JPH0453862Y2 - - Google Patents

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JPH0453862Y2
JPH0453862Y2 JP16435187U JP16435187U JPH0453862Y2 JP H0453862 Y2 JPH0453862 Y2 JP H0453862Y2 JP 16435187 U JP16435187 U JP 16435187U JP 16435187 U JP16435187 U JP 16435187U JP H0453862 Y2 JPH0453862 Y2 JP H0453862Y2
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JP
Japan
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workpiece
assembly
positioning
suspension arm
assembled
Prior art date
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JP16435187U
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JPH0166930U (ja
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数部品の組付と組付後における組
付精度の検査とを同一治具上にて連続的に行うた
めの組付装置に関するものである。
(従来技術) 一般に、自動車製造工場等においては、複数部
品(以下、ワークと称す)をアツセンブリ化して
組立ラインに供給することが行なわれている。こ
のように複数ワークをアツセンブリ化する場合、
アツセンブリ化されたものの組付精度を検査した
後に組立ラインへ供給されるのが通例であるが、
従来、複数ワークをアツセンブリ化する組付ステ
ーシヨンと組付精度検査ステーシヨンとが別々の
個所に設けられていたため、両ステーシヨン間を
連絡する搬送手段が必要となるとともに、作業工
数も増大するという不具合があつた。
上記不具合に対処するために、複数ワークの組
付を行うべく構成されたワーク組付装置にワーク
の組付精度を検査する測定装置を組み込み、ワー
ク組付時に組付精度検査をも行い得るようにした
ものが既に提案されている(特公昭60−36004号
公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知例の場合、複数のワークの組付時にお
いても、測定装置として作用するダイヤルゲージ
の測定子がワークの一つに接触状態とされるよう
になつているところから、測定装置に対して不慮
の外力が作用し易い構成となつており、測定装置
の保護および耐久性の点で問題がある。
本考案は、上記の点に鑑みてなされるもので、
同一治具上において複数ワークの組付と組付精度
の検査とを行うとともに、組付精度検査をワーク
組付後に行い得るようにし、以つて、装置の省ス
ペース化および工程の効率化を図るとともに、測
定装置の保護および耐久性の向上を図ることを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、相互に組み付けられるべき少なくとも二
つのワークをそれぞれ位置決め支持すべく構成さ
れたワーク受具に、前記ワークの組付後における
一方のワークを所定位置に強制的に位置決めクラ
ンプするクランプ手段と、該クランプ手段による
位置決めクランプ時における他方のワークの移動
量を検出する検出手段とを付設している。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、ワーク受具上に位置決め支持された複数
のワークを相互に組み付けた後、該ワーク受具に
設けられたクランプ手段により前記ワークの一方
を所定位置に位置決めクランプする際に、他方の
ワークの移動量を検出手段により検出することに
より、組付精度の検査が行なわれることとなり、
同一治具であるワーク受具上においてワーク組付
と組付精度の検査とが行なわれのである。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な
実施例を説明する。
本実施例の組付装置は、自動車のサスペンシヨ
ンアーム(ワークW1)に対してボールジヨイン
トユニツト(ワークW2)を組み付ける際に使用
されるものであり、第1図ないし第4図図示の如
く、相互に組付けられる二つのワーク、即ち、サ
スペンシヨンアームW1とボールジヨイントユニ
ツトW2とをそれぞれ位置決め支持するワーク位
置決め具2,2および3,3を有するワーク受具
1を備えている。前記ワーク位置決め具2,2
は、サスペンシヨンアームW1のアームシヤフト
W1aを支持する如く構成されており、支持基台
6を介して一体化されている。該支持基台6は、
ワーク受具1に形成されたガイド溝7に沿つて第
1図矢印AあるいはB方向にスライド可能とされ
ており、サスペンシヨンアームW1が自動車の左
側用か右側用かによりワーク位置決め具2,2を
移動せしめ得るようにされている。符号8は前記
支持基台6をワーク受具1に対して固定するため
の締付け具である。また、前記各ワーク位置決め
具2には、サスペンシヨンアームW1のアームシ
ヤフトW1aに形成された貫通孔W1bに嵌挿され
て、サスペンシヨンアームW1の位置決めを行う
位置決めピン9と、該位置決めピン9の基端部に
立設され前記アームシヤフトW1aの当接面とな
る位置決め面10とが設けられている。
一方、前記ワーク位置決め具3,3は、前記ワ
ーク位置決め具2,2上に位置決めされたサスペ
ンシヨンアームW1のボールジヨイントユニツト
取付部位W1cと対応するワーク受具1上に固定
されている。
また、前記支持基台6におけるワーク位置決め
具2,2間には、前記サスペンシヨンアームW1
とボールジヨイントユニツトW2の組付後におけ
るサスペンシヨンアームW1を所定位置に強制的
に位置決めクランプするクランプ手段4が設けら
れている。該クランプ手段4は、前記支持基台6
に固定されたエアシリンダ11と、該エアシリン
ダ11のピストンロツド11a先端に固着され、
エアシリンダ11の収縮作動時に前記サスペンシ
ヨンアームW1のアームシヤフトW1aに係合せし
められるクランパー12とからなつている。
前記ワーク位置決め具3,3間には、前記ボー
ルジヨイントユニツトW2の軸部W2aが係合し得
る係合溝13を有するスライドブロツク14が設
けられている。該スライドブロツク14は、ワー
ク受具1上に固定されたベース15上にニードル
ベアリング16を介して前記係合溝13と直交す
る方向にスライド自在とされている。前記スライ
ドブロツク14の隣接位置には、該スライドブロ
ツク14の移動量を検出するダイヤルゲージ17
が支持具18を介してワーク受具1上に取り付け
られており、該ダイヤルゲージ17の測定子17
aは、前記スライドブロツク14の側面に設けら
れた接触面14aに接触せしめられている。上記
の如く構成したことにより、サスペンシヨンアー
ムW1に対してボールジヨイントユニツトW2が組
み付けられた後におけるサスペンシヨンアーム
W1の強制クランプ時において、ボールジヨイン
トユニツトW2の軸部W2aがスライドブロツク1
4の係合溝13に係合せしめられることによるス
ライドブロツク14のスライド量がボールジヨイ
ントユニツトW2の移動量として検出せしめられ
ることとなるのである。即ち、スライドブロツク
14とダイヤルゲージ17とが、前記クランプ手
段4によるサスペンシヨンアームW1の位置決め
クランプ時におけるボールジヨイントユニツト
W2の移動量を検出する検出手段5を構成してい
るのである。
ついで、図示の組付装置の作用を説明する。
まず、ワーク受具1上におけるワーク位置決め
具2,2および3,3上にサスペンシヨンアーム
W1およびボールジヨイントユニツトW2をそれぞ
れ位置決め載置する(第1図参照)。この時、サ
スペンシヨンアームW1におけるアームシヤフト
W1aの貫通孔W1b,W1bに、ワーク位置決め
具2,2の位置決めピン9,9が臨ましめられて
いる。しかる後、ボルト19,19によりサスペ
ンシヨンアームW1にボールジヨイントユニツト
W2を組み付け、該組付が完了すると、エアシリ
ンダ11を収縮作動させることにより、クランプ
手段4を構成するクランパー12を第1図および
第3図矢印C方向へ後退作動させて、サスペンシ
ヨンアームW1を所定位置に位置決めする。この
時の位置決めは、アームシヤフトW1aの貫通孔
W1b,W1bに対する位置決めピン9,9の嵌挿
およびアームシヤフトW1aの位置決め面10,
10への当接により行なわれる(第2図参照)。
該位置決め作動中においては、第3図に符号W2
a′に示す位置にあつたボールジヨイントユニツト
W2の軸部が、サスペンシヨンアームW1の矢印C
方向への移動に伴つて移動するに際して、スライ
ドブロツク14の係合溝13に係合する時、サス
ペンシヨンアームW1とボールジヨイントユニツ
トW2との組付状態に応じてスライドブロツク1
4を係合溝13と直交する方向にスライドせしめ
ることとなる。この時のスライドブロツク14の
移動量は、ダイヤルゲージ17により検出され、
該検出移動量に基づいてサスペンシヨンアーム
W1とボールジヨイントユニツトW2との組付精度
の良否判定が行なわれるのである。
上記した如く、本実施例によれば、サスペンシ
ヨンアームW1とボールジヨイントユニツトW2
の組付と、該組付後における組付精度の検査とを
同一の治具であるワーク受具1上にて連続的に行
うことができるところから、省スペース化および
工程の効率化を図り得ることとなる。また、本実
施例の場合、サスペンシヨンアームW1とボール
ジヨイントユニツトW2との組付後におけるサス
ペンシヨンアームW1の強制クランプ時に組付精
度検査が行なわれるところから、検出手段に対し
て組付作業にかかわる不慮の外力が作用すること
がなくなり、検出手段の保護および耐久性の向上
が図れる。
なお、本考案は、上記実施例における如きサス
ペンシヨンアームとボールジヨイントユニツトと
の組付にのみ限定されるものではなく、その他の
複数部品の組付にも適用可能なことは勿論であ
る。
また、本考案は、上記実施例の構成に限定され
るものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲に
おいて適宜設計変更可能なことも勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、相互に組み付け
られるべき少なくとも二つのワークをそれぞれ位
置決め支持すべく構成されたワーク受具に、前記
ワークの組付後における一方のワークを所定位置
に強制的に位置決めクランプするクランプ手段
と、該クランプ手段による位置決めクランプ時に
おける他方のワークの移動量を検出する検出手段
とを付設して、ワーク受具上に位置決め支持され
た複数のワークを相互に組み付けた後、該ワーク
受具に設けられたクランプ手段により前記ワーク
の一方を所定位置に位置決めクランプする際に、
他方のワークの移動量を検出手段により検出する
ことにより、組付精度の検査を行い得るようにし
たので、同一治具であるワーク受具上においてワ
ーク組付と組付精度の検査とを連続的に行い得る
こととなり、省スペース化および検査工程の効率
化を図ることができるという実用的な効果があ
る。
また、複数のワークの組付後における一方のワ
ークの強制クランプ時に組付精度検査を行うよう
にしているので、検出手段に対して組付作業にか
かわる不慮の外力が作用することがなくなり、検
出手段の保護および耐久性の向上を図ることがで
きるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例にかかる
組付装置の組付時およびクランプ時の状態を示す
平面図、第3図および第4図は本考案の実施例に
かかる組付装置の一部を断面とした側面図および
正面図である。 1……ワーク受具、4……クランプ手段、5…
…検出手段、W1……ワーク(サスペンシヨンア
ーム)、W2……ワーク(ボールジヨイントユニツ
ト)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相互に組み付けられるべき少なくとも二つのワ
    ークをそれぞれ位置決め支持すべく構成されたワ
    ーク受具と、該ワーク受具に設けられ、前記ワー
    クの組付後における一方のワークを所定位置に強
    制的に位置決めクランプするクランプ手段と、該
    クランプ手段による位置決めクランプ時における
    他方のワークの移動量を検出する検出手段とを備
    えていることを特徴とする組付装置。
JP16435187U 1987-10-26 1987-10-26 Expired JPH0453862Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16435187U JPH0453862Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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JP16435187U JPH0453862Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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Publication Number Publication Date
JPH0166930U JPH0166930U (ja) 1989-04-28
JPH0453862Y2 true JPH0453862Y2 (ja) 1992-12-17

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