JPH0452599Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452599Y2 JPH0452599Y2 JP1986192682U JP19268286U JPH0452599Y2 JP H0452599 Y2 JPH0452599 Y2 JP H0452599Y2 JP 1986192682 U JP1986192682 U JP 1986192682U JP 19268286 U JP19268286 U JP 19268286U JP H0452599 Y2 JPH0452599 Y2 JP H0452599Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- orifice
- rib
- oil pan
- ventilation fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 14
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 3
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は台所等で使用される換気扇用油受けに
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来、この種の換気扇用油受けは、第3図およ
び第4図に示すような構成であつた。図におい
て、101は図示しない換気扇の羽根の外周に吸
込口102を有するオリフイスであり、このオリ
フイス101の下面部には着脱自在に油受け10
3が固定されている。上記構成において、換気扇
の羽根から飛散した油滴104はオリフイス10
1に当つて付着し、油滴が徐々に大きくなりオリ
フイス101の形状に沿つて下方へと流れる。そ
してオリフイス101の前面下角部から重力によ
つて油受け103内に滴下する。
び第4図に示すような構成であつた。図におい
て、101は図示しない換気扇の羽根の外周に吸
込口102を有するオリフイスであり、このオリ
フイス101の下面部には着脱自在に油受け10
3が固定されている。上記構成において、換気扇
の羽根から飛散した油滴104はオリフイス10
1に当つて付着し、油滴が徐々に大きくなりオリ
フイス101の形状に沿つて下方へと流れる。そ
してオリフイス101の前面下角部から重力によ
つて油受け103内に滴下する。
考案が解決しようとする問題点
このような従来の構成では、換気扇が外側に傾
いて取付けられたりしたときなどは、油はオリフ
イス101の前面下角部から油受け103に滴下
せずにオリフイス101下面に沿つて壁側に流
れ、油はそのまま油受けとのすきまを通つて流
れ、ついには床に滴下するか壁面を汚してしまう
という問題があつた。本考案はこのような問題点
を解決するもので、油がオリフイスの下面に沿つ
て流れず、床、壁を汚さずに油受け内にたまるこ
とを目的とするものである。
いて取付けられたりしたときなどは、油はオリフ
イス101の前面下角部から油受け103に滴下
せずにオリフイス101下面に沿つて壁側に流
れ、油はそのまま油受けとのすきまを通つて流
れ、ついには床に滴下するか壁面を汚してしまう
という問題があつた。本考案はこのような問題点
を解決するもので、油がオリフイスの下面に沿つ
て流れず、床、壁を汚さずに油受け内にたまるこ
とを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
この問題点を解決するために本考案は、羽根の
外周に位置する吸込口をほぼ中央に有するオリフ
イスと、前記オリフイスの下面部に水平方向に着
脱自在に設けられる上面を開口した箱状の油受け
とからなり、前記オリフイスの前面下部に、前方
に突出したリブを設け、このリブと前記油受けの
前壁内面との間に、前記リブの先端から前記油受
けの前壁内面に油滴が伝つて流れ落ちる微小すき
間を設けてなる換気扇用油受けの構成としたもの
である。
外周に位置する吸込口をほぼ中央に有するオリフ
イスと、前記オリフイスの下面部に水平方向に着
脱自在に設けられる上面を開口した箱状の油受け
とからなり、前記オリフイスの前面下部に、前方
に突出したリブを設け、このリブと前記油受けの
前壁内面との間に、前記リブの先端から前記油受
けの前壁内面に油滴が伝つて流れ落ちる微小すき
間を設けてなる換気扇用油受けの構成としたもの
である。
作 用
この構成により、オリフイスの下方に流れて来
た油はリブに当つてたまり、油滴がリブの先端で
徐々に大きくなり油受けの前壁内面に触れて、油
は油受け内面に沿つて下方に流れ落ち、油受け内
にたまることとなる。
た油はリブに当つてたまり、油滴がリブの先端で
徐々に大きくなり油受けの前壁内面に触れて、油
は油受け内面に沿つて下方に流れ落ち、油受け内
にたまることとなる。
実施例
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
にもとづき説明する。図において1は図示しない
換気扇の羽根の外周に位置する吸込口2を有する
オリフイスで、換気扇の枠体3のフランジ部4に
立ち上げられた凸部5に係合されている。このオ
リフイス1の下面部には上面を開放し前壁を後壁
より若干高くした箱状の油受け6がオリフイス1
下部の凸部10と油受け6後壁の凹部11とを係
合することによつて、水平方向に着脱自在に設け
られている。
にもとづき説明する。図において1は図示しない
換気扇の羽根の外周に位置する吸込口2を有する
オリフイスで、換気扇の枠体3のフランジ部4に
立ち上げられた凸部5に係合されている。このオ
リフイス1の下面部には上面を開放し前壁を後壁
より若干高くした箱状の油受け6がオリフイス1
下部の凸部10と油受け6後壁の凹部11とを係
合することによつて、水平方向に着脱自在に設け
られている。
また、オリフイス1の前面下部にリブ7を前方
に向けて突設しており、このリブ7の先端から油
受け6の前壁の上部内面に、油滴が伝つて流れ落
ちる微小すき間が形成されている。
に向けて突設しており、このリブ7の先端から油
受け6の前壁の上部内面に、油滴が伝つて流れ落
ちる微小すき間が形成されている。
上記の構成において、換気扇運転時に羽根から
飛散した油滴はオリフイス1の表面に当つて付着
し、油滴は徐々に大きくなり重力によつてオリフ
イス1の表面形状に沿つて下方へと流れる。そし
てオリフイス前面のベルマウス部8の外周に設け
られた段差9に沿つて油は下方中央部に集められ
る。その油はオリフイス1の前面で油受け6前壁
に向かつて突設したリブ7に当つてためられ、た
められた油の量が徐々に多くなるとリブ7を乗り
越えて落ちようとするか、あるいは、リブ7に伝
わつて後方に流れようとする。しかしリブ7と油
受け6の内面との距離Lを2mm以内に形成してい
るために、リブ7の先端で徐々に大きくなつた油
滴は落ちたり伝わつたりする前に油受け6の内面
に当りそのまま油受け6の内面に沿つて底にたま
ることとなる。このとき、油受け6の内面とリブ
7との距離Lが2mmを越えると、油はその特性上
油滴が大きくなる前にリブ7の先端を回り込んで
後方に流れてしまう。
飛散した油滴はオリフイス1の表面に当つて付着
し、油滴は徐々に大きくなり重力によつてオリフ
イス1の表面形状に沿つて下方へと流れる。そし
てオリフイス前面のベルマウス部8の外周に設け
られた段差9に沿つて油は下方中央部に集められ
る。その油はオリフイス1の前面で油受け6前壁
に向かつて突設したリブ7に当つてためられ、た
められた油の量が徐々に多くなるとリブ7を乗り
越えて落ちようとするか、あるいは、リブ7に伝
わつて後方に流れようとする。しかしリブ7と油
受け6の内面との距離Lを2mm以内に形成してい
るために、リブ7の先端で徐々に大きくなつた油
滴は落ちたり伝わつたりする前に油受け6の内面
に当りそのまま油受け6の内面に沿つて底にたま
ることとなる。このとき、油受け6の内面とリブ
7との距離Lが2mmを越えると、油はその特性上
油滴が大きくなる前にリブ7の先端を回り込んで
後方に流れてしまう。
また、排煙中のスラツジは、オリフイス1の表
面にいつたん付着し、油とともに下方に流れてい
きリブ7に到達するが、リブ7と油受け6の内面
との距離Lを、油滴がリブ7の先端から油受け6
の前壁上部内面に伝つて流れ落ちる微小すき間に
形成しているため、スラツジの粒子の大きさから
このすき間に堆積することなく、油とともに油受
け6へ流れていく。
面にいつたん付着し、油とともに下方に流れてい
きリブ7に到達するが、リブ7と油受け6の内面
との距離Lを、油滴がリブ7の先端から油受け6
の前壁上部内面に伝つて流れ落ちる微小すき間に
形成しているため、スラツジの粒子の大きさから
このすき間に堆積することなく、油とともに油受
け6へ流れていく。
そして、油受け6内に油がいつぱい近くなる
と、油受け6をはずして油を捨てることとなる
が、このとき、リブ7が突設されていても、この
リブ7が障害となることなく、油受け6を傾けず
に水平方向にはずすことができる。
と、油受け6をはずして油を捨てることとなる
が、このとき、リブ7が突設されていても、この
リブ7が障害となることなく、油受け6を傾けず
に水平方向にはずすことができる。
考案の効果
以上の実施例の説明より明らかなように本考案
によれば、オリフイスに付着して流下する油は、
リブでいつたり止まり、油滴が大きくなり、油受
けの内面に当たると、油受けの内面に沿つて油受
け底部にたまることとなり、油が回り込んで壁面
や、床などを汚すことがなくなり、またたまつた
油を捨てるとき、油受けを傾けることなく水平方
向にはずすことができるという効果が得られる。
によれば、オリフイスに付着して流下する油は、
リブでいつたり止まり、油滴が大きくなり、油受
けの内面に当たると、油受けの内面に沿つて油受
け底部にたまることとなり、油が回り込んで壁面
や、床などを汚すことがなくなり、またたまつた
油を捨てるとき、油受けを傾けることなく水平方
向にはずすことができるという効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例による換気扇用油受
けの取付状態を示すオリフイスの断面図、第2図
は同換気扇用油受けとオリフイスの分解斜視図、
第3図は従来の換気扇用油受けの取付状態を示す
オリフイスの断面図、第4図は同換気扇用油受け
とオリフイスの分解斜視図である。 1……オリフイス、6……油受け、7……リ
ブ。
けの取付状態を示すオリフイスの断面図、第2図
は同換気扇用油受けとオリフイスの分解斜視図、
第3図は従来の換気扇用油受けの取付状態を示す
オリフイスの断面図、第4図は同換気扇用油受け
とオリフイスの分解斜視図である。 1……オリフイス、6……油受け、7……リ
ブ。
Claims (1)
- 羽根の外周に位置する吸込口をほぼ中央に位置
するオリフイスと、前記オリフイスの下面部に、
水平方向に着脱自在に設けられる上面を開口した
箱状の油受けとからなり、前記オリフイスの前面
下部に前方に突出したリブを設けて、このリブと
前記油受けの前壁内面との間に、前記リブの先端
から前記油受けの前壁内面に油滴が伝つて流れ落
ちる微小すき間を設けてなる換気扇用油受け。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986192682U JPH0452599Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986192682U JPH0452599Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6399136U JPS6399136U (ja) | 1988-06-27 |
JPH0452599Y2 true JPH0452599Y2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=31147995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986192682U Expired JPH0452599Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452599Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5309859B2 (ja) * | 2008-10-07 | 2013-10-09 | パナソニック株式会社 | 送風装置および換気扇 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54143056U (ja) * | 1978-03-29 | 1979-10-04 |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP1986192682U patent/JPH0452599Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6399136U (ja) | 1988-06-27 |
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