JPH0452413A - 工場廃水汚泥の噴流型燃焼処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） この発明は、工場廃水汚泥の燃焼処理装置に間する。

（従来技術） これまでに工場廃水汚泥（処理水）の燃焼処理装置は各
種提案されているが、オイルを混ぜた処理水を霧状とし
、そのオイル分を燃焼させつつ粒状の熱媒体と混り合り
た状態で噴上げ、その噴流循環過程において完全燃焼さ
せる形式のものは存在しない。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は、上記のような形式の噴流循環により、処理水
を極めて効率的に、且つ完全燃焼させるための装置に関
する。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、工場廃水汚泥（以
下「処理水Ｊという）に一定割合のオイルを混入し、そ
の混合系路１５を燃焼炉１の底部に導入して垂直上方へ
放出口１５ａを向ける。そしてその放出口１５ａに向け
て外部に設けたフロア−６より導入した所定圧エアーを
噴き付けて放出口１５ａより放流される処理水を炉室内
に噴上げられるようにしである。

また燃焼炉１の底部にはセラミックス小球等の粒状の熱
媒体２４を順次送込んで外部に設けたフロア−８より導
入した高圧エアーを下方から噴射させてその熱媒体２４
を炉室内高く噴上げられるようにしである。

さらに炉室下部の一側方には、前記オイル分への着火と
熱媒体２４を高温加熱するためのバーナー１６を備える
。

そして噴き上げにより霧状となった処理水と熱媒体２４
の混り合った噴流循環過程において、燃焼オイルと高温
帯熱した熱媒体２４との協同作用により処理水を完全燃
焼させるようにして構成される噴流型燃焼処理装置であ
る。

（作用） 上記構成により、第３図に示すように混合経路から燃焼
炉の底部に放流された処理水とオイル分は霧状に噴上げ
られ、オイル分はバーナーにより点火されて燃焼し、こ
れと同時に燃焼炉の底部に順次供給されてくる熱媒体も
鳴上げられて加熱され、その霧状の処理水と熱媒体の混
り合フた噴上げ循環過程において、燃焼オイルと高温帯
熱した熱媒体との協同作用により処理水は完全燃焼させ
られる。

噴流循環過程において、炉内温度が１０００゜Ｃを越え
たら（このとき熱媒体は１４００″Ｃに達する）バーナ
ーを停止した状態で運転する。

熱媒体は摩耗、熱損により形崩れを生じたら廃棄交換す
るものとする。

各ブロアーの風量調整、センサーによる炉内温度、熱媒
体の帯熱温度の探知とバーナーによる温度調整な一図れ
ることは言うまでもない。

なお燃焼排気は、排気口より外部に排出されるが、その
処理手段については本発明の課題外の問題であり、従来
の高温排気浄化処理技術を結合することもてきる。

（実施例） 以下図面の実施例によって説明すると、第１図において
１が屋外に設置した燃焼炉、２が高架した処理水タンク
、３が高架したオイルタンクである。

燃焼炉１は第２図に示すように内周面を耐火レンガ張り
４として耐熱温度１２００’″Ｃを保持する。また外周
面はウォータージャケット５を形成する。そして底部に
は、その中央部位に、側壁と底壁に外部に備えた低圧ブ
ロアー６から送圧される低圧エアーの噴出孔７を設け、
ざらに底壁より外部の高圧ブロアー８から送圧される高
圧エアーの噴出管９を連通させた導入１１ｒＩＯを設け
、その外周部位を粒状の熱媒体の溜り空間１１に形成し
、その溜り空間１１と前記導入ｗ１０とを連通する供給
孔１２に外部に備えたモータ１３に駆動される横軸スク
リュー１４が臨ませである。

そして前記導入筒１０の底壁中心部より、外部に備えた
処理水タンク２とオイルタンク３との混合系路１５を導
入してその先端放出口１５ａを垂直上方に向けて設ける
。この放出口１５ａから放流される処理水とオイル分の
混合割合については、処理水の性質、オイルの種類にも
よるが、標準８：２ぐらいが適切である。

そしてさらに炉室下部の一側方には、噴上げ処理水に混
入されたオイル分に点火するとともに噴上げ熱媒体を加
熱するためのバーナー１６を備えである。

なお図面中、１７は排気筒、１８は熱媒体投入口、１９
は熱媒体取出口、２０は点検口、２１゜２２．２３は夫
々温度センサーである。

［発明の効果］ 本発明は以上のようで、工場廃水汚泥をｍ過、浄化等の
過程を経ることなく直接燃焼炉内に導き、これに一定量
のオイルを混ぜ、炉内においてはこれをＳ状−に噴き上
げてそのオイル分を燃焼させつつさらに高温加熱させた
粒状の熱媒体と混ぜ合わせた状態で循環させ、適切な風
量の供給を受けつつその噴流循環過程において燃焼させ
るものであるから、処理過程の割愛による経費節減はも
とより、装置そのものが比較的低置に製作できること、
少ない燃料で効果的に燃焼させられるからランニングコ
ストが安くて済むこと、処理能力が極めて高いこと、し
かも均一完全燃焼であるから高温排気の処理を適切に行
うことにより所謂二次公害も起きないことなど理想的な
処理方式であり、廃水公害防止に資すること甚大である
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は経路を略
図的に示した装置総体の側面図、第２図は燃焼炉のみの
拡大縦断側面図、第３図は作動状態を示す燃焼炉の拡大
縦断側面図。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）工場廃水汚泥（以下「処理水」という）とオイルと
   の混合系路を燃焼炉の底部に導入して垂直上方へ放出口
   を向けるとともにその放出口に向けて外部より導入した
   所定圧エアーを噴き付けて放出口より放流される処理水
   を炉室内に噴上られるようにし、これと同時に燃焼炉の
   底部に粒状の熱媒体を順次送込んで外部より導入した高
   圧エアーを下方から噴射させて前記熱媒体を炉室内高く
   噴上げられるようにし、炉室下部の一側方にはバーナー
   を備え、該バーナーにより噴上げ処理水に混入されたオ
   イル分に点火するとともに噴上げ熱媒体を加熱し、霧状
   の処理水と熱媒体の混り合った噴上げ循環過程において
   、燃焼オイルと高温帯熱した熱媒体との協同作用により
   処理水を完全燃焼させることを特徴とする工場廃水汚泥
   の噴流型燃焼処理装置。 ２）熱媒体がセラミックス製の小球である特許請求の範
   囲第１項記載の工場廃水汚泥の噴流型燃焼処理装置。