JPH0453988A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0453988A
JPH0453988A JP16464290A JP16464290A JPH0453988A JP H0453988 A JPH0453988 A JP H0453988A JP 16464290 A JP16464290 A JP 16464290A JP 16464290 A JP16464290 A JP 16464290A JP H0453988 A JPH0453988 A JP H0453988A
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JP16464290A
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Kenichi Tokieda
常枝 健一
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Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真方式の複写機やレーザビームプリン
タ、LEDプリンタ、液晶プリンタ等に適用される画像
形成装置に関する。
(従来の技術) 従来、転写方式の画像形成装置においては、像担持体上
の顕画像を転写材背面からコロナ荷電を施すことにより
転写を行うコロナ放電方式が簡素な構造と転写効率も良
いことから汎用されている。
例えば負帯電のトナーを転写材に静電転写させる場合、
正イオンを転写材の背面よりコロナ放電によって荷電さ
せると、感光体は負電荷を誘起させ更に接地された感光
体基板における誘起された負電荷により、転写材と感光
体間に強い静電的な密着が生じる。この過程において、
感光体上のトナーは静電的に転写材に移動し、転写が行
われるが、転写材と感光体間の強い静電的な吸引力によ
り、感光体より転写材が分離されず、転写材が搬送され
ない不都合が生じる。このような転写材を感光体より分
離する為、種々の手段が提案、実施されている。例えば
USP3.998.536号で示されるように転写後の
感光体に吸着した転写材背面よりACコロナ放電あるい
は転写コロナ放電とは逆極性のコロナ放電を加え、転写
材の除電を行い感光体と転写材を分離する剥離コロナ方
式がある。
更に、次に示す方式がある。機械的に転写材の先端をつ
かみ像担持体より強制的に剥離するグリッパ一方式、感
光体と転写材間に空気を吸込んだり背面より吸込んだり
して分離させるエアー分離方式、転写材端部の移動方向
に添ってマイラー等のテープを張架して強制的に分離す
るベルト分離方式、クリーナ下部に爪を設置して同様に
強制的に分離する爪分離方式、小径の感光体を用い曲率
と転写材のこしを利用して分離する曲率分離方式、転写
材に転写コロナを付与せず静電吸着力を減少させて分離
する先端ノーチャージ方式(特公昭56−1633号)
等が提案されている。
これらの中で最近では、前述のコロナ放電を利用したも
のとして、例えば尖状電極にコロナ発生電圧以下の転写
コロナとは逆極性の電圧を印加して、数kVに帯電した
転写材がこの尖状電極対向面に進入してきた時に気体を
電離して転写材を除去する方式が提案、実施されている
(tlsP4.579.441号)。
このような種々の方式は、次のような問題があった。例
えばグリッパ一方式においては転写材先端のつかむ箇所
が必要である為、転写されない部分が必要でグリッパ機
構が複雑で大型化につながりコスト高になること。エア
ー分離方式においては空気流によってトナーが飛散し、
機内汚染になり、同様に大型化、コスト高になること。
ベルト分離方式においては、転写材端部に10順程度の
未転写箇所が必要で全面印字が不可能であること。
爪分離方式においては、転写材上の画像をかき消したり
、汚れやすいという画質上の欠陥があること。曲率分離
方式においては感光体の静電特性上、感光体周辺のプロ
セス手段構成上のレイアウトにおいて制約があり、小径
ドラム化に限界があること。先端ノーチャージ方式は、
転写材先端に未転写箇所が必要となり、転写材搬送上の
タイミング等のふれより、大幅な余白部分が必要となる
ことが挙げられる。以上の内、機械的に分離するものに
おいては感光体より分離後の転写材搬送経路において数
kVに帯電している転写材の除電がなされていないと、
転写材のわずかな屈曲等によって画質上の乱れ等が発生
し、画質欠陥となり易い。
このような問題がある為、−船釣には剥離コロナによっ
て静電的に転写材の電荷を中和させ除電しながら感光体
を分離する方法が用いられてきている。
この方式は、他方式に比べ弊害は少ないものの、次の問
題点を有している。転写後の転写材電荷を速やかに除電
させなければならない為、転写材移動経路上、転写手段
の下流近傍に感光体に対向して設置されている。この設
置位置においては、転写コロナと逆極性の印加電圧が剥
離コロナ装置に用いられている為、極めてリークの危険
性が高い。
従って、絶縁に充分な配慮が必要な為、例えば尖状電極
に用いられるステンレス繊維等の電極先端を転写手段か
ら遮蔽する為に絶縁部材を設置するなどの対策が行われ
るが、雰囲気環境条件(温度、湿度、気圧)によっては
、沿面放電等の危険性を有している。
また、多湿環境条件においては、転写材の含水率が高く
なることにより電気抵抗が低くなり、転写手段により荷
電された転写材の電位が感光体よりトナーを転写材に吸
引するに必要な電位になる前に除電される為に転写され
ず、画像のかすれ。
ぬけ等が発生してしまうことがある。
更に、コロナワイヤーとシールドケースを用いた剥離コ
ロナ装置においては、リークの危険性は比較的少ないも
のの専有面積を大きくとらねばならず近年の小型化の画
像形成装置には不都合である。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来の剥離コロナを用いる分離手段は、
リークの危険性が高く、沿面放電発生の危険性が高く除
電不良による画像のかすれ等も生じ易く、更に小型化の
要請に対処できないという問題があった。
そこで、本発明は、雰囲気条件に左右されず、転写工程
への影響も少なく、しかも転写材の剥離動作の円滑化が
図れ良質が画像形成に寄与し得る画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、像担持体上に形成した顕画像を転写材に転写
する転写手段と、この転写手段により顕画像が転写され
た転写材を前記像担持体より剥離する剥離手段とを有す
る画像形成装置において、前記転写手段より上流側の転
写材移動経路に臨ませて転写材に対し転写手段とは逆極
性の電荷を付与する予備剥離手段を設けたものである。
前記予備剥離手段は、前記転写手段とは逆極性の高電圧
が印加されるとともに、絶縁部材により非突出状態に挾
持された尖状電極を有している。
(作 用) 上述した画像形成装置によれば、予備剥離手段により、
転写材に対し転写手段の電荷とは逆極性の電荷が付与さ
れるので、特に現像剤の電荷と同極性に帯電している像
担持体に対し反発力として作用し、剥離動作が円滑とな
る。
また、絶縁部材により非突出状態に挾持されている尖状
電極とすることにより、沿面放電やリークが無くなり転
写手段の転写動作への影響を回避できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本実施例の画像形成装置としてのレーザプリンタ
の外観斜視図であり、第4図は内部構成を示す概略的縦
断側面図であり、次のような構成となっている。
第1図中、10は画像形成装置としてのレーザプリンタ
の装置本体であり、次のような構成となっている。
即ち、この装置本体10の上面部は一段低くなっており
、第1の排紙部としての凹部12が形成されている。左
側面部には第2の排紙部として凹部13が設けられてお
り、この凹部13には排紙トレイ14が装置本体10に
対して着脱自在に取付けられている。また、第4図に示
すように右側面部には、装置本体10に設けられた支点
30を中心として、同図に示す矢印方向に回転できる手
差しガイド32が取付けられており、この手差しガイド
32の下部には、装置本体10に設けられた支点36を
中心として、同図に示す方向に回転できる側面カバー3
4が取付けられている。また、第1図に示すように装置
本体10の正面部右側には操作パネル16が配置されて
おり、下部には装置本体10に対して着脱自在な用紙カ
セット400.401が装着されている。また、この用
紙カセット400.401の間には、機能追加用フォン
トカード、アプリケーションソフト用カード等(図示し
ない)を挿入するための開口部24a、24bが設けら
れている。
前記装置本体10の背面部には、第2図に示すようにこ
の装置本体10に電源を供給するためのインレットタイ
プのコネクタ27と電源スィッチ26が、また下部には
開口部20が設けられている。この開口部20には、こ
の開口部20を覆うように金属でできたシールド板28
が設けられている。このシールド板28には、電子ファ
イル装置、ワードプロセッサ等のホスト装置(図示しな
い)と接続するコネクタ604a、604bが取付けら
れている。また、このシールド板28には、この装置の
付加機能装置、例えば大容量給紙フィーダとか封筒給紙
フィーダ等(図示しない)と接続するためのコネクタ6
05a、605b。
605cも取付けられている。
前記操作パネル16は、第3図に示すように、枚数、モ
ード、案内メツセージ等を表示する液晶表示器16a、
各種の状態をLEDで点灯表示するLED表示器16b
及び各種の動作を指示するスイッチ16cにより構成さ
れている。前記LED表示器16bは、外部機器とつな
がっているか否か、つまりオンライン/オフラインのモ
ードを示す゛オンライン゛、装置本体10が動作可能状
態にあることを示す“レディ′9画像転送中であること
を示す“データ′  オペレータコールを要請する “
オペレーダ、サービスコールを要請する ′サービス°
、オート/マニュアルを示す“モード°の各表示器によ
り構成されている。
前記スイッチ16cは、例えばメニューキーバリューキ
ー、あるいはテンキー(図示しない)等により構成され
ている。上記メニューキーは“次項口′及び°前項口”
の2つのキーにより構成され、液晶表示器16aの左半
分に表示される複数のメニュー情報が“次項口”キーを
押す毎にインクリメントされて、“前項口゛キーを押す
毎にデクリメントされてそれぞれ表示され、これらの表
示動作がサイクリックに繰り返されるようになっている
。また前記バリューキーも “次項口′及び゛前項目°
の2つのキーにより構成され、液晶表示器16aの左半
分に表示されるメニュー情報に対応した複数のバリュー
情報が“次項口′キーを押す毎にインクリメントされて
、 ゛前項目′キーを押す毎にデクリメントされてそれ
ぞれ表示され、これらの表示動作がサイクリックに繰り
返されるようになっている。オペレータは、上記メニュ
ーキー及びバリューキーを操作することにより所望の動
作を選択し、指示するようになっている。
装置本体10内には第4図に示すように、像担持体とし
てのドラム状の感光体202が設けられており、この憲
光体202の周囲には矢印で示す回転方向に沿って、ス
コロトロンからなる帯電手段204.静電潜像形成手段
としての露光部206、現像工程を行う現像手段208
.コロトロンからなる転写手段300.除去収納手段2
10、及び前露光手段301が順次配置されている。こ
れらのうち、感光体202.帯電手段204、現像手段
208及び除去収納手段210及び前露光手段301が
一体化して装置本体10内に着脱可能とした電子写真プ
ロセスユニット200として配置されている。(第5図
参照)また、レーザ露光ユニット100は、ケース10
6内にレーザダイオード(図示しない)が設けられてお
り、このレーザダイオードから出射されたレーザ光10
2は集光レンズ手段118で集光され、偏光手段108
に送られる。偏光手段108には高速で回転する多面体
のミラー108aが搭載されており、この多面体のミラ
ー108aで反射されたレーザ光102は、Fθレンズ
1109反射ミラー112.防塵ガラス114を通り、
感光体202の露光部206を走査するようになってい
る。
現像手段208は、現像剤収納手段としてのケース22
4内に、マグネットローラ220.撹拌ローラ222a
、222bを備え、キャリアとトナーからなる2成分現
像剤を感光体202に供給して感光体202上の静電潜
像をトナーにて現像するようになっている。
また、前記ケース224には、補給現像剤としてのトナ
ーを補給するための補給現像剤収納手段226をその下
端部の補給口をケース224に連通させた状態で取付け
ている。
第4図に示す定着手段350は、ヒータランプ351を
内蔵したヒートローラ352と、このヒートローラ35
2に圧接された加圧ローラ353を備え、これら両ロー
ラ352,353間を用紙Pが通過することによりトナ
ー像が用紙Pに溶融定着されるようになっている。ヒー
トローラ352及び加圧ローラ353は下部ケーシング
354及び上部ケーシング356により囲まれており、
定着に必要な良好な温度雰囲気を確保するように外部に
熱が逃げないような構造となっている。このヒートロー
ラ352には、クリーナ358が接した状態となってお
り、常に良好な定着が行えるように清浄な状態となって
いるとともに、サーミスタ360によりヒートローラ3
52の表面温度を検出して定着に必要な温度を保つよう
に温度制御がなされる構成になっている。
また、上部ケーシング356内で、かつ、ヒートローラ
352と加圧ローラ353との接触部362の下流側近
傍には、用紙ハタ離ガイド368が配置され、定着手段
350に導かれた用紙Pの先端を確実にヒートローラ3
52からハク離させるようになっている。尚、定着手段
350の用紙出口側には、用紙ガイド366が設けられ
ていて、定着流の用紙Pを第1の排紙ローラ対408に
導くようになっている。
装置本体10内には、感光体202と転写手段300と
の間に形成される画像転写部209が設けられており、
この画像転写部209の上流側には、転写ガイドローラ
422.用紙ガイド対420、アライニングローラ対4
06が設けられている。
前記転写手段300は、第6図、第7図に示すように、
感光体202の軸方向全域に対し転写用の電荷を放電す
るコロトロン方式の放電手段(放電ワイヤ)651と、
この放電手段651に(+)数kVの高電圧を印加する
高圧電源652とを具備している。
前記転写手段300よりも上流側のアライニングローラ
対406と転写ガイドローラ422との間には、用紙P
の搬送経路に臨ませて予備剥離手段501が設けられて
いる。
この予備剥離手段501は、用紙Pに非接触で対向させ
るために、絶縁部材501aに設けた凹溝内に尖状電極
501bを挾持する構成とするとともに、尖状電極50
1bに対し電源502により前記転写−手段300とは
逆の負の高電圧を印加するようになっている。
また、前記尖状電極501bの下方には、この尖状電極
501bと対向する配置に搬送ガイドを兼ねた対向電極
503が設けられている。
前記対向電極503は、80乃至100MΩ程度の高抵
抗Rを介して接地されている。この高抵抗Rは、多湿時
には用紙Pの転写コロナ電荷をリークさせないための自
己バイアスとしての作用を発揮するものである。
前記尖状電極501bと対向電極503との間隔は約8
mm程度、印加電圧は−4,5kV程度である。
前記尖状電極501bとしては、第9図に示すように厚
さ0. 1mm程度のステンレス板550を約18°の
先端をもつようにエツチング処理した同図に示す形状の
ものや、第10図に示すように12μm程度のステンレ
ス繊維100本位を束にして一定の間隔(0,8mm)
でステンレス板551に植毛したもの、さらには図示し
てないが100μm程度の小径のタングステンワイヤー
を束にしたもの等を用いる。
即ち、尖状電極501bは対向電極503との間で不平
等の電解を形成できる形状であればよい。
前記画像転写部209の下流側には用紙搬送ガイド41
6.前記定着手段350及び第1の排紙ローラ対408
及び第2の排紙ローラ対409が配置されている。これ
らの排紙ローラ対409には、その搬送方向に沿って用
紙Pの非画像形成面側に接触する除電ブラシ412,4
13設けられている。
装置本体10の下部には、給紙ローラ402゜403、
用紙カセット400,401が配置されており、給紙ロ
ーラ402,403の近傍には、用紙力セラ)400.
401内の用紙Pを検知するペーパエンプティスイッチ
(図示しない)が設けられている。また、用紙カセット
400゜401のケース450,470の側面には、収
納された用紙Pの紙サイズを検知するための前記紙サイ
ズセンサ652(第4図には図示しない)が、また用紙
カセット400.401が装置本体10に装着されてい
るのを検知するための装着検知スイッチ(図示しない)
が設けられている。
第1の排紙ローラ対408の下流側には、用紙Pの搬送
路を第1の排紙部または第2の排紙部へ変えるためのゲ
ート装置442が設けられており、図に示すように支点
444を中心にして実線側と破線側の2つの位置が選択
できるようになっており、これにより用紙Pは第1の排
紙部または第2の排紙部へ搬送するようになっている。
用紙カセット400,401の右側には用紙搬送路42
4が設けられており、この用紙搬送路424は、紙ガイ
ド431,432,433.用紙搬送ローラ対440.
441で構成されている。
紙ガイド431は、側面カバー34と一体に構成されて
いる。用紙搬送ローラ対440の上流側には、アライニ
ングローラ対406に用紙Pを導く紙ガイド435,4
36が設けられている。
また、用紙搬送路424の上部には手差し給紙のための
用紙搬送路425が設けられており、この用紙搬送路4
25は用紙搬送路424と合流するようになっている。
アライニングローラ対406の近傍にはアライニングス
イッチ630が設けられ、また第1の排紙ローラ対40
8の近傍には排紙スイッチ414が設けられており、装
置本体10の中を移動する用紙Pを検出するようになっ
ている。
装置本体10の背面側には、装置本体10内に設けられ
た各電気装置を制御して、電子写真プロセスを完遂する
動作を制御するエンジン制御回路を搭載したエンジン制
御基板(図示しない)、電源(図示しない)等が配置さ
れている。
用紙カセット400,401の間に設けられた基板収容
部18には、エンジン制御回路の動作を制御するプリン
タ制御回路を搭載したプリンタ制御基板602が配置さ
れている。プリンタ制御基板602は機能追加(例えば
書体、漢字等の種類を増設するなど)の程度に応じて最
大2枚まで装着できるようになっており、更に、プリン
タ制御基板600の側端縁部に配設された2箇所のフォ
ントカード用コネクタ610a、610bに機能追加用
フォントカード(図示しない)を挿入することにより更
に機能を追加できるようになっている。
第5図に示すように、装置本体10の上面の開放部38
には開閉可能なトップカバー40が設けられ、このトッ
プカバー40の内面に前記レーザ露光手段100が取付
けられている。このトップカバー40は、装置本体10
の後端側上部に設けられた支点42を回動支点として上
方に最大60’程度にまで回動し得るようになっている
このトップカバー40を上方に回動操作すると、レーザ
露光手段100が装置本体10の開放部38から引き出
され、従って電子写真プロセスユニッh200.定着手
段3・50及び定着手段350付近の用紙搬送路が露出
し、このため電子写真プロセスユニット200の交換作
業、用紙Pの紙詰まり時におけるその除去作業及び前記
機器に対する保守点検や交換作業などを容易に効率よ(
行うことができるようになっている。
次に本実施例を動作させる為のタイミングについて第1
1図に沿って説明する。
画像形成装置の装置本体10のメインモーターが動作す
ることにより、感光体202が回転して、順次配設され
ている各プロセス手段がONとなる。
始めに前露光ランプ及び帯電手段204がONとなり、
順次現像バイアス、画像情報を持っレーザ露光がONと
なる。一方この各プロセス手段に応じてアライニングロ
ーラ対406を可動させる為のアライニングソレノイド
がONとなり、用紙Pを搬送させる。このアライニング
ソレノイドがONとなった時に本実施例における予備剥
離手段501を用紙Pの先端約1011n程度の時間に
相当する間ONLで用紙Pに対して負のコロナ電荷を付
与する。
次に用紙Pが感光体202と転写手段300の対向面に
搬送される前にこの転写手段300をONとする。1ペ
ージの印字が終了した時にはレーザ露光、アライニング
ソレノイドを順次OFFとし、繰返し連続印刷の場合は
同様にレーザ露光。
アライニングソレノイドをONとして繰返し行う。
終了時は、通常の終了時と同様に各プロセス手段を順次
OFFして最後にメインモータをOFFして完了する。
次に本実施例による用紙Pの分離、除電の一連の剥離プ
ロセスについて説明する。
第12図(a)、  (b)、  (c)は剥離プロセ
スの概要を模式化したもの、第13図は用紙Pの電位概
略図である。第12図(a)は何等対策を設けずに行っ
た場合で、転写コロナを沿びた用紙Pは、トナーとは逆
極性の正電荷を帯び、感光体202を構成している接地
素管202b(1等)の静電誘導電荷との吸引力によっ
て用紙Pと光導電層202aが密着させられる。この時
、感光体202の静電潜像を形成していた負電荷が残留
していればより強い密着力として働く。これらを除く為
、本実施例では第13図(a)に示すように予め用紙P
の先端に同図中a、  bなる負電荷を与えておく。
aは接地電極面であり、bは尖状電極面の被コロナ受電
面であり、約−1,QkV程度の表面電位となる。この
用紙Pの先端に負電荷を沿びた用紙Pは、第13図(b
)に示すように転写手段300による正電荷を受ける。
この時、接地電極面は逆に被コロナ受電面となる為、約
+500乃至1kV程度の正電位に帯電させれる。
一方、用紙Pにおける尖状電極面の被コロナ受電面すは
、感光体202に接触した状態で背面より転写コロナを
沿びるが、予め与えられた電荷と中和してほとんどの電
荷は消失する。従って、第12図(b)に示すように用
紙Pの先端がそのこしの強さによって分離することにな
る。仮にこの領域において感光体202上に顕像を有し
ていても、用紙Pの転写コロナを沿びた表面電荷により
トナーは用紙Pに吸着される。
わずかに分離した用紙Pは第12図(C)に示すように
転写手段300下流にあるステンレス繊維よりなる接地
除電針580によって転写材の電位と接地除電針との間
で局部的な電場の強さより、気体を電離してこの電離イ
オンによって、分離された用紙Pの電荷を順次除電して
ゆき、第13図(C)に示すようにほぼOv近くまで除
電を行う。
この為、従来この接地除電針500に転写手段300と
は逆極性の電圧を印加して強制的に用紙Pの除電を行っ
ていたものでは、多湿時に除電電流が過剰になり、転写
に必要な転写電界そのものを減衰させてしまうという問
題があったが、本実施例によれば、このような問題もな
く、用紙Pの分離、除電が速やかにかつ円滑に行われる
尚、本実施例ではコロナ発生源として尖状電極501a
を用いているが、用紙Pの搬送方向の帯電分布をコント
ロールするのに有利である。
本実施例を用いた実機による確認では、感光体202の
径40mm、周速90mm/sec、用紙進入角10°
で2坪量508g/rr!、剛度45d/100(クラ
ーク法)9表面抵抗10”(Ω)。
体積固有抵抗1012Ω口なる用紙Pを用いた場合、従
来では分離が困難であったものが、分離可能となった。
本発明は上述した実施例のほか、その要旨の範囲内で種
々の変形が可能である。
C発明の効果コ 以上詳述した本発明によれば、上述したような構成とし
たことにより、雰囲気条件に左右されず、沿面放電やリ
ークのおそれもなく適確な転写材の剥離動作が実行可能
となり、画像ぬけやかすれの無い良質な画像形成に寄与
し得る画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例としてのレーザプリンタの斜視
図、第2図は同レーザプリンタの背面図、第3図は同レ
ーザプリンタの操作パネルの拡大平面図、第4図は同レ
ーザプリンタの内部構成の概略断面図、第5図は同レー
ザプリンタのトップカバーを開いた状態での動作説明図
、第6図はレーザプリンタの要部の概略図、第7図は同
上の予備剥離手段及び転写手段を示す概略図、第8図は
同上の予備剥離手段の拡大説明図、第9図は尖状電極の
一例の拡大図、第10図は同上の他側の拡大図、第11
図はレーザプリンタの動作を示すタイミングチャート、
第12図(a)、  (b)。 (C)は各々剥離過程を示す説明図、第13図(a)、
  (b)、(c)は各々用紙の長さと転写電位との関
係を示すグラフである。 10・・・装置本体、  202・・・感光体、300
・・・転写手段、 501・・・予備剥離手段、501
a・・・絶縁部材、501b・・・尖状電極、P・・・
用紙 [b) (C) 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像担持体上に形成した顕画像を転写材に転写する
    転写手段と、この転写手段により顕画像が転写された転
    写材を前記像担持体より剥離する剥離手段とを有する画
    像形成装置において、 前記転写手段より上流側の転写材移動経路に臨ませて転
    写材に対し転写手段とは逆極性の電荷を付与する予備剥
    離手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記予備剥離手段は、前記転写手段とは逆極性の
    高電圧が印加されるとともに、絶縁部材により非突出状
    態に挾持された尖状電極を有するものである請求項1記
    載の画像形成装置。
JP16464290A 1990-06-22 1990-06-22 画像形成装置 Pending JPH0453988A (ja)

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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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