JPH0454297B2 - - Google Patents

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JPH0454297B2
JPH0454297B2 JP57177462A JP17746282A JPH0454297B2 JP H0454297 B2 JPH0454297 B2 JP H0454297B2 JP 57177462 A JP57177462 A JP 57177462A JP 17746282 A JP17746282 A JP 17746282A JP H0454297 B2 JPH0454297 B2 JP H0454297B2
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JP
Japan
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prism
tubular body
radiation
optical
radiation beam
Prior art date
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JP57177462A
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JPS5870437A (ja
Inventor
Teiodorusu Adorianusu Uan De Fueerudonku Yohanesu
Adorianusu Mariusu Uan Aren Antoniusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS5870437A publication Critical patent/JPS5870437A/ja
Publication of JPH0454297B2 publication Critical patent/JPH0454297B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1356Double or multiple prisms, i.e. having two or more prisms in cooperation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/123Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、反射式光学記録キヤリヤの記録トラ
ツクを走査する走査ユニツトに関するものであ
る。
いわゆる光学式オーデイオデイスクプレーヤー
のためのこのような走査ユニツトについては、
「ラジオメントール(Radio Mentor)」、第45巻
(1979年)第4号第138および139頁の記事「80年
代のPCMレコード(PCM−Schallplatte f‥r
die achtziger Jahere)」に記載されている。
放射源としてレンズ系の光軸上に配置した半導体
レーザーを設け、未変調一次放射線ビームのビー
ム軸線をレンズ装置の光軸に一致させる。光学式
オーデイオデイスクの情報トラツクに含まれる情
報により変調された反射光ビームの一部を、二重
プリズムのビームスプリツテイング面によりハウ
ジングの管状部の側方開口を経て電子出力装置に
反射させ、この出力装置により放射線ビーム変調
を電気的変調に変換して適当な電子回路に供給す
る。
しかし、光学的走査ユニツトの二重プリズムの
位置と向きには厳密さが要求される。また未変調
一次放射線ビームは、オーデイオデイスク上の記
録面に最適な円形読取スポツトを放射線の強さの
分布が最適な一様さを示すよう正確に形成すべく
集束させねばならない。入射一次ビームのため
に、二重プリズムは、できるだけ面平行体の光学
本体にすべきであり、面平行体にすることにより
一次放射線ビームの歪みを小さくすることができ
る。電子出力装置における正確なトラツク結像
は、一次放射線ビームの光路が反射した二次放射
線ビームの光路に厳密に等しいとき可能である。
このことは、二重プリズムと電子出力装置とを正
確に相対位置決めしなければならないことを意味
し、また放射線ビームが二重プリズムに入射する
位置からスプリツテイング面に至るまで一次放射
線によりカバーされる距離を、反射した二次放射
ビームがスプリツテイング面に入射する位置から
二重プリズムより出射する位置に至るまで二次放
射線ビームにカバーされる距離に等しくすべきこ
とを意味する。更に、半導体ダイオードレーザー
から二重プリズムのスプリツテイング面に至る距
離を、狭い公差範囲内で、電子出力装置の放射線
感知手段からスプリツテイング面に至る距離に等
しくすべきである。既知の光学的走査ユニツトの
使用、即ち大量生産に適し、広く家庭用に供され
る光学的オーデイオデイスクプレーヤに使用され
る走査ユニツトを考慮すると、光学的走査ユニツ
トは低コストで製造できることが必要とされる。
更に、保守に手間がかからず交換も簡単であるこ
とが要求される。
従つて本発明の目的は、構造簡単であり、部品
点数が少なく、比較的低コストで必要とされる精
度の製造を行うことができ、大衆用機器への使用
に適する上述の型式の光学的走査ユニツトを得る
にある。この目的を達成するため、本発明第1端
部および第2端部を有し、側方開口を形成した管
状体と、 管状体の第1端部の近傍に配置し、放射線ビー
ムをビーム軸線に沿つて第2端部の方向に発射す
る放射線源と、 光軸を有しかつ管状体の第2端部の近傍に配置
し、放射線ビームを集束して読取スポツトを形成
し、この読取スポツトにより前記トラツクを走査
するとき、反射した放射線ビームが前記光軸に沿
つて逆通過するレンズ系と、 前記側方開口に隣接して前記管状体に配置し、
互いに取付け合つた第1プリズムおよび第2プリ
ズムを具える二重プリズムであつて、光軸に対し
て45゜の角度をなすビームスプリツテイング面を
有し、前記反射した放射線ビームを管状体の側方
開口を経て側方に転向する二重プリズムと、 管状体の外側に配置し、前記反射放射線ビーム
の経路上に配置して前記反射放射線ビームを電気
信号に変換する放射線感知手段と、 前記ビーム軸線を前記光軸に整列させ前記ビー
ム軸線が前記ビームスプリツテイング面に交差す
るこのスプリツテイング面における点から前記放
射線源を軸線方向に所定距離だけ離すよう前記二
重プリズムおよび前記放射線源を取付ける支持部
材と、 を具え、前記反射放射線ビームを前記放射線感知
手段上に所要スポツトとして集束させる位置に前
記支持部材を前記管状体に対して固定し、更に前
記支持部材を前記管状体に組付ける間には前記支
持部材を前記管状体に対して回転自在かつ軸線方
向に移動自在の構成にして前記ビームスプリツテ
イング面の位置を調整可能にし、前記反射放射線
ビームを前記レンズ系により前記放射線感知手段
上の前記所要スポツトに集束させることができる
構成としたことを特徴とする。
本発明による光学的発力ユニツトのプリズム装
置を構成する支持部材(以下「支持部」と称す
る)は幾つかの機能を果たす。先ず、この支持部
は、ダイオードレーザーのいわゆる「ヒートシン
ク」としての機能を果たす。即ちこの支持部は高
熱伝導率を有する部分を構成し、半導体レーザー
から発生する熱を迅速に放熱し、温度勾配を小発
くすることができる。第2に、堅牢で安定した取
付部としての機能を果たし、この支持部にビーム
スプリツタとしてのプリズムを強固に取付けるこ
とができる。支持部は、一般的な加工作業により
必要とされる精度で製造することができ、プリズ
ムを支持部に整列取付けするのはプリズムを支持
部に対して必要とされる精度で整列かつ位置決め
する適当な整列工具により行うことができる。第
3に、支持部は、光学的走査ユニツトの組立中
に、ハウジングを構成する管状体(以下「管状
部」と称する)に対するプリズム装置の調整を行
うための操作可能な構成部材としても機能し、こ
の調整により二次放射線ビームの反射部分が電子
出力装置の放射線感知手段の所要位置に正確に入
射するようにする。この目的のため、出力装置を
管状部の外部に取付け、プリズム装置をハウジン
グの管状部に対して軸線方向相対移動可能かつ相
対回転可能に構成し、測定装置によりプリズム装
置の正確な位置が測定されるまで調整する。この
正確位置が得られてから支持部をハウジングの管
状部に固着する。従つて本発明によれば、光学的
走査ユニツトの光学的放射線感知部分を正確に整
列および位置決めする上での問題は、金属支持部
の正確な製造、適当な整列工具による二重プリズ
ムの正確位置および向きでの取付け、プリズム装
置の取付け、試行錯誤的な出力装置に対するプリ
ズム装置の正確位置の決定、そして最後にこのよ
うに見出したハウジングの管状部に対するプリズ
ム装置の正確位置での固定といつた簡単な作業に
軽減される。
プリズム装置の支持部に対する二重プリズムの
取付けを簡単にするため本発明の好適な実施例に
おいては、プリズム装置の支持部の放射線源に対
向する遊端を放射線源のビーム軸線に対して45゜
の角度をなすよう傾斜させ、この遊端の傾斜部に
は、ビーム軸線およびこのビーム軸線に交差する
傾斜部の垂線により規定される平面に平行な溝孔
を形成してこの溝孔の両側に傾斜面を形成し、二
重プリズムの第1プリズムを溝孔に横切つて張り
渡し、2個の傾斜面に取付け、第2プリズムを溝
孔に嵌合させ、かつ第1プリズムに取付ける。こ
の実施例によれば幾つかの利点がある。即ち支持
部の軸線に対して45゜の角度をなす面の形成は機
械加工により要求される公差範囲内に比較的簡単
に行うことができる。この傾斜面は、二重プリズ
ムを取付ける際の基準面として使用することがで
きる。各プリズムは、互いに独立的に整列工具を
使用することにより所要位置に調整位置決めする
ことができる。第1プリズムだけを支持部に取付
ける。第2プリズムは第1プリズムに取付ける
が、支持部には取付けない。この取付方法は、二
重プリズムの反射面は操作中に生ずる応力を受け
ず、半導体ダイオードレーザーにより支持部が加
熱されることにより生ずる主に熱応力を受けるだ
けであるという利点がある。
本発明の他の実施例においては、支持部は更に
他の機能をも果たす。この実施例は、管状部の一
部を内部位置決めカムとして構成し、このカムを
プリズム装置の溝孔に遊隙を介して嵌合させ、管
状部に対するプリズム装置の回転方向の粗調整を
行うよう構成する。この実施例の利点は、支持部
をハウジングに対して調整する前に、支持部をほ
ぼ正確な位置に嵌合することができ、ハウジング
に対するプリズム装置の上述の調整を行うための
時間を大幅に節約することができる点である。
2個のプリズムを支持部に取付けるには、第1
プリズムを、プリズム装置の支持部の2個の傾斜
面および第2プリズムの双方に対して、第1プリ
ズムの幅全体にわたり塗布した透明セメント層に
より取付けた実施例を使用すると有利である。こ
の実施例の場合、2個のプリズムのうちの一方に
のみセメント層を設けるだけでよく、このことは
大量生産でセメントを使用する上で見られる問題
点を大いに軽減する。本発明によれば、使用に適
するセメントとしては、例えば紫外線硬化セメン
トがあり、この種のセメントは光学素子を互いに
接合するものとして市販されている。この種のセ
メントは透明であり、紫外線に当たると極めて迅
速に硬化する。
上述の記事に記載の光学的走査ユニツトにおい
ては、反射した二次放射線ビームをビームスプリ
ツテイング光学素子により2個のサブビームに分
割し、各ビームを出力装置の放射線感知ダイオー
ドと共同して作動するようにしている。このビー
ムスプリツテイング光学素子は、二重プリズムの
反射二次放射線ビームが出射していく側面に配置
する。この側面位置にビームスプリツテイング光
学素子を配置する本発明の実施例においては、こ
の光学素子全体を硬化した透明セメントにより構
成する。この実施例は幾つかの利点がある。ビー
ムスプリツテイング素子を二重プリズムの第1プ
リズムに一体に形成した既知の光学的走査ユニツ
トに比較すると、一層簡単な形状の第1プリズム
を使用することができる。個別に製造されるビー
ムスプリツテイング光学素子は寸法が極めて小さ
く、脆弱である。従つてこの光学素子の製造、取
扱い、第1プリズムに対する要求される精度での
整列には相当な困難が伴う。このような問題は本
発明のこの実施例を使用することにより回避する
ことができる。光学素子は、プリズム装置のこの
側面にセメント滴を塗布し、次に適当な形状のダ
イスをセメント滴に対して正確位置に押し付け、
最後にセメントを硬化させることによつて形成す
ることができる。更に紫外光線の作用により硬化
するセメントを使用すると有利である。この実施
例は上述の実施例の利点もさることながら他の大
きな利点がある。調整工具によつて行うことがで
きるダイスの正確な整列および位置決めによつて
ビームスプリツテイング光学素子の屈折端縁のプ
リズム装置支持部の中心軸線に対する従つて光軸
に対する正確な向きおよび位置を常に正確に規定
することができ、この規定はビームスプリツテイ
ング素子が形成される第1プリズムの側面の向き
には無関係に行うことができる。即ちこれはこの
側面とダイスとの間の空間全体に透明セメントが
充満しているためである。
次に図面につき、本発明の実施例を説明する。
光学的走査ユニツト(第1図参照)に管状部
(管状体)1を設け、この管状部1は第1端部2
と第2端部3を有し、また側方開口4をこの管状
部に設ける。市販されている形式のレーザー装置
6としての放射線源(以下「レーザー」と略称す
る)5を第1端部2の近傍に配置する。このレー
ザー装置に、金属包囲部材7と、ガラス窓8と、
真ちゆう製の支持部9と、複数個の連結ピン10
と、強度制御用感光ダイオード11と、端子貫通
絶縁部12とを設ける。レーザー5により未変調
一次放射線ビーム13をビーム軸線14に沿つて
放射し、このビーム軸線は管状部1の軸線に一致
させる。管状部の第2端部3の近傍にレンズ系を
配置し、このレンズ系は、2個のレンズ15,1
6と図示しない複数個のレンズよりなる対物レン
ズ17とにより構成する。レンズ15,16をレ
ンズ取付部材18に取付け、このレンズ取付部材
18を管状部1に圧入する。これらレンズ15,
16はともにレーザー5から発生する末広がりの
放射線ビームを平行ビームに変換する。更に対物
レンズ17により放射線ビームを集束して光学デ
イスク21の情報面20に放射線読取スポツト1
9を形成する。この情報面20は透明被覆22に
よりカバーし、この被覆を通して放射線ビーム1
3を集束させる。情報面20の位置において起り
うる変動にも放射線スポツト19を追従させるこ
とができるようにするため、ビーム軸線14に一
致する光軸の方向に或る限定範囲内で対物レンズ
17を移動可能にする。このため、対物レンズ1
7を、2個の平行板ばね23,24により対物レ
ンズ25に移動可能に懸垂し、対物ユニツトを円
筒状スリーブ26により管状部1に対して摺動自
在にする。管状の永久磁石本体27を可動対物レ
ンズ17の周囲に取付け、この本体27を軸線方
向に磁化し、図面に示すような極性の磁気領域を
設ける。この磁石本体の周りに環状コイル28を
配置し、このコイル28をユニツト25の固定部
に取付け、このコイルに制御電流を供給し、対物
レンズ17の集点位置を制御する。
レーザー5とレンズ系との間に二重プリズム2
9を配置する。このプリズムに、第1プリズム2
9Aと第2プリズム29Bとを設け、ビーム軸線
14に対して45゜の角度をなすビームスプリツテ
イング面30によりこれらプリズムを互いに取付
ける。このスプリツテイング面は、光学デイスク
21により反射されかつ情報面20の記録トラツ
クにより変調された反射二次放射線ビーム31を
管状部1の側方開口4に通過するよう転向する作
用を行う。この二次放射線ビームを電子出力装置
33の放射線感知手段32に集束させ、この出力
装置33は管状部の外部に配置する。この放射線
感知手段32により放射線ビーム変調を電気的変
調に変換する。
プリズム装置34を管状部の第1端部2に取付
ける。このプリズム装置は、アルミニウム製の支
持部材(以下「支持部」と称する)35により構
成し、この支持部35に二重プリズム29および
レーザー装置6の双方を互いに規定の公差範囲内
で半径方向および軸線方向に整列させて配置す
る。支持部35に、管状部1の外部に突出し、管
状部1よりも直径が僅かに大きい大径部36を設
け、この大径部36にレーザー装置6を取付け
る。支持部の大径部36と管状部の第1端部2と
の間に空隙「a」を空ける。プリズム装置34は
管状部1に対して軸線方向に特定調整範囲内で移
動可能にし、従つて空隙「a」の大きさは管状部
に対するプリズム装置の移動量によつて決まる。
更にプリズム装置を管状部に対して少なくとも限
定範囲内で回転自在にする。組立中にプリズム装
置34と管状部1を相対的に移動および回転させ
ることによつて、反射した放射線ビーム31が放
射線感知手段32に照射する位置を調整すること
ができる。二次放射線ビーム31が側方開口4を
経て特定公差範囲内で出力装置33の放射線感知
手段32に照射する位置が一度決まつた後にプリ
ズム装置を管状部に対して固定する。調整作業中
に、特別な測定構成の測定装置を放射線感知手段
32に連結し、反射した二次放射線ビームにより
生じた電気信号を直接読取ることができるように
する。
プリズム装置34の支持部35のレーザー5に
対向する側の開放端部をビーム軸線14に対して
45゜の角度の傾斜をつける。このようにして得ら
れた傾斜部37(第3図参照)に溝孔38を形成
し、ビーム軸線14とこのビーム軸線に交差し傾
斜部に直交する垂線とを含む平面に対してこの溝
孔38を平行にする。溝孔38の両側にそれぞれ
傾斜面37A,37Bが位置する。二重プリズム
の第1プリズム29Aを溝孔38を横切つて張り
渡し、傾斜面37A,37Bに取付ける。第2プ
リズム29Bを溝孔38内に掛合させ、第1プリ
ズム29Aに取付ける。第1プリズム29Aの所
定位置にスプリツテイング面30Aの幅全体にわ
たり層状に塗布した紫外線硬化性透明セメントを
固着する。このセメント層は図示しない。このセ
メント層により第1プリズム29Aを2個の傾斜
面37A,37Bに連結するとともに、第1プリ
ズム29Aおよび第2プリズム29Bの面30
A,30B(第3図参照)を相互連結する。
第1プリズム29Aに側面39を設け、この側
面39を経て反射した二次放射線ビーム31が二
重プリズム29から出射するようにする。この側
面にビームスプリツテイング光学素子40を配置
する。この光学素子40に2個の面41A,41
B(第4図参照)を設け、これら面を直線42に
おいて交差させる。この直線42はビームスプリ
ツテイング素子の屈折端縁を構成し、またこの直
線はレンズ系のビーム軸線14に完全に平行にす
べきである。光学素子40全体を硬化した透明セ
メントにより形成する。
レーザー装置6の支持部9は真ちゆうにより形
成し、環状部分43を設ける。レーザー装置の製
造中、ビーム軸線14が支持部9の環状部分43
の軸線に正確に一致するよう半導体レーザー5を
支持部に配置することに注意すべきである。この
環状部分をプリズム装置に圧嵌し、プリズム装置
の環状止部44に衝合させる。このことによりレ
ーザー5のプリズム装置に対する正確な心決めを
確実にすることができる。プリズム装置34の支
持部35の厳密な寸法にすべき部分は環状止部4
4とビーム軸線14が傾斜面37の平面に交差す
る点Qとの間の距離である。支持部35のこの部
分の寸法だけは極めて精密にし、公差は30ミクロ
ンとする。支持部の管状部に摺動嵌合させる円筒
状部分の直径は規格ISO h7のすべりばめに適合
させるとよい。支持部35の円筒状部の外面を取
付ジグに配置し、位置を正確に規定する止部に衝
合させる。上述したように、第1プリズム29A
のビームスプリツテイング面30Aの側に透明な
紫外線硬化セメント層を設ける。またこのセメン
ト層を傾斜面37A,37Bに載置し、矢印P
1,P2,P3の方向に精密位置決めカムにより
押圧する。2重矢印で示した矢印P3はこの矢印
の位置において側面39が固定基準カムに圧着す
ることを示す。矢印P1,P2の方向にばね圧力
を加える。この結果第1プリズム29Aは傾斜面
37A,37Bの正確な位置に厳密に整列すると
ともに、矢印P1,P2の矢頭を結ぶ直線に沿う
正確な整列が得られる。第2プリズム29Bは第
1プリズムの下方で溝孔38に掛合させ、2重矢
印P4,P5の矢頭で示す位置に調整工具の2個
の固定止部を当接し、矢印P6の方向に作用する
可動位置決めカムにより生ずる力を加える。この
結果、第2プリズム29Bの反射面30Bは第1
プリズム29Aの反射面30Aに圧着する。更
に、矢印P4,P5を結ぶ軸線46に対する整列
も得られる。第1プリズム29Aを支持部35の
傾斜面37に取付け、これと同時にこの位置に紫
外光線を照射することにより第2プリズム29B
を第1プリズムに取付ける。
ビームスプリツテイング素子40を形成するた
め、紫外光線の作用の下で硬化する透明セメント
滴を第1プリズム29Aの側面39に塗布する。
調整工具のガラス製ダイス52(第5図参照)を
必要とされる精密さで位置決めし、このガラス製
ダイスを経て紫外放射線により照射して透明セメ
ント滴を硬化する。レーザー装置6の近傍に2個
のスペーサ47,48を取付けたときプリズム装
置を管状部1に取付ける準備が完了する。
出力装置33のためのプラスチツクホルダ49
を管状部1の周りに射出成形により形成する。管
状部1の側方開口4とは反対側にホルダ49の材
料の一部が管状部内に進入することができる通口
を設ける。この材料が成形されると位置決めカム
50となり、このカム50はプリズムユニツトの
溝孔38に遊隙を介して、嵌合し、これにより回
転方向のプリズム装置の粗調整をすることができ
る。
プリズム装置の製造後、カム50を溝孔38に
嵌合させることによつてプリズム装置を管状部に
挿入する。次に出力装置33を電気的測定装置に
連結し、プリズム装置を測定しつつ調整範囲内で
軸線方向および回転方向に反射二次放射線ビーム
か放射線感知手段32に正確に照射するまで手動
調整を行う。管状部の第1端部の限定された部分
51の位置において管状部1をプリズム装置34
の支持部にレーザー溶接により連結し、従つて調
整範囲内において反射放射線ビーム31が側方開
口4を経て放射線感知手段の特定の公差領域を照
射する位置に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による光学的走査ユニツトと
光学デイスクの一部の実寸を3倍に拡大して示し
た縦断面図、第2図は、第1図の光学的走査ユニ
ツトの実寸の約2倍の平面図、第3図は、第1図
の倍率とほぼ同一に拡大して示した光学的走査ユ
ニツトのプリズム装置と他の若干の部分の分解斜
視図、第4図は、ビームスプリツテイング光学素
子を設けた第1プリズムの相当拡大した斜視図、
第5図は、第4図のビームスプリツテイング光学
素子の製造中の状態を示す平面図である。 1…管状部(管状体)、2…管状部の第1端部、
3…管状部の第2端部、4…側方開口、5…放射
線源(レーザー)、6…レーザー装置、9…レー
ザー装置の支持部、13…未変調一次放射線ビー
ム、14…ビーム軸線、15,16…レンズ、1
7…対物レンズ、19…読取スポツト、20…情
報面、21…光学デイスク、22…透明被覆、2
5…対物ユニツト、26…円筒状スリーブ、29
…二重プリズム、29A…第1プリズム、29B
…第2プリズム、30…ビームスプリツテイング
面、31…反射二次放射線ビーム、32…放射線
感光手段、33…電子出力装置、34…プリズム
装置、35…プリズム装置の支持部(支持部材)、
37…プリズム装置の傾斜部、38…溝孔、39
…第1プリズムの側面、40…ビームスプリツテ
イング光学素子、49…電子出力装置のホルダ、
50…位置決めカム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 反射式光学記録キヤリヤの記録トラツクを走
    査する走査ユニツトにおいて、 第1端部2および第2端部3を有し、側方開口
    4を形成した管状体1と、 管状体の第1端部2の近傍に配置し、放射線ビ
    ーム13をビーム軸線14に沿つて第2端部3の
    方向に発射する放射線源5と、 光軸を有しかつ管状体の第2端部3の近傍に配
    置し、放射線ビーム13を集束して読取スポツト
    19を形成し、この読取スポツト19により前記
    トラツクを走査するとき、反射した放射線ビーム
    が前記光軸に沿つて逆通過するレンズ系15,1
    6,17と、 前記側方開口4に隣接して前記管状体1に配置
    し、互いに取付け合つた第1プリズム29Aおよ
    び第2プリズム29Bを具える二重プリズムであ
    つて、光軸に対して45゜の角度をなすビームスプ
    リツテイング面30を有し、前記反射した放射線
    ビーム31を管状体1の側方開口4を経て側方に
    転向する二重プリズム29と、 管状体1の外側に配置し、前記反射放射線ビー
    ム31の経路上に配置して前記反射放射線ビーム
    を電気信号に変換する放射線感知手段32と、 前記ビーム軸線を前記光軸に整列させ前記ビー
    ム軸線14が前記ビームスプリツテイング面30
    に交差するこのスプリツテイング面30における
    点Qから前記放射線源5を軸線方向に所定距離だ
    け離すよう前記二重プリズム29および前記放射
    線源を取付ける支持部材35と、 を具え、前記反射放射線ビーム31を前記放射線
    感知手段32上に所要スポツトとして集束させる
    位置に前記支持部材35を前記管状体1に対して
    固定し、更に前記支持部材35を前記管状体1に
    組付ける間には前記支持部材35を前記管状体1
    に対して回転自在かつ軸線方向に移動自在の構成
    にして前記ビームスプリツテイング面30の位置
    を調整可能にし、前記反射放射線ビーム31を前
    記レンズ系15,16,17により前記放射線感
    知手段32上の前記所要スポツトに集束させるこ
    とができる構成としたことを特徴とする光学的走
    査ユニツト。 2 前記支持部材35の放射線源5に対向する遊
    端を放射線源のビーム軸線14に対して45゜の角
    度をなすよう傾斜させ、 この遊端の傾斜部37には、ビーム軸線14お
    よびこのビーム軸線に交差する傾斜部の垂線によ
    り規定される平面に平行な溝孔38を形成してこ
    の溝孔の両側に傾斜面37A,37Bを形成し、 二重プリズムの第1プリズム29Aを、溝孔3
    8を横切らせて張り渡し、2個の傾斜面37A,
    37Bに取付け、 第2プリズム29Bを溝孔38に嵌合させ、か
    つ第1プリズム29Aに取付けた ことを特徴とする特許請求の範囲1記載の光学的
    走査ユニツト。 3 管状体1の一部を内部位置決めカム50とし
    て構成し、このカム50をプリズム装置34の溝
    孔38に遊〓を介して嵌合させ、管状体に対する
    支持部材35の回転方向の粗調整を行うように構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲2記載の
    光学的走査ユニツト。 4 第1プリズム29Aを、支持部材35の2個
    の傾斜面37A,37Bおよび第2プリズム29
    Bの双方に対して、第1プリズムの幅全体にわた
    り塗布した透明セメント層により取付けたことを
    特徴とする特許請求の範囲2または3記載の光学
    的走査ユニツト。 5 二重プリズム29を、前記反射放射線ビーム
    31が出射する側面39にビームスプリツテイン
    グ光学素子40を担持して前記反射放射線ビーム
    を2個のサブビームに分割するものとして構成し
    た上述の特許請求の範囲1ないし4項のいずれか
    一項に記載のユニツトにおいて、このビームスプ
    リツテイング光学素子全体を硬化した透明セメン
    トにより構成したことを特徴とする光学的走査ユ
    ニツト。
JP57177462A 1981-10-08 1982-10-08 光学的走査ユニツト Granted JPS5870437A (ja)

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HK75686A (en) 1986-10-17
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