JPH0453655B2 - - Google Patents

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JPH0453655B2
JPH0453655B2 JP22335986A JP22335986A JPH0453655B2 JP H0453655 B2 JPH0453655 B2 JP H0453655B2 JP 22335986 A JP22335986 A JP 22335986A JP 22335986 A JP22335986 A JP 22335986A JP H0453655 B2 JPH0453655 B2 JP H0453655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
screw tightening
dust
chuck
workpiece
Prior art date
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Expired
Application number
JP22335986A
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English (en)
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JPS6377618A (ja
Inventor
Sahei Oohashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS6377618A publication Critical patent/JPS6377618A/ja
Publication of JPH0453655B2 publication Critical patent/JPH0453655B2/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、クリーンルーム内で使用するネジ
締機に関するものである。
〔従来の技術〕
第10図は例えば実開昭61−46170号公報に示
された従来のネジ締機におけるネジ吸着方式のド
ライバ先端部を示す断面図であり、図において、
31はビツト、32は移動スリーブで先端開口部
35はネジ23を真空吸着する機能を有する。3
0は固定スリーブでスプリング33を内蔵し、上
記移動スリーブ32を下方向へ附勢弾圧してい
る。34は排気口でドライバの内部発塵、および
ネジ締付中に発生する塵埃をクリーンルーム外に
排出するようになつている。
従来のネジ締機は上記のように構成されてお
り、図中には示していないが、ネジフイーダーに
よつて所定の位置に供給されたネジ23を移動ス
リーブ32の先端開口部35で真空吸着したの
ち、ドライバ全体をワーク11のネジ締付位置直
上に移動させ、固定スリーブ30を下降させつつ
ネジ締を開始する。つまり第10図はネジ23が
ワーク11のネジ穴に喰い付く直前の状態を示し
ており、固定スリーブ30を更に下降させると、
ネジ23はワーク11にネジ込まれていくが、ネ
ジ込み途中で移動スリーブ32の先端がワーク1
1と接触し、スプリング33に抗して固定スリー
ブ30内へ収縮していく。すなわち第11図はネ
ジ締完了後の状態を示す図であり、移動スリーブ
32の先端はスプリング33の弾力によりワーク
11に押圧接触している。なお、ドライバの内部
発塵およびネジ締付中に発生する塵埃は排気口3
4から吸塵されクリーンルーム外に排出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のネジ締機は以上のように構成されている
ので、例えば第10図に示すようなネジガイドを
兼ねた移動スリーブ32を有するネジ吸着方式の
ネジ締機への適用に限定される。また移動スリー
ブ32の内径とネジ23の外径との間〓はネジ自
体の姿勢案内上0.5mm内外に設定する必要があり、
吸塵上狭くかつ第10図に示すように移動スリー
ブ32とワーク11との間〓l3がネジ締付状態に
応じて変化するため、ネジ締付時に発生する塵埃
を安定的に完全に捕促排気することは困難であ
る。更には第11図に示すように移動スリーブ3
2とワーク11との接触は避けられず、また多数
本のドライバーをユニツト化したものではドライ
バ1軸毎に吸引排気することが必要であるなどの
問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、ネジ供給時およびネジ締付時
に発生する塵埃の完全排気ができるとともに第9
図に示すようなチヤツク方式と第10図に示すよ
うなネジ吸着方式に共用可能で、しかも第8図に
示すような多軸式ねじ締機にも適用できて、かつ
カバーとワークとの接触がないネジ締機を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るネジ締機は、ネジ締機能部の位
置をネジ供給時とネジ締付時で移動分離させるた
めにネジ締機能部を支持する移動支持台と上記機
能部を覆う上部吸塵カバーおよびネジ締付時にワ
ークと一定のスキマを有するチヤツク部吸塵カバ
ーならびにネジ供給時に上記チヤツク部吸塵カバ
ーと一定のスキマを保つ下部吸塵カバーを備え、
かつ上記それぞれのカバーに排気口を備えること
によつてネジ供給時およびネジ締機の内部発塵お
よびネジ締付中に発生する塵埃をクリーンルーム
外に排出するようにしたものである。
〔作用〕
この発明におけるネジ締機は、ネジ供給時には
チヤツク部吸塵カバーと下部吸塵カバーによつて
排気口より吸塵し、次に移動支持台が動作してチ
ヤツク部をワークの真上に移動させたのちワーク
をネジ締付するときは、チヤツク部カバーとワー
クとの間に一定のスキマを設けることによつてネ
ジ締付中の発塵を排気口より吸塵する。またネジ
締機の内部発塵は上部吸塵カバーによつて排気口
より吸塵してクリーンルーム外に排出する。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図において、1はチヤツク部吸塵カバ
ー、2は下部吸塵カバー、3は上部吸塵カバー、
4は排気口、5はネジ締機のドライバでドライバ
台6bに設けられた伝導部6cを介して第5図に
示すビツト21にネジ締付のための回転力を伝え
る。なお、第1図はドライバ5を複数個有する多
軸式のネジ締機を示しており、6aはチヤツク台
であり、これはチヤツクユニツト20を支持し、
チヤツク台昇降用シリンダ8aによつて上下動作
できるようになつている。7は移動支持台であ
り、上記ネジ締機能部全体を支持して支持台移動
用シリンダ8bによつて前後に移動できる。9は
ネジフイーダーで、第5図に示すネジ送りホース
22を介してチヤツクユニツト20にネジ23を
供給する。10はネジ締機の架台、11はワーク
であり、これはパレツト12によつて位置決めさ
れ、ワーク架台13に載置されている。また上記
下部吸塵カバー2は第2図に示すように下部吸塵
カバー移動用シリンダ8cによつて左右に移動で
きるようになつている。
第3図は第1図における移動支持台7が移動し
てネジ締機能部がワーク11の真上にきて、ネジ
締付け作業に移行する直前の状態を示した図であ
る。
なお、移動支持台7が移動する前に第4図に示
すように下部吸塵カバー2を下部吸塵カバー移動
用シリンダ8cによつて左方に移動待避させてお
く。また上記チヤツクユニツト20は第5図に示
すように内部にビツト21を有し、側部にはネジ
23を供給するためのネジ送ホース22が取付け
られており、その排気口4には排気ホース24が
取付けられ、クリーンルーム外に塵埃を排出する
ようになつている。
第9図はチヤツクユニツト20の先端チヤツク
機構を例示したものであり、チヤツク20aはス
プリング20bの反撥力により下方が閉じてお
り、ビツト21の下降に従がいスプリング力に抗
して押し拡げられネジ23がチヤツクユニツト2
0からワーク11に向つて押し出される。
次に動作について説明する。すなわちこの発明
は先に説明したように移動支持台7に取付けられ
たネジ締機能部はそのネジ締機の内部全体を上部
吸塵カバー3で、またチヤツク部はチヤツク部吸
塵カバー1によつて覆われ、チヤツク部の下部に
はさらに下部吸塵カバー2が設置されている。と
ころで被締付けネジはネジフイーダー9の動作に
より第5図に示すネジ送りホース22を介してチ
ヤツクユニツト20の先端迄空気圧送される。圧
送するエアとしては塵埃をフイルタで除去したク
リーンエアを使用するが、ネジフイーダー9で発
生した塵埃およびネジ自体に付着している塵埃、
更にはネジ送りホース内に付着している塵埃を同
時に送るため、どうしても塵埃の混入したエアが
チヤツクユニツトの先から放出される。このため
ネジ供給時にチヤツクユニツトの直下にワーク1
1があればワークに塵埃が飛散する。これを避け
るためネジを供給する場合は、第1図に示すよう
にネジ締機能部をワークと離れた位置に戻して行
なう。ネジ供給時における各塵埃カバーの相対関
係は第1図および第5図に示すようにチヤツク部
吸塵カバー1が下部吸塵カバー2の真上に位置
し、更に第5図に示すようにチヤツク台6aがチ
ヤツク台昇降用シリンダ8aによつて一定量下降
するので、チヤツク部吸塵カバー1が下部吸塵カ
バー2に入り込む。このときカバー間の全周に間
〓l2が生じるようにしておく。つまり第6図、第
7図はこのときの状態を示す説明図で、第6図は
チヤツク台が下降する前でネジ供給前、およびネ
ジ供給完了後のカバーの相対位置を示し、第7図
はチヤツク台が下降してカバー間に間〓l2を保ち
ネジを供給するときの状態を示したものである。
第5図に示す状態でネジ23を供給すると、ネジ
供給用のエアはチヤツクユニツト20の先端から
カバー2内へ放出される。このとき排気口4から
排気ホース24を介して吸塵排気するようにして
おけば、矢印に示すようにカバー間のスキマから
流入するエアと共にネジ供給用の塵埃を含んだエ
アはクリーンルーム外に排出される。
第3図は第1図における移動支持台7が移動し
てネジ締機能部がワーク11の真上にきて、ネジ
締付する直前の状態を示すもので、この時チヤツ
ク部吸塵カバー1とワーク11との間には、全周
に間〓l1が生じている。第4図は第3図の側面図
で、移動支持台7が移動するために下部吸塵カバ
ーが移動用シリンダ8cによつて左方矢印方向に
移動した状態を示すもので、これはチヤツク台6
aの下降前の状態を示す。ここでチヤツク台6a
がチヤツク台昇降用シリンダ8aによつて一定量
下降すれば、第3図に示すように間〓l1が生じる
ようになつている。
第8図はネジ締直前の状態を説明する図で、チ
ヤツク部吸塵カバー1とワーク11との間にはl1
の間〓が保たれるので、排気口4から排気ホース
24を介して吸塵排気するようにしておけば、矢
印に示すようにネジ締付中に発生する塵埃は上記
間〓から流入するエアと共にクリーンルーム外に
排出される。またネジ締付中チヤツク台6aの上
方に位置するネジ締機構部からの発塵は、第3図
に示す上部吸塵カバー3に設置して排気口4から
上記説明と同様に吸塵排気される。
ネジ締付完了後はチヤツク台6aを上昇させた
のち、移動台7を元に戻し、移動台7の戻りを確
認したのち、下部吸塵カバー2を元に戻し、第1
図に示す状態とし、次の作業に備える。
なお上記実施例では、ネジ締機について説明し
たが、空気圧送式のフイーダを有するナツト締機
或はリベツトかしめ機にも適用し得ることはいう
までもなく、上記実施例と同様の効果が期待でき
る。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、ネジ締機全体
に吸塵用カバーを設けると共にネジ締機能部の位
置をネジ供給時とネジ締付時で移動分離すること
によつてネジ供給時に発生する塵埃のワークへの
飛散を防止する主たる効果並びにネジ締付時に発
生するネジ締機の内部発塵およびワークからの発
塵を吸塵用カバーで飛散防止して吸塵排気する効
果があるので、クリーンルーム内で使用可能なネ
ジ締機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の一実施例によるネ
ジ締機を示すもので、第1図はネジ供給時の位置
を示す正面図、第2図は側面図、第3図はネジ締
付時の位置を示す正面図、第4図は側面図、第5
図〜第7図はネジ供給時の吸塵状態を示す部分断
面図、第8図はネジ締付時の吸塵状態を示す部分
断面図、第9図はチヤツクユニツトの先端チヤツ
ク機構の一例を示す正面図、第10図、第11図
は従来のネジ締機を示す断面図である。 図において、1はチヤツク部吸塵カバー、2は
下部吸塵カバー、3は上部吸塵カバー、4は排気
口、7は移動支持台、8a,8b,8cは移動用
シリンダである。尚、図中同一符号は同一または
相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 空気圧送式ネジフイーダーを有するネジ締機
    であつて、ネジ締機能部の位置をネジ供給時とネ
    ジ締付時に応じて移動分離させる移動支持台を載
    設し、上記ネジ締機能部を覆う上部吸塵カバーお
    よびネジ締付時においてワークと上下一定の間〓
    を保持するチヤツク部吸塵カバーならびにネジ供
    給時において上記チヤツク部吸塵カバーの下端外
    周と一定の間〓を保つとともに上記ネジ締機能部
    の移動に対応した待避動作が可能な下部吸塵カバ
    ーを備え、かつ上記それぞれのカバーに排気口を
    設けたことを特徴とするネジ締機。
JP22335986A 1986-09-20 1986-09-20 ネジ締機 Granted JPS6377618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22335986A JPS6377618A (ja) 1986-09-20 1986-09-20 ネジ締機

Applications Claiming Priority (1)

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JP22335986A JPS6377618A (ja) 1986-09-20 1986-09-20 ネジ締機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6377618A JPS6377618A (ja) 1988-04-07
JPH0453655B2 true JPH0453655B2 (ja) 1992-08-27

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ID=16796916

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JP22335986A Granted JPS6377618A (ja) 1986-09-20 1986-09-20 ネジ締機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07110454B2 (ja) * 1986-11-13 1995-11-29 新明和工業株式会社 ねじ締め装置
JP7025826B2 (ja) * 2018-02-28 2022-02-25 日東精工株式会社 自動ねじ締め機

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Publication number Publication date
JPS6377618A (ja) 1988-04-07

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