JPH0453694Y2 - - Google Patents

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JPH0453694Y2
JPH0453694Y2 JP5703989U JP5703989U JPH0453694Y2 JP H0453694 Y2 JPH0453694 Y2 JP H0453694Y2 JP 5703989 U JP5703989 U JP 5703989U JP 5703989 U JP5703989 U JP 5703989U JP H0453694 Y2 JPH0453694 Y2 JP H0453694Y2
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JP
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plate
desk
forth
adjustment
screw shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机の天板の高さを、天板にかかる荷
重に影響されることなく、所望の高さに調節しう
る装置に関するものである。
〔従来の技術〕
机の天板の高さを、仕事の内容や個人の体格に
応じて、任意に調節する装置としては、ハンドル
操作により、減速伝動装置を介して揺動腕を駆動
し、天板を支持する昇降杵を昇降させるようにし
たものが、実公昭60−31536号公報に記載されて
いる。
しかしこの装置は、装置全体が大型となつて、
机の外観を損ない、また昇降操作が面倒であるた
め、天板より垂設した支持杵と、机の不動の部材
として、互に平行かつ等長をなす上下1対の連係
杵の両端を枢着し、一方の連係杵に螺合した調節
ナツトと、机に設けた不動の支持金具との間に、
上下方向を向くガススプリングを設けた装置が、
実開昭62−139330号公報に開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のガススプリングを利用した装置は、天板
の高さを調節しようとすると、天板が弧状の軌跡
を描きながら昇降し、その高さにより前後位置が
異なるので、天板の前後に無用の空間が必要とな
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、机の天板の両側に垂設した昇降板
を、机の脚板内に、昇降自在かつ前後移動不能と
して設け、かつ机の後部における不動の部材に、
前方を向く揺動板を枢設し、この揺動板の側面
に、前後方向を向く螺軸を、前後移動不能として
枢設するとともに、前後方向に長い調節長孔と係
合長孔を穿設し、上記螺軸に螺合した調節金具
と、脚板の下端に前後揺動自在に立設したガスス
プリングの上端とを、上記調節長孔を挿通する調
節ピンをもつて枢着し、さらに、昇降板より横向
きに突設した係合ピンを、上記係合長孔に係合す
ることにより、上述の課題の解決を図つたもので
ある。
〔作用〕
本考案の装置は、ガススプリングの弁を開閉す
ることにより、天板の高さを、手で任意に調節す
ることができる。
天板にかかる荷重が変化しても、螺軸を回転さ
せて、調節金具の前後位置を調節すれば、ガスス
プリングの上端と揺動板の支点との間隔が変化し
て、昇降板の押上力が調節されるので、両手段を
適宜併用することにより、天板にかかる荷重に影
響されずに、天板を所望の高さに容易に保持する
ことができる。
昇降板は、不動の脚板に昇降自在かつ前後移動
不能に設けられ、係合ピンが、揺動板の前後方向
を向く係合長孔に係合しているので、揺動板の上
下揺動により長孔が前後方向に移動しても、長孔
内を係合ピンが前後に移動して、昇降板とともに
天板が支障なく垂直に昇降する。
〔実施例〕
図面は、本考案の一実施例を示すもので、机の
天板1の両側端には、昇降板2(右方の昇降板は
図示省略)と昇降板2の上端に前向連設したアー
ム3が垂設され、各昇降板2は机の脚板4内に上
方より嵌合している。
昇降板2の前端は、脚板4の前端内部に設けた
上下1対のVローラ5,5に係合し、昇降板2の
後面には、上下方向を向くラツク6が固着されて
いる。
左右のラツク6には、両脚板4,4の後端間に
枢設した連係軸7に嵌着するピニオン8が噛合し
ている。9は、両脚板4,4の連結杵である。
両脚板4,4の対向面後端上部には、両昇降板
2の対向面に添つて前方を向く揺動板10が、支
軸11をもつて枢支され、両揺動板10の対向面
上部には、前後方向を向く螺軸12が、軸受1
3,13をもつて前後移動不能に枢設され、同じ
く下部には、前後に長手の調節長孔14と係合長
孔15が穿設されている。
第3図に示すように、脚板4の前面には、螺軸
12を回転させるドライバーを挿入するための縦
長孔16が切設されている。
螺軸12における両軸受13,13の間に螺合
した調節金具17の下端と、脚板4の内下端に、
支持金具18をもつて前後揺動自在に立設したガ
ススプリング19の上端は、上記調節長孔14を
挿通する調節ピン20により枢着されている。
上記係合長孔15には、昇降板2より横向きに
突設した係合ピン21が係合している。
ガススプリング19の下端の弁19aは、可撓
性の同軸ケーブル22をもつて、昇降板2のアー
ム3前端内に設けたレバー23に連結され、アー
ム3の前端には、レバー23操作用の窓孔24が
切設されている。
第1図は、天板1が下限まで下降し、調節金具
17が前限に位置している状態を示すもので、レ
バー23の操作により弁19aを開弁して、天板
1を持ち上げれば、天板1の高さを任意に調節す
ることができる。
図示のように、調節金具17を前進させれば、
ガススプリング19の上端と揺動板10の支軸1
1との間隔が長くなるので、昇降板2の押上力が
増大し、天板1に重量物を載置しても、十分天板
を支持することができる。
天板1が軽量の場合は、調節金具17を後退さ
せればよい。
この時、昇降板2は、上記Vローラ5,5とピ
ニオン8に挟持されているので、前後に移動せ
ず、係合ピン21が揺動板10の係合長孔15内
を前後に移動しつつ、垂直に昇降する。
また、左右の昇降板2は両ラツク4が、ピニオ
ン8と連係軸7を介して連係されているので、天
板1が左右に傾斜することはない。
なお本装置は若干大型のものを一方の脚板4に
設けてもよく、若干小型のものを両脚板4,4に
左右対称に設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案の装置は、上述のように、ガススプリン
グの弁の開閉により、手動で簡単に天板の高さを
任意に調節することができ、螺軸を回転すること
により、天板にかかる荷重の著しい変化に対処し
うるので、天板にかかる荷重に影響されずに、天
板の高さを任意に調節することができる。
また、昇降板は脚板に前後移動不能に支持さ
れ、昇降板の係合ピンが揺動板の前後方向に長手
の係合長孔に係合しているので、天板が昇降板と
ともに垂直に昇降する。
左右両昇降板は、ラツクとピニオンと連係軸を
介して連係されているので、天板は昇降に際し左
右に傾斜することがなく、従つて、天板の四方に
無用の空間を設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用した机の左方の脚を、
脚板の一部を切欠して示す側面図、第2図は、第
1図のA−A線断面図、第3図は、本考案を適用
した机の正面図である。 1……天板、2……昇降板、3……アーム、4
……脚板、5……Vローラ、6……ラツク、7…
…連係軸、8……ピニオン、9……連結杵、10
……揺動板、11……支軸、12……螺軸、13
……軸受、14……調節長孔、15……係合長
孔、16……縦長孔、17……調節金具、18…
…支持金具、19……ガススプリング、19a…
…弁、20……調節ピン、21……係合ピン、2
2……同軸ケーブル、23……レバー、24……
窓孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机の天板の両側に垂設した昇降板を、机の脚板
    内に、昇降自在かつ前後移動不能として設け、か
    つ机の後部における不動の部材に、前方を向く揺
    動板を枢設し、この揺動板の側面に、前後方向を
    向く螺軸を、前後移動不能として枢設するととも
    に、前後方向に長い調節長孔と係合長孔を穿設
    し、上記螺軸に螺合した調節金具と、脚板の下端
    に前後揺動自在に立設したガススプリングの上端
    とを、上記調節長孔を挿通する調節ピンをもつて
    枢着し、さらに、昇降板より横向きに突設した係
    合ピンを、上記係合長孔に係合してなる机の天板
    の高さ調節装置。
JP5703989U 1989-05-19 1989-05-19 Expired JPH0453694Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5703989U JPH0453694Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5703989U JPH0453694Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02147042U JPH02147042U (ja) 1990-12-13
JPH0453694Y2 true JPH0453694Y2 (ja) 1992-12-17

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ID=31581393

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JP5703989U Expired JPH0453694Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19

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JP2017104454A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 株式会社岡村製作所 天板昇降式デスク

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JPH02147042U (ja) 1990-12-13

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