JPH0453192Y2 - - Google Patents

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JPH0453192Y2
JPH0453192Y2 JP13224884U JP13224884U JPH0453192Y2 JP H0453192 Y2 JPH0453192 Y2 JP H0453192Y2 JP 13224884 U JP13224884 U JP 13224884U JP 13224884 U JP13224884 U JP 13224884U JP H0453192 Y2 JPH0453192 Y2 JP H0453192Y2
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inverter
current detector
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diode
voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は平滑コンデンサに接続されるインバー
タの直流側の主回路にホール集積回路を応用した
電流検出器が挿設される電力変換装置に関する。
〔考案の技術的背景と問題点〕
第3図はこの種の従来装置の構成を示す回路図
である。この第3図において、ダイオードをブリ
ツジ接続してなるコンバータによつて三相交流電
圧が全波整流され、平滑コンデンサ2により直流
電圧に変換される。この直流電圧はトランジスタ
をグレーツ接続したインバータ4によつて可変電
圧、可変周波数の三相交流電圧に変換され負荷と
しての三相誘導電動機6に加えられる。
この場合、過負荷、負荷短絡および地絡等によ
つてインバータ4に流れる異常電流を検出するた
め、あるいは、ストール制御を行なうために、平
滑コンデンサ2とインバータ4とを接続する主回
路に電流検出器3が挿設されている。
この電流検出器3として近年ホール集積回路
(以下ホールICと言う)を応用したものが用いら
れるようになつた。このホールICを電流検出器
に応用するには磁性体に数ターン乃至数十ターン
の巻線が施こされる。
このため、平滑コンデンサ2およびインバータ
4間のインダクタンスが増加する。このことは、
インバータ4を制御して電動機6に流れる電流を
急速に減少させたとき、インダクタンス分により
遅延して流れる電流によつてインバータ4の端子
電圧が急速に増大することになる。すなわち、ト
ランジスタのオフ時点にスパイク電圧が発生す
る。
この電圧がインバータ4を構成するトランジス
タの許容電圧を超えるとこのトランジスタを破壊
させるので、その対策としてスナバ回路5を設け
ている。かかるスナバー回路としては種々のもの
があるが、図示したように抵抗およびダイオード
の並列回路にコンデンサを直列接続し、この直列
接続回路の両端をインバータ4の直流入力端子間
に接続するものが多く用いられている。
斯かる従来の電力変換装置にあつては、電流検
出器3のインダクタンス分がかなり大きいことも
あつて、スナバー回路5を構成するコンデンサの
容量が大きくなり、これに伴つてダイオードや抵
抗として容量の大きいものを用いなければなら
ず、これによつてスナバー回路5が大型且つ高価
になると言う欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の欠点を除去するためになされた
もので、スパイク電圧を平滑コンデンサに吸収さ
せる回路を著しく小型化し得ると共に、大幅なコ
ストダウンを図り得る電力変換装置の提供を目的
とする。
〔考案の概要〕
この目的を達成するために本考案は、平滑コン
デンサに接続されるインバータの直流側の主回路
にホールICを応用した電流検出器が挿設される
電力変換装置において、 主回路電流の流れる方向とは逆極性で、前記電
流検出器にダイオードを並列接続したことを特徴
とするものである。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の一実施例の構成を示す回路図
で、第3図と同一の符号を付したものはそれぞれ
同一の要素を示している。そして、第3図中のス
ナバー回路5を除去する代わりに、主回路電流の
流れる方向とは逆極性で、電流検出器3にダイオ
ード7を並列接続した点が第3図と異なつてい
る。
この第1図において、電流検出器3の図示しな
いホールICに巻装されるコイルは、インダクタ
ンスが問題視される程の大きいけれども直流抵抗
は極めて小さいものである。
この場合、主回路を流れる順方向電流は全て電
流検出器3を通る。また、モータ6からインバー
タ4を通して平滑コンデンサ2に流れる逆方向電
流は、ダイオード7の順方向電圧と比較して電流
検出器3の電圧降下分としてはかなり小さいの
で、やはり電流検出器3を通る。
一方、インバータ4の直流側入力端子の電圧を
急速に増大させるような電流が流れると、この電
流はダイオード7を通してコンデンサ2に流れ込
む。
かくして、電流検出器3は順方向電流および逆
方向電流を正確に検知する一方、ダイオード7に
はスパイク電圧を吸収する電流しか流れないとい
う回路が形成されることになる。
従つてスパイク電圧の対策として比較的小容量
のダイオードを設けるだけで済み、従来装置と比
較してスナバー回路に対応する部分が著しく小型
化され、さらに、大幅なコストダウンが図られ
る。
なお、上記実施例ではインバータ3の直流側で
の正極側の主回路にのみ電流検出器3が設けられ
る場合について説明したが、第2図に示すよう
に、負極側の主回路にも電流検出器8が設けられ
る場合には上述したと同様にして、主回路電流と
は逆極性で、電流検出器8に対してダイオード9
を並列接続すれば上述したと同様な結果が得られ
る。
また、上記実施例ではトランジスタでなるイン
バータを用いた電力変換装置について説明した
が、これ以外の素子、例えば、サイリスタでなる
インバータを用いる電力変換器にも本考案を適用
し得ることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上の説明によつて明らかな如く、本考案によ
れば主回路電流が流れる方向とは逆極性で、電流
検出器にダイオードを並列接続する構成であるた
め、スパイク電圧を平滑コンデンサに吸収させる
回路を著しく小型化し得ると共に、大幅なコスト
ダウンを図り得るという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す回路
図、第2図は他の実施例の構成を示す回路図、第
3図は従来装置の構成を示す回路図である。 1……コンバータ、2……平滑コンデンサ、
3,8……電流検出器、4……インバータ、6…
…三相誘導電動機、7,9……ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 平滑コンデンサに接続されるインバータの直
    流側の主回路にホール集積回路を応用した電流
    検出器が挿設される電力変換装置において、 主回路電流の流れる方向とは逆極性で、前記
    電流検出器にダイオードを並列接続したことを
    特徴とする電力変換装置。 1 前記インバータはトランジスタをグレーツ接
    続したものであることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の電力変換装置。
JP13224884U 1984-08-31 1984-08-31 Expired JPH0453192Y2 (ja)

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JP13224884U JPH0453192Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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JP13224884U JPH0453192Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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JPS6149586U JPS6149586U (ja) 1986-04-03
JPH0453192Y2 true JPH0453192Y2 (ja) 1992-12-14

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JP13224884U Expired JPH0453192Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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JP2715478B2 (ja) * 1988-10-07 1998-02-18 大同特殊鋼株式会社 交流アーク炉

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JPS6149586U (ja) 1986-04-03

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