JPH0453716A - 樹脂製簡易型用注型材料 - Google Patents
樹脂製簡易型用注型材料Info
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- JPH0453716A JPH0453716A JP16463290A JP16463290A JPH0453716A JP H0453716 A JPH0453716 A JP H0453716A JP 16463290 A JP16463290 A JP 16463290A JP 16463290 A JP16463290 A JP 16463290A JP H0453716 A JPH0453716 A JP H0453716A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、試作品や短納期の少量生産品等に適した樹脂
製簡易型の注型材料に関する。
製簡易型の注型材料に関する。
(従来の技術)
第4図(a)〜(e)は従来の樹脂製簡易型の製造工程
を示すもので、矢印で示す順序に従って作業が進められ
る1図中(21)は型枠、(22)はモデル、(23)
は樹脂、(25)は樹脂液、(24)は補強用、バンク
アップ材としての径の大きな充填材である。
を示すもので、矢印で示す順序に従って作業が進められ
る1図中(21)は型枠、(22)はモデル、(23)
は樹脂、(25)は樹脂液、(24)は補強用、バンク
アップ材としての径の大きな充填材である。
しかして、型枠(21)内の底部にモデル(22)を入
れ、ついでモデル(22)の表面を樹脂(23)で被覆
し、この被覆樹脂(23)の硬化後、充填材(24)や
エポキシ、ポリイミド樹脂の如き樹脂液(25)を注型
し、その後、脱泡・硬化を行っている。
れ、ついでモデル(22)の表面を樹脂(23)で被覆
し、この被覆樹脂(23)の硬化後、充填材(24)や
エポキシ、ポリイミド樹脂の如き樹脂液(25)を注型
し、その後、脱泡・硬化を行っている。
(発明が解決しようとする課題)
しかるに、粒径の大きな充填材(24)と液状の樹脂W
j、(25)を用いて樹脂型を作製する場合、モデル(
22)の表面を樹脂等で予め被覆しておかないと充填材
がモデル表面に露出してしまい、樹脂型表面が粗れてし
まうという課題があった。
j、(25)を用いて樹脂型を作製する場合、モデル(
22)の表面を樹脂等で予め被覆しておかないと充填材
がモデル表面に露出してしまい、樹脂型表面が粗れてし
まうという課題があった。
本発明はこのようなことに鑑2J提案されたもので、そ
の目的とするところは、粒径の大きな充填材を用いてい
ながら、モデル表面の樹脂被覆を無くして、かつ粗れの
ない樹脂型表面を得ることのできる樹脂製簡易型用注型
材料を提供することにある。
の目的とするところは、粒径の大きな充填材を用いてい
ながら、モデル表面の樹脂被覆を無くして、かつ粗れの
ない樹脂型表面を得ることのできる樹脂製簡易型用注型
材料を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、射出成形用の樹脂製簡易型を製作するものに
おいて、モデルが入れられた型枠内への充填材・液状樹
脂の注型工程に用いられる前記充填材は、金属粒を予め
樹脂で被覆し、かつ半硬化もしくは完全硬化したものか
ら成るものを用いることにより、上記目的を達成してい
る。
おいて、モデルが入れられた型枠内への充填材・液状樹
脂の注型工程に用いられる前記充填材は、金属粒を予め
樹脂で被覆し、かつ半硬化もしくは完全硬化したものか
ら成るものを用いることにより、上記目的を達成してい
る。
また、表面が予めシランカップ剤等のカップリング剤で
処理した金属粒を樹脂で被覆し、かつこれを半硬化もし
くは完全硬化したものを用い、上記目的を達成している
。
処理した金属粒を樹脂で被覆し、かつこれを半硬化もし
くは完全硬化したものを用い、上記目的を達成している
。
(作 用)
本発明では充填材としてその表面が予め樹脂層にて覆わ
れたものを用いるようにしたため、樹脂製簡易型の作製
工程において、モデル表面を保護し、滑らかな樹脂型表
面を得るための樹脂の注入工程を不用としている。
れたものを用いるようにしたため、樹脂製簡易型の作製
工程において、モデル表面を保護し、滑らかな樹脂型表
面を得るための樹脂の注入工程を不用としている。
また、金属粒を樹脂で被覆するに先だって金属粒の表面
をカップリング剤で処理することにより、補強効果をも
たせている。
をカップリング剤で処理することにより、補強効果をも
たせている。
(実施例)
第1図は本発明に用いられる充填材(1)の樹脂被覆の
様子を示す、この充填材(1)に用いる金属粒は特に指
定するものではないが、コスト・熱伝導性の点からアル
ミニウム(Al) 、1ii(Cu)の如き金属粒aが
適当である。
様子を示す、この充填材(1)に用いる金属粒は特に指
定するものではないが、コスト・熱伝導性の点からアル
ミニウム(Al) 、1ii(Cu)の如き金属粒aが
適当である。
金属粒aの大きさは、樹脂液中での沈鋒の生じやすい程
度の大きさ以上、300μm以上で効果を発生するが、
充填材(1)の被覆作業のしやすさから1閣以上のもの
、例えば2〜3■のものが汲いやすい。
度の大きさ以上、300μm以上で効果を発生するが、
充填材(1)の被覆作業のしやすさから1閣以上のもの
、例えば2〜3■のものが汲いやすい。
金属粒aは、樹脂で被覆する前にシランカップリング剤
等で表面処理をしておくと、硬化物の強度が向上する0
表面処理は乾式法、もしくは希釈溶液にデイツプした後
に乾燥する湿式法の前処理法が効果的である。
等で表面処理をしておくと、硬化物の強度が向上する0
表面処理は乾式法、もしくは希釈溶液にデイツプした後
に乾燥する湿式法の前処理法が効果的である。
金属粒aの被覆に用いる樹脂の種類は、注型時に用いる
樹脂と同系のものが良い0例としてはイミド系、エポキ
シ系があるが、金属との密着性の点からエポキシ系もし
くはエポキシ変性系が良く、第1図(a)に示すように
、粒径2〜3mの八lの金属粒aがこの中にデイツプさ
れる。また、これに適宜硬化剤が混入される。さらに反
応が遅い時は促進剤が加えられる。なお、エポキシ樹脂
や硬化剤は低粘度で、かつ高耐熱性のものが用いられる
0例えば、エポキシ樹脂としてはダイセル化学商品名「
セロキサイド2021Jや住友化学の「ELMlooJ
等を用いると好ましい、また、硬化剤としては日本化薬
の商品名「カヤハードMCD。
樹脂と同系のものが良い0例としてはイミド系、エポキ
シ系があるが、金属との密着性の点からエポキシ系もし
くはエポキシ変性系が良く、第1図(a)に示すように
、粒径2〜3mの八lの金属粒aがこの中にデイツプさ
れる。また、これに適宜硬化剤が混入される。さらに反
応が遅い時は促進剤が加えられる。なお、エポキシ樹脂
や硬化剤は低粘度で、かつ高耐熱性のものが用いられる
0例えば、エポキシ樹脂としてはダイセル化学商品名「
セロキサイド2021Jや住友化学の「ELMlooJ
等を用いると好ましい、また、硬化剤としては日本化薬
の商品名「カヤハードMCD。
や新日本理科の「リカジッドMTA15J等を用いると
好ましい。
好ましい。
金属粒aの被覆方法としては、第1図(b)に示すよう
に、例えば(好ましくはカップリング剤処理を施した)
金属粒aを樹脂液中に浸したものを治具すを介しすくい
上げ、表面に樹脂層が形成されたものを加熱する方法が
あげられる。
に、例えば(好ましくはカップリング剤処理を施した)
金属粒aを樹脂液中に浸したものを治具すを介しすくい
上げ、表面に樹脂層が形成されたものを加熱する方法が
あげられる。
加熱・硬化の程度は、半硬化もしくは完全硬化であるが
最終的な樹脂型の強度を向上させる点から、第1図中に
おいて(C)工程で示すようにして、半硬化の状態とす
るのが好ましい。
最終的な樹脂型の強度を向上させる点から、第1図中に
おいて(C)工程で示すようにして、半硬化の状態とす
るのが好ましい。
被覆した樹脂JIcの厚みは、小さい方が(10μ−以
下)が好ましい。
下)が好ましい。
上記のようにして作製した充填材(1)と液状樹脂とを
型枠中に注型する。
型枠中に注型する。
第2図(a)〜(d)は樹脂性簡易型の作製方法を示す
もので、先ず、(a)図に示すように、型枠(11)内
にモデル(12)が入れられる。
もので、先ず、(a)図に示すように、型枠(11)内
にモデル(12)が入れられる。
充填材・液状樹脂の注型作業の工程としては、i)充填
材(1)と液状樹脂(13)の混合物を型枠(11)に
流し込む。
材(1)と液状樹脂(13)の混合物を型枠(11)に
流し込む。
ii)型枠(11)に液状樹脂(13)を流し込んだ後
に充填材(1)を入れる((b)、(c)参照)。
に充填材(1)を入れる((b)、(c)参照)。
iii )型枠(11)に充填材(1)を入れた後に液
状樹脂(13)を流し込む。
状樹脂(13)を流し込む。
の三種類があげられるが、本発明においては、いづれか
に限定するものではない。
に限定するものではない。
なお、注型作業後、型枠(11)に振動を与え、充填材
(1)の充填密度を上げると、硬化物つまり樹脂型の強
度・熱伝導性が向上する。
(1)の充填密度を上げると、硬化物つまり樹脂型の強
度・熱伝導性が向上する。
しかして、(b)ないしく1)に示す工程を経て得られ
た硬化物を簡易型として用いれば良い。
た硬化物を簡易型として用いれば良い。
この場合、第3図に示すように、本発明の充填材(1)
として金属粒aの表面が樹脂JICにて覆われているも
のを用いているため、モデル(12)の表面の粗れ等を
防止でき、よって得られる樹脂型の表面の粗れを防止す
ることができる。
として金属粒aの表面が樹脂JICにて覆われているも
のを用いているため、モデル(12)の表面の粗れ等を
防止でき、よって得られる樹脂型の表面の粗れを防止す
ることができる。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、射出成形用の樹脂製簡易
型を製作するものにおいて、モデルが入れられた型枠内
への充填材・液状樹脂の注型工程に用いられる前記充填
材は、金属粒を予め樹脂で被覆し、かつ半硬化もしくは
完全硬化したものから成るものを用い、また、表面が予
めシランカップ剤等のカップリング剤で処理した金属粒
を樹脂で被覆し、かつこれを半硬化もしくは完全硬化し
たものを用いるようにしたため、 (ア)粒径の大きな充填材を使用しながらでのモデル面
の粗れを防止できる。
型を製作するものにおいて、モデルが入れられた型枠内
への充填材・液状樹脂の注型工程に用いられる前記充填
材は、金属粒を予め樹脂で被覆し、かつ半硬化もしくは
完全硬化したものから成るものを用い、また、表面が予
めシランカップ剤等のカップリング剤で処理した金属粒
を樹脂で被覆し、かつこれを半硬化もしくは完全硬化し
たものを用いるようにしたため、 (ア)粒径の大きな充填材を使用しながらでのモデル面
の粗れを防止できる。
(イ)充填材の粒径が大きいため、樹脂液中に充填材を
入れても液中の気泡のかみ込みが少ない。
入れても液中の気泡のかみ込みが少ない。
(つ)また、粘度の低い液状樹脂を用いることにより、
脱泡を行い昌くできる。従って作業性の向上を図ること
ができる。
脱泡を行い昌くできる。従って作業性の向上を図ること
ができる。
(1)充填材の粒径が大きいため、体積充填率は小さい
が、比較的大きな熱伝導性を得ることができる。
が、比較的大きな熱伝導性を得ることができる。
第1図(a)〜(d)は本発明の充填材の作製工程を示
す説明図、第2図(a)〜(+)は同上の充填材を用い
て樹脂製簡易型を作製する工程を示す説明図、第3図は
同上の要部拡大説明図、第4図(a)〜(e)は従来の
樹脂製簡易型の作製工程説明図を示す。 第1図 1・・・充填材、 C・・・樹脂層、 12・・・モデル ・金属粒 11・・・型枠 13・・・液状樹脂 80℃〜1000c 200〜40分 ■ −C (C) 81廻工。4゜ (e) ■ 脱″/2!1 力更4し 手続(m正置 (自発) 平成3年 5月 8日 2゜ 3゜ 4゜ 平成2年 特許願 第164632号 発明の名称 樹脂製簡易型用注型材料 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 松下電工株式会社
す説明図、第2図(a)〜(+)は同上の充填材を用い
て樹脂製簡易型を作製する工程を示す説明図、第3図は
同上の要部拡大説明図、第4図(a)〜(e)は従来の
樹脂製簡易型の作製工程説明図を示す。 第1図 1・・・充填材、 C・・・樹脂層、 12・・・モデル ・金属粒 11・・・型枠 13・・・液状樹脂 80℃〜1000c 200〜40分 ■ −C (C) 81廻工。4゜ (e) ■ 脱″/2!1 力更4し 手続(m正置 (自発) 平成3年 5月 8日 2゜ 3゜ 4゜ 平成2年 特許願 第164632号 発明の名称 樹脂製簡易型用注型材料 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 松下電工株式会社
Claims (2)
- (1)射出成形用の樹脂製簡易型を製作するものにおい
て、 モデルが入れられた型枠内への充填材・液状樹脂の注型
工程に用いられる前記充填材は、金属粒を予め樹脂で被
覆し、かつ半硬化もしくは完全硬化したものから成るこ
とを特徴とした樹脂製簡易型注型材料。 - (2)射出成形用の樹脂製簡易型を製作するものにおい
て、 モデルが入れられた型枠内への充填材・液状樹脂の注型
工程に用いられる前記充填材は、表面が予めシランカッ
プ剤等のカップリング剤で処理した金属粒を樹脂で被覆
し、かつこれを半硬化もしくは完全硬化したものから成
ることを特徴とした樹脂製簡易型注型材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16463290A JPH0453716A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 樹脂製簡易型用注型材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16463290A JPH0453716A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 樹脂製簡易型用注型材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0453716A true JPH0453716A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15796892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16463290A Pending JPH0453716A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 樹脂製簡易型用注型材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453716A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6960247B2 (en) * | 2003-07-22 | 2005-11-01 | Hoden Seimitsu Kako Kenkyusho Co., Ltd. | Chromium-free water reducible rust inhibitive paint for metals |
US8824035B2 (en) | 2010-01-06 | 2014-09-02 | Ricoh Company, Limited | Molded plastic part, method for molding plastic part, and optical scanning device using the molded plastic part |
JP2022145096A (ja) * | 2021-03-19 | 2022-10-03 | 株式会社豊田中央研究所 | 複合材およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP16463290A patent/JPH0453716A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6960247B2 (en) * | 2003-07-22 | 2005-11-01 | Hoden Seimitsu Kako Kenkyusho Co., Ltd. | Chromium-free water reducible rust inhibitive paint for metals |
US8824035B2 (en) | 2010-01-06 | 2014-09-02 | Ricoh Company, Limited | Molded plastic part, method for molding plastic part, and optical scanning device using the molded plastic part |
JP2022145096A (ja) * | 2021-03-19 | 2022-10-03 | 株式会社豊田中央研究所 | 複合材およびその製造方法 |
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