JPH0452578Y2 - - Google Patents

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JPH0452578Y2
JPH0452578Y2 JP10403087U JP10403087U JPH0452578Y2 JP H0452578 Y2 JPH0452578 Y2 JP H0452578Y2 JP 10403087 U JP10403087 U JP 10403087U JP 10403087 U JP10403087 U JP 10403087U JP H0452578 Y2 JPH0452578 Y2 JP H0452578Y2
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hot water
temperature
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fluid
water supply
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、寒冷地等に於いて混合水栓の使用
開始時に逸早く温湯を得られるようにしたもので
ある。
(従来の技術) 従来、寒冷地等に於いて早朝の起床後に混合水
栓を使用する場合、混合水栓と温水器を接続する
給湯配管内部の流体は温度が低下しているために
すぐに温湯を使用することはできず、しばらくの
間は冷水を流出させた状態で高温になるまで待た
なければならなかつた。
この問題を解決したものとして実公昭51−9090
号の図面(本願図面の第6図)のものがある。上
記第6図に就いて簡単に説明すると、蛇口35
は、下部の取付管37に流出管40を介して下部
に流入管39を備えた温水タンク38を接続する
と共に、該温水タンク38の加熱室42には内筒
41を装填して前記蛇口35及び前記流入管39
に連通する加熱室42aを形成し、加熱室42に
は加熱ヒーター43を内蔵すると共に、両加熱室
42,42aの上部にはサーモスタツト44の感
知により、予じめ設定した所定温度に達した時に
作動機構46が弁筒47を解放して開口する連通
部45を備え、温水タンク38の流入側には温水
を流入制御する栓具48を配備して成る湯沸器付
き蛇口であつて、熱湯を必要とする場合は加熱ヒ
ーター43に通電すると同時に作動機構46が弁
筒47を上昇して連通部45を閉じ、内外加熱室
42、42aは加熱ヒーター43に加熱されハン
ドル36を回すと熱湯が得られるものである。上
記のものにあつては、温水タンク内部には通常冷
水が充満しており、熱湯を必要とする場合にはわ
ざわざ加熱ヒーターのスイツチを入れなければな
らないうえ、タンク内部はすぐには加熱されない
ので加熱された温水を得られるまでの間しばらく
待たなければならず、早朝の慌しい時間帯に、蛇
口のハンドルを急いで操作してもすぐに温湯を得
ることができなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案が解決しようとする問題点は、寒冷地
等に於いて早朝の慌しい時間帯に混合水栓を操作
して温湯を得ようとする際に、温湯の流出するの
をいらいらして待つことなく、早急に適温の温湯
を得られるようにすることである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案が講じた技
術的手段は、温水器に第1給湯配管を介して接続
する流入口と、混合水栓の湯側入口に第2給湯配
管を介して接続する流出口と、タイマーにより設
定した時間のみ開弁し、流体を下部に接続した排
水管より外部へ排除する電磁弁と管継手を介して
接続する第1排水路とを具備せしめた自動温度調
節弁内に、前記流入口と流出口を常時連通する温
湯感知室を設けると共に、該温湯感知室には感温
媒体による感温動作に応動して作動子が移動する
感温体ケースを組入れ、該感温体ケースに結合し
た筒形弁の弁体を前記温湯感知室と前記第1排水
路を連通する弁座孔を開閉するように配置し、温
湯感知室の流体が予じめ設定した温度より低い時
には、感温体ケースの作動で弁体が弁座孔を解放
すると共に、タイマーにより予じめ設定した時間
中のみ電磁弁及び排水管を経て流体を外部へ排除
すると共に、設定温度より高い時には弁体が弁座
孔を閉塞し、第1給湯配管、自動温度調節弁及び
第2給湯配管内部の流体を高温に維持するように
したものである。
(作用) 予じめ翌朝の混合水栓使用予定時間より数分前
から使用予定時間に合わせてタイマーを設定して
おき、設定時間になるとタイマーと連繋した電磁
弁が開弁し、自動温度調節弁の温湯感知室の流体
が設定した温度よりも低い場合は感温体ケースと
共に移動する筒形弁の弁体が温湯感知室と第1排
水路を連通する弁座孔を開放し、流体は第1排水
路から開弁状態である電磁弁を順次通過し、排水
管から外部へ排除され、その後温水器の加熱作用
で流体の温度が上昇し、温湯感知室の流体が設定
温度よりも高くなると前記弁体は弁座孔を閉塞
し、混合水栓の湯側入口へは設定温度以上の高温
湯しか供給されないので、使用予定時間に湯側ハ
ンドルを操作するとすぐに適温の湯を得ることが
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
本考案の実施例は第1図乃至第5図に示すよう
に自動温度調節弁1は、流入口2に後記の第1給
湯配管29を通じており、流出口2aに後記の第
2給湯配管29aと通じて流入、流出を行なうよ
うに連通すると共に、第1排水路4を経て後記の
電磁弁Cに通じている。温湯感知室3は前記自動
温度調節弁1の軸方向に貫通して設け、一端に前
記第1排水路4と通じる弁座孔18を、他端には
後記のプラグ15を取付ける螺口16をそれぞれ
同軸上に配置する。感温体ケース7は、作動室8
に感温媒体9を有して前記温湯感知室3に介在さ
せ、感温体ケース7の螺合部10には通孔5aを
有した筒形弁5を取付けると共に、該筒形弁5の
軸部5bに弁体6を取付け、前記感温媒体9の感
温動作に応動して前記弁体6をもつて弁座孔18
を開閉するように連繋している。前記感温体ケー
ス7は、その端面と第1弁座19との間のスプリ
ング17を介して矢印P方向へ弾装されており、
その弾力的圧力は前記弁体6を第1弁座19から
常時(不給湯時)は引離すように連繋している。
温度調節軸14は、前記プラグ15の螺合部10
aに螺挿されると共に、袋ナツト13を介してジ
ヨイント12を取付け、該ジヨイント12に前記
感温媒体9の作動子11を把持しており、該作動
子11は、前記温度調節軸14の内腔Fに介在さ
せたスプリング17aの弾性圧を受ける前記ジヨ
イント12を矢印Pの逆方向に弾力的に押圧し、
前記感温媒体9の温湯感応による前記作動子11
の伸長動作に対応してその圧力を弾力的に支える
と共に、前記スプリング17の弾性圧に抗し前記
弁体6を持つて前記弁座孔18を閉塞するように
連繋している。止水栓21は流量調節用の弁体6
a及び弁棒21aを有して前記第1給湯配管29
と一方で通じ、他方で前記流入口2を経て前記自
動温度調節弁1に通じており、前記弁棒21aの
操作によつて弁座34の開度を自在にして流量制
御を行なうように構成する。前記温湯感知室3と
上部で通じる瀘室Gには栓33の凹座33aと第
2弁座19aとの間にストレーナ20を介在させ
ることにより、前記流入口2から温湯感知室3へ
達する流体中の異物を捕捉するように対応させて
ある。(第4図イ参照)前記電磁弁Cは第3図及
び第4図イに示すように前記第1排水路4と通じ
る管継手Hを介して接続し、前記第1排水路4と
第2排水路4aとを弁座口22を開閉するダイヤ
フラム弁23により開閉自在に対応しており、該
ダイヤフラム弁23は圧力室25側へ可変自在で
あつて、中心部に貫通した通孔26を介して前記
第1排水路4と前記圧力室25とを連通してお
り、該圧力室25の上部には電磁弁Cを装着し、
該電磁弁Cの開弁時間、即ちたとえば混合水栓3
1使用時間の約30分前の開弁時間に設定できるタ
イマーDと連繋しており、該タイマーDは室内の
壁面その他に取付けられている。また止水時は第
1排水路4の流体圧力によつて流体の一部が通孔
26を経て圧力室25内に導入され、この圧力室
25の圧力はダイヤフラム弁23の上面に作用
し、該ダイヤフラム弁23を押し下げて弁座口2
2を閉塞の状態に維持するように構成する。別に
設けた混合水栓31は通常のもので、給水配管2
8を介して元栓30から温水器Eの水側入口32
aへ冷水を導入し、該温水器Eの加熱作用で得ら
れた熱湯を前記第1給湯配管29、止水栓21、
自動温度調節弁1及び第2給湯配管29aを経て
混合水栓31の湯側入口32へ給湯するように連
通させて定温湯供給装置Aを構成する。
いま電磁弁Cと連繋したタイマーDを、例えば
混合水栓31の使用予定時間の直前である6時30
分から使用予定時間である7時までに設定すると
共に、自動温度調節弁1を温度調節軸14により
40℃に設定した場合、設定時間前の深夜から翌朝
にかけて混合水栓31は使用されていないため、
温湯感知室3内部の流体は設定温度に達していな
い。この時感温媒体9が感応して作動子11が収
縮方向に作用し、感温体ケース7は弁体6と共
に、矢印P方向へ作動し、弁座孔18を開放して
いる。
この状態でタイマーDの設定時間になると電磁
弁Cのダイヤフラム弁23は閉じられているが、
前記弁座孔18と連通している第1排水路4の圧
力上昇に伴い圧力室25の内圧を高めるので、そ
の内圧によつて通孔26を開放すると共に、ダイ
ヤフラム弁23が押し上げられて開弁する。従つ
て設定温度に達しない第1給湯配管29内の流体
は、自動温度調節弁1の瀘室G、温湯感知室3、
管継手H及び弁座口22を経て排水管27から外
部へ排除される。
次に温水器Eの加熱作用で流体の温度が急速に
上昇し、設定温度である40℃以上に達しこの温湯
が温湯感知室3を通過し始めると、この温湯に感
温媒体9が感応して第2図に示す矢印Pの逆方向
へ作動し、この動作によつて感温体ケース7と共
に弁体6が同一方向へ変位して弁座孔18を閉塞
するので、温湯は筒形弁5の各通孔5aを経て流
出口2aから第2給湯配管29aへ進出する。従
つて使用予定時間に混合水栓31の湯側ハンドル
31aを操作するとすぐに適温の湯を得ることが
できる。
(効果) この考案は、上記のように構成したので、次の
利点を有する。
(1) 温水器に上流側で接続する第1給湯配管と、
混合水栓に下流側で接続する第2給湯配管との
間に、タイマーによる設定時間内で予じめ設定
した温度に達しない流体をタイマーと連繋した
電磁弁の排水管より外部へ排除し、設定温度以
上の流体を感温媒体の感応動作に応動する弁体
の切換動作によつて混合水栓への給湯を行なう
ようにした自動温度調節弁を配置したので、混
合水栓へ供給される流体は、常に設定温度及び
それ以上の湯温を確実に維持することができる
ため、混合水栓を操作すればすぐに適温の温湯
を得ることができる。
(2) 早朝の洗面の際に、混合水栓の湯側ハンドル
を操作しても最初の内は冷水のみしか放出され
ない従来のものと異なり、設定温度に達してい
ない流体は予じめ外部へ排除されているので、
開弁と同時的に適温の温湯を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案定温維持機構の一部省略した配
置要領の説明図、第2図は、第3図に於けるV−
V線の正断面図、第3図は、第1図に於けるU−
U線の拡大平面図、第4図イは、第3図に於ける
W−W線の右側断面図、ロは、第2図に於けるX
−X線の左側断面図、第5図は、作動要領の説明
図、第6図は、従来技術の説明図である。 主要部分の符号の説明、1……自動温度調節
弁、2……流入口、2a……流出口、3……温湯
感知室、4……第1排水路、5……筒形弁、6…
…弁体、7……感温体ケース、9……感温媒体、
11……作動子、18……弁座孔、27……排水
管、29……第1給湯配管、29a……第2給湯
配管、31……混合水栓、32……湯側入口、C
……電磁弁、D……タイマー、E……温水器、H
……管継手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温水器Eに第1給湯配管29を介して接続する
    流入口2と、混合水栓31の湯側入口32に第2
    給湯配管29aを介して接続する流出口2aと、
    タイマーDにより設定した時間のみ開弁し、流体
    を下部に接続した排水管27より外部へ排除する
    電磁弁Cと管継手Hを介して接続する第1排水路
    4とを具備せしめた自動温度調節弁1内に、前記
    流入口2と流出口2aを常時連通する温湯感知室
    3を設けると共に、該温湯感知室3には感温媒体
    9による感温動作に応動して作動子11が移動す
    る感温体ケース7を組入れ、該感温体ケース7に
    結合した筒形弁5の弁体6を前記温湯感知室3と
    前記第1排水路4を連通する弁座孔18を開閉す
    るように配置し、温湯感知室3の流体が予じめ設
    定した温度より低い時には、感温体ケース7の作
    動で弁体6が弁座孔18を開放すると共に、タイ
    マーDにより予じめ設定した時間中のみ電磁弁C
    及び排水管27を経て流体を外部へ排除すると共
    に、設定温度より高い時には弁体6が弁座孔18
    を閉塞し、第1給湯配管29、自動温度調節弁1
    及び第2給湯配管29a内部の流体を高温に維持
    することを特徴とする定温給湯装置。
JP10403087U 1987-07-06 1987-07-06 Expired JPH0452578Y2 (ja)

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JPS6412123U JPS6412123U (ja) 1989-01-23
JPH0452578Y2 true JPH0452578Y2 (ja) 1992-12-10

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