JPH0452834Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0452834Y2 JPH0452834Y2 JP10182585U JP10182585U JPH0452834Y2 JP H0452834 Y2 JPH0452834 Y2 JP H0452834Y2 JP 10182585 U JP10182585 U JP 10182585U JP 10182585 U JP10182585 U JP 10182585U JP H0452834 Y2 JPH0452834 Y2 JP H0452834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinch roller
- switching plate
- chassis
- roller member
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案はカセツトテープレコーダに係り、二方
向すなわち往復録音又は＼及び再生を行なうカセ
ツトテープレコーダに関するものである。
向すなわち往復録音又は＼及び再生を行なうカセ
ツトテープレコーダに関するものである。
＜従来技術＞
従来の往復録音、再生機能を有するカセツトテ
ープレコーダにおいては、例えば第５図に示すよ
うに、テープの走行を通常方向の走行と、反対方
向の走行へと切換える切換板２はシヤーシ１とシ
ヤーシ１に立設された軸３，３ａ，３ｂに回転可
能に軸支された、各走行方向に伴なつて作用する
ピンチローラ部材４，５間に軸３を案内として、
摺動脚部２ａ〜２ｄでシヤーシ１上を左右方向へ
移動するように取り付けられている。
ープレコーダにおいては、例えば第５図に示すよ
うに、テープの走行を通常方向の走行と、反対方
向の走行へと切換える切換板２はシヤーシ１とシ
ヤーシ１に立設された軸３，３ａ，３ｂに回転可
能に軸支された、各走行方向に伴なつて作用する
ピンチローラ部材４，５間に軸３を案内として、
摺動脚部２ａ〜２ｄでシヤーシ１上を左右方向へ
移動するように取り付けられている。
＜考案が解決しようとする問題点＞
しかし、この従来構造による切換板の取り付け
においては、カセツトテープレコーダ装置が停止
状態で、切換板２はシヤーシ１上で軸３に案内さ
れているためシヤーシ１の水平面上、前後及び左
右方向にあつては、充分にその井が規制されてい
るものであるが、その上下方向にあつては、シヤ
ーシ１とピンチローラ部材４，５間で形成される
間隙で自由に動き得る状態に設けられており、切
換板２にそりやねじれがあつた場合、切換板２の
摺動脚部２ａ〜２ｄのいずれかがシヤーシ１と接
しない状態となつて、ガタを生じカセツトテープ
レコーダ装置が振動した際、ガタ音が発生すると
いう問題があつた。
においては、カセツトテープレコーダ装置が停止
状態で、切換板２はシヤーシ１上で軸３に案内さ
れているためシヤーシ１の水平面上、前後及び左
右方向にあつては、充分にその井が規制されてい
るものであるが、その上下方向にあつては、シヤ
ーシ１とピンチローラ部材４，５間で形成される
間隙で自由に動き得る状態に設けられており、切
換板２にそりやねじれがあつた場合、切換板２の
摺動脚部２ａ〜２ｄのいずれかがシヤーシ１と接
しない状態となつて、ガタを生じカセツトテープ
レコーダ装置が振動した際、ガタ音が発生すると
いう問題があつた。
そこで本考案はカセツトテープレコーダ装置に
おいてテープ走行方向切換板の成形不良に起因す
るガタ音の発生を防止しようとするものである。
おいてテープ走行方向切換板の成形不良に起因す
るガタ音の発生を防止しようとするものである。
＜問題点を解決するための手段＞
そして上記問題点を解決する本考案の技術的手
段は、シヤーシに立設された軸と、この軸に回動
可能に軸支されたピンチローラ部材と、軸に案内
されて移動する切換板と、ピンチローラ部材と切
換板間に嵌挿した弾性部材とにより、ピンチロー
ラ部材と切換板を軸方向に付勢するような構成と
したものである。
段は、シヤーシに立設された軸と、この軸に回動
可能に軸支されたピンチローラ部材と、軸に案内
されて移動する切換板と、ピンチローラ部材と切
換板間に嵌挿した弾性部材とにより、ピンチロー
ラ部材と切換板を軸方向に付勢するような構成と
したものである。
＜作用＞
この技術的手段による作用としてピンチローラ
部材と切換板はその間に嵌挿された弾性部材によ
りピンチローラ部材の支持軸方向で互いに弾性力
を付勢されることとなり、結果としてピンチロー
ラ部材並びに切換板は常に安定した状態に保持さ
れ、ガタ音の発生が防止されるものである。
部材と切換板はその間に嵌挿された弾性部材によ
りピンチローラ部材の支持軸方向で互いに弾性力
を付勢されることとなり、結果としてピンチロー
ラ部材並びに切換板は常に安定した状態に保持さ
れ、ガタ音の発生が防止されるものである。
＜実施例＞
以下本考案の実施例を図面にもとづいて、従来
例と同一部分には同一符号を付して説明する。
例と同一部分には同一符号を付して説明する。
第１図は本考案を実施したカセツトテープレコ
ーダのデツキ部正面図、第２図はその平面図、第
３図は本考案の一部詳細図、第４図はピンチロー
ラ部の詳細図である。
ーダのデツキ部正面図、第２図はその平面図、第
３図は本考案の一部詳細図、第４図はピンチロー
ラ部の詳細図である。
図において、往復録音又は＼及び再生カセツト
テープレコーダのテープ走行系で、通常走行用ピ
ンチローラ部材４と反転走行用ピンチローラ部材
５は、シヤーシ１に立設した各軸３，３ａ，３ｂ
に回動自在に取り付けられており、テープ走行切
換用の切換板２はシヤーシ１上で前記軸３，３
ａ，３ｂに案内されて左右方向へ摺動するように
その摺動脚部２ａ〜２ｄがシヤーシ１に接して配
設されており、ピンチローラ部材４，５と切換板
２の間で、軸３に弾性部材としてのコイルスプリ
ング６が嵌挿して設けられ、このコイルスプリン
グ６によつて、各ピンチローラ部材４，５と切換
板２とは互いに軸３の軸方向に付勢されて、ピン
チローラ部材４，５は常に軸方向一定位置に保持
され、切換板２はシヤーシ１に常時圧接されて、
切換板２の成形において、そりやねじれが生じて
いてもシヤーシ１に押圧されて、ガタが生じない
ように構成されているものである。
テープレコーダのテープ走行系で、通常走行用ピ
ンチローラ部材４と反転走行用ピンチローラ部材
５は、シヤーシ１に立設した各軸３，３ａ，３ｂ
に回動自在に取り付けられており、テープ走行切
換用の切換板２はシヤーシ１上で前記軸３，３
ａ，３ｂに案内されて左右方向へ摺動するように
その摺動脚部２ａ〜２ｄがシヤーシ１に接して配
設されており、ピンチローラ部材４，５と切換板
２の間で、軸３に弾性部材としてのコイルスプリ
ング６が嵌挿して設けられ、このコイルスプリン
グ６によつて、各ピンチローラ部材４，５と切換
板２とは互いに軸３の軸方向に付勢されて、ピン
チローラ部材４，５は常に軸方向一定位置に保持
され、切換板２はシヤーシ１に常時圧接されて、
切換板２の成形において、そりやねじれが生じて
いてもシヤーシ１に押圧されて、ガタが生じない
ように構成されているものである。
更にまた、第４図に示すように各ピンチローラ
部材４，５はシヤーシ１上で切換板２と直交方向
すなわちヘツド７をテープへ接するように、前後
へ移動可能とするヘツド取付板８に設けられて、
回動軸支され、互いにスプリング１０により弾性
力を付与された押圧リンク９によりキヤプスタン
１１にテープ走行時圧接するよう構成されてい
る。
部材４，５はシヤーシ１上で切換板２と直交方向
すなわちヘツド７をテープへ接するように、前後
へ移動可能とするヘツド取付板８に設けられて、
回動軸支され、互いにスプリング１０により弾性
力を付与された押圧リンク９によりキヤプスタン
１１にテープ走行時圧接するよう構成されてい
る。
＜考案の効果＞
従つて、本考案はピンチローラ部材とテープ往
復走行切換板に弾性部材により付勢するようにし
たことにより、ピンチローラ部材はその支持軸に
対して常時一定の位置に在るように一定方向に押
えて支持されているため、ピンチローラがキヤプ
スタンと共動し、テープに安定した走行接触を与
え結果として安定したテープ走行が得られるとと
もに、テープ走行切換板はシヤーシに対し常時圧
接するよう押圧されているため、切換板にそりや
ねじれが生じていてもそのガタ分を吸収でき、切
換板の寸法を厳しくおさえる必要がなく生産コス
トを低くすることができ、また切換板のガタによ
りカセツトテープレコーダが振動した時発生する
ガタ音を防止することができる優れた結果を有す
るものである。
復走行切換板に弾性部材により付勢するようにし
たことにより、ピンチローラ部材はその支持軸に
対して常時一定の位置に在るように一定方向に押
えて支持されているため、ピンチローラがキヤプ
スタンと共動し、テープに安定した走行接触を与
え結果として安定したテープ走行が得られるとと
もに、テープ走行切換板はシヤーシに対し常時圧
接するよう押圧されているため、切換板にそりや
ねじれが生じていてもそのガタ分を吸収でき、切
換板の寸法を厳しくおさえる必要がなく生産コス
トを低くすることができ、また切換板のガタによ
りカセツトテープレコーダが振動した時発生する
ガタ音を防止することができる優れた結果を有す
るものである。
第１図は本考案を実施したカセツトテープレコ
ーダのデツキ部正面図、第２図はその平面図、第
３図は本考案の一部詳細図、第４図は本考案ピン
チローラ部の詳細図、第５図は従来例を示すカセ
ツトテープレコーダのデツキ正面図である。 １……シヤーシ、２……切換板、２ａ〜２ｄ…
…摺動脚部、３，３ａ，３ｂ……軸、４……通常
走行用ピンチローラ部材、５……反対走行用ピン
チローラ部材、６……コイルスプリング。
ーダのデツキ部正面図、第２図はその平面図、第
３図は本考案の一部詳細図、第４図は本考案ピン
チローラ部の詳細図、第５図は従来例を示すカセ
ツトテープレコーダのデツキ正面図である。 １……シヤーシ、２……切換板、２ａ〜２ｄ…
…摺動脚部、３，３ａ，３ｂ……軸、４……通常
走行用ピンチローラ部材、５……反対走行用ピン
チローラ部材、６……コイルスプリング。
Claims (1)
- 往復録音又は＼及び再生を行なうカセツトテー
プレコーダにおいて、シヤーシに立設された軸
と、該軸に回動可能に取り付けられたピンチロー
ラ部材と、該軸に案内されて移動することにより
テープ走行方向を切換える切換板と、該ピンチロ
ーラ部材と、該切換板間に嵌挿した弾性部材とか
らなり、該ピンチローラ部材と該切換板を該軸方
向に付勢したことを特徴とするカセツトテープレ
コーダ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10182585U JPH0452834Y2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10182585U JPH0452834Y2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6211240U JPS6211240U (ja) | 1987-01-23 |
| JPH0452834Y2 true JPH0452834Y2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=30972907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10182585U Expired JPH0452834Y2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0452834Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP10182585U patent/JPH0452834Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6211240U (ja) | 1987-01-23 |
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