JPH0452774Y2 - - Google Patents

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JPH0452774Y2
JPH0452774Y2 JP17109088U JP17109088U JPH0452774Y2 JP H0452774 Y2 JPH0452774 Y2 JP H0452774Y2 JP 17109088 U JP17109088 U JP 17109088U JP 17109088 U JP17109088 U JP 17109088U JP H0452774 Y2 JPH0452774 Y2 JP H0452774Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電子写真記録方式や静電記録方式に
より感光体ドラム等の画像形成体上に形成された
静電潜像をトナーによつて可視像化し、そのトナ
ー像を記録用紙に転写後にクリーニング装置によ
り画像形成体上から掻落されたトナーを搬送する
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
電子写真複写機や静電記録装置等のように静電
潜像を利用した画像記録装置(以下、単に複写機
等という)では、感光体ドラム上に静電潜像を形
成し、この静電潜像をトナー現像装置で顕像化し
たのち、そのトナー像を記録用紙に転写・定着し
て目的の記録物を得ている。
この場合、現像装置から感光体ドラム上に供給
されたトナーのうち約70%のものが顕像化のため
に消費され、残りの約30%のものが残留トナーと
して感光体ドラム上に残ることになるが、所定の
露光工程が終了した時点において、その残留トナ
ー保有電荷が除電電極によつて消去され、さら
に、クリーニング装置により掻き落されてトナー
回収溝に集積されるように構成されている。
このトナー回収溝は、一般的には例えば実開昭
58−67357号公報にも開示されているように感光
体ドラムの表面に沿つてそれと平行的に設置され
るのが普通であり、また、集積された使用済みト
ナーは、予めトナー回収溝側に設けられたトナー
排出用スクリユー部材(以下、単にスクリユー部
材という)の回転推進力によつて、感光体ドラム
の軸方向と平行する方向へ搬送され、その方向に
位置する端面壁に形成された排出口から回収トナ
ー容器に直接的に排出されるか、或いは、トナー
回収溝の端面壁外に連続して設置された他のトナ
ー排出系へと、搬送されるように構成されてい
る。
このスクリユー部材としては、従来から、例え
ば、船舶用又は一般の粉体搬送用のスクリユー
として利用されているタイプのスクリユー部材、
即ち、螺旋状に連続しているスクリユー羽根が剛
体軸の周囲に取付けられたタイプのスクリユー部
材や、それ自体では固有の剛体軸を持たないコ
イル式のスクリユー部材等が用いられていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のタイプのスクリユー部
材では、全体が剛体で作られている関係で曲がつ
た排出経路には使用することができず、トナー回
収溝自体やトナー回収溝に連続して設けられる他
のトナー排出系に、無用な構造的制約を付するこ
とになる。加えて、排出されるトナーが剛体軸に
付着し易くなるためスクリユー部材の回転推進力
によるトナー搬送能力も劣化するとの欠点もあ
る。また、スクリユー羽根の外周端が固定的であ
る関係で、ブロツキングや所謂「カマクラ」とい
う好ましからざる現像を生じさせることになる。
一方、上記のコイル式のスクリユー部材で
は、実開昭57−184962号公報に開示されているよ
うに、排出開口側に位置するコイルの一端に暴れ
防止用の規制部材を設けて置かないと、トナー排
出動作中にコイルの自由端側に暴れ、比較的小さ
な間隔を隔てて平行的に位置する感光体ドラムの
表面を傷付けるという事故を惹き起し勝ちとな
る。
しかも、この事故を防止するためにスクリユー
部材に沿わせて暴れ規制部材を設けた場合には、
排出中のトナーがこの規制部材の付近に溜り易く
なつてトナーの搬送能力を劣化せしめることにな
る。
この考案は、このような事情に鑑み、トナー付
着の生じ難いコイル式のスクリユー部材を用い、
かつ、該スクリユー部材の暴れ現像を確実に防止
してトナー回収溝内におけるトナーの排出作用を
向上させた新規なトナー搬送装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案は画像形成
体と平行に設置したトナー回収溝内に少なくとも
一端が回転駆動手段に連繋したコイル状のスクリ
ユー部材を設けてなるトナー搬送装置において、
前記スクリユー部材を磁性材料で形成するととも
に、トナー回収溝の底部にマグネツトを設置し、
スクリユー部材を当該溝内において安定回転でき
るように構成したものである。
〔実施例〕
以下、この考案を添付図面に示す一実施例に基
いて説明する。
第1図はこの考案を適用する複写機の感光体ド
ラム周辺部の一構造例を示す概略構成図、第2図
a,bはトナー回収溝とマグネツトの設置態様を
示す拡大断面図、第3図はトナー回収溝とスクリ
ユー部材及びマグネツトとの関係を表した略示的
説明図、第4図は同平面図である。
第1図において、10は図示なき原稿台の下側
部位に設けたレール70a,70bに、係止突部
10a,10bを介して吊持されたプロセスカー
トリツジである。該プロセスカートリツジ10は
それ自体公知の構造を持つた感光体ドラム11と
その周囲に帯電装置12、現像装置13、クリー
ニング装置14を配置した構成となつている。な
お、転写装置は感光体ドラム11の下面に対応す
る複写機本体側に設けられている関係でここには
図示してしない。
前記現像装置13には、現像スリーブ15、主
撹拌部材16及び補助撹拌部材17が備えられて
おり、主撹拌部材16で掻き上げられた現像剤の
一部がドクター18とのギヤツプを通つて現像ス
リーブ15の表面に付着し、感光体ドラム11の
表面に形成された静電潜像を現像するために使用
され、規制片19との隙間を通つて後方へと送ら
れた他の一部の現像剤は、隔板20に設けた開口
21から矢印Aで示す如く傾斜板22を経て補助
撹拌部材17へと流れるようになつている。
そして、矢印Aのように流れる現像剤の流路面
には透磁率を検出するためのトナー濃度センサー
23が設けられていて、その検出値に対応した制
御信号を補給ローラ25の駆動源(図示せず)に
出力するように構成されている。
即ち、このセンサー23から駆動信号が出力さ
れると、トナー補給室24内に設けられた補給ロ
ーラ25が回転を始め、補給室24内のトナーが
補給ローラ25と開口溝の口端部材26との間か
ら現像部13に落下し、現像部13内のトナー濃
度を所定の値に調節する。
27はトナー格納室、28はトナー格納室27
に設けられたラダーチエーンで、このトナー格納
室27から窓29を通してトナー補給室24内へ
新しいトナーを送り込むためのものである。
しかして、クリーニング装置14には感光体ド
ラム11の表面に圧着する状態でクリーニングブ
レード34が設けられ、トナー像の転写後に感光
体ドラム11の表面に残留するトナーを掻落し得
るように構成されているが、このクリーニングブ
レード34自身は圧縮バネ36の付勢力により軸
35を中心として反時計方向への回動力を付与さ
れた支持枠37の前縁側に取付けられている。
また、クリーニング装置14の左側壁部14a
と感光体ドラム11との間には、クリーニングブ
レード34により掻落された使用済みトナー(残
留トナー)を回収し、かつ、集積するためのトナ
ー回収溝38が形成されている。該トナー回収溝
38と感光体ドラム11表面との間には、トナー
ガイド板39が設けられているが、このトナーガ
イド板39はトナー回収溝38と一体的に構成す
ることも可能である。
50はトナー搬送装置を示し、その主要構成部
材であるトナー排出用スクリユー部材51は前記
トナー回収溝38内に、感光体ドラム11の表面
及びクリーニング装置14の左側壁部14aに対
してほぼ平行になるように設置され、その基端部
51aは複写機の奥側の壁部(裏面壁部)14c
に設けた回転駆動手段60に第3図示の如く連繋
されている。
スクリユー部材51はトナー排出用のコイルを
構成する上での固有の条件、即ち、コイルの長
さ、外径、コイルの直径、ピツチ等については公
知のこの種スクリユー部材と同様に設定される
が、その材質については磁性材料に限られる。
スクリユー部材51の回転による推進力でトナ
ー回収溝38内を搬送されたトナーは、その正面
壁部14b側に設けたトナー排出開口40から回
収トナー容器41内に回収されるようになつてい
るが、複写機の種類によつてはトナー回収溝38
に回収したトナーは、該溝端部から図示しない管
状通路を介してトナー補給容器と一体のトナー回
収容器まで搬送されるようになつているものもあ
る。
55は前記トナー回収溝38の底部に設けたマ
グネツトで、該マグネツト55は磁性材料よりな
る前記スクリユー部材51を吸着している。この
マグネツト55は第2図aの如く、トナー回収溝
38の底部外面側に設けた凹孔56に埋め込んで
も、また、同図bの如く、トナー回収溝38の底
部内面側に設けた凹孔57にマグネツト55の表
面が露出するように埋め込んでもよい。
マグネツト55はスクリユー部材51の自由端
側(右端部)51bに生じ易い暴れを抑止するた
めのものであるが、設置位置及び個数は磁力との
関係で決定されることとなる。例えば、1個のマ
グネツトの磁力が700G程度のものであれば第3
図の如くトナー回収溝38の長さ方向の中央部に
1個だけ設ければ足りる。また、350G程度の磁
力のマグネツトであれば、第4図の如くトナー回
収溝38の長さ方向の両端寄りに1個づつ都合2
個設けるようにすれば良い。図示していないが、
更に小さい磁力のマグネツトをトナー回収溝38
の底部全域に点状に並べたり、或いは長尺なマグ
ネツトを溝に沿つて埋めてもよい。
上記実施例において、スクリユー部材51はマ
グネツト55の吸着力によりトナー回収溝38内
に保持された状態で回転するから、これによつて
コイルの場合に生じ勝ちであつたコイル端部の暴
れ現像の抑止を実現することができるようになつ
た。また、暴れ防止のために従来の如くスクリユ
ー部材に沿わせて暴れ規制部材を設ける必要がな
く、規制部材を設置したときに生じたトナーの溜
まり現像もないからトナーの搬送能力を劣化させ
ることがない。
以上、図示実施例について説明したが、この考
案はこれに限定されるものではなく、その要旨を
変更せざる範囲内で種々に変形実施することが可
能であることを付記する。
(考案の効果) 以上の如く、この考案は画像形成体と平行に設
置したトナー回収溝内に少なくとも一端が回転駆
動手段に連繋したコイル状のスクリユー部材を設
けてなるトナー搬送装置において、前記スクリユ
ー部材を磁性材料で形成するとともにトナー回収
溝の底部にマグネツトを設置したことを特徴とし
ているから、スクリユー部材の暴れ現像をよく防
止し、トナーの搬送性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用する複写機の感光体ド
ラム周辺部の一構造例を示す概略構成図、第2図
a,bはトナー回収溝とマグネツトの設置態様を
示す拡大断面図、第3図はトナー回収溝とスクリ
ユー部材及びマグネツトとの関係を表した略示的
説明図、第4図は同平面図である。 10……プロセスカートリツジ、11……感光
体ドラム、14……クリーニング装置、38……
トナー回収溝、40……トナー排出開口、41…
…回収トナー容器、50……トナー搬送装置、5
1……トナー排出用スクリユー部材、55……マ
グネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 画像形成体と平行に設置したトナー回収溝内に
    少なくとも一端が回転駆動手段に連繋したコイル
    状のスクリユー部材を設けてなるトナー搬送装置
    において、前記スクリユー部材を磁性材料で形成
    するとともに、トナー回収溝の底部にマグネツト
    を設置したことを特徴とするトナー搬送装置。
JP17109088U 1988-12-28 1988-12-28 Expired JPH0452774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17109088U JPH0452774Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17109088U JPH0452774Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0290865U JPH0290865U (ja) 1990-07-18
JPH0452774Y2 true JPH0452774Y2 (ja) 1992-12-11

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ID=31462604

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JP17109088U Expired JPH0452774Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28

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