JPH0452546Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452546Y2 JPH0452546Y2 JP8807488U JP8807488U JPH0452546Y2 JP H0452546 Y2 JPH0452546 Y2 JP H0452546Y2 JP 8807488 U JP8807488 U JP 8807488U JP 8807488 U JP8807488 U JP 8807488U JP H0452546 Y2 JPH0452546 Y2 JP H0452546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shear
- stem
- shear pin
- water guide
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 239000010779 crude oil Substances 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、泥水、原油など液体や粉炭などを輸
送するパイプラインの途中に使用する切断式安全
弁に係るものである。
送するパイプラインの途中に使用する切断式安全
弁に係るものである。
パイプラインに一定圧以上の負荷がかかつた場
合、そのままであるとポンプ、配管、圧力計、流
量計などの機械や部品が破損してしまうからこれ
を防止するため液体を外部に吐出させて圧を抜く
安全弁が設けられている。
合、そのままであるとポンプ、配管、圧力計、流
量計などの機械や部品が破損してしまうからこれ
を防止するため液体を外部に吐出させて圧を抜く
安全弁が設けられている。
一般に従来使用されている切断式安全弁は、ス
テムとステムを支持するボンネツトの数個所に径
孔の異なるシヤーピン孔を穿孔し、これに合わせ
てシヤーピンを用意して置いてあらかじめ想定す
る圧力を考えてシヤーピン孔を選択してシヤーピ
ンを差し込んで使用しているが、多種類のシヤー
ピンを用意しなくてはならない上に、ボンネツト
のスペースが限定されたり、強度的に問題がある
からシヤーピン孔は多くても3個程度が限度であ
り、希望する圧力に合わせて使用することが出来
ない欠点があつた。
テムとステムを支持するボンネツトの数個所に径
孔の異なるシヤーピン孔を穿孔し、これに合わせ
てシヤーピンを用意して置いてあらかじめ想定す
る圧力を考えてシヤーピン孔を選択してシヤーピ
ンを差し込んで使用しているが、多種類のシヤー
ピンを用意しなくてはならない上に、ボンネツト
のスペースが限定されたり、強度的に問題がある
からシヤーピン孔は多くても3個程度が限度であ
り、希望する圧力に合わせて使用することが出来
ない欠点があつた。
また、ステムをバネで押圧して置くバネ式安全
弁もあるが、液送の脈動があつたりすると正確に
作動しない欠点があり、余り使用されていない。
弁もあるが、液送の脈動があつたりすると正確に
作動しない欠点があり、余り使用されていない。
本考案は、かかる欠点を解決したもので、シヤ
ーバーに同径孔のシヤーピン孔を多数個穿孔して
置いて希望する圧力の所のシヤーピン孔にシヤー
ピンを差し込んで置いて設定負荷がかかつた時に
シヤーピンにせん断力が働いて切断され、正確に
安全弁を作動させると共にシヤーピンは一種類で
良いからメーカーの加工も容易となり、それだけ
経済的な切断式安全弁を提供することが技術的な
課題である。
ーバーに同径孔のシヤーピン孔を多数個穿孔して
置いて希望する圧力の所のシヤーピン孔にシヤー
ピンを差し込んで置いて設定負荷がかかつた時に
シヤーピンにせん断力が働いて切断され、正確に
安全弁を作動させると共にシヤーピンは一種類で
良いからメーカーの加工も容易となり、それだけ
経済的な切断式安全弁を提供することが技術的な
課題である。
本体1下部に導水部2、中程一側に吐出部3を
設け、この導水部2の導水孔4にピストン5を設
け、このピストン5にステム6を突設し、このス
テム6の先端部6aを本体1の天上部1aに穿孔
したガイド孔7より突出し、この本体1の天上部
1aにステム6の径よりも巾広い間隙を置いて支
持板8を対設し、この支持板8間にシヤーバー9
を設け、このシヤーバー9の一端部を支持板8端
部間に軸着し、この支持板8とシヤーバー9の略
全体に亘り同径孔のシヤーピン孔10,11を多
数個穿孔し、この選択したシヤーピン孔10,1
1にシヤーピン12を差し込んで支持板8間にシ
ヤーバー9を固定する。
設け、この導水部2の導水孔4にピストン5を設
け、このピストン5にステム6を突設し、このス
テム6の先端部6aを本体1の天上部1aに穿孔
したガイド孔7より突出し、この本体1の天上部
1aにステム6の径よりも巾広い間隙を置いて支
持板8を対設し、この支持板8間にシヤーバー9
を設け、このシヤーバー9の一端部を支持板8端
部間に軸着し、この支持板8とシヤーバー9の略
全体に亘り同径孔のシヤーピン孔10,11を多
数個穿孔し、この選択したシヤーピン孔10,1
1にシヤーピン12を差し込んで支持板8間にシ
ヤーバー9を固定する。
第1図は安全弁が閉じている状態であり、ピス
トン5に設定圧以上の負荷がかかるとステム6の
先端部6aでシヤーバー9の下側面を押し上げる
からシヤーピン12がその負荷に耐えられなくな
るとせん断力が働きシヤーピン12が切断されシ
ヤーバー9が第2図に示すように軸18を支点に
して押し上げられると同時にステム6が上昇し、
ピストン5も上昇して導水孔4が開口する。
トン5に設定圧以上の負荷がかかるとステム6の
先端部6aでシヤーバー9の下側面を押し上げる
からシヤーピン12がその負荷に耐えられなくな
るとせん断力が働きシヤーピン12が切断されシ
ヤーバー9が第2図に示すように軸18を支点に
して押し上げられると同時にステム6が上昇し、
ピストン5も上昇して導水孔4が開口する。
そして、導水部2から導水された液体は導水孔
4を通過し、吐出部3から外部に吐出される。
4を通過し、吐出部3から外部に吐出される。
従つて、液送管13にかかつている負荷が除去
される。
される。
再び安全弁を使用する場合にはステム6を元の
位置に押し戻してピストン5で導水孔4を閉塞し
た上、シヤーバー9も元の位置に戻した上、希望
する所のシヤーピン孔10,11にシヤーピン1
2を差し込むとシヤーバー9はシヤーピン12を
介して支持板8間に固定されるため導水孔4の閉
塞状態が確保される。
位置に押し戻してピストン5で導水孔4を閉塞し
た上、シヤーバー9も元の位置に戻した上、希望
する所のシヤーピン孔10,11にシヤーピン1
2を差し込むとシヤーバー9はシヤーピン12を
介して支持板8間に固定されるため導水孔4の閉
塞状態が確保される。
この場合、シヤーピン12は一個所に限らず、
数個所に差し込んでも良い。
数個所に差し込んでも良い。
シヤーピン孔10,11は支持板8、シヤーバ
ー9の長さ方向に互い違いに位置をづらして千鳥
状に穿孔している。
ー9の長さ方向に互い違いに位置をづらして千鳥
状に穿孔している。
支持板8表面のシヤーピン孔11近くに例えば
130Kg/cm2、120Kg/cm2などの圧力限界数値19を表
示している。
130Kg/cm2、120Kg/cm2などの圧力限界数値19を表
示している。
図中14はポンプ、15はクツシヨン、16は
ボルト、17は止金、18は軸、20はストツパ
ーである。
ボルト、17は止金、18は軸、20はストツパ
ーである。
本考案は、上述の様に構成したから次の様な特
徴を有するものである。
徴を有するものである。
1 シヤーバー9に多数個のシヤーピン孔10を
穿孔したから数段階の圧力に対応することが出
来るから従来品に比して極めて正確に作動する
安全弁を提供することになる。
穿孔したから数段階の圧力に対応することが出
来るから従来品に比して極めて正確に作動する
安全弁を提供することになる。
2 この場合、シヤーピン12、シヤーピン孔1
0の選定もシヤーバー9がテコの利によつて設
けられているから作業者はシヤーバー9の先端
部側では大きな圧力を受け、軸18側では小さ
な圧力を受けることが一目でわかるから作業性
に秀れた安全弁を提供することになる。
0の選定もシヤーバー9がテコの利によつて設
けられているから作業者はシヤーバー9の先端
部側では大きな圧力を受け、軸18側では小さ
な圧力を受けることが一目でわかるから作業性
に秀れた安全弁を提供することになる。
3 シヤーピン12も同じサイズのもので良いか
ら加工上の問題や使用上の問題もまつたくな
い。
ら加工上の問題や使用上の問題もまつたくな
い。
4 このシヤーバー9は本体1の外部に設けてい
るもので本体1自体に加工を加えるものではな
いから本体1の強靱性を低下させることがな
い。
るもので本体1自体に加工を加えるものではな
いから本体1の強靱性を低下させることがな
い。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1,
2図は本案品の正断面図、第3図は要部の正面
図、第4図は要部の平面図、第5図は要部の側断
面図、第6図は本案品の使用状態を示す正断面図
である。 1……本体、1a……天上部、2……導水部、
3……吐出部、4……導水孔、5……ピストン、
6……ステム、6a……先端部、7……スライド
孔、8……支持板、9……シヤーバー、10,1
1……シヤーピン孔、12……シヤーピン。
2図は本案品の正断面図、第3図は要部の正面
図、第4図は要部の平面図、第5図は要部の側断
面図、第6図は本案品の使用状態を示す正断面図
である。 1……本体、1a……天上部、2……導水部、
3……吐出部、4……導水孔、5……ピストン、
6……ステム、6a……先端部、7……スライド
孔、8……支持板、9……シヤーバー、10,1
1……シヤーピン孔、12……シヤーピン。
Claims (1)
- 本体下部に導水部、中程一側に吐出部を設け、
この導水部の導水孔にピストンを設け、このピス
トンにステムを突設し、このステムの先端部を本
体の天上部に穿孔したガイド孔より突出し、この
本体の天上部にステムの径よりも巾広い間隙を置
いて支持板を対設し、この支持板間にシヤーバー
を設け、このシヤーバーの一端部を支持板端部間
に軸着し、この支持板とシヤーバーの略全体に亘
り同径孔のシヤーピン孔を多数個穿孔し、この選
択したシヤーピン孔にシヤーピンを差し込んで支
持板間にシヤーバーを固定したことを特徴とする
切断式安全弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8807488U JPH0452546Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8807488U JPH0452546Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH029382U JPH029382U (ja) | 1990-01-22 |
JPH0452546Y2 true JPH0452546Y2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=31312657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8807488U Expired JPH0452546Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452546Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5933303B2 (ja) * | 2012-03-21 | 2016-06-08 | 樋脇 就三 | 圧抜き装置 |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP8807488U patent/JPH0452546Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH029382U (ja) | 1990-01-22 |
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