き取られつつガイド部材で案内
されて、かつガイド部材にて被拭き取り面に押圧
され、被拭き取り面の汚れを拭き取つて行く。そ
して、曲面に対しては前記スライドユニツトが上
下動すること及び揺動ブロツクが揺動することに
よつて追随することとなる。
また、塗布位置はロボツトによる周知の自動制
御により決定される。
実施例 以下、本考案に係る自動拭き取り装置の一実施
例を添付図面に従つて説明する。
第1図、第2図において、本考案に係る自動拭
き取り装置は、概略、ベース1と、スライドユニ
ツト5と、支軸9を支点として揺動自在な揺動ブ
ロツク10と、この揺動ブロツク10に取り付け
た拭き取りテープの送り出し用ローラ20及び巻
き取り用ローラ21と、この巻き取り用ローラ2
1を一定のピツチで矢印A方向に回転させるため
のエアーシリンダ25とから構成されている。
ベース1は支持板2を介して図示しないロボツ
トアームの端部に固定され、ロボツトアームは周
知のコンピユータによるロボツト制御にてこの自
動拭き取り装置の位置制御を行なう。
スライドユニツト5は市販のもので、ベース1
に上下方向にスライド自在に取り付けられ、前記
支持板2に固定したボルト3とボルト6との間に
設けた引つ張りコイルばね7にて上方への付勢力
を付与されている。この引つ張りコイルばね7は
スライドユニツト5が以下に説明する揺動ブロツ
ク10等の重量にも拘わらず軽い抵抗力で上動す
るように機能する。
揺動ブロツク10は前記スライドユニツト5の
下端に支軸9を介して矢印B,B′方向に揺動自
在に装着され、下端部が曲面をなし、かつ、下端
より上方両側にガイド板12a,12bを有する
拭き取りテープのガイド部材11を備えている。
また、この揺動ブロツク10に下方から螺着した
二つのストツパねじ13a,13bは前記スライ
ドユニツト5の下端に対向している。即ち、スト
ツパねじ13a,13bは揺動ブロツク10が矢
印B又はB′方向に揺動したとき、スライドユニ
ツト5の下端に当接し、揺動ブロツク10のそれ
以上の揺動を規制する。第3図は、この揺動ブロ
ツク10が矢印B方向に揺動し、ストツパねじ1
3aにて位置規制された状態を示す。
送り出し用ローラ20は揺動ブロツク10のブ
ラケツト14に着脱かつ回転自在に取り付けたも
ので、その芯部には図示しない拭き取り用テープ
が巻回されている。巻き取り用ローラ21は揺動
ブロツク10のいまひとつのブラケツト15に着
脱かつ回転自在に取り付けられ、エアーシリンダ
25のピストンロツド26の前進にて図示しない
ラチエツト爪機構にて矢印A方向に一ピツチづつ
回転するようになつている。なお、巻き取り用ロ
ーラ21の駆動手段であるエアーシリンダ25は
前記ブラケツト15の上部にピン16を介して揺
動自在に取り付けられている。また、前記ブラケ
ツト14,15には拭き取りテープ案内用のガイ
ドローラ17,17,18,18が回転自在に装
着されている。
そして、前記送り出し用ローラ20に巻回され
ている拭き取りテープはガイドローラ17,17
間を通じてガイド部材11の表面に沿つて引き出
され、さらにいまひとつのガイドローラ18,1
8間を通じて巻き取り用ローラ21巻回されてい
る。
また、前記ガイド部材11には拭き取り用溶剤
を拭き取り用テープに供給するための供給孔(図
示せず)が形成されており、この供給孔には図示
しない溶剤供給装置から拭き取り用溶剤(例え
ば、イソプロピルアルコール)が連続的に供給さ
れるようになつている。
以上の構成において、自動拭き取り装置はロボ
ツトによる周知の自動制御によつて前記ウインド
ガラスの周縁部を拭き取りテープが押圧する状態
で走行し、周縁部の汚れを拭き取つていく。拭き
取りテープは前記溶剤が連続的に供給され、かつ
前記エアーシリンダ25の駆動にて巻き取りロー
ラ21に巻き取られていき、常時汚れのないテー
プで拭き取り可能とされている。
一方、ウインドガラスの三次元的曲面に対して
は、スライドユニツト5が上下動すること及び揺
動ブロツク10が支軸9を支点として矢印B,
B′方向に揺動することにより、追随する。
なお、本考案に係る自動拭き取り装置は以上の
実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲
内で種々に変更することができる。例えば、巻き
取り用ローラ21の回転駆動は前記エアーシリン
ダ25のほかにソレノイドを使用してもよい。ま
た、前記ベース1に別途刷毛を取り付け、この刷
毛にて本機による拭き取りの前にウインドガラス
の周縁部の汚れを落とすようにしてもよい。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、ロボツトアームに固定したベースにスライド
ユニツトを上下方向にスライド自在に装着すると
ともに、該スライドユニツトに揺動ブロツクを揺
動自在に装着したため、揺動ブロツクに設けた拭
き取りテープのガイド部材が上下動及び揺動し、
被拭き取り面が自動車のウインドガラスのごとき
三次元的曲面であつても正確に追随してその汚れ
を拭き取ることができる。しかも、拭き取りテー
プは巻き取り用ローラにて順次巻き取られていく
ため、常に綺麗な面にて拭き取りが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自動拭き取り装置の一実施
例を示し、第1図は正面図、第2図は側面図、第
3図は揺動状態を示すである。 1……ベース、5……スライドユニツト、9…
…支軸、10……揺動ブロツク、11……ガイド
部材、20……送り出し用ローラ、21……巻き
取り用ローラ、25……エアーシリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロボツトアームに固定したベース1と、 前記ベース1に上下方向にスライド自在に装着
    したスライドユニツト5と、 前記スライドユニツト5の下端に水平軸9を中
    心に揺動自在に装着し、拭き取りテープを被拭き
    取り面に押圧するための下端部が曲面をなし、か
    つ、下端より上方両側にガイド板12a,12b
    を有するガイド部材11を備えた揺動ブロツク1
    0と、 前記揺動ブロツク10に回転自在に取り付けた
    拭き取りテープの送り出し用ローラ20及び巻き
    取り用ローラ21と、 前記巻き取り用ローラ21を巻き取り方向に駆
    動する駆動手段25と、 を備えたことを特徴とする自動拭き取り装置。
JP6538285U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0454859Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6538285U JPH0454859Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6538285U JPH0454859Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS61183190U JPS61183190U (ja) 1986-11-15
JPH0454859Y2 true JPH0454859Y2 (ja) 1992-12-22

Family

ID=30597332

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JP6538285U Expired JPH0454859Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JP6739505B2 (ja) * 2018-12-04 2020-08-12 東和化成株式会社 拭取装置及び拭取方法

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JPS61183190U (ja) 1986-11-15

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