JPH0454281Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0454281Y2
JPH0454281Y2 JP18093187U JP18093187U JPH0454281Y2 JP H0454281 Y2 JPH0454281 Y2 JP H0454281Y2 JP 18093187 U JP18093187 U JP 18093187U JP 18093187 U JP18093187 U JP 18093187U JP H0454281 Y2 JPH0454281 Y2 JP H0454281Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
pin
hole
door
lock pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18093187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0186661U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18093187U priority Critical patent/JPH0454281Y2/ja
Publication of JPH0186661U publication Critical patent/JPH0186661U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0454281Y2 publication Critical patent/JPH0454281Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は玄関などの扉の室内側に設けられる用
心錠が室外側より不正解錠される危険性を防止し
た用心錠の不正解錠防止装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
扉に設けられる箱錠には扉の室内側或いは室外
側のノブの回動操作で解錠される仮施錠のラツチ
ボルトと、室外側のシリンダ錠或いは室内側のサ
ムターンの回動操作で施錠或いは解錠される本施
錠のデツドボルトとを有しているが、更に、室内
側のサムターンにより施錠し扉の開扉量を規制す
る用心杆を有するものもある。
第6図〜第8図は本施錠のデツドボルトの外に
用心杆を備えた箱錠の従来例を示すものである。
第6図において、Aは扉の端部に内設された箱
錠を示し、Bは枠側に設けられたストライクを示
す。
箱錠Aは扉の端面に固着されるフロント1,2
及びセカンドフロント3と、セカンドフロント3
に着設され扉内に埋め込まれるケース4を有し、
ケース4にはハブ5が回動可能に嵌着される。
ハブ5は外周面にアーム5aとカム5bとが形
成され、中央部に角孔6が設けられる。
角孔6は角軸(図示しない)が嵌入し、角軸は
室内側のサムターン及び室外側のシリンダ錠によ
つて回動される。
ケース4は起立片4a,4b及び4cを有し、
起立片4a,4b及び4cには摺動板7に設けら
れた長孔が遊嵌する。
摺動板7は両端部に折曲部7a,7bを有し、
折曲部7aの端面下部には扉端部に向かつて係合
片8が突設される。
ケース4に樹設されたピン9にはばね10が枢
着され、ばね10の一端は折曲部7aに他端は起
立片4bに当接する。
従つて、摺動板7は矢印C方向に付勢される
が、折曲部7bがアーム5aに当接し移動を拘束
されている。
起立片4aに挿嵌するばね11は一端がケース
4に他端がアーム5aに当接し、アーム5aを押
圧する。
ハブ5の下方には、ケース4に樹設された支軸
12にデツドドライブプレート13及びばね14
が遊嵌し、デツドドライブプレート13の下端に
設けられたピン15にばね14の一端が当接し、
ばね14の他端はハブ5に当接する。
従つて、デツドドライブプレート13は反時計
方向に付勢される。
ピン15にはデツドボルトプレート16の下面
に開口する溝16aが係合し、デツドプレート1
6の先端に着設されたデツドボルト17はケース
4内に没入されている。
ケース4の上方には、フロント1,2及びセカ
ンドフロント3に穿設された孔にロツクプレート
ピン18が遊嵌する。
ロツクプレートピン18は一側が用心杆19に
着設され、他側に鍔部20が設けられ、鍔部20
とフロント1との間にばね21が挿入される。
用心杆19は中間部が僅かにケース4側に屈曲
し、先端にジヨイントピン22が設けられる。
ジヨイントピン22は先端に鍔部22aが設け
られ、鍔部22aの表裏面の外周縁にテーパー面
が周設される。
ストライクBにはジヨイントピン22の相対す
る位置に、鍔部22aよりも大きな径の受孔23
が設けられ、受孔22には上方に従長孔24が連
設される。
縦長孔24の幅はジヨイントピン22の径より
も大であるが鍔部22aの径より小さい。
符号25はフロント1,2に設けられた矩形の
孔で、係合片8が矢印C方向に移動したときに係
合片8が孔25を通過するようになつている。
以上のように構成された箱錠は、室内側のサム
ターン或いは室外側のシリンダ錠によりハブ5が
第6図に示すように時計方向に回動されていると
きは、アーム5aはばね11の押圧力を受けたま
ま右方向に傾き、折曲部7bを押圧した状態に保
たれ、摺動板7は右方向移動端に停止し、係合片
8は用心杆19より離隔し、用心杆19はばね2
1によりフロント1に当接し、ジヨイントピン2
2はストライクBの受孔23より離脱して用心杆
19は解錠状態にある。
一方、ハブ5のカム5bはデツドドライブプレ
ート13より離れているので、デツドドライブプ
レート13はばね14により反時計方向の回動し
ており、ピン15に拘束されたデツドボルトプレ
ート16は右方向にありデツドボルト17はケー
ス4内に没入して解錠状態にある。
次に、第7図に示すように、アーム5aが略直
立するようにハブ5を反時計方向に回動すると、
アーム5aはばね11に形成された凹部11aに
嵌入して直立状態に保持され、ばね10に押圧さ
れている摺動板7はアーム5aに当接するまで矢
印C方向に移動し、係合片8は孔25を通過して
用心杆19を押動し、用心杆19はロツクプレー
トピン18を支点としてストライクB側に回動
し、ジヨイントピン22が受孔23内に挿入され
て用心杆19は施錠状態となる。
一方、デツドボルト17はケース内に没入した
ままで解錠状態にある。
第8図に示すように、ハブ5を更に反時計方向
に回動すると、カム5bがデツドドライブプレー
ト13に押動し、デツドドライブプレート13は
支軸12を支点として時計方向に回動し、ピン1
5に押されたデツドボルトプレート16及びデツ
ドボルト17が矢印C方向に移動し、デツドボル
ト17がストライクBに設けられた孔に嵌入して
本施錠されるようになつている。
第5図は此のような箱錠を内設した扉Dを端面
より見た部分正面図である。
扉Dの左側の室内側に設けられたサムターン2
6によりハブ5を回動して用心杆19を施錠し、
且つデツドボルト17を解錠状態としているとき
に(第7図参照)、室外側よりハンドルHを握つ
て扉Dを開くと、受孔23内に挿入されている鍔
部22aは縦長孔24に沿つて22a′の位置まで
上昇し、扉Dの開扉量は寸法Lに制限されるの
で、室外側より不法侵入することが防止される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このようにして強盗などの侵入を防止する用心
錠にも、次のような欠点があつた。
扉Dの開扉量Lは室外者の侵入を防止すること
はできるが、室外者の片腕は挿入できるので、挿
入した片腕でサムターン26を解錠方向に回動
し、しかる後に開扉すると、第6図に示すよう
に、ジヨイントピン22が受孔23より離脱して
扉Dは開扉可能となり、用心錠が不正解錠され
る。
本考案はかかる問題点を解決するためになされ
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の要旨はサムターンの解錠操作を室内側
からのみ行えるようにしたものであり、サムター
ン軸に係合孔を設けると共に、扉内に摺動可能に
設けられ付勢力により先端が上記係合孔に嵌入す
るロツクピンと、扉の室内側に突出した一端を押
動したとき他端が上記ロツクピンを上記係合孔よ
り離脱する方向に移動せしめるロツク解除手段を
設けた。
〔作用〕
ロツクピンは付勢力により先端が係合孔に嵌入
し施錠状態のサムターン軸の回動が阻止されてい
るためサムターンを回動することはできないが、
ロツク解除手段の一端を押動しているときはロツ
ク解除手段の他端がロツクピンを係合孔より離脱
するので、片手でロツク解除手段を押動し残る片
手でサムターンを操作したときにのみ用心杆は解
錠される。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、扉の室内側に着設されたイン
サイドボデイ27に設けられた筒部27aにブツ
シユ28が嵌着される。
ブツシユ28の内部にはサムターン軸29が遊
嵌し、サムターン軸29の室内側にはサムターン
26が設けられ、その反対側には角孔30が設け
られ外周面に溝31が周設される。
溝31にはサムターン軸29の抜け留め用のス
ナツプリング32が嵌着される。
角孔20には箱錠のハブ5の角孔6に嵌着され
る角軸(図示しない)が嵌入する。
サムターン軸29は外周面に孔33が設けら
れ、孔33にはばね34が挿入さればね34の上
に鋼球35が挿入される。
一方、ブツシユ28には2箇の孔36が設けら
れ、サムターン軸29が回動して箱錠Aのハブ5
が解錠状態とよび施錠状態となつたときに、鋼球
35が孔36に嵌入してサムターン軸29を保持
するようになつている。
又、サムターン軸29は外周面に係合孔37が
設けられ、サムターン軸29が施錠角度になつた
ときに、サムターン軸29に向つて摺動可能に設
けらればね38によりサムターン軸29方向に付
勢されたロツクピン39の先端が係合孔37に嵌
入する。
ロツクピン39を係合孔37より離脱するため
に次のようなロツク解除手段が設けられる。
ロツクピン39にはピン40が両端を突出した
状態で樹設される。
インサイドボデイ27の筒部27aの下面に着
設されたブラケツト41にピン42が固着され、
ピン42にL字形レバー43が枢着される。
L字形レバー43は一端が二又43aに形成さ
れ、二又43aに設けられた長孔44にピン40
の両端が挿入され、L字形レバー43の他端には
長孔45が設けられる。
又、インサイドボデイ27には室内側に開口す
る孔46が設けられ、孔46に操作棒47が一端
を突出した状態で挿入され、操作棒47の他端側
には長孔45に挿入されるピン48が樹設され
る。
従つて、操作棒47の一端を押動すると、L字
形レバー44がピン42を支点として反時計方向
に回動し、長孔44がピン40を押下げてロツク
ピン39がばね38に抗して後退し係合孔37よ
り離脱する。
従つて、室内より用心杆を解錠するには、片手
で操作棒47を押動したままで残る片手でサムタ
ーン26を回動操作することが必要で、同時に両
手を使用しなければならないので、室外側から片
腕を伸ばして不正解錠することが防止される。
第2図は本考案の第2実施例を示すもので、ロ
ツクピン解除手段の構造が異なる。
すなわち、ロツクピン39にピン50を樹設す
ると共に長孔51を設け、一方、インサイドボデ
イ27の孔46に操作棒52が一端を突出した状
態で挿入される。
操作棒52の中間には突出力を規制する鍔53
が周設され他端側にピン54が樹設され、ピン5
4にレバー55の一側及びレバー56の一側が枢
着される。
レバー55の他側に樹設されたピン57は長孔
51に遊嵌し、レバー56の他側はピン50に枢
着される。
以上のような構成により、サムターン29が施
錠角度にあるとき、ばね38に押圧されたロツク
ピン49の先端は係合孔38に嵌入しているが、
操作棒52を押動すると、ピン57が長孔51を
上昇してレバー55はピン54を支点として反時
計方向に回動し、レバー55は時計方向に回動し
てロツクピン49がばね38に抗して下降し、ロ
ツクピン49の先端は係合孔37より離脱する。
その他の事項は第1実施例と同様である。
第3図は本考案の第3実施例と示すもので、ロ
ツクピン解除手段は次のようになる。
ロツクピン58は中間部にピン59が樹設さ
れ、ばね38に押圧されて係合孔37に嵌入す
る。
インサイドボデイ27の孔46には操作棒60
が一端突出した状態で挿入される。
操作棒60は他端に室内側に向つて低くなるテ
ーパー面61を有し、操作棒60を室外側に押動
するとテーパー面61がピン59を押し下げるよ
うになつている。
従つて、操作棒60を押動すると、ロツクピン
58がばね38に抗して下降して先端が係合孔3
7より離脱する。
その他の事項に関しては第1実施例と同様であ
る。
第4図は本考案の第4実施例を示すもので、ロ
ツクピンとロツク解除手段を一体化した特殊変形
例である。
即ち、ロツクピン62は下端部が室内側に屈曲
して延設されロツク解除手段63を構成する。
ロツクピン62は中間部の外周面にストツパー
62aを設け、ロツクピン62に挿通されるばね
受64の移動を制限すると共に、インサイドボデ
イ27の内壁面に固着されたばね支え65とばね
受64の間にばね38が挿入する。
ロツク解除手段63の先端部はインサイドボデ
イ27の縦長孔66より室内側に突出しており、
此の先端部を押し下げると、ロツクピン62はば
ね38に抗して下降し係合孔37より離脱する。
その他の事項は第1実施例と同様である。
〔効果〕
本考案はサムターン軸を施錠状態に係止するロ
ツクピンと室内側より押動操作してロツクピンを
サムターン軸より離脱するロツク解除手段を設け
ることにより、サムターン軸の解除操作には両手
による操作が必要な構造としたので、室内側から
のみ解錠可能となつた。
従つて、用心杆が施錠された扉を僅かに開いて
室外側より用心杆を不正解錠する事故は防止され
る。
本用心錠の不正解錠防止装置は極めて簡単な構
造であり、故障する虞れはなく、又、設置費用は
廉価である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は不正解錠防止装置の第1実施例を示す縦断面
図、第2図は同上の第2実施例を示す縦断面図、
第3図は同上の第3実施例を示す縦断面図、第4
図は同上の第4実施例を示す縦断面図、第5図は
用心錠を備えた扉の端面の部分正面図、第6図は
箱錠の本解錠及び用心杆解錠状態を示す縦断面
図、第7図は箱錠の本解錠及び用心杆施錠状態を
示す縦断面図、第8図は箱錠の本施錠及び用心杆
施錠状態を示す縦断面図である。 A……箱錠、B……ストライク、D……扉、
1,2……フロント、4……ケース、5……ハ
ブ、7……摺動板、8……係合片、17……デツ
ドボルト、19……用心杆、22……ジヨイント
ピン、22a……鍔部、23……受孔、24……
縦長孔、26……サムターン、27……インサイ
ドボデイ、29……サムターン軸、30……角
孔、34……ばね、35……鋼球、37……係合
孔、38……ばね、39,49,58,62……
ロツクピン、43……L字形レバー、47,5
2,60……操作棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉の端部に内設されたケースと、該ケースに遊
    嵌され室内側のサムターンの手動操作によりサム
    ターン軸と共に回動するハブと、該ハブの回動に
    より上記ケースより出没する用心杆と、枠側に受
    孔と該受孔に連設する縦長孔を形成するストライ
    クとを有し、上記用心杆が上記ケースより突出し
    たときに上記用心杆に設けられたジヨイントピン
    が上記受孔に嵌入する用心錠において、上記サム
    ターン軸に係合孔を設けると共に、扉内に摺動可
    能に設けられ付勢力により先端が上記係合孔に嵌
    入するロツクピンと、扉の室内側に突出した一端
    を押動したとき他端が上記ロツクピンを上記係合
    孔より離脱する方向に移動せしめるロツク解除手
    段を設けて成る用心錠の不正解錠防止装置。
JP18093187U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH0454281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18093187U JPH0454281Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18093187U JPH0454281Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0186661U JPH0186661U (ja) 1989-06-08
JPH0454281Y2 true JPH0454281Y2 (ja) 1992-12-21

Family

ID=31472433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18093187U Expired JPH0454281Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0454281Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0186661U (ja) 1989-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1100551A (en) Disengaging spindle locking mechanism
US5784909A (en) Control mechanism for tubular locks
US5010749A (en) Locking device for an auxiliary lock
JP2003500574A (ja) ドア・ロック装置
US5004278A (en) Door lock having security device
CA2033003C (en) Selective self-locking deadbolt latch
CA2895850A1 (en) Latch mechanism for an exit device
GB2039983A (en) Automatic deadlock
JPH08135279A (ja) 左右兼用型扉用ロックハンドル装置
JPH0454281Y2 (ja)
US4536022A (en) Partially secure latch and lock device
US8196973B2 (en) Device for childproofing a door lock
JPH045116B2 (ja)
JPH0150748B2 (ja)
JP4202501B2 (ja) 安全装置
US2222105A (en) Door handle and lock
JPH0538216Y2 (ja)
JPS5811875Y2 (ja) 掛け忘れ防止錠
JPH0671811U (ja) 錠装置
JPH0344929Y2 (ja)
KR200282709Y1 (ko) 도어락 장치
JPH0720296Y2 (ja) 内蔵型引き戸用ロックハンドル装置
JPH0356609Y2 (ja)
US1421316A (en) Lock
JP3108633B2 (ja) 補助錠