JP5933303B2 - 圧抜き装置 - Google Patents

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本発明は、高圧プランジャーポンプ等のグラウト用ポンプの吐出流路と接続する圧力開放通路に連通して設置し、当該グラウト用ポンプが所定の圧力を超えたとき自動的に、あるいは手動で圧力を開放するための圧抜き装置に関するものである。
従来、削孔や地盤改良等の工事に使用する、高圧プランジャーポンプ等のグラウト用ポンプは、工事を行っている際に、高圧ホースのノズル等が何らかの原因で詰まることがある。このとき、高圧のグラウト用ポンプはグラウトを供給し続けるので、吐出流路内に異常圧力が加わることとなる。
この異常圧力をグラウト用ポンプの検知装置が検知すると、当該ポンプの駆動を停止させる仕組みになっている。
なお、特開平11−257244号公報には、セメントミルク等を圧送するプランジャーポンプの圧抜き機構が開示されている(特許文献1参照)。
11−257244号公報(図4)
しかしながら、グラウト用ポンプの検知装置が異常圧力を検知して、当該ポンプの駆動を停止しても、グラウトの吐出流路内には異常圧力が残存することとなる。
この場合、高圧ホースの先端部を切断したり、あるいは高圧ホースの連結部を外して残圧を開放している。しかし、高圧ホースを切断等した瞬間に、高圧のセメントミルク等が噴出するので大変危険であり、噴きだしたセメントミルクで負傷事故が発生するおそれがあるという問題点を有している。
従って、従来例における場合においては、高圧ホースのノズル等が閉塞したときに、安全でかつ確実に残圧を開放することに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決するための本発明の要旨は、グラウト用ポンプの吐出流路と接続する圧力開放通路に連通して設置し、当該グラウト用ポンプが所定の圧力を超えたとき自動的に、あるいは手動で圧力を開放するための圧抜き装置であって、該圧抜き装置は、前記圧力開放通路に連通するシリンダー部と排出孔とを備えるブロック体と、筒形状で途中にテーパー部を有し端部にパッキン部を備え、前記シリンダー部に配設される弁部材と、該弁部材に挿通し、所定の圧力を受けると折断する欠損部を両端部側に有する安全ピンと、一端部が前記弁部材を押し込み可能であり、他端部が前記ブロック体の上部から突出して位置する押込みボルトと、を少なくとも備え、前記安全ピンの両端部が、前記ブロック体の下部と、前記圧力開放通路の縁部との間に挟持されて、前記弁部材が仮固定される構成である。
また、前記圧力開放通路の残圧が所定の圧力を超えたとき、前記弁部材が押圧されて前記安全ピンの欠損部が折断する構成であり、又は前記押込みボルトを螺入して前記一端部で前記弁部材を強制的に押し込んで、前記安全ピンの欠損部を折断させる構成であること、;
前記押込みボルトの他端部側には、当該押込みボルトの誤螺入防止用部材を取外し自在に備えること、;
を含むものである。
本発明に係る圧抜き装置によれば、高圧ホースのノズル等が詰まったときに、自動的にあるいは手動で、安全かつ確実に残圧を開放することができる。従って、従来例のような、高圧ホースを切断した瞬間にセメントミルクが噴出して負傷する事故を防止できるという優れた効果を奏する。
また、圧力開放通路の残圧が所定の圧力を超えたとき、弁部材が押圧されて安全ピンの欠損部が折断する構成であり、又は押込みボルトを螺入して一端部で弁部材を強制的に押し込んで、安全ピンの欠損部を折断させる構成であることによって、高圧ホースのノズル等が詰まったときに、自動的に又は手動で、安全かつ確実に残圧を開放することができるという優れた効果を奏する。
そして、押込みボルトの他端部側には、当該押込みボルトの誤螺入防止用部材を取外し自在に備えることによって、誤った押込みボルトの螺入を防止できるので、意に反して吐出流路の圧力を開放する失敗を起こさないという優れた効果を奏する。
本発明に係る圧抜き装置11の斜視図である。 本発明に係る圧抜き装置11の正面側の縦断面図である。 本発明に係る圧抜き装置11の弁部材15を分離して示した正面側の縦断面図である。 本発明に係る圧抜き装置11の弁部材15を分離して示した側面側の縦断面図である。 弁部材15の正面図である。 誤螺入防止用部材31の斜視図である。 圧抜き装置11を躯体24に設置した状態の正面図である。 圧抜き装置11を圧力開放通路19に連通させて設置した状態の正面側の縦断面図である。 押込みボルト17を螺入して弁部材15を強制的に押し込む状態を説明する、正面側の縦断面図である。 弁部材15の安全ピン16の欠損部20が折断した状態を説明する、正面側の縦断面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1から図4において、符号11は圧抜き装置を示し、この圧抜き装置11は、シリンダー部12と排出孔13とを備えるブロック体14と、シリンダー部12に配設される弁部材15と、弁部材15に挿通する安全ピン16と、弁部材15を押し込み可能な押込みボルト17とから構成される。
圧抜き装置11は、図示しないグラウト用ポンプの吐出流路18と接続する圧力開放通路19に連通させて設置し、当該グラウト用ポンプが所定の圧力を超えたとき自動的に、あるいは手動で圧力を開放するための装置である(図7から図10参照)。
ブロック体14は、鋼材等で形成されて適宜の重量を有し直方体形状を呈する。また、ブロック体14は、図1から図4に示すように、底部22が開口して形成されるシリンダー部12と、シリンダー部12に連通して側部29aが開口して形成される排出孔13とを有する。シリンダー部12の上部には、押込みボルト17の一端部17aが突出可能に位置する。そして、シリンダー部12が圧力開放通路19(凹部分19b)に連通する構成になっている(図8から図10参照)。
ブロック体14の上部には、コ字状の保持部材26が設けられており、この保持部材26の両端部26aが、ブロック体14の側部29bにボルト27で固定されている。保持部材26の中央部には、開口部30が設けられており、この開口部30に、押込みボルト17の他端部17b側が挿通している(図1参照)。
弁部材15は、図5に示すように、筒形状で、筒部15eの側部に安全ピン16を挿通する挿通孔15bを備え、途中にテーパー部15cを有し、下端部に弾性のあるパッキン部15dを備えている。
この弁部材15は、その上方部分がシリンダー部12に嵌り込むように配設され、後述する安全ピン16の欠損部20が切断したときに、当該弁部材15がシリンダー部12内を上昇するようになっている(図10参照)。
安全ピン16は、図5に示すように、所定長さの棒状に形成され、弁部材15の挿通孔15bに挿通している。また、安全ピン16は、両端部16a側に所定の圧力を受けると折断する細径な欠損部20が形成されている。
そして、安全ピン16の両端部16aが、ブロック体14の底部22と、圧力開放通路19(凹部分19b)の縁部23との間に挟持されることによって、弁部材15が仮固定される構成である(図8及び図9参照)。このとき弁部材15のパッキン部15dが圧力開放通路19の孔部19aに圧着状態になるように構成される。
なお、図8から図10に示す符号24は、吐出流路18が設けられる躯体の一部を示し、この躯体24に対してブロック体14がボルト21で固定される。吐出流路18は、グラウトあるいはセメントミルクが矢印方向に高圧で流れる。また、符号19bは、圧力開放通路19の端部側を構成して孔部19aと連通する凹部分を示し、この凹部分19bに弁部材15の下方部分が嵌り込むように配設される構成になっている。更に、符号28は、詰まったセメントを取り出すための取出し口を示す。
押込みボルト17は、ブロック体14の上部から垂直に螺着しており、この押込みボルト17を螺入すると、一端部17aが弁部材15の上部15aに当接して、当該弁部材15を強制的に押し込むことができる。また、他端部17b側がブロック体14の上部から突出して、保持部材26の開口部30を挿通している。また、他端部17bには、頭部17cが設けられている。
押込みボルト17の他端部17b側には、当該押込みボルト17の誤螺入を防止するための誤螺入防止用部材31を取外し自在に備える。この誤螺入防止用部材31は、図6に示すように、ほぼ筒形状に形成され、その長手方向に沿って凹部が31aが設けられている。この凹部31aを押込みボルト17の軸部17dを沿わせてセットして、押込みボルトの誤螺入を防止する(図8及び図10参照)。
次に、以上のような構成の圧抜き装置11が自動的に圧力を開放する仕組みについて説明する。まず、高圧プランジャーポンプ等のグラウト用ポンプは、通常約420〜430kg程度の圧力で作業を行う。
しかし、高圧ホースのノズルが詰まるなどして、圧力が約480kg以上になった場合には、圧力開放通路19の圧力が増して、弁部材15が上方に高圧で押圧されて、安全ピン16の欠損部20が折断する構成になっている。このようにして欠損部20が折断すると弁部材15は、高圧で押圧されてシリンダー部12を瞬時に上昇し(図10参照)、圧力開放通路19(凹部分19b)から噴出するセメントミルクが、排出孔13から噴出して圧力が開放される仕組みになっている。なお、図示はしないが、排出孔13にはホースが連結されて、噴出するセメントミルクは所定の排出場所に排出される。
圧抜き装置11を手動で圧力を開放する場合について説明する。高圧ホースのノズルが詰まって、グラウト用ポンプの検知装置が異常圧力を検知すると、当該ポンプの駆動を停止させる。
このとき、グラウト用ポンプの圧力が480kg未満である時は、欠損部20が上述のようには折断しない。この場合は押込みボルト17を回転させて螺入し、一端部17aで弁部材15の上部15aを押圧し、当該弁部材15を強制的に押し込んで(図9参照)、安全ピン16の欠損部20を折断させる。
このようにして欠損部20を折断した後に、押込みボルト17を逆回転させて緩める(上昇させる)と、弁部材15が押圧されてシリンダー部12を上昇し(図10参照)、排出孔13からセメントミルクが噴出して圧力が開放される仕組みである。
以上のように構成される圧抜き装置11は、高圧ホースのノズル等が詰まったときに、自動的にあるいは手動で、安全かつ確実に残圧を開放することができるので、従来例のような、高圧ホースを切断した瞬間にセメントミルクが噴出して負傷する事故を防止できるのである。
11 圧抜き装置
12 シリンダー部
13 排出孔
14 ブロック体
15 弁部材
15a 上部
15b 挿通孔
15c テーパー部
15d パッキン部
15e 筒部
16 安全ピン
16a 端部
17 押込みボルト
17a 一端部
17b 他端部
17c 頭部
17d 軸部
18 吐出流路
19 圧力開放通路
19a 孔部
19b 凹部分
20 欠損部
21 ボルト
22 底部
23 縁部
24 躯体
26 保持部材
26a 端部
27 ボルト
28 取出し口
29a、29b 側部
30 開口部
31 誤螺入防止用部材
31a 凹部

Claims (3)

  1. グラウト用ポンプの吐出流路と接続する圧力開放通路に連通して設置し、当該グラウト用ポンプが所定の圧力を超えたとき自動的に、あるいは手動で圧力を開放するための圧抜き装置であって、
    該圧抜き装置は、
    前記圧力開放通路に連通するシリンダー部と排出孔とを備えるブロック体と、
    筒形状で途中にテーパー部を有し端部にパッキン部を備え、前記シリンダー部に配設される弁部材と、
    該弁部材に挿通し、所定の圧力を受けると折断する欠損部を両端部側に有する安全ピンと、
    一端部が前記弁部材を押し込み可能であり、他端部が前記ブロック体の上部から突出して位置する押込みボルトと、を少なくとも備え、
    前記安全ピンの両端部が、前記ブロック体の下部と、前記圧力開放通路の縁部との間に挟持されて、前記弁部材が仮固定される構成であること
    を特徴とする圧抜き装置。
  2. 前記圧力開放通路の残圧が所定の圧力を超えたとき、前記弁部材が押圧されて前記安全ピンの欠損部が折断する構成であり、又は前記押込みボルトを螺入して前記一端部で前記弁部材を強制的に押し込んで、前記安全ピンの欠損部を折断させる構成であること
    を特徴とする請求項1に記載の圧抜き装置。
  3. 前記押込みボルトの他端部側には、当該押込みボルトの誤螺入防止用部材を取外し自在に備えること
    を特徴とする請求項1に記載の圧抜き装置。
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