JPH0454226Y2 - - Google Patents

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JPH0454226Y2
JPH0454226Y2 JP12313286U JP12313286U JPH0454226Y2 JP H0454226 Y2 JPH0454226 Y2 JP H0454226Y2 JP 12313286 U JP12313286 U JP 12313286U JP 12313286 U JP12313286 U JP 12313286U JP H0454226 Y2 JPH0454226 Y2 JP H0454226Y2
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JP
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rapier
thread
warp
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threads
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JP12313286U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は経糸、緯糸、垂直糸の三種類の糸か
ら立体的な織物を織成する三次元織機のレピアに
関するものである。
(従来の技術) 前記三次元織機においては特開昭50−5672号公
報、特公昭54−38673号公報に開示されているよ
うに複数段、複数列に張設した経糸y群の各段の
間に、先端を折り曲げてループを形成した2本組
の緯糸xを打ちこみ、そのループに耳糸を挿通し
て緯糸xを固定した後、経糸群の各列の間に垂直
糸zを打ちこむという工程を繰り返すことにより
立体織物が構成される。そして、これら三次元織
機における緯糸xあるいは垂直糸zを経糸y間に
挿入する糸挿入具(レピア)としては第5図a,
bに示す板状のレピア31あるいは第5図cに示
す管状のレピア32が使用されていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、特開昭50−5672号公報に開示されて
いるように、レピア31,32の経糸yへの挿入
動作を円滑、確実に行うため及び縦糸yにレピア
31,32が接触するもを防止するため第6図に
示すように、レピア31,32の通過位置に経糸
が挿通される経糸案内管33が配設されている。
レピア31,32はこの経糸案内管33の間を往
復動するが、経糸案内管33とレピア33の間を
往復動するが、経糸案内管33とレピア31,3
2の間隔が狭いため、板状のレピア31の場合に
は緯糸xがたるむとレピア31と経糸案内管33
との間に緯糸xが挟まり、摩擦により緯糸xが切
断したり経糸案内管33が変形するという不都合
が生じる。特に高密度の立体織物を製織するため
経糸案内管の配置間隔を狭くした場合にはこの不
都合がより顕著となる。また、管状のレピア32
の場合には前記不都合はないが、糸をレピアに通
しにくいという不都合がある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するためこの考案において
は、レピア本体をその先端近傍まで一方が開放さ
れた断面形状に形成されるとともにその先端部に
糸の抜止め用ガイドを設けた。(作用) この考案のレピアでは糸がレピア本体内に収容
された状態でレピアが経糸間に挿入されるため、
糸が弛んだ場合にもレピア本体からはみ出すこと
はない。また、レピア本体の一方がその先端付近
まで開放されているためレピアへの糸通しが容易
となる。
(実施例) 以下この考案を具体化した一実施例を第1〜3
図に従つて説明する。レピア本体1は金属板を折
り曲げることにより上方が開放された断面U字状
に形成されるとともに、その両端下部が切欠かれ
て下方へも開放されている。上下双方が開放され
た両端部の内側には補強部材2,3が固着されて
いる。レピア本体1の先端部には糸Yの抜止め用
ガイド4が支軸5により回転自在に支持されてい
る。抜止め用ガイド4の前側にはヘルド通し具等
の通過を許容する間隔をおいて糸ガイド6が支軸
7により回転自在に支持されている。また、レピ
ア本体1の基端寄りにも糸ガイド8が回転自在に
支持されている。前記各ガイド4,6,8は耐摩
耗性に優れたセラミツクスにより形成されてい
る。
さて、前記のように構成されたレピアに糸を通
す場合には、第3図に示すようにレピア1の先端
上方から糸Yを手9により開放部へと挿通し、下
方に導かれた糸Yを抜止め用ガイド4と糸ガイド
6との間に挿通された経通し10のフツク部に引
つかけた後、経通し10を引き抜くことにより容
易に糸通しが完了する。このレピアを使用して緯
糸あるいは垂直糸を経糸間に挿入する場合には、
糸Yが若干弛んでも糸Yは常にレピア本体1内に
収容された状態に保持されるため、レピアが経糸
案内管の間を往復動する際にレピアと経糸案内管
の間に糸が挾まり糸切れあるいは経糸案内管の変
形等の不都合を生じるおそれは全くない。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、第4図に示すようにレピア本
体1をその先端までU字状に形成するとともに抜
止め用ガイド4の下方に透孔11を形成し糸ガイ
ド6として固定のガイドを設けたり、各ガイド
4,6,8を回動不能な固定ガイドにしたり、セ
ラミツクス以外の材質で形成してもよい。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によればレピア
内への糸の挿入が極めて容易で、しかも経糸内へ
の糸挿入時に糸がレピアと経糸案内管との間に挾
まり切断あるいは経糸案内管の変形をきたすとい
う不都合を確実に防止することができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの考案を具体化した一実施例を
示すものであつて、第1図は斜視図、第2図は第
1図のA−A線断面図、第3図は糸通し状態を示
す要部側面図、第4図は変更例の要部側面図、第
5図a〜cは従来のレピアを示す斜視図、第6図
は織成状態を示す概略側面図である。 レピア本体1、抜止め用ガイド4、糸ガイド
6,8。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 レピア本体をその先端近傍まで一方が開放さ
    れた断面形状に形成するとともにその先端部に
    糸の抜止め用ガイドを設けた三次元織機のレピ
    ア。 2 前記ガイドはセラミツクス製である実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の三次元織機のレ
    ピア。
JP12313286U 1986-08-11 1986-08-11 Expired JPH0454226Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12313286U JPH0454226Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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JP12313286U JPH0454226Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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Publication Number Publication Date
JPS6330373U JPS6330373U (ja) 1988-02-27
JPH0454226Y2 true JPH0454226Y2 (ja) 1992-12-18

Family

ID=31013956

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JP12313286U Expired JPH0454226Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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JPS6330373U (ja) 1988-02-27

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