JPH0452990A - 媒体処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、媒体の処理時間の短縮を図ることができる媒
体処理装置に関する。

（従来の技術） 磁気ストライプ付媒体の一例としては、銀行等の金融機
関で用いられる通帳がある。即ち、通帳には、所定箇所
に磁気ストライプが貼り付けられている。この磁気スト
ライプには、預金者の名義や口座番号等が記録されてい
る。

この磁気ストライプを読み取るのは、磁気ヘッドである
。磁気ヘッドで磁気ストライプを読み取るには、磁気ス
トライプの位置と磁気ヘッドの位置とを合せて磁気スト
ライプを磁気ヘッドに押し付けるようにする。

第２図は、従来の磁気ストライプ付媒体処理装置の構成
を示す側面図及び上面図である。

図示の装置は、搬送路２１と、磁気ストライププレスロ
ーラ２２と、磁気ヘッド２３と、幅寄せ機構２４等から
成る。

搬送路２１は、挿入口２５に挿入された磁気ストライプ
付媒体２６を媒体処理装置内に送るための通路である。

磁気ストライププレスローラ２２は、磁気ストライプ付
媒体２６を磁気ヘッド２３に押し付けるものである。

磁気ヘッド２３は、磁気ストライプ付媒体２６の磁気ス
トライプ２６ａを読み取るものである。

幅寄せ機構２４は、磁気ストライプ付媒体２６を突き当
て基準面２７に突き当てるためのものである。

第３図は、幅寄せ機構２４の詳細な構成を示す図である
。

この幅寄せ機構２４は、挟持具３１と、リンク機構３２
と、駆動機構３３とから成る。

挟持具３１は、磁気ストライプ付媒体２６を挟持するた
めのものである。

リンク機構３２は、挟持具３１と駆動機構３３とを連結
させるものである。

駆動機構３３は、電磁力によりリンク機構３２を介して
挟持具３１を作動させるものである。

次に、上述した装置の動作を説明する。

挿入口２５から挿入された磁気ストライプ付媒体２６は
、第２図（ｂ）に示すように、斜めの状態である場合が
ある。このため、幅寄せ機構２４の挟持具３１により磁
気ストライプ付媒体２６を突き当て基準面２７に突き当
て、磁気ストライプ２６ａを搬送路２１の方向と平行に
する。

この後、磁気ストライプ２６ａ上のデータを磁気ヘッド
２３により読み書きしていた。このように、磁気ストラ
イプ２６ａへのデータの読み書きの前に、必ず、磁気ス
トライプ付媒体２６の幅寄せ動作を行なっていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した従来の技術には、次のような問
題があった。

即ち、従来の装置では、磁気ストライプ付媒体２６が斜
行しておらず、幅寄せ動作が不要な場合にも、幅寄せ機
構を動作させていた。従って、媒体処理装置の動作時間
が長くなるという問題があった。

本発明は以上の点に着目してなされたもので、幅寄せ動
作が不要の場合は、このような動作を省くことにより、
装置全体の処理速度の向上を図れるようにした媒体処理
装置を提供することを目的とするものである。

（課題を解決するための手段） 本発明の媒体処理装置は、磁気ストライプ付媒体を搬入
する搬入手段と、当該磁気ストライプ付媒体を基準面に
突き当てるための幅寄せ機構と、当該磁気ストライプ付
媒体の磁気ストライプへのデータの読み書きを行なう磁
気ヘッドと、前記搬入手段による前記磁気ストライプ付
媒体の搬入時に、前記磁気ヘッドにより磁気ストライプ
を読み取り、読み取りが正常に行なわれたときは、前記
幅寄せ機構を動作させないことを特徴とするものである
。

（作用） 本発明の媒体処理装置においては、磁気ストライプ付媒
体の搬入後、幅寄せ機構を動作させる前に、磁気ヘッド
により磁気ストライプが読み取られる。そして、磁気ス
トライプが正常に読み取られれば、幅寄せ機構は、動作
されない。従って、幅寄せ機構の動作を省くことができ
、媒体の処理の高速化を図ることができる。

（実施例） 第１図は、本発明の媒体処理装置の構成を示す図である
。

図示の装置は、搬入手段１と、幅寄せ機構２と、磁気ヘ
ッド３等から成る。

搬入手段１は、ゴムローラ等から成り、挿入口に挿入さ
れた媒体をブレスゴム４の下に搬入する。

幅寄せ機構２は、磁気ストライプ付媒体の幅寄せを行な
うものである。この幅寄せ機構２は、前述した第３図に
示すものと同様であるので、重複する説明を省略する。

磁気ヘッド３は、磁気ストライプ付媒体２６の磁気スト
ライプ２６ａの読み取り及び書き込みを行なうものであ
る。磁気ヘッド３は、磁気ストライプ付媒体２６の搬送
路５への搬送方向に図示の移動範囲ａ　−ｂに亘って移
動するようになっている。即ち、磁気ヘッド３は、図示
しないレールの上をスライド可能に支持されており、定
速で回転するモータによりギア機構（共に図示省略）を
介して駆動される。

搬送路５は、媒体処理装置の内部に磁気ストライプ付媒
体２６を搬入させるためのものである。

幅寄せ実施判定手段６は、磁気ヘッド３による磁気スト
ライプ２６ａの読み取りが正常に行なわれなかった場合
に、幅寄せ機構２を駆動させ、磁気ストライプ付媒体２
６を突き当て基準面２７に突き当てる。

次に、上述した装置の動作を説明する。

まず、既にデータの書き込まれている磁気ストライプ付
媒体２６を媒体処理装置の挿入口２５から挿入する。こ
のとき、磁気ヘッド３は、図中ａの位置において停止し
ており、搬入手段１は、媒体の搬入を検知した時点で媒
体を挟持する。

次いで、媒体が幅寄せ動作を行なうための位置Ａに移動
する際に媒体の移動により磁気ストライプ２６ａ上のデ
ータの読み取りを行なう。このとき、磁気ストライプ２
６ａのデータが正常に読み取れた場合は、磁気ストライ
プ付媒体２６が斜行せずに搬入されたと判断し、幅寄せ
動作を行なわず、次の動作へ進む。

一方、磁気ストライプ２６ａ上のデータが正常に読み取
れなかった場合は、磁気ストライプ付媒体２６の斜行あ
るいは読み取り位置のずれか大きいと判定し、位置Ａに
おいて幅寄せ動作を実施する。その後、位置Ｂまで磁気
ストライプ付媒体２６を搬送し、ブレスゴム４により磁
気ストライプ付媒体２６の磁気ストライプ２６ａを磁気
ヘッド３に押し付け、磁気ストライプ付媒体２６を固定
して磁気ヘッド３を位置ａから位置すまで移動させるこ
とにより、磁気ストライプ２６ａ上のデータの読み取り
を行なう。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の媒体処理装置は、媒体の
幅寄せ動作を行なう前に、媒体の磁気ストライプを読み
取り、データが正常に読み取れた場合は、幅寄せ機構の
動作を省略するようにしたので、次のような効果がある
。

即ち、幅寄せ動作が無条件に行なわれることがなく、斜
行の度合いが小さく、突き当て基準面からの距離が小さ
いため、データの読み取りに支障かないときは、幅寄せ
機構が動作することがないので、無駄な動作を省略する
ことができ、その分、装置全体の処理時間を短縮するこ
とが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の媒体処理装置の構成を示す図、第２図
は従来の媒体処理装置の構成を示す図、第３図は幅寄せ
機構の詳細な構成を示す図である。 １・・・搬入手段、２・・・幅寄せ機構、３・・・磁気
ヘッド、６・・・幅寄せ実施判定手段。 本発明の奴体処理装習の構成を示す図 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 磁気ストライプ付媒体を搬入する搬入手段と、当該磁気
   ストライプ付媒体を基準面に突き当てるための幅寄せ機
   構と、 当該磁気ストライプ付媒体の磁気ストライプへのデータ
   の読み書きを行なう磁気ヘッドと、前記搬入手段による
   前記磁気ストライプ付媒体の搬入時に、前記磁気ヘッド
   により磁気ストライプを読み取り、読み取りが正常に行
   なわれたときは、前記幅寄せ機構を動作させないことを
   特徴とする媒体処理装置。