JP3690859B2 - ナンバープレートの塗装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,自動車や車両或いは特定の番号等を金属板等に表示するナンバープレートの塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,ナンバープレートの塗装装置としては,実公昭55−52927号,実公昭62−38777号が開示されている。
【0003】
実公昭55−52927号の「塗装ローラ」は,基面部と被着部分である突出部とを有する標識プレートに塗装するローラにおいて,前記突出部に塗料を塗布する外周部に,突出部への塗装時,基面部に接触することのない凹みを設けたものである。すなわち,実公昭55−52927号は,文字列と背景面との境界部を越えて背景面側に塗料がはみ出る塗装ミスを防止することを狙いとし,このため,ローラの周面に,ナンバープレートの文字列に当接する塗料面と,ナンバープレートの文字面以外の部位に当接させない凹み部分とが形成されている。
【0004】
実公昭62−38777号「ナンバープレートの文字面塗装装置」は,駆動軸上に,切り欠き部の形成により塗装面を設けた塗布ロールを枢止したものである。この塗布ロールの下面の固定した位置に,塗布ロールとの間にナンバープレートを介在させる間隙を保ってナンバープレートの案内板が設けられており,案内板の両側に,ナンバープレートの周縁を軽く抑止する抑圧ロールが対向して設けられている。両案内板の対向辺間には,ナンバープレートを送るための送り爪を設けた循環鎖帯が前記ロールの移動方向に亘って横に張設され,鎖帯は塗布ロールの周辺と同期速度で循環するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,自動車や車両などのナンバープレートは,アルミニウムのプレートを細長い長方形に形成したものであり,周縁部に背景面より盛り上がる断面のビードが形成され,内部に管轄の地方運輸局及び支局などの地名と車両種類番号,仮名文字,登録番号数字がプレスによりナンバープレートの表面から突出するように形成されている。
【0006】
これらの突出した文字面やビードには,自家用の場合は緑色や黒色などの塗料が塗装され,背景面には白地の塗料が塗装されている。運輸業務用の場合は,文字面が白色或いは黒色であり,背景面が緑色或いは黄色の塗料が塗装されている。
【0007】
これらのナンバープレートは,ナンバープレート大のアルミニウム板をプレス金型の間にセットしてプレスするが,地名,登録番号数字及び車両種類番号,仮名文字などがすべて同一のものは存在しない。従って,ナンバープレートのプレスでは,登録番号ごとに金型を交換してプレスを行い,文字列を突出させている。
【0008】
このため,例えば文字面に塗装するナンバープレートの場合,文字面への塗装位置がずれたり,塗装がナンバープレート上に垂れると,同じ文字列のナンバープレートのプレスを再度必要とするため,塗装位置の調整や塗装の液だれ防止は重要である。
【0009】
また,ナンバープレートはプレス装置で形成されるため,反りが発生しやすく,ナンバープレートの長手方向の中央部や幅方向の中央部が,わずかながら湾曲している場合が多い。
【0010】
このような湾曲が生じているナンバープレートの場合に,実公昭55−52927号では,文字面以外の部位に塗料が付着しやすい問題がある。実公昭55−52927号では,ローラに向かって搬送する方向に対してナンバープレートの長手方向を直交させ,ナンバープレートの長手方向とローラの軸方向とを揃えるように,ナンバープレートを送っているが,ローラでナンバープレートの湾曲を矯正すると,ローラの塗布面の圧力が異なるので,塗料の塗布面にむらが生じやすかったり,ローラの塗料面が文字面の高さ以上に圧迫されて文字面の周囲まで塗料が広がる等の問題がある。
【0011】
また,実公昭62−38777号「ナンバープレートの文字面塗装装置」では,ナンバープレートを送る案内板近傍に,ナンバープレートの両端の側縁部を押す抑圧ロールが設けられ,ナンバープレートの湾曲を解消するようになっている。そして,ナンバープレートの反発力が比較的高いので,抑圧ロールによりナンバープレートを強く抑える必要がある。しかし,ナンバープレートを保持する案内板が固定式であり,しかも案内板の中心にナンバープレートの送り方向に延びる案内溝が形成され,この案内溝の下方にチェーンが配設され,このチェーンに案内板の上に突出する送り爪が突設され,この送り爪でナンバープレートを送る構造となっているため,ナンバープレートの裏面が常時案内板に擦れてナンバープレートの裏面に擦過傷が生ずる問題がある。また,あまり強く抑圧ローラでナンバープレートを押すと,ナンバープレートと案内板との摺動抵抗が増加し,送り爪がナンバープレートの下にもぐり込んで,ナンバープレートの背面を傷つけたり,送り速度がなめらかでなくなってナンバープレートが振動し,塗料の塗装面が汚れる問題がある。
【0012】
さらに,ローラから塗料が固定式の案内板上に落下した場合,ローラを外さないと,塗料を除去できないため,ナンバープレートの裏面が汚れやすいという問題もある。
【0013】
本発明は,このような問題に着目してなされたものであり,ナンバープレートの突出部への塗装に当たり,ナンバープレートが湾曲している場合でも,突出部の背景面に余分な塗料の付着を防止し,ナンバープレートへ塗装する塗料の輪郭を突出部の輪郭に忠実に合わせ,しかも,ナンバープレートの裏面への傷つきを生じさせず,ローラから塗料が落ちてもすぐに払拭できるナンバープレートの塗装装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1のナンバープレートの塗装装置は、
上下に水平に延びる循環領域を有し、同一周期で等速回転するように平行に配設された一対のチェーン間に、上面に塗料の被塗装部が突設されたナンバープレートを位置決めして保持するパレットを配設し、このパレットが水平姿勢を保ったまま循環運動をするように、パレットの前部のピンの一方を一方のチェーンに軸止すると共にパレットの後部のピンの一方を他方のチェーンに軸止し、一方のチェーンと他方のチェーンとを循環方向にパレットの前後の軸止部分の離間距離に合わせて前後にオフセットし、
前記他方のチェーン側に前記パレットの前部のピンの他方を支持する前部ピン用のスライドレールを上下に配設し、前記一方のチェーン側に前記パレットの後部のピンの他方を支持する後部ピン用のスライドレールを上下に配設し、前部ピン用のスライドレールと前記後部ピン用のスライドレールとを、前記パレットの前後の軸止部分の離間距離に合わせて前後にオフセットして配設すると共に、
前記上下の前部ピン用のスライドレールの前後端部間に、前記前部ピンの他方を外周の凹部に保持可能なスプロケットをそれぞれ配置し、前記上下の後部ピン用のスライドレールの前後端部間に、前記後部ピンの他方を保持可能なスプロケットをそれぞれ配置し、
前記前部ピン用の上下のスライドレールのうち上側のスライドレールに、前記後部ピンの一方を通す隙間を形成し、前記後部ピン用の上下のスライドレールのうち上側のスライドレールに、前記後部ピンの一方を通す隙間を形成し、
前記チェーンの上部の水平な循環領域の上方に、前記パレット上のナンバープレートの被塗装部に塗料を塗工する転移ローラを配設し、前記チェーンの上部の水平な循環領域の下方に、前記転移ローラと共に前記パレットを挟む支持ローラを配設し、前記転移ローラの配設部位近傍に、前記パレット上のナンバープレートの両側縁部をパレット上に押しつける押圧手段を配設したことを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項1のナンバープレートの塗装装置によれば,ナンバープレートを保持するパレットをチェーンに保持させるので,送り爪により転移ローラと支持ローラとの間にナンバープレートを送り込むといった機構を必要としない。このため,ナンバープレートが案内板の上を滑って擦過傷を生ずることがない。また,ナンバープレートの湾曲を極力抑えるために,押圧手段の押圧力を大きくしても,送り爪がナンバープレートの裏面に入り込むことがなくなり,ナンバープレートの裏面にひっかき傷を生じさせるおそれがない。さらに,ナンバープレートを平らにできるので,突出している被塗装部にのみ塗料を塗装でき,被塗装部の輪郭から塗料がはみ出ないため,ナンバープレートへの印刷品質が向上する。
【0016】
また、チェーンによりパレットが水平姿勢を保持したまま循環し、一定の位置に固定されていないので、パレット上に塗料が垂れ落ちてもすぐ払拭できると共に、ナンバープレートのセット位置で塗料転移済みのナンバープレートをパレットか取り外すことができる。さらに、パレットが循環するので、ナンバープレートの被塗装部分に塗料の重ね塗りをすることができる。
また、パレットの前後端部の両側のピンの一方は、チェーンに支持されるが、前後端部の両側のピンの他方は、スライドレール及びスプロケットに支持されるので、パレットが片持ちとならないで水平に保たれた状態で移動する。
【0017】
また,本発明の請求項2のナンバープレートの塗装装置は,請求項1のナンバープレートの塗装装置において,前記転移ローラに塗料を転移させるローラ群が,塗料貯蔵槽の塗料に湿される第1ローラと,第1ローラから塗料を転移される第2ローラと,第2ローラから塗料を転移されて前記転移ローラに塗料を転移させる第3ローラとからなり,前記第1ローラと第2ローラの各回転中心を結ぶ線が,第2ローラと第3ローラの各回転中心を結ぶ線と直交するように,第1〜第3ローラが配設されていることを特徴とする。
【0018】
請求項2のナンバープレートの塗装装置によれば,第1ローラと第2ローラの左右の接触圧力調整が,第2ローラと第3ローラの左右の接触圧力調整に影響を与えず,圧力調整が容易なものとなる。
【0019】
さらに,本発明の請求項3のナンバープレートの塗装装置は,
請求項2のナンバープレートの塗装装置において,前記転移ローラは,回転する軸に対して直交方向の断面が弦状の断面になるように切りかかれており,塗料を転移させる面の円周長が前記ナンバープレートの移動方向の長さと一致しており,前記第3ローラと前記転移ローラの回転方向は,各周面部における互いに接触する部位の移動方向が反対向きとなるように,設定されていることを特徴とする。
【0020】
請求項3のナンバープレートの塗装装置によれば,第3ローラと転移ローラの周面部の接触部位が互いに反対方向になるように回転し,さらに,転移ローラの塗装面の円周長がナンバープレートと一致しており,弦のようにカットされている。このため,第3ローラと接触の際に,切り欠き部が円周の接線に対して直角に形成される場合に較べて,ゴム製の転移ローラの切り欠き部に塗料がかき取られる量が少なくなる。これにより,ナンバープレートの上への塗料垂れがなくなる。また,第3ローラと転移ローラの周面部の各々の接触部位が反対方向に移動するため,塗装面の輪郭が乱れることなく正確に塗装される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の好ましい実施形態にかかるナンバープレートの塗装装置を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1はこの実施形態のナンバープレートの塗装装置の主要構成を模式的に示したものである。この図1において,塗装装置1は一組のチェーン2a,2bを備えている。チェーン2a,2bはそれぞれスプロケット3,3或いはスプロケット4,4の間に張られており,両者は互いに同一周期且つ等速度で循環回転する。チェーン2a,2bの間にはナンバープレート5を保持するパレット6が水平姿勢を保ちながら循環可能になっており,パレット6の前後の側縁部にはチェーン2a,2bと連結されたピン7,8がパレット6の外側に突出している。パレット6に対してピン7,8は回転自在に設けられている。チェーン2a,2bはピン7,8の離間間隔に相当する距離だけチェーン2a,2bの長手方向にオフセットして張られており,スプロケット4,4はスプロケット3,3に対してピン7,8の離間距離ずれている。ピン7,8はチェーン2a,2bに回転可能に取り付けられている。ナンバープレート5は上面に塗料の被塗装部としての文字部L1,L2及び周縁部のビードL3が突設されている。パレット6の上面にはナンバープレート5を位置決めする図示しない突起部が突設されている。
【0023】
パレット6の両側縁部であってピン7,8の反対側の位置にはピン9,10が突設されている。ピン9はスライドレール11a,11b,11cの上をスライドし,ピン10はスライドレール11a,11b,11cの上をスライドする。スライドレール11a,11bとスライドレール11cは上下に位置しており,前後の端部にピン9を保持して回転するスプロケット13,13が配設されている。スプロケット13の円周部にはピン9を保持する凹部が形成されており,スプロケット13はピン9を保持してチェーン2a,2bと等速度で回転する。スライドレール11aと11bとの間にはチェーン2aに一体に取り付けられたピン8を通過させる隙間11dが設けられている。
【0024】
ピン10も同様にスライドレール14a,14b,14cの上をスライドし,スライドレール14a,14bとスライドレール14cとの両端側にはピン10を保持して回転可能なスプロケット15,15が配設されている。スプロケット15の円周部にはピン10を保持する凹部が形成されている。スライドレール14a,14bの間にはパレット6のピン7を通過させる隙間14dが設けられている。
【0025】
スプロケット3,4とスプロケット13,15の回転軸は,パレット6の移動空間を確保するように,互いに装置の外側に向けて設けられ,スプロケット3,4,13,15は等速度で回転するように図示しないチェーンとスプロケットを介して回転するようになっている。
【0026】
ガイドレール11a及び14aの間にはナンバープレート5の突出部である文字部L1,L2に塗料を塗装する転移ローラ16と,転移ローラ16の下方にパレット6を支える支持ローラ17が平行に配設されている。転移ローラ16及び支持ローラ17の軸方向の長さはスライドレール11a,14a間の間隔より小さい。転移ローラ16はナンバープレート5の幅より少し小さく,ナンバープレート5の両側縁部が少しはみ出るおおきさに設定されているが,支持ローラ17の軸方向の長さはパレット6の幅より少し大きく設定されている。
【0027】
ナンバープレート5の幅はパレット6の幅より少し小さく設定されている。ナンバープレート5の両側部のビードL3の上側は,押さえローラ18(押圧手段)によってパレット6及び支持ローラ17の間に押さえつけられ,長手方向の湾曲並びに幅方向の湾曲が解消されるようになっている。押さえローラ18のレバー18aの中間部はブラケット19aに軸支されており,レバー18aの押さえローラ18の反対側の端部はブラケット19aから上方に突出するブラケット20のコイルスプリング21により上方に引っ張られている。ブラケット19aは塗装装置に固定されたブラケット19bに固定されている(図3,図4参照)。
【0028】
転移ローラ16は,図5に示すように,塗装装置1の架台に位置調整可能に保持されている。転移ローラ16の軸受け16aは,ローラユニット22の下部に一体に固定されている軸受けアーム23にに前後位置調整可能に固定されている。この位置調整はネジ23a,23bの回転により行われる。ローラユニット22は塗料の湿し用の第1ローラ24,第1ローラ24の塗料を延ばす第2ローラ25,第2ローラ25の塗料をさらに延ばす第3ローラ26及び塗料の貯蔵用バット28を備えている。
【0029】
転移ローラ16の周面は,弦のように一部切りかかれており,転移ローラ16の塗装面の円弧の長さがナンバープレート5の塗装面の長手方向の長さと一致し,転移ローラ16の塗装面がナンバープレート5の塗装面と一致して回転するように設定されている。転移ローラ16の周面が弦状に切りかかれ,さらに第3ローラ26と転移ローラ16との回転方向が互いに反対方向に向いていることにより,転移ローラ16の塗装面と第3ローラ26との接触する時に,転移ローラ16の切り欠き部16cへの塗料の掻き取り量が少なくなる。このため,切り欠き部16cへの塗料のたまりが少なくなくなり,ナンバープレート5と転移ローラ16との接触時にナンバープレート5上にたまりインクが落ちることがなくなる。
【0030】
上記の実施形態の図では,チェーン2a,2bにはパレット6が1枚のみ描かれているが,チェーン2a,2bにはパレット6が多数取り付けられるものであり,パレット6の配設間隔は,転移ローラ16の回動領域の円周長1周り分が1パレットの配設間隔である。転移ローラ16の切り欠き部分16cは前のパレット6の塗装終了位置と,後ろのパレット6との塗装開始位置との間の非塗装領域の間隔に一致するように設定されている。
【0031】
このため,チェーン2a,2bを循環回転することにより,チェーン2a,2bに設けられた多数のパレット6を一度に塗装することができると共に,ナンバープレート5への塗装を多重に繰り返して塗膜層の耐候性を向上させることができる。
【0032】
ローラユニット22は,円周面の表面は鉄などの金属製である第1ローラ24と,円周面の表面はゴム製である第2ローラ25と,円周面の表面は鉄などの金属製である第3ローラ26とを備えている。第1ローラ24と第3ローラ26の回転軸24a,26aはローラ取付板36に保持されている。第2ローラ25の回転軸25aの軸受け43は軸受けアーム42に保持されている。軸受けアーム42はローラ26の軸に揺動可能に支持されている。
【0033】
ローラ取付板36はベース35の上に固定されいる。ベース35は,ベースハウジングBHのローラユニットステー32の固定軸34に,回動可能に軸支されている。ベースハウジングBHは,チェーン2a,2bの左右両側部の外側に配設され,支持ローラ17を回転自在に保持している。
【0034】
ベースハウジングBHの上部には,矩形ブロック状のローラユニットステー32と,ロッド33aを備えたブロック33とが,突出して固定されている。一対のローラユニットステー32の上部間には固定軸34が回転不能に固定されている。
【0035】
固定軸34には,一対のローラユニットステー32の内側に,転移ローラ16の軸16bを支持する一対の軸受けアーム23と,一対の縦板状のベース35とが回動可能に軸支されている。一対のベース35は一対の軸受けアーム23の内側の位置に配設されている。一対のベース35の上部にはローラユニット22のローラ取付板36がボルトにより固定されている。固定軸34のベース35の内側の位置に,貯蔵用バット28を支えるための支持棒部49が固定されている。また,固定軸34のチェーン2b側には,図6に示すように,スプロケット27a,27bが回転自在に取り付けられ,固定軸34のチェーン2a側には,図5に示すように,スプロケット27a’,27b’が回転自在に取り付けられている。スプロケット27a,27bはボルトにより固定され,チェーン2bの駆動により両者一体に回転する。スプロケット27a’,27b’はボルトにより固定され,チェーン2aの駆動により両者一体に回転する。
【0036】
軸受けアーム23の後端部上部には,ブラケット38cを介してエアシリンダ38が設けられており,エアシリンダ38のシリンダロッド38aはブロック33に突設されたロッド33aとチェーン駒38bを介して揺動可能に連結されている。エアシリンダ38のシリンダロッド38aの伸縮調整により,転移ローラ16と支持ローラ17間の隙間調整を行っており,これによって,パレット6上のナンバープレート5の文字部L1,L2に対する転移ローラ16表面のゴムが文字部L1,L2に接触するときの沈み込む深さの調整を行っている。軸受けアーム23の後部には転移ローラ16の軸受け16aの配設用の凹部23cが矩形状に形成されている。凹部23cの上下の縁部間には柱状の支持部23bが一対縦方向に取り付けられ,前後の支持部23b,23bの間に軸受け16aが配設されている。凹部23cの上下の縁部間にスライド可能に保持された軸受け16aは,支持部23b,23bにそれぞれ螺着されたネジ23a,23aによって位置決めされており,ネジ23a,23aの回転調整により,転移ローラ16の回転軸16bの左右端の位置調整を行うことができるようになっている。
【0037】
ベース35に固定されたローラ取付板36の後部側壁にはエアシリンダ39が取り付けられ,エアシリンダ39のシリンダロッド39aの先端部は,エアシリンダ38を固定するブラケット38c上に突設されたロッド38dとチェーン駒39bを介して揺動可能に連結されている。ブラケット38cには高さ調整用のネジ38eが螺着されており,ネジ38eの先端部はローラ取付板36の他端を支えている。ネジ38eは先端部の高さ調整により第3ローラ26と転移ローラ16との隙間調整及び接触圧力調整を行っていると共に,第2ローラ25と転移ローラ16の表面が摩耗した場合に,転移ローラ16或いは第2ローラ25の研削又は交換と左右の高さを簡単に合わせられるように,なっている。
【0038】
なお,エアシリンダ38,39のシリンダロッド38a,39aの出入調整は,エアシリンダ38,39への圧縮空気供給経路に設けられたエアバルブ制御により行われ,このエアバルブの切り替え制御は図示しない制御ユニットに設けられたエアシリンダ38,39用の手動操作ボタンのオンオフにより制御される。
【0039】
ローラ取付板36の側壁部に固定された軸受けアーム42には,第2ローラ25の軸受け43を保持する凹部42aが形成され,凹部42a内部には棒状の支持部42bが掛け渡されている。支持部42bには調節ネジ42cが螺着されている。調節ネジ42cの先端部は軸受け43の一方の端部に突き当てられており,軸受け43の他方の端部にはロッド43aが突設されている。ロッド43aは揺動可能な自在継ぎ手40bを介してエアシリンダ40のシリンダロッド40aに連結されている。エアシリンダ40のシリンダロッド40aは第2ローラ25を第3ローラ26に向かって押圧しており,調節ネジ42cは線βに沿って第2ローラ25と第3ローラ26との接触圧力の調整を行っている。
【0040】
エアシリンダ40は軸受けアーム42の先端部に取り付けられた板状のブラケット44に取り付けられ,ブラケット44には突き当てピン44aが突設されている。突き当てピン44aの先端はローラ取付板36の前部三角状の突起部に取り付けられたブラケット45aの調節ネジ45に突き当たっており,調節ネジ45の回転調整により,線αの方向に沿って第1ローラ24と第2ローラ25との接触圧力調整を行っている。線αに沿って第2ローラ25を第1ローラ24に押し当てているものはエアシリンダ41のシリンダロッド41aである。シリンダロッド41aは,揺動可能な自在継ぎ手41bを介して,軸受けアーム42に突設されたロッド42dに連結されている。エアシリンダ41のシリンダロッド41aは第2ローラ25を第1ローラ24に押し当てており,調節ネジ45が第2ローラ25と第1ローラ24との接触圧力調整を行っている。エアシリンダ40,41のシリンダロッド40a,41aの伸縮調整は,エアシリンダ40,41への圧縮空気供給経路に設けられたエアバルブ制御により行われ,このエアバルブの切り替え制御は図示しない制御ユニットに設けられたエアシリンダ40,41用の手動操作ボタンのオンオフにより制御される。
【0041】
第1ローラ24,第2ローラ25の回転軸同士を結ぶ線αと第2ローラ25と第3ローラ26の回転軸同士を結ぶ線βとは90度の角度で直交するように位置関係が定められ,線α,βが直交する位置関係となるように,第1ローラ24,第2ローラ25,第3ローラ26を配設することにより,ローラ同士の接触圧力の調整が容易になっている。すなわち,第2ローラ25と第1ローラ24において,左右両端における接触圧力の調整をしているときに,第3ローラ26の位置関係が干渉しないため,これらローラ24,25,26間の左右の接触圧力調整が簡単に行えるようになっている。
【0042】
一対のローラ取付板36の前部側には,第1ローラ24の周面の塗料を掻き落とすドクターブレード46が設けられている。ローラ取付板36に固定されたブラケット47には調節ネジ48が螺着されており,ドクターブレード46は螺着ネジ48の回転により第1ローラ24に対して進退するようになっている。
【0043】
支持棒部49の前後にはリンク棒50が一組回転可能に設けられており,リンク棒50の上端部に支持プレート51が取り付けられている。支持プレート51の上には塗料の貯蔵用バット28が搭載される。リンク棒50は前方から後方への回転角度が決められており,支持棒部49とリンク棒50との狭角が一定の角度となるところでリンク棒50はローラユニット22の後方に倒れないようになっている。
【0044】
固定軸34のチェーン2a側にはチェーン2aに噛み合うスプロケット27b’が回転自在に装着されており,スプロケット27b’にスプロケット27a’がボルトにより固定されている。スプロケット27a’はチェーン29を介して転移ローラ16の軸16bに固定されたスプロケット30に連結されている。
【0045】
図6は,転移ローラ16,第1ローラ24〜第3ローラ26を回転させるチェーン31の配設状態の模式図を示している。前述のように,固定軸34の左右両側にスプロケット27a,27bとスプロケット27a’,27b’が回転自在に取り付けられている。転移ローラ16のスプロケット30とスプロケット27a’にはチェーン29がかけられ,スプロケット27a’と一体のスプロケット27b’はチェーン2aに噛み合っている。
【0046】
ローラ24,25,26の回転軸24a,25a,26aに取り付けられたスプロケット24b,25b,26bとチェーン2b側のスプロケット27aにはチェーン31がかけられている。チェーン31は,第1ローラ24と第2ローラ25とが反対方向に回転するように,かけられており,チェーン31はスプロケット27aと一体のチェーン27bにより回転する。チェーン27bは,チェーン2bに噛み合っている。
【0047】
チェーン2a,2bは同速度で循環回転し,スプロケット27b,27b’は同数の歯数を有するので,スプロケット27b,27b’は同期回転する。転移ローラ16の半径と第3ローラ26の半径が同じ場合には,第3ローラ26の周速が転移ローラ16の周速より少し早くなるように,スプロケット27aの歯数はスプロケット27a’の歯数より少し多く設定されている。チェーン2a,2bの回転によりスプロケット27b,27b’が従動回転するとき,スプロケット27aの周速が,スプロケット27a’の周速より早くなることにより,第3ローラ26が転移ローラ16より早く回転し,転移ローラ16上の塗料の厚さが大きくなる。
【0048】
なお,図6のチェーン2bの搬送方向Bは,図5のチェーン2aの搬送方向Aと異なっているが,これは転移ローラ16の右側面と左側面から見た状態だからである。スプロケット27a,27a’,27b,27b’とスプロケット30との同期回転により,転移ローラ16の円周面の周速度はチェーン2a,2bの循環移動速度と等しく回転する。なお,図6において,31aはチェーン27の張力を調整するアイドラースプロケットであり,第1ローラ24側に向かってチェーン27を引っ張っている。
【0049】
【発明の効果】
本発明の請求項1のナンバープレートの塗装装置によれば,ナンバープレートを保持するパレットをチェーンに保持させるので,送り爪により転移ローラと支持ローラとの間にナンバープレートを送り込むといった機構を必要としない。このため,ナンバープレートが案内板の上を滑って擦過傷を生ずることがない。また,ナンバープレートの湾曲を極力抑えるために,押圧手段の押圧力を大きくしても,送り爪がナンバープレートの裏面に入り込むことがなくなり,ナンバープレートの裏面にひっかき傷を生じさせるおそれがない。さらに,ナンバープレートを平らにできるので,突出している被塗装部にのみ塗料を塗装でき,被塗装部の輪郭から塗料がはみ出ないため,ナンバープレートへの印刷品質が向上する。
【0050】
また,チェーンによりパレットが水平姿勢を保持したまま循環し,一定の位置に固定されていないので,パレット上に塗料が垂れ落ちてもすぐ払拭できると共に,ナンバープレートのセット位置で塗料転移済みのナンバープレートをパレットから取り外すことができる。さらに,パレットが循環するので,ナンバープレートの被塗装部分に塗料の重ね塗りをすることができる。
【0051】
請求項2のナンバープレートの塗装装置によれば,第1ローラと第2ローラの左右の接触圧力調整が,第2ローラと第3ローラの左右の接触圧力調整に影響を与えず,圧力調整が容易なものとなる。
【0052】
請求項3のナンバープレートの塗装装置によれば,第3ローラと転移ローラの周面部の接触部位が互いに反対方向になるように回転し,さらに,転移ローラの塗装面の円周長がナンバープレートと一致しており,弦のようにカットされている。このため,第3ローラと接触の際に,切り欠き部が円周の接線に対して直角に形成される場合に較べて,ゴム製の転移ローラの切り欠き部に塗料がかき取られる量が少なくなる。これにより,ナンバープレートの上への塗料垂れがなくなる。また,第3ローラと転移ローラの周面部の各々の接触部位が反対方向に移動するため,塗装面の輪郭が乱れることなく正確に塗装される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のナンバープレートの塗装装置の概略構成を示す斜視図
【図2】本発明のナンバープレートの塗装装置のチェーン等の配置状態を示す平面図
【図3】図1の塗装装置のチェーン等の配置状態を示す側面図
【図4】図1の転移ローラの断面形状及び押圧部材を示す部分断面図
【図5】図1の転移ローラに塗料を転移させるローラ群の配置状態を示す図
【図6】図5の第1〜第3ローラ及び転移ローラの動力伝達用チェーンの配設状態を示す模式図
【符号の説明】
1・・・塗装装置
2a,2b・・・チェーン
3,4・・・スプロケット
5・・・ナンバープレート
6・・・パレット
7,8,9,10・・・パレットの前後のピン(軸支部分)
16・・・転移ローラ
18・・・押さえローラ(押圧手段)
24・・・第1ローラ
25・・・第2ローラ
26・・・第3ローラ
27a・・・スプロケット
27b・・・スプロケット
α・・・第1ローラと第2ローラの各回転中心を結ぶ線
β・・・第2ローラと第3ローラの各回転中心を結ぶ線
Claims (3)
- 上下に水平に延びる循環領域を有し、同一周期で等速回転するように平行に配設された一対のチェーン間に、上面に塗料の被塗装部が突設されたナンバープレートを位置決めして保持するパレットを配設し、このパレットが水平姿勢を保ったまま循環運動をするように、パレットの前部のピンの一方を一方のチェーンに軸止すると共にパレットの後部のピンの一方を他方のチェーンに軸止し、一方のチェーンと他方のチェーンとを循環方向にパレットの前後の軸止部分の離間距離に合わせて前後にオフセットし、
前記記他方のチェーン側に前記パレットの前部のピンの他方を支持する前部ピン用のスライドレールを上下に配設し、前記一方のチェーン側に前記パレットの後部のピンの他方を支持する後部ピン用のスライドレールを上下に配設し、前部ピン用のスライドレールと前記後部ピン用のスライドレールとを、前記パレットの前後の軸止部分の離間距離に合わせて前後にオフセットして配設すると共に、
前記上下の前部ピン用のスライドレールの前後端部間に、前記前部ピンの他方を外周の凹部に保持可能なスプロケットをそれぞれ配置し、前記上下の後部ピン用のスライドレールの前後端部間に、前記後部ピンの他方を保持可能なスプロケットをそれぞれ配置し、
前記前部ピン用の上下のスライドレールのうち上側のスライドレールに、前記後部ピンの一方を通す隙間を形成し、前記後部ピン用の上下のスライドレールのうち上側のスライドレールに、前記後部ピンの一方を通す隙間を形成し、
前記チェーンの上部の水平な循環領域の上方に、前記パレット上のナンバープレートの被塗装部に塗料を塗工する転移ローラを配設し、前記チェーンの上部の水平な循環領域の下方に、前記転移ローラと共に前記パレットを挟む支持ローラを配設し、前記転移ローラの配設部位近傍に、前記パレット上のナンバープレートの両側縁部をパレット上に押しつける押圧手段を配設したことを特徴とするナンバープレートの塗装装置。 - 請求項1のナンバープレートの塗装装置において、前記転移ローラに塗料を転移させるローラ群が、塗料貯蔵槽の塗料に湿される第1ローラと、第1ローラから塗料を転移される第2ローラと、第2ローラから塗料を転移されて前記転移ローラに塗料を転移させる第3ローラとからなり、前記第1ローラと第12ローラの各回転中心を結ぶ線が、第2ローラと第3ローラの各回転中心を結ぶ線と直交するように、第1乃至第3ローラが配設されていることを特徴とするナンバープレートの塗装装置。
- 請求項2のナンバープレートにおいて、前記転移ローラは、回転する軸に対して直交方向の断面が弦状の断面になるように切りかかれており、塗料を転移させる面の円周長が前記ナンバープレートの移動方向の長さと一致しており、前記第3ローラと前記転移ローラの回転方向は、各周面部における互いに接触する部位の移動方向が反対向きとなるように、設定されていることを特徴とするナンバープレートの塗装装置。
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JP04140596A JP3690859B2 (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | ナンバープレートの塗装装置 |
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