JPH0452871Y2 - - Google Patents

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JPH0452871Y2
JPH0452871Y2 JP954887U JP954887U JPH0452871Y2 JP H0452871 Y2 JPH0452871 Y2 JP H0452871Y2 JP 954887 U JP954887 U JP 954887U JP 954887 U JP954887 U JP 954887U JP H0452871 Y2 JPH0452871 Y2 JP H0452871Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スライド部材にて書き込み可能か否
かを示す記録媒体カートリツジのライトプロテク
ト機構に関する。
[考案の概要] 本考案は、スライド部材のスライド位置で書き
込み可能か否かを示す記録媒体カートリツジのラ
イトプロテクト機構において、 前記スライド部材に弾性を有する二本のアーム
を設け、この2本のアームとケースとに前記書き
込み可能位置と前記書き込み不能位置とで係合す
る第一の係合手段と第二の係合手段とを設け、こ
の第一の係合手段と第二の係合手段とは前記スラ
イド部材の移動に際して一方が逃げ方向であると
他方が反逃げ方向である位置関係にそれぞれ配置
されるとともに係合位置が前記スライド部材の一
側がわに配置されることにより、 前記スライド部材をスライドさせるのに要する
外力が書き込み可能位置から書き込み不能位置へ
変位させるのとその逆に書き込み不能位置から書
き込み可能位置に変位させるのと略同一となり操
作性が向上するものである。
[従来の技術] 従来のライトプロテクト機構8は、第5図およ
び第6図に示すように、ケース2内に周壁5と側
壁9とで収納室10が構成されこの収納室10に
スライド部材11が収納されている。このスライ
ド部材11はその下面に突部12がケース2の下
面に形成した孔13に配置されている。スライド
部材11の一方の側面は前記周壁5に当接してい
るとともに他方の側面端には弾性を有するアーム
24が突設されている。このアーム24は側面に
所定間隔へだてて平行に配置されこのアーム24
の外面が前記側壁9に当接されてスライド部材1
1は収納室10内をスライド自在に設けられてい
る。スライド部材11は書き込み可能位置と書き
込み不能位置とに変位し、前記アーム24と側壁
9とには書き込み可能位置と書き込み不能位置と
で係合する係合手段25が設けられている。この
係合手段25はアームの先端に設けられた係合突
起26と側壁9に形成された二つの係合溝27と
から構成されている。
そして、記録媒体カートリツジがドライブ装置
に装着されると、第6図に示す検出領域Sに検出
ロツドが位置し、第5図および第6図において実
線で示す書き込み位置にスライド部材11が存す
ると検出ロツドが突部12によつて押圧され、二
点鎖線で示す書き込み不能位置にスライド部材1
1が存すると検出ロツドは押圧されず、このよう
に検出ロツドが検出されるか否かによつて書き込
みの可否が検出される。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、スライド部材を書き込み不能位置か
ら書き込み可能位置に移動するように外力を加え
ると、係合突起26が係止溝27から外れるよう
にアーム24は弾性変形するが、そのスライド方
向がアーム24に対して逃げ方向であるためスム
ーズに弾性変形する。
一方、スライド部材を書き込み可能位置から書
き込み不能位置に移動するように外力を加える
と、アーム24は前述した場合と同様に弾性変形
するが、前記の場合と異なりそのスライド方向が
アームに対し反逃げ方向であるためスムーズに弾
性変形しない。
したがつて、書き込み不能位置から書き込み可
能位置への変位と書き込み不能位置から書き込み
可能位置への変位では変位させるに要するスライ
ド力が相違し、操作性が悪いという欠点があつ
た。
そこで、本考案はスライド部材の操作性がよい
記録媒体カートリツジのライトプロテクト機構を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案の構成は、ケ
ースにスライド部材をスライド自在に設け、この
スライド部材を書き込み可能位置と書き込み不能
位置とに変位して書き込み可能か否かを示す記録
媒体カートリツジのライトプロテクト機構におい
て、前記スライド部材に弾性を有する二本のアー
ムを設け、この二本のアームと前記ケースとにそ
れぞれ書き込み可能位置と書き込み不能位置とで
係合する第一の係合手段と第二の係合手段とを設
け、この第一の係合手段と第二の係合手段とは前
記スライド部材の移動に際して一方が前記アーム
に対して逃げ方向であると他方が前記アームに対
して反逃げ方向である位置関係に配置されるとと
もに、前記第一の係合手段と第二の係合手段とは
その係合位置が前記スライド部材の一方がわに配
置されたことを特徴とする。
[作用] 従つて、書き込み不能位置から書き込み可能位
置への変位またはその逆の変位に際して第一の係
合手段と第二の係合手段とは一方のアームが逃げ
方向位置であれば他方のアームは反逃げ方向位置
となりスライドに要するスライド力は略同一であ
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はフロツピーデイスクを用いた記録媒体
カートリツジ1を示したものである。この記録媒
体カートリツジ1は、そのケース2が上側シエル
3と下側シエル4とで構成され、この上側シエル
3の周端と下側シエル4の周端に形成された周壁
5とが突き合わされて接合されている。このケー
ス2内にはフロツピーデイスクが回転自在に収納
されているとともに上側シエル3と下側シエル4
とには開口部6が形成されている。この開口部6
からフロツピーデイスクの一部がシヤツタ7のス
ライドによつて露出および閉塞するように構成さ
れているとともにシヤツタ7が配置されている反
対側の端部にライトプロテクト機構が設けられて
いる。
このライトプロテクト機構は第2図〜第4図に
詳しく示すように、ケース2内に前記周壁5と下
側シエル4に立設された側壁9とで収納室10が
構成されこの収納室10にスライド部材11がス
ライド自在に収納されている。このスライド部材
11はその下面に突部が設けられこの突部12が
下側シエル4に形成された孔13内に配置されて
いる。スライド部材11の一方の側面は前記周壁
5に当接しているとともに他方の側面の一端から
第一のアーム14が突設され、この第一のアーム
14は側面に所定間隔11へだてて平行に配置さ
れている。
この第一のアーム14に臨んで第一のリブ15
が下側シエル4に前記側壁4に沿つて立設されて
いる。また、スライド部材11の前記側面の他端
から第二のアーム16が突設されている。この第
二のアーム16は前記第一のアーム14と互い違
いに向き合うとともに側面から前記第一のアーム
14との間隔11より小さい所定間隔12へだてて
平行に延びている。この第二のアーム16に臨ん
で第二のリブ17が下側シエル4に立設されてい
る。この第二のリブ17は前記スライド部材11
の一側部に当接してスライド部材11をガイドし
ている。
前記第一のアーム14と前記第一のリブ15と
には書き込み可能位置と書き込み不能位置とで係
合する第一の係合手段18が設けられている。こ
の第一の係止手段18は第一のアーム14の先端
に設けられた係合突起19と第一のリブ15の二
箇所に設けられた係合突起20とからなり、この
係合突起19,20同士は書き込み可能位置およ
び書き込み不能位置でそれぞれ書き込み不能位置
方向および書き込み可能位置方向へそれぞれ移動
を阻止すべく係合される。
前記第二のアーム16と前記第二のリブ17と
には書き込み可能位置と書き込み不能位置とで係
合する第二の係合手段21が設けられている。こ
の第二の係合手段21は、第二のアーム16の先
端に設けられた係合突起22と第二のリブ17の
二箇所に設けられた係合突起23とからなり、こ
の係合突起22,23同士は書き込み可能位置お
よび書き込み不能位置でそれぞれ書き込み不能方
向および書き込み可能方向へ移動を阻止すべく係
合される。
前記第一の係合手段18と前記第二の係合手段
21とは前記スライド部材の移動に際して一方が
前記アーム14,16に対して逃げ方向である場
合には他方が前記アーム14,16に対して反逃
げ方向である位置関係に配置されている。例え
ば、第3図および第4図において実線で示すよう
にスライド部材11が書き込み可能位置にある場
合には書き込み不能位置へ変位されるときは第一
の係合手段18は逃げ方向であり第二の係合手段
21は反逃げ方向である位置関係に配置されてい
る。
以下、上記構成の作用について説明する。
記録媒体カートリツジがドライブ装置に装着さ
れると、第4図に示す検出領域Sに検出ロツドが
位置し、第3図および第4図において実線で示す
書き込み可能位置にスライド部材11が存すると
検出ロツドが突部12によつて押圧され、二点鎖
線で示す書き込み不能位置にスライド部材11が
存すると検出ロツドが押圧されず、このように検
出ロツドの押圧の有無により書き込み可能か否か
が検出される。
そして、前記スライド部材11の書き込み可能
位置と書き込み不能位置との間の変位は下側シエ
ル4の孔13より指等を挿入し、突部12を押圧
することにより行われる。書き込み可能位置から
書き込み不能位置へ変位すべく外力を加えると、
第一の係合手段18及び第二の係合手段21の係
合突起19,21がともに係合突起20,23か
ら外れるべく第一及び第二のアーム14,16が
弾性変形する。第一のアーム14の弾性変形はス
ライド方向が第一のアーム14に対して逃げ方向
であるためスムーズであり、第二のアーム16の
弾性変形はスライド方向が第二のアーム16に対
し反逃げ方向であるためスムースでない。また、
これと反対に書き込み不能位置から書き込み可能
位置へ変位すべく外力を加えると、前記と同様に
第一および第二のアーム14,16が弾性変形す
る。第一のアーム14の弾性変形は前記の場合と
反対にスライド方向が第一のアーム14に対して
反逃げ方向であるためスムーズでなく、第二のア
ーム16の弾性変形は前記した場合と反対に第二
のアーム16に対して逃げ方向であるためスムー
ズである。従つて、書き込み可能位置から書き込
み不能位置への変位と書き込み不能位置から書き
込み可能位置への変位は、ともに一方のアームが
逃げ方向であれば他方のアームが逃げ方向である
ためスライド力が略同一である。
また、スライド部材11の一側は周壁5にガイ
ドされ、他側は第二のリブ17にガイドされるの
で左右のガタ付きが防止される。
さらに、スライド部材11の一側の両端に互い
違いに二本のアームが形成され、この二本のアー
ムと下側シエルに設けられた第一・第二のリブに
それぞれ係合手段を設けてあるので、スライド部
材の前後のガタつきも防止される。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、スライド部
材のスライド位置で書き込み可能か否かを示す記
録媒体カートリツジのライトプロテクト機構にお
いて、 前記スライド部材に弾性を有する二本のアーム
を設け、この二本のアームとケースとにそれぞれ
書き込み可能位置および書き込み不能位置とで係
合する第一の係合手段と第二の係合手段とを設
け、この第一の係合手段と第二の係合手段とは一
方が逃げ方向位置で他方が反逃げ方向位置にそれ
ぞれ配したことにより前記スライド部材をスライ
ドさせるのに要する力を書き込み可能位置から書
き込み不能位置へ変位させるのと、その逆に書き
込み不能位置から書き込み可能位置へ変位させる
のと略同一となり操作性が向上するという効果が
ある。
また、二本のアームおよび係合手段がスライド
部材の一方がわに設けられているので、成形性が
よくなるとともに、組み付け精度が高まるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は下面側から見た記録媒体カートリツジの斜視
図、第2図はライトプロテクト機構の斜視図、第
3図はライトプロテクト機構の平面図、第4図は
ライトプロテクト機構の断面図、第5図及び第6
図は従来例を示し、第5図はライトプロテクト機
構の平面図、第6図はライトプロテクト機構の断
面図である。 1……記録媒体カートリツジ、2……ケース、
8……ライトプロテクト機構、11……スライド
部材、14……第一のアーム、16……第二のア
ーム、19……第一の係合手段、21……第二の
係合手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケースにスライド部材をスライド自在に設け、
    このスライド部材を書き込み可能位置と書き込み
    不能位置とに変位して書き込み可能か否かを検出
    する記録媒体とカートリツジのライトプロテクト
    機構において、 前記スライド部材に弾性を有する二本のアーム
    を設け、この二本のアームと前記ケースとにそれ
    ぞれ前記書き込み可能位置と書き込み不能位置と
    で係合する第一の係合手段と第二の係合手段とを
    設け、この第一の係合手段と第二の係合手段とは
    前記スライド部材の移動に際して一方が前記アー
    ムに対して逃げ方向であると他方が前記アームに
    対して反逃げ方向である位置関係に配置されると
    ともに前記第一の係合手段と第二の係合手段とは
    その係合位置が前記スライド部材の一方がわに配
    置されたことを特徴とする記録媒体カートリツジ
    のライトプロテクト機構。
JP954887U 1987-01-26 1987-01-26 Expired JPH0452871Y2 (ja)

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JPS63184487U JPS63184487U (ja) 1988-11-28
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