JPH0453385B2 - - Google Patents

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JPH0453385B2
JPH0453385B2 JP61038446A JP3844686A JPH0453385B2 JP H0453385 B2 JPH0453385 B2 JP H0453385B2 JP 61038446 A JP61038446 A JP 61038446A JP 3844686 A JP3844686 A JP 3844686A JP H0453385 B2 JPH0453385 B2 JP H0453385B2
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JP
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analyte
carrier matrix
test
test device
optical response
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JP61038446A
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JPS61196167A (ja
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Hemusu Horu
Ee Isumeiru Iburahimu
Teii Sukaasutetsuto Maaku
Jitsupu Adamu
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Miles Inc
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Publication date
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Publication of JPH0453385B2 publication Critical patent/JPH0453385B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/52Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
    • G01N33/521Single-layer analytical elements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/54Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving glucose or galactose
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/10Composition for standardization, calibration, simulation, stabilization, preparation or preservation; processes of use in preparation for chemical testing
    • Y10T436/104998Glucose, ketone, nitrate standard or control

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  • Cell Biology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Spark Plugs (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に一体になつた、固体状試験具
に関するものであり、さらに詳しくは、分析対象
物と反応する試験組成物を含む担体マトリツクス
に包含された未反応分析対象物またはその類縁体
を含む診断用試験具に関するものである。
診断上重要な種々の分析対象物の測定に有用な
固体状一体化試験具は、病院や臨床検査室、診療
室で幅広く使用されている。これらの試験具は製
造後メーカーの管理貯蔵施設から包装、出荷され
る。その際、各々の包装された試験具は、熱や湿
気、光線などの試験組成物の有効性に悪影響を及
ぼす種々の破損条件にさらされる可能性がある。
したがつて、試験組成物が分析対象物の試験に有
効であるかどうかを判定するための使用者にとつ
て簡便な試験具であることが望ましい。また、グ
ルコース試験は比較的熟練しない人によつて家庭
で実施されることも多いので、使用者が試験組成
物の有効性を試験することのできるグルコース試
験具があることがとりわけ望ましい。
診断用試験具の包含された試験組成物の有効性
は、従来、別個の供給される標準組成物を用いて
チエツクされてきた。この標準組成物は、試験組
成物と反応し易い分析対象物または水と容易に反
応して分析対象物を生じる分析対象物類縁体(た
とえば反応性分析対象物の極めて容易に加水分解
し易いエステルまたはその類縁体)を含んでい
る。標準組成物は、使用に便利な液体の形か、あ
るいは所定の量の水に溶解すると既知濃度の標準
溶液を生じる粉末の形で利用することができる。
米国特許第3920580号には、固体状試験具の有効
性の判別に用いられる標準溶液の代表的な例が開
示されている。
担体マトリツクスに標準組成物を包含させた標
準試験具もある。この標準試験具では、既知量の
分析対象物またはその類縁体を所定の量の水また
は適当な溶媒の中に供給し既知濃度の標準溶液を
生成させる。このような標準試験具の例は、米国
特許第4234316号に開示されている。
米国特許第4365970号には、検体テスト用スラ
イドおよび潜血のテスト方法が開示されている。
この試験スライドは、糞便試料に用いるように設
計されており、グアヤク指示薬(guaiac
indicator)を含浸させた1枚の紙をフロントパ
ネルとリアパネルで覆つたものである。試料塗布
用に設けられたパネル開口部から少し離れた所
に、ヘモグロビンの正モニター
(positivemonitor)と負モニター(negative
monitor)からなる標準領域がある。正モニター
はヘミンを含浸させた領域であり、目的とする分
析対象物であるヘモグロビンの反応性部分であ
る。負モニターはグアヤクを含浸させた紙の限定
領域であり、試料とは接触しないようになつてい
る。試料は試験スライドに塗布したら直ちに、過
酸化物溶液で試験紙を処理する。このとき正モニ
ターは音色を呈し、負モニターの方は無色のまま
であるはずである。さもなくば、グアヤクを含浸
させた試験紙は劣化していることになる。グアヤ
クを含浸させた紙は、分析対象物存在下で水と接
触したとき検出可能な応答を発生しない。指示薬
を含浸させた紙も、さらにヘミンを包含させた指
示薬紙も、単に水で湿らしただけでは検出可能な
応答をなすことはできない。
第1図は、内部標準試験具として有用な有効性
試験具の可能な2つの構成を示したものである。
第1a図は、分析対象物を含まない水で湿らした
後の内部標準試験具の2つの構成を表わしてい
る。また第1b図は、マトリツクスに包含された
分析対象物濃度によつて生じる応答より大きい検
出可能な応答をなす分析対象物濃度を含む試料と
接触した後の同試験具と表わしている。検出可能
な応答を目視できる場合、マトリツクスの内部標
準部分(点線で示されている。)の外観は、担体
マトリツクス全体のそれと見分けがつかない。
第2図は自己指示試験具の可能な幾つかの構成
を示したものである。第2a図〜第2c図には、
検出可能な応答が色であり、分析対象物を含まな
い水で試験具を湿らせた場合の、分析対象物を包
含した領域が表わされている。第2a図および第
2b図は、試験組成物を包含した単一の担体マト
リツクスに異なるパターンで種々の濃度の未反応
の分析対象物を包含させる場合の種々の可能な構
成を示したものである。第2c図は、各々異なる
濃度の未反応の分析対象物の内部標準部分をもつ
複数の担体を単一の支持部材に固定したものを示
す。第2c図では、分析対象物が数字の形で包含
されている。第2d図は、標準領域3に包含され
た分析対象物の濃度によつて生じる応答より大き
いが、標準領域4に包含された分析対象物の濃度
によつて生じる応答よりは小さい検出可能な応答
をなす分析対象物濃度を含む試料と接触した後の
第2c図の試験具を表わしたものである。検出可
能な応答が色である場合、標準領域4は、通常の
試験具読取り時間内に、マトリツクスの残りの部
分に生じたバツクグラウンドの応答から目視によ
り識別することができる。
本発明は、包含せしめられた試験組成物の有効
性を測定するために有用な固体状一体化試験具で
あつて、 (a) 担体マトリツクス、 (b) 担体マトリツクスに実質的に均一に包含され
た、測定すべき分析対象物の存在下で、試験組
成物を包含した担体マトリツクスを水で湿らし
たとき検出可能な光学的応答をなすことができ
る分析対象物測定用試験組成物、 および (c) 試験組成物を包含した担体マトリツクスの少
なくとも一部分に、未反応分析対象物またはそ
の類縁体を担体マトリツクスを水で湿らしたと
き、検出可能な光学的応答をなすのに十分な濃
度で、重ねて包含している ことを特徴とする試験具を提供するものであ
る。
有効性試験具は、未反応の分析対象物を、試験
組成物を包含したマトリツクスの全体に実質的に
一様に包含させた場合、標準試験具として提供す
ることができる。未反応の分析対象物を試験組成
物を包含させたマトリツクスの一定の限定された
部分に包含させた場合は、有効性試験具は内部標
準試験具となる。内部標準試験具は、水で湿らし
たとき検出可能な光学的応答をなすことができ、
包含された試験組成物の有効性を指示する。内部
標準領域は、このような装置を使用して水性液体
試料中の分析対象物の測定を行うことを妨げるも
のではない。また種々の濃度の未反応の分析対象
物またはその類縁体を試験組成物を包含したマト
リツクスの複数の限定された一定の部分に包含さ
せることによつて自己指示試験具を提供すること
ができる。包含された分析対象物の濃度は、分析
対象物の臨床上重要な濃度となるように選択する
ことができる。自己指示試験具は、各々異なる包
含された分析対象物濃度を有する複数の内部標準
試験具を1個の支持部材に取り付けることによつ
ても作製することができる。
特に、本発明の一実施態様にあつては、グルコ
ース測定用の内部標準試験具および自己指示具を
提供することができる。このような試験具は、家
庭で毎日尿グルコースを検査する多くの糖尿病患
者にとつてとりわけ有用である。
市販されている試験具は、1回使用したら使い
捨てる試験具となつている。このような試験具の
大部分は、尿や血液、血清、唾液、髄液など特定
の体液と共に使用するように設計されてはいる
が、どのような水性試験試料の試験も行うことが
できる。このことは本発明の試験具においても同
様である。
水で湿らして行う単一の有効性試験具の試験
は、その中に包含された試験組成物の有効性を指
示するとともに、需要者が同一または類似の条件
下で保管している他の試験具の有効性を自らの手
で指示することも期待される。たとえば、浴室の
薬品棚のビンに保管された類似した試験具の中か
ら取り出した有効性試験具の試験結果が陽性
(positive)であれば、この試験によつてビンの
中の他の試験具の有効性も指示されよう。内部標
準型や自己指示型の試験具は、水性液体試料中の
分析対象物の濃度の測定に使用することができ
る。
本発明に従えば、有効性試験具は、目的とする
分析対象物と反応する試験組成物を包含した担体
マトリツクスに未反応の分析対象物またはその類
縁体を包含させることによつて製造することがで
きる。有効性試験具は、未反応の分析対象物を包
含させる領域、未反応の分析対象物の濃度、そし
て単一の試験具のために使用する分析対象物を包
含させたマトリツクスの形態または数に応じて三
様に製造することができる。この試験具を普通の
水または目的とする分析対象物を含まない水性液
で湿らしたとき検出可能な応答が生じれば、この
有効性試験具の試験組成物は有効であることが指
示される。試験組成物が劣化していて分析対象物
に対して応答することができない場合は、試験具
を水で湿らしても検出可能な応答が生じない。こ
のように、検出可能な応答の存在は、その試験具
によつて、またそれと一緒に保管されている試験
具によつて、その分析対象物の有効性試験を実行
することができるという明白な指標である。使用
者が家庭で診断用試験具を試料と接触させる場
合、陰性の応答もしくは「分析対象物が含まれな
い」という応答が、好ましい「正常さ」の指標と
なる場合が多い。これは、正常な尿グルコース濃
度が極めて低い値となる糖尿病患者についてとく
に該当する。現在、家庭で診断具を使用する人々
は、試料が本当に望ましい陰性であるのか、ある
いは保管条件が悪いために試験具が劣化し、もは
や検出可能な応答を示さなくなつているのかどう
かという疑問を抱いている。
A 形態 1 標準試験具 有効性試験具は、試験組成物を包含した担体の
ほぼ全体に未反応の分析対象物またはその類縁体
を包含させることにより標準試験具として製造す
ることができる。このような試験具は、最終的な
使用者が購入して類似の条件で保管する試験組成
物のみを含む普通の診断用試験具のピンまたはロ
ツトに包含せしめることができる。この標準試験
具を水に接触させて試験し、目視または計器によ
つて検出可能な応答を観察することにより、同時
に購入して類似の条件で保管した他の試験ストリ
ツプが目的とする分析対象物についての有効性試
験となり得ることを確認することができる。
2 内部標準試験具 有効性試験具のとくに便利な形態は内部標準試
験具であり、かかる内部標準試験具にあつては、
未反応の分析対象物またはその類縁体は試験組成
物を包含した担体の一定の限定された部分に包含
せしめる。試験組成物に有効性があれば陰性試料
で湿らした場合でも試験具の一定の限定された部
分に検出可能な応答が生じるので、使用者はその
試験ストリツプが分析対象物についての有効性試
験に供することができることを確認することがで
きる。包含された分析対象物またはその類縁体は
試験具の水性試験試料検定能力を妨害しないの
で、内部標準試験具は診断用試験具として使用す
ることができる。
3 自己指示試験具 本発明に従つて自己指示試験具を製造すること
もできる。試験組成物を包含した担体の複数の限
定部分に、単一ないし種々の濃度の分析対象物ま
たはその類縁体を包含させることができる。自己
指示試験具は有効性試験具として機能することも
できるが、この試験具からは、さらに多大の情報
を得ることができる。分析対象物を含む試験試料
と接触させた場合、試験具の実質的全体において
生じた検出可能な応答と分析対象物またはその類
縁体を包含した部分における応答とを比較するこ
とにより、分析対象物の濃度範囲を測定すること
ができる。自己指示試験具は、検出可能な応答が
色であり、従つて応答を目視することができる場
合にとくに有用である。このような試験具は、分
析対象物が臨床上正常な範囲にあることを即座に
確認したい場合に便利である。
自己指示試験具は、複数の内部標準マトリツク
スを単一の支持部材に取り付けることによつても
製造することができる。未反応の分析対象物は異
なる濃度で各マトリツクスの一定の限定された領
域に包含させることができる。試験具を試験試料
と接触させたとき、試料の濃度レベルは、標準領
域の検出可能な応答が反応したマトリツクスの残
りの部分と実質上見分けがつかない包含された分
析対象物の最高濃度と標準領域の検出可能な応答
をバツクグラウンドの検出可能な応答から識別す
ることができる包含された分析対象物の濃度との
間に存在すると推測することができる。
B 分析対象物 臨床検査室において日常的に試験が行われる診
断用分析対象物は数多く存在する。一般に、人体
の分析対象物、微生物、毒素、薬物がそうであ
る。重要な人体分析対象物には、コレステロール
およびトリグリセリド、白血球、赤血球、ケトン
類、尿素、尿酸、タンパク質およびグルコースが
含まれる。これらの分析対象物のいずれかがある
種の体液中の過剰に存在することは、身体機能の
異常を示唆する。同様に、人体で通常見出される
ある種の酵素の存在もしくは欠如も、異常な身体
機能の指標として用いることができる。普通の酵
素分析対象物には、乳酸デヒドロゲナーゼ、クレ
アチニンキナーゼ、グルタミン酸−オキサロ酢酸
トランスアミナーゼおよびグルタミン酸−ピルビ
ン酸トランスアミナーゼが含まれる。また、テオ
フイリンやフエノバルビタール、リチウムなどの
ある種の治療薬や、モルヒネ、ヘロイン、マリフ
アナなどの乱用薬の身体レベルの検査もますます
普通に実施されるようになつてきている。
医学の分野で重要な分析対象物の他に、毒素や
化学肥料の成分などのその他の分析対象物が環境
試験にとつてとくに重要である。有効性試験具
は、試験を散発的に行う場合や、理想的ではない
保管条件で試験具を長期間手元に置いておく場合
にとりわけ有用である。
C 特別な分析対象物 広範な種類の分析対象物を固体状一体化試験具
によつて測定することができ、またこれらの分析
対象物をかかる試験具に包含させて有効性試験具
を作製することができるが、最も普及しているの
は体液分析対象物用の診断用試験具であり、従つ
て本明細書ではこのような試験具を例として用い
る。たとえば、普通の診断試験として、血液また
は尿中のグルコース濃度の測定がある。現在利用
できるグルコース試験具は、グルコースオキシダ
ーゼとペルオキシダーゼや色素指示薬などの指示
系を含む試験組成物を基礎している。グルコース
オキシダーゼは特定の形のグルコース、β−D−
グルコースとのみ反応するので、有効性試験具
は、この形のグルコースまたはその類縁体を分析
対象物として包含しなければならず、さもなく
ば、グルコースは必要とされる形への変旋光が可
能なように包含させなければならない。α−D−
グルコースとβ−D−グルコースの混合物を溶液
または懸濁液に包含させる場合には、必要な変旋
光を可能とするかβ形を維持する溶媒を選ぶよう
に注意しなければならない。適当な溶媒として
は、ジメチルホルムアミド、ピリジン、2−メト
キシエタノール、メトキシ−2−プロパノールな
どがある。
D 光学的反応 未反応分析対象物またはその類縁体は、試験具
を分析対象物を含まない水道水もしくは蒸留水で
湿らしたとき検出可能な光学的応答をなすのに十
分な濃度で担体マトリツクスに包含させなければ
ならない。
検出可能な応答は、蛍光または色とすることが
できる。光学的応答の形は、試験組成物の反応機
構に依存し、包含される分析対象物には依存しな
い。好ましい実施態様においては、光学的応答
は、試験具中目視によつて検出可能な色、あるい
は反射率光度計エームズ・セラライザー (イン
ジアナ州エルクハート、マイルス・ラボラトリー
ズ社製)などの分光光度計で読み取られる反射率
である。
特定の分析対象物の測定用に設計された試験具
は、反応速度を基礎とすることが多く、試料との
接触後の規定時間経過時を比色測定の終点として
いる。本明細書において試験具の通常の読取り時
間と称するこの時間には、通常、測定すべく設計
された試料分析対象物の濃度レベル間の色の違い
が最大となる時点を選択する。本発明において包
含せしめられた未反応の分析対象物は、試験組成
物を包含した担体の通常の読取り時間内に検出可
能な応答をなさねばならない。例えば、現在利用
可能なグルコース試験具の通常の読取り時間は約
2分以内であり、好ましくは1分以内である。
E 担体マトリツクス 担体マトリツクスは、試験組成物に関して実質
上不活性であり、試験対象の水性試料に対して多
孔性および/または吸収性である限り、試験組成
物の成分を包含することのできるいかなる材料で
あつてもよい。「担体マトリツクス」という用語
は、水またはその他の生理的液体にさらしたとき
に溶解せず、その構造の保全性が損われない吸収
性あるいは非吸収性のマトリツクスを意味する。
使用可能な適当な吸収性マトリツクスとしては、
紙、セルロース、木材、合成樹脂フリース、織
布、不織布等がある。非吸収性マトリツクスとし
ては、ガラス繊維、ポリマーフイルム、予備成形
膜または微孔性膜、ポリプロピレンなどの有機プ
ラスチツク材料等がある。
従つて、本発明の試験具を製造する場合、この
ような担体マトリツクスの概念をすべて使用でき
ることを認識する必要がある。マトリツクスに
は、水溶液と接触したとき破壊されるポリマーの
マイクロカプセルなどの構成成分のすべてを物理
的に閉じ込める系が含まれる。たとえば、未反応
の分析対象物は、水性試料と接触するまで相互作
用しないように、同一の担体マトリツクス内に試
験組成物とは別個に保持することができる。ま
た、マトリツクスは、試験組成物の各成分が液状
または半液状で均一に合わされ、その後に硬化ま
たは固化する層状の系から構成することもでき、
これにより水性試験試料と接触するまで成分を閉
じ込めることもできる。転相等の技法によつて形
成された市販品の予備成形多孔質膜または微孔性
膜を使用するなどしたその他のマトリツクス形態
も検討されている。ポリマーフイルムのマトリツ
クスもあり、たとえばスチレンとブタジエンとの
60:40共重合体やその他の天然または合成ポリマ
ーもしくはそれらの混合物など、ラテツクスポリ
マー懸濁液に基づくラテツクス配合物(latex
formulations)によつて製造されたフイルムなど
がある。このようなフイルム配合物(film
formulations)の例は、米国特許第3630957号お
よび同第4312834号に開示されている。
一体化した固体状試験ストリツプもしくは試験
具は、担体マトリツクスを包含させ、包含工程間
で乾燥を行うことによつて製造することができ
る。全血試料を試験する場合には、試験組成物を
包含した担体にコーテイングし、未反応の分析対
象物を包含させるに先立つて余分の試料を洗浄す
るかふき取ることができる。
試験組成物を包含させるには、塗布や噴霧、あ
るいは浸漬等のいずれかの方法、すなわちしばし
ば含浸と呼ばれる方法によつても行うことができ
る。これらの方法により担体マトリツクスは、目
的とする分析対象物と反応する有効な試験組成物
を包含させる。
F 分析対象物の包含 試験組成物と反応する分析対象物またはその類
縁体は、試験組成物との早期の相互作用を防止す
るが、担体を一度水で湿らした場合、実質的に即
座に分析対象物と試験組成物との相互作用を生じ
るいかなる方法によつても試験組成物を包含した
担体マトリツクスに包含させることができる。か
かる包含には、分析対象物をマイクロカプセルに
入れる方法、試験組成物を予め包含させた乾燥担
体に付着させる方法など数多くの方法があるが、
通例、ジエツトプリンテイング等の印刷技術を用
いるか、分析対象物またはその反応性類縁体の溶
液または懸濁液を非水乾燥有機溶媒中に制御しな
がら析出させることによる。溶液または懸濁液
を、乾燥させた試験組成物を包含した担体の全体
に実質上一様に包含させると、標準試験具もしく
は検量線試験具として有用な有効性試験具が形成
される。
内部標準試験具として有用な有効性試験具は、
乾燥させた試験組成物を包含した担体の一定の限
定された部分に未反応の分析対象物またはその類
縁体を包含させることによつて形成することがで
きる。包含は上述した方法のいずれによつても達
成することができる。担体、とりわけ紙担体の場
合には、担体の毛管現象により未反応の分析対象
物はマトリツクスの全体に拡がると元来考えられ
ていたが、溶液または懸濁液が所望通りに一定の
限定された領域に包含されるよう制御できること
が見出された。溶液または懸濁液は、調整された
量だけ送り出すことのできるシリンジやピペツト
あるいは同様の試験具を用いて担体上に置くこと
ができる。
溶液を使用すると包含された分析対象物の濃度
の制御が一層容易になるので、分析対象物または
その類縁体を溶液状で包含することがとりわけ好
ましい。溶液あるいは懸濁液のいずれを用いるに
せよ、乾燥させた(すなわち水を全く含まない)
非水の有機溶媒を使用するよう注意しなければな
らない。溶媒に水が残つていると、分析対象物を
包含させる間に試験組成物を包含した担体がぬれ
て、試験組成物と分析対象物との相互作用を早発
せしめる可能性がある。有機溶媒を乾燥させる方
法は、有機化学者にはよく知られている。
未反応の分析対象物を包含する領域の形状は、
マトリツクスの半分、数字またはドツトなど、都
合のよい幾何学的形状とすることができる。目的
とする分析対象物を測定するための水性液体試料
を使用する場合に内部標準の光学的応答が試験具
の残りの部分における光学的応答を妨害すること
がないように、マトリツクスの内部標準部分は、
小さいドツトまたは細いオフセツト線
(offsetline)であることが好ましい。
包含される未反応の分析対象物の濃度は、所望
に応じて選ぶことができる。水で湿らしたとき検
出可能な応答をなすが、この応答が、包含された
分析対象物濃度とほぼ同じかそれより高い分析対
象物濃度を含む試料と接触したときの試験組成物
の応答と実質上見分けがつかなくなるように低濃
度の分析対象物を選ぶのが好ましい。
自己指示試験具は、試験組成物を包含した担体
の2つあるいはそれ以上の一定の限定された部分
に種々の濃度の未反応の分析対象物を包含させる
ことによつて形成することができる。通常使用す
る試験具の大きさからして、実際上、単一の担体
マトリツクスは2種の異なる濃度の未反応の分析
対象物を乾燥させた担体の異なる限定部分に包含
させるのが好ましい。濃度標識がさらに所望され
る場合は、大きな担体を使用するか、あるいは複
数の担体の各々に異なる濃度の未反応の分析対象
物を包含させ、これらの担体を1つの支持部材に
取り付けて一体化した試験具とすることもでき
る。
臨床上重要な分析対象物の場合は、使用濃度に
よつて生じる光学的応答が臨床上重要な濃度、た
とえば分析対象物の臨床的に正常な濃度範囲の上
限値や下限値の場合の光学的応答に対応し、従つ
て追加試験の必要性を使用者が迅速かつ便利に知
ることができることがとくに好ましい。分析対象
物の濃度は、臨床試料がなす応答と等価な検出可
能な光学的応答をなすように慎重に選択しなけれ
ばならない。この濃度は、実験に基づいて定める
ことができ、通常、望ましい試料分析対象物濃度
よりやや低いがそれに非常に近い濃度である。
たとえば、得られる試料の値が特定の範囲、た
とえば30〜100mg/dLの範囲内にあるかどうか使
用者に知らせるように製造された尿グルコース用
の自己指示試験具があることが望まれる。普通に
利用可能なグルコース試験具は、一般に、グルコ
ースオキシダーゼとペルオキシダーゼや3,3′,
5,5′−テトラメチルベンジジンなどの指示系と
を包含した担体マトリツクスからなつている。自
己指示試験具は、水で湿らしたときに検出可能な
光学的応答をなす低濃度の分析対象物をこのよう
なグルコース試験具に包含させることによつて製
造することができる。このようにして構成した第
2の試験具を30mg/dLのグルコースを含む尿試
料に接触させたとき、試験組成物を包含したマト
リツクスの通常の読取り時間内に分析対象物の光
学的応答を試験具全体の応答から見分けることは
できない。第2の包含された分析対象物の濃度
は、水で湿らしたとき検出可能な応答をなすが、
このように構成された第2の試験具に100mg/dL
を越えるグルコースを含む試料を接触させたとき
の試験具全体の応答から通常の読取り時間内に見
分けられる応答をなさない。従つて、両標準領域
が目視できる場合は、試料のグルコース濃度は30
mg/dLより低く、一方の標準領域が目視できる
場合は、試料のグルコース濃度は規定の範囲内で
あり、そしていずれの標準領域も目視できないと
きは、グルコース濃度は規定の範囲を上回つてい
る。この第3の場合には、処置および/または追
加試験が必要となるかもしれない。
未反応の分析対象物またはその類縁体を包含さ
せた後のマトリツクスの乾燥は、包含した未反応
の分析対象物または試験組成物に有害な影響を及
ぼさないいかなる手段によつても達成することが
でき、通常はエアオーブンによつて行うことがで
きる。乾燥させた紙マトリツクスは、切断して、
剛体または半剛体のポリスチレンフイルムストリ
ツプなどの支持部材の一端に取り付けることがで
きる。フイルムストリツプへの紙の取付けは、
3M社(ミネソタ州セントポール)から市販され
ているダブルステイツク などの両面粘着テープ
を使用して行うことができる。支持部材によつて
取扱いが簡便化され、試験が実施しやすくなる。
以下の例では、本発明の開発に際して行なつた
実験について説明する。これらの例は本発明を説
明するために有用なものではあるが、本発明はこ
れらの例に限定されるものではない。当業者であ
れば、成分および反応パラメータにおいて、望ま
しいと思われる変更、変形および変換を容易に行
うことができるはずである。
G 略語 以下の例にあつては次の略語を用いる。
mg − ミリグラム dL − デシリツトル μL − マイクロリツトル M − モル d − 密度 g/cm3 − グラムパー立方センチメートル ℃ − 摂氏温度 mg/dL − ミリグラムパーデシリツトル 例1:内部標準グルコース試験具 あらかじめグルコース試験組成物を包含させた
担体マトリツクスにグルコースを溶液または懸濁
液として包含させることができる。
a 懸濁液 グルコースを乳鉢で微粉状に粉砕した。グルコ
ース結晶とほぼ同じ密度をもつヘキサン(密度=
0.66g/cm3)とジブロモメタン(密度=2.50g/
cm3)の混合液を調製した。結晶はボルテツクス
(Vortex)上手で混合することにより容易に懸濁
させることができ、懸濁液の沈降は生じるとして
も極めて緩やかであつた。懸濁液の試料30μLを、
血清または全血のグルコース測定用に設計したグ
ルコース試験具にピペツトで小さい点状に置い
た。グルコース試験具には、グルコース反応性試
験組成物、すなわちグルコースオキシダーゼ、ペ
ルオシダーゼおよび3,3′,5,5′−テトラメチ
ルベンジジンを包含させた紙マトリツクスからな
るマイルス・ラボラトリーズ社(46515インジア
ナ州エルクハート)から市販されているセラライ
ザー 試薬ストリツプを使用した。未反応の分析
対象物を包含させたとき、目視できる変化は全く
生じなかつた。分析対象物を包含した試験具は、
エアオーブン中45℃で6分間乾燥した。乾燥して
から普通の水30μLで試験具を湿らしたとき、内
部標準領域は目視可能な比色反応を示した。
b 溶液 グルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼお
よび3,3′,5′,5′−テトラメチルベンジジンか
らなるグルコース試験組成物を、尿グルコース測
定用に設定された濃度で紙キヤリアマトリツクス
に包含させ、乾燥した。メトキシ−2−プロパノ
ールにグルコース約100mg/dLを含む無色の溶液
を、空気圧下シリンジでマトリツクスの中央に小
さい点として乾燥させた担体に塗布し、再び担体
を乾燥した。水で湿らしたとき、使用したグルコ
ース溶液は検出可能な応答をなしたが、この応答
は、第2の試験具をグルコース100mg/dLを含む
試料に接触させたときの、マトリツクス全体にお
ける応答と等価であつた。この濃度では、グルコ
ース試験具の通常の読取り時間内、すなわち試験
具を水に接触させてから1分以内に発色した。グ
ルコース約30mg/dLを含む水性試料に試験具を
接触させると、試験具はカラーチヤートの濃度30
mg/dLに対応する色を全体に呈し、内部標準領
域の小さな点はさらに濃い色となつた。この結果
から、低い濃度の読取り値は全く正しく、保管条
件やその他の理由により試験組成物が劣化したた
めに試験具の反応性が低下したことによる異常で
はないということを使用者は知ることができる。
ピリジンを溶媒とするグルコース溶液をグルコ
ース試験組成物を包含した乾燥紙マトリツクスに
ピペツトで塗布した場合も同様の結果が得られ
た。
実施例2:内部標準尿素試験具 尿素の類縁体である試薬グレードの塩酸グアニ
ジンを乳鉢と乳棒で粉砕して微粉末にする。固体
塩酸グアニジンの密度は、メルクインデツクス
(Merck Index)によれば1.32g/cm3である。次
式 dHexaoeXHex+dDBM(1−XHex)=dsplid 〔式中、dHexaoeはヘキサンの密度であり0.669
g/cm3、dDBMはジブロモメタンの密度であり
2.509g/cm3、XHexは液体混合物中のヘキサンの
モル比である。〕 を用いて、ヘキサン/ジブロモメタン中のヘキサ
ンの割合が塩酸グアニジンの密度に等しくなるよ
うに計算する。そして、このような組成物の混合
物を調製し、グアニジンをその中に懸濁させる。
この懸濁液のアリコート30μLを幾つものセララ
イザー 血中尿素窒素(BUN)試薬ストリツプ
の各々にピペツトで小さい点状に置く。セラライ
ザー BUN試験具は、o−フタルアルデヒドと
イオン交換樹脂からなる試験組成物を包含する紙
マトリツクスであり、塩化ナトリウムを含む試料
を塗布すると低PHを生じる。この試験具は次いで
オーブン中45℃で約6分間乾燥させる。塩酸グア
ニジンの内部標準点は、試験具を水で湿らすと濃
い青緑色にかわる。
例3:内部標準尿酸試験具 シグマケミカル社(ミズーリ州セントルイス)
から入手した尿酸を約0.1Mの水酸化リチウムと
反応させた。尿酸のリチウム塩を蒸発により水か
ら結晶化し、乾燥剤にシリカゲルを用いてデシケ
ーター中で2日間乾燥させた。乾燥した尿酸リチ
ウム塩は、細かく粉砕して以下の手順でヘキサン
ージブロモメタン混合液に懸濁させた。この分析
対象物は密度が不明であるので、まずジブロモメ
タンに少し固形物を加えた。次いで、ヘキサンを
滴加して、固形物が浮遊したり沈降したりするこ
となく懸濁した溶媒混合物を得た。このようにし
て得られた懸濁液(30μL)を、セラライザー
尿酸試薬ストリツプ(46515インジアナ州エルク
ハート、マイルス・ラボラトリーズ社から入手さ
れる。)にピペツトで小さい点状に置き、オーブ
ン中45℃で6分間乾燥させた。セラライザー 尿
酸試験具は、ウリカーゼ、4−アミノアンチピレ
ン、3−メチル−2−ベンゾチアゾリノンおよび
緩衝剤からなる尿酸に対して反応性を示す試験組
成物を包含した紙マトリツクスである。こうして
形成された内部標準領域は、普通の水で湿らした
とき暗赤色を呈した。遊離の尿酸ではなく尿酸類
縁体である尿酸リチウム塩を使用した。その理由
は、尿酸リチウムの方が溶解性が高く、水で湿ら
したとき試験組成物と標準組成物との相互作用が
容易に行われるからである。
例4:内部標準ケトン試験具 メタノールをモルキユラーシーブ(ミシシツピ
ー州デンバー、アルフア社から入手される13X)
上で2日間予備乾燥し、次いで過した。然る後
このメタノールを使用してメチルアセト酢酸ナト
リウム120mg/dLの溶液を調製した。メタノール
溶液の0.5μLアリコートを、マイルス・ラボラト
リーズ社(インジアナ州エルクハート)が市販し
ている試薬ストリツプ、ケトステイツクス にピ
ペツトで置いた。ケトステイツクス は、硫酸マ
グネシウムとニトロプルシドナトリウムからなる
試験組成物を包含した紙マトリツクスである。こ
のようにして投入した標準領域の形は小さな点で
ある。そしてこのようにして包含させた試験具
を、モルキユラーシーブで乾燥させた。試験具を
普通の水で湿らすと、内部標準領域は暗褐色を呈
した。
例5:内部標準ビリルビン試験具 結晶化したビリルビンを、あらかじめ乾燥させ
たクロロホルムに溶解した(濃度1.60mg/dL)。
この溶液1μLを、試薬ストリツプN−マルチステ
イツクスSG(46515インジアナ州エルクハート、
マイルス・ラボラトリーズ社から入手される。)
のビリルビン試薬パツドにピペツトで小さい点状
に塗布した。ビリルビル試薬パツドは、緩衝化し
た2,4−ジクロロアニリンジアゾニウム塩から
なる試験組成物を包含した紙マトリツクスからな
る。この試験具を乾燥させた。塗布中もその後
も、発色は全く観察されなかつた。この内部標準
ビリルビン試験具を普通の水で湿らすと、内部標
準領域は紫色を呈した。
例6:標準または検量線試験具 凍結乾燥させた粉末状のグルタミン酸−オキサ
ロ酢酸トランスアミナーゼ(AST)は、ミズー
リ州セントルイスのシグマ・ケミカル社から入手
することができる。この酵素2000単位を含む粉末
の試料を、例3の操作手順を用いてその比重が酵
素の比重と合うヘキサン−ジブロモメタン混合液
に懸濁させる。懸濁液1μLあたり酵素0.37単位を
含む懸濁液が調製される。この懸濁液30μLアリ
コートを、セラライザー AST試薬ストリツプ
に置き、マトリツクスの実質上全体に行き渡るよ
うにし、次いで乾燥する(セラライザー AST
試験具は、α−ケトグルタル酸、Lーアスパラギ
ン酸、リン酸カリウム、塩化マグネシウム、チア
ミンピロホスフエート、3,5−ジクロロ−2−
ヒドロキシベンゼンスルホン酸素、4−アミノア
ンチピリン、オキサロデカルボキシラーゼ、ピル
ビン酸オキシダーゼ、ペルオキシダーゼおよび緩
衝剤からなる試験組成物を包含した紙マトリツク
スからなる。)。使用する酵素の量は、セラライザ
ー AST試験手順に従つて希釈した酵素100単位
を含む血清試料中の量に相当する。次いで、試薬
ストリツプは、60℃で約6分間乾燥させる。スト
リツプを蒸留水30μLに接触させると発色し、続
いて、マイルス・ラボラトリーズ社のセラライザ
ー 反射率光度計を用いて測定する。この測定機
具によれば、ASTストリツプの通常の読取り時
間である4分後に100単位の値が表示される。こ
のようにして製造したストリツプは、AST用診
断試験具のための標準ストリツプとして有用であ
り、標準品としての血清を用意する必要はなくな
る。
例7:自己指示グルコース試験具 マイルス・ラボラトリーズ社(インジアナ州エ
ルクハート)から市販されているビシデツクス
試薬ストリツプを用いて、試料のグルコース濃
度が正常な範囲内である場合に使用者にそのこと
を知らせる自己指示血中グルコース試験具を製造
する。正常成人の血中グルコース濃度の範囲は、
60mg/dL〜110mg/dLとする〔セントルイス、モ
スビー/レキシ社1984年版、DRGインデツクス
付実験室試験ハンドブツクのデイ・エス・ジエイ
コブズ(Jacobs D.S.)、ビー・エル・カステン
(Kasten B.L.)、ダブリユ・アール・デモツト
(DeMott W.R.)、ダブリユ・エル・ウオルフソ
ン(Wolfson,W.L.)〕。ビシデツクス 試薬
ストリツプは、グルコースオキシダーゼ、ペルオ
キシダーゼ、緩衝剤および3,3′,5,5′−テト
ラメチルベンジジンからなる試験組成物を包含し
エチルセルロースおよびゼラチンで被覆した紙マ
トリツクスからなる。
第1のグルコース溶液は、乾燥ピリジン中で調
製し、その濃度は、ビシデツクス ストリツプ
に包含せしめ、乾燥し、水で湿らした場合、普通
のビシデツクス ストリツプを60mg/dLのグ
ルコースを含む血液試料と接触させ、読取り用に
拭きとる場合に生ずる色と実質上見分けがつかな
い色を生ずるような濃度とする。第2のグルコー
ス溶液は、同じくピリジン中で調製し、その濃度
は、ビシデツクス ストリツプに包含せしめ、
乾燥し、水で湿らした場合、普通のビシデツクス
ストリツプを110mg/dLのグルコースを含む
血液試料と接触させ、読取り用に拭きとる場合に
生ずる色と実質上見分けがつかないような色、す
なわち検出可能な応答を与えるような濃度とす
る。これらの濃度は実験に基づいて求める。各溶
液の細い線はビシデツクス ストリツプに、好
ましくは、マトリツクスの末端に近い両側に印刷
する。
ビシデツクスの手引きに従つてストリツプに
血液を一滴置いてから拭き取ると、3つのケース
のうちの1つが生じる。第1のケースの場合、ス
トリツプ全体が青白色を呈し、グルコースを塗布
したところに2本の線が目視できる。これは、試
料のグルコース濃度が60mg/dLより著しく低い
ことを示しており、臨床的に危険なレベルの低血
糖症である。第2のケースの場合は、一様な色が
発現するが、この色は60mg/dLの線が呈する色
よりかなり暗いが、110mg/dLの線よりは明る
い。従つて、1本のラインのみ容易に目視で見分
けることができる。これは正常な場合で、血中グ
ルコース濃度が正常であることを示している。第
3のケースの場合は、試料によつて発現する色が
非常に暗いので、どちらの線も目視できない。こ
れは、臨床上グルコース濃度が高いことに対応す
る。この方法は、試薬線をプリントすることと視
覚的に明瞭なパターンを生ずることができさえす
れば、線またはパターンが幾つであつても容易に
適用することができる。
本発明の技術思想に従えば、例示した試験具の
みならず、明らかに種々の変形および変法が可能
であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は内部標準試験具として有用な有効性試
験具の可能な2つの構成を示す図であつて、第1
a図は分析対象物を含まない水で湿らした後の内
部標準試験具を示す図、第1b図はマトリツクス
に包含された分析対象物濃度によつて生じる応答
より大きい検出可能な応答をなす分析対象物濃度
を含む試料と接触した後の内部標準試験具を示す
図、第2図は自己指示試験具の可能な幾つかの構
成を示す図であつて、第2a図および第2b図は
試験組成物を包含した単一の担体マトリツクスに
異なるパターンで種々の濃度の未反応の分析対象
物を包含させる場合の種々の可能な構成を示す
図、第2c図は各々異なる濃度の未反応分析対象
物の内部標準部分をもつ複数の担体を単一の支持
部材に固定したものを示す図、第2d図は標準領
域3に包含された分析対象物の濃度によつて生じ
る応答より大きいが標準領域4に包含された分析
対象物の濃度によつて生じる応答より小さい検出
可能な応答をなす分析対象物濃度を含む試料と接
触した後の第2c図に示した試験具を示す図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 包含された試験組成物の有効性を測定するた
    めに有用な固体状一体化試験具であつて、 (a) 担体マトリツクス、 (b) 担体マトリツクスに実質的に均一に包含され
    た、測定すべき分析対象物の存在下で、試験組
    成物を包含した担体マトリツクスを水で湿らし
    たとき、検出可能な光学的応答をなすことがで
    きる分析対象物測定用試験組成物、 および (c) 試験組成物を包含した担体マトリツクスの少
    なくとも一部分に、未反応分析対象物またはそ
    の類縁体を、担体マトリツクスを水で湿らした
    とき、検出可能な光学的応答をなすのに十分な
    濃度で、重ねて包含している ことを特徴とする試験具。 2 各々の検出可能な光学的応答が、色である特
    許請求の範囲第1項記載の試験具。 3 試験組成物を包含した担体マトリツクスの全
    体に、未反応分析対象物またはその類縁体を実質
    的に均一に包含した、標準試験具として有用な特
    許請求の範囲第1項記載の有効性試験具。 4 試験組成物を包含した担体マトリツクスの一
    定に限定された部分に、未反応分析対象物または
    その類縁体を包含した、内部標準試験具として有
    用な特許請求の範囲第1項記載の有効性試験具。 5 各々の検出可能な光学的応答が、色である特
    許請求の範囲第4項記載の内部標準試験具。 6 包含された分析対象物の濃度と少なくとも同
    程度の濃度の分析対象物を含む水性液体試料で担
    体マトリツクスを湿らしたとき、担体マトリツク
    スの上記の限定された部分に生じる検出可能な光
    学的応答と、試験具の通常の読取り時間内に、実
    質的に担体マトリツクスの全体に生じる試験組成
    物の検出可能な光学的応答とを、区別できない特
    許請求の範囲第4項記載の内部標準試験具。 7 各々の検出可能な光学的応答が、色である特
    許請求の範囲第6項記載の内部標準試験具。 8 未反応分析対象物またはその類縁体が、試験
    組成物を包含した担体マトリツクスの一定の限定
    された複数の部分に包含されており、各分析対象
    物は異なつた濃度で包含されており、各々の包含
    された分析対象物の濃度がマトリツクスを水で湿
    らしたときに担体マトリツクスの上記の限定され
    た部分の各々において検出可能な光学的応答をな
    すのに十分な濃度であつて、重ねて包含した担体
    マトリツクスの該限定された部分の各々における
    該検出可能な光学的応答と、マトリツクスを該限
    定された部分に包含された分析対象物濃度と少な
    くとも同じ濃度の分析対象物を含む水性液体試料
    で湿らしたときに、試験具の通常の読み取り時間
    内に実質的にマトリツクスの全体に生じる試験組
    成物の検出可能な光学的応答とを、区別できな
    い、自己表示具として有用な特許請求の範囲第5
    項記載の内部標準試験具。 9 分析対象物が臨床的に重要な体液試料であつ
    て、包含された分析対象物の複数の濃度が、臨床
    的に重要な分析対象物の複数の濃度になるように
    選択される特許請求の範囲第8項記載の自己指示
    試験具。 10 分析対象物がグルコースであり、試験組成
    物がグリコースオキシダーゼと指示薬系を含み、
    担体マトリツクスに包含されたグルコースまたは
    その類縁体の濃度が、水性液体試料中のグルコー
    ス100mg/dLによる応答と同等の検出可能な光学
    的応答を2分以内になす濃度である特許請求の範
    囲第9項記載の内部標準試験具。 11 (a) 測定すべき分析対象物の存在下で、担
    体マトリツクスを水で湿らしたとき検出可能な
    光学的応答をなすことができる試験組成物を、
    担体マトリツクスに実質的に均一に包含せし
    め、 (b) 乾燥し、 (c) 乾燥した非水溶媒中の未反応分析対象物また
    はその類縁体の溶液を、担体マトリツクスを水
    で湿らしたとき検出可能な光学的応答をなすの
    に十分な分析対象物濃度で、乾燥した担体マト
    リツクスに重ねて包含せしめ、しかるのち、 (d) 乾燥する、 一連の工程からなることを特徴とする有効性試
    験具の製造方法。 12 (a) 測定すべき分析対象物の存在下で、担
    体マトリツクスを水で湿らしたとき検出可能な
    光学的応答をなすことができる試験組成物を、
    担体マトリツクスに実質的に均一に包含せし
    め、 (b) 乾燥し、 (c) 乾燥した非水溶媒中の未反応分析対象物また
    はその類縁体の微粒子の懸濁液を、乾燥した担
    体マトリツクスに重ねて包含せしめ、しかるの
    ち、 (d) 乾燥する、 一連の工程からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第11項記載の有効性試験具の製造方法。 13 (a) 測定すべき分析対象物の存在下で、担
    体マトリツクスを水で湿らしたとき検出可能な
    光学的応答をなすことができる試験組成物を、
    担体マトリツクスに実質的に均一に包含せし
    め、 (b) 乾燥し、 (c) 乾燥した非水溶媒中の未反応分析対象物また
    はその類縁体の溶液を、担体マトリツクスを水
    で湿らしたとき、検出可能な光学的応答をなす
    のに十分な分析対象物濃度で、乾燥した担体マ
    トリツクスの一定の限定された部分に重ねて包
    含せしめ、しかるのち、 (d) 乾燥する、 一連の工程からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第11項記載の内部標準試験具の製造方
    法。 14 包含された分析対象物が、α−D−グルコ
    ースとβ−Dーグルコースの混合物、β−D−グ
    ルコースおよびD−グルコースの類縁体から選択
    され、使用される乾燥した非水溶媒が、D−グル
    コースをβ形に溶解し維持できるか、あるいはD
    −グルコースをβ形へ変旋光させることのできる
    ものである特許請求の範囲第13項記載の製造方
    法。 15 溶媒が、ジメチルホルムアミド、ピリジ
    ン、2−メトキシエタノールおよびメトキシ−2
    −プロパノールから選択される特許請求の範囲第
    14項記載の製造方法。 16 (a) 測定すべき分析対象物の存在下で、担
    体マトリツクスを水で湿らしたとき検出可能な
    光学的応答をなすことができる試験組成物を、
    担体マトリツクスに実質的に均一に包含せし
    め、 (b) 乾燥し、 (c) 乾燥した非水溶媒中の未反応分析対象物また
    はその類縁体の微粒子の懸濁液を、担体マトリ
    ツクスを水で湿らしたとき検出可能な光学的応
    答をなすのに十分な分析対象物濃度で、乾燥し
    た担体マトリツクスの一定の限定された部分に
    重ねて包含せしめ、しかるのち、 (d) 乾燥する、 一連の工程からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第11項記載の内部標準試験具の製造方
    法。 17 (a) 担体マトリツクス (b) 担体マトリツクスに実質的に均一に包含され
    た、測定すべき分析対象物の存在下で、試験組
    成物を包含した担体マトリツクスを水で湿らし
    たとき検出可能な光学的応答をなすことができ
    る分析対象物測定用試験組成物、 および (c) 試験組成物を包含した担体マトリツクスの少
    なくとも一部分に、未反応分析対象物またはそ
    の類縁体を、担体マトリツクスを水で湿らした
    とき検出可能な光学的応答をなすのに十分な濃
    度で、重ねて包含している試験具と水と接触さ
    せ、 しかるのち、 (d) 検出可能な応答を観察する、 工程からなることを特徴とする、水性試験試料
    中の分析対象物の測定に有用な試験具の有効性の
    測定方法。
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