JPH0452805Y2 - - Google Patents

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JPH0452805Y2
JPH0452805Y2 JP16824387U JP16824387U JPH0452805Y2 JP H0452805 Y2 JPH0452805 Y2 JP H0452805Y2 JP 16824387 U JP16824387 U JP 16824387U JP 16824387 U JP16824387 U JP 16824387U JP H0452805 Y2 JPH0452805 Y2 JP H0452805Y2
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core
magnetic
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magnetic core
shield case
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JP16824387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 製造が容易な磁気カードリーダ・ライタ用の磁
気ヘツドに関し、 磁気コアをシールドケースに組込む組立作業が
簡単な磁気カード用の磁気ヘツドを提供すること
を目的とし、 コイルが巻回された磁気コアと、該磁気コアを
両側から狭持する逆L字形状の一対のコアホルダ
と、前記磁気コアの下部と前記コアホルダの下部
とが挿入されて両者を搭載保持するベース部材
と、前記磁気コアを覆つて、前記コアホルダの外
壁と前記ベース部材の外周とを嵌入するシールド
ケースとから構成される。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、磁気カードに対してデータの書き込
みや読み取りを行う磁気カードリーダ・ライタに
係り、特に製造が容易な磁気カードリーダ・ライ
ダ用の磁気ヘツドに関する。
近時、磁気カードはキヤツシユカードやプリペ
イドカードとして急速に普及しつつあり、これに
伴つて磁気カードリーダ・ライタも低価格化が要
求されようになつてきた。
そして、磁気カードリーダ・ライタのコストは
主要構成部品たる磁気ヘツドのコストに負うとこ
ろが大きくこのため磁気ヘツドの低価格化が強く
要求されている。
〔従来の技術〕
第2図は従来の磁気カード用の磁気ヘツドの側
断面図である。
図において1は磁気コアで、略コ字形のライト
コア11と、同様にコ字形で厚さ(紙面垂直方向
の寸法)がライトコア11より薄いリードコア1
2を磁気ギヤツプ13を介して突き合わせて磁気
回路を構成している。2はボビン21に巻回され
たライトコイル、3はボビン31に巻回されたリ
ードコイルで、前記二つのコア11,12により
中心が貫通され、それぞれの巻線の端末は、磁気
コアの下部に挿着された端部板4上の端子ピン4
1に接続されている。
5a,5bは非磁性材料からなるコ字形状の一
対のコアホルダで、磁気コア1をシールドケース
6に対して左右方向(記録媒体移動方向)におい
て正しく位置決めするためのもので、磁気コア1
の両側を挟持した状態で、磁性材料よりなるシー
ルドケース6内に挿入されて組立られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の磁気ヘツドは組立に際して、別部品
として準備された磁気コアと一対のコアホルダを
個別にシールドケースに直接挿入するため、高さ
方向や前後方向(紙面垂直方向)での相互の位置
出しのために組立治具を必要とし、組立作業が厄
介であり製造コストが増加するという問題点があ
つた。
本考案は上記問題点に鑑み創出されたもので、
磁気コアをシールドケースに組込む組立作業が簡
単な磁気カード用の磁気ヘツドを提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、 コイルが巻回された磁気コアと、 該磁気コアを両側から狭持する逆L字形状の一
対のコアホルダと、 前記磁気コアの下部と前記コアホルダの下部と
が挿入されて両者を搭載保持するベース部材と、 前記磁気コアを覆つて、前記コアホルダの外壁
と前記ベース部材の外周とを嵌入するシールドケ
ースと、 からなることを特徴とする本考案の磁気ヘツドに
より解決される。
〔作用〕
個別に用意された磁気コアと一対のコアホルダ
とを一度ベース部材に搭載して一体化した後、こ
れをまとめてシールドケースに挿入するため、磁
気コアとコアホルダとは所定の相対位置関係が維
持されたままシールドケースに嵌入される。従つ
てこの作業は容易であり特別の組立治具等を必要
としない。
〔実施例〕
以下図面により本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る磁気ヘツドの側断面図で
ある。
第1図において1は磁気コアで、ライトコイル
2が巻回された側断面が略コ字形のライトコア1
1と、リードコイル3が巻回され、コ字形で厚さ
(紙面垂直方向の寸法)がライトコア11より薄
いリードコア12を磁気ギヤツプ13を介して突
き合わせてなつている。2はボビン21に巻回さ
れたライトコイル、3はボビン31に巻回された
リードコイルで、前記二つのコア11,12によ
り中心が貫通されている。そしてボビン21,3
1の下側のフランジ22,32には端子ピン2
3,33がインサートモールドなどにより植設さ
れており、前記コイル2,3の巻線の端末は端子
ピン23,33に接続されている。
5a,5bは略逆L字形状の非磁性材料よりな
る一対のコアホルダで上端で磁気コア1の上部の
両側面を狭持しつつ、磁気コア1と共に、ベース
部材7上に搭載されている。
6は磁性材料よりなるシールドケースで、上部
に磁気コア1の頭部が露呈する窓部を有する。
7は四角のベース部材で、中央に磁気コアの嵌
入穴71と、その周囲に端子ピンが貫通する端子
孔72と、その外側にコアホルダ5a,5bが挿
入される一対のホルダ溝73とがモールド成形な
どで一体に形成されている。
そして磁気コア1を狭持するコアホルダ5a,
5bの外壁間の距離と、ベース部材7の左右方向
の幅はシールドケース6の内法と等しくなつてお
り、シールドケース6に嵌入されると、磁気コア
1がシールドケース6に対して正しく位置決めさ
れるようになつている。
上記の構成を有する磁気ヘツドの組立は、まず
コイルが巻回された磁気コア1とコアホルダ5
a,5bとをベース部材7に搭載して一体の中間
組立体とし、次いでこの中間組立体にシールドケ
ース6を冠着して行う。磁気コア1とコアホルダ
5a,5bとはベース部材7により正しく位置決
めされた状態で容易にシールドケース6に挿入さ
れるので、組立治具を必要とせず組立作業が簡単
であるという利点がある。
以上の如く本考案によれば、ベース部材の外周
と磁気コアを狭持したコアホルダとがシールドケ
ースに嵌合するように形成されかつベース部材に
磁気コアとコアホルダとを搭載した状態でシール
ドケースに挿入するので、従来例の如く個別に挿
入する場合に比べて組立が簡単であり、磁気ヘツ
ドを低コストで製造することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、磁気カードリーダ・ライタに
用いるのに有効な小型・低コストの磁気ヘツドを
提供することが可能となり、その経済的効果は顕
著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る磁気ヘツドの側断面
図、第2図は、従来の磁気カード用磁気ヘツドの
側断面図、である。 図において、1……磁気コア、11……ライト
コア、12……リードコア、13……磁気ギヤツ
プ、2……ライトコイル、3……リードコイル、
21,31……ボビン、23,33……端子ピ
ン、4……端子板、5a,5b……コアホルダ、
6……シールドケース、7……ベース部材、71
……嵌入穴、72……端子孔、73……ホルダ
溝、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気記録媒体に対してデータの記録や再生を行
    う磁気ヘツドにおいて、 コイル2,3が巻回された磁気コア1と、 該磁気コア1を両側から狭持する逆L字形状の
    一対のコアホルダ5a,5bと、 前記磁気コア1の下部と前記コアホルダ5a,
    5bの下部とが挿入されて両者を搭載保持するベ
    ース部材7と、 前記磁気コア1を覆つて、前記コアホルダ5
    a,5bの外壁と前記ベース部材7の外周とを嵌
    入するシールドケース6と、 からなることを特徴とする磁気ヘツド。
JP16824387U 1987-11-02 1987-11-02 Expired JPH0452805Y2 (ja)

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JP16824387U JPH0452805Y2 (ja) 1987-11-02 1987-11-02

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Publication Number Publication Date
JPH0175306U JPH0175306U (ja) 1989-05-22
JPH0452805Y2 true JPH0452805Y2 (ja) 1992-12-11

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