JPH0452378A - 鉄骨柱用アンカーボルトのセット工法及びセット装置 - Google Patents
鉄骨柱用アンカーボルトのセット工法及びセット装置Info
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- JPH0452378A JPH0452378A JP16093990A JP16093990A JPH0452378A JP H0452378 A JPH0452378 A JP H0452378A JP 16093990 A JP16093990 A JP 16093990A JP 16093990 A JP16093990 A JP 16093990A JP H0452378 A JPH0452378 A JP H0452378A
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- Foundations (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は鉄骨構造建築物の建築工事において、基礎コン
クリート上の所定位置に鉄骨柱を建てるために用いるア
ンカーボルトのセット工法及びセット装置に関する。
クリート上の所定位置に鉄骨柱を建てるために用いるア
ンカーボルトのセット工法及びセット装置に関する。
(従来の技術)
まず第11図及び第12図により基礎コンクリートの一
般的な構造及びアンカーボルトのセット状態を説明する
。第11図において掘削された穴底にぐり石8が敷設さ
れると共に厚さ50龍くらいの捨てコンクリート1が打
設され、その上に基礎コンクリートが打設される。基礎
コンクリートは方形状の下側ベースコンクリート部13
と、これより面積が小さい方形状の柱型コンクリート部
14よりなっており、柱型コンクリート部14の上端面
には、モルタル製あるいは鉄製の柱水平度調節用まんじ
ゅう19が設けられている。基礎コンクリート内には、
下側のベース筋2、L形立上り状の柱主筋5及び第12
図の地中梁用梁筋7等が埋め込まれると共に、例えば4
本のアンカーボルト9が埋め込まれている。柱主筋5及
び梁筋7はそれぞれフープ筋6により結束されている。
般的な構造及びアンカーボルトのセット状態を説明する
。第11図において掘削された穴底にぐり石8が敷設さ
れると共に厚さ50龍くらいの捨てコンクリート1が打
設され、その上に基礎コンクリートが打設される。基礎
コンクリートは方形状の下側ベースコンクリート部13
と、これより面積が小さい方形状の柱型コンクリート部
14よりなっており、柱型コンクリート部14の上端面
には、モルタル製あるいは鉄製の柱水平度調節用まんじ
ゅう19が設けられている。基礎コンクリート内には、
下側のベース筋2、L形立上り状の柱主筋5及び第12
図の地中梁用梁筋7等が埋め込まれると共に、例えば4
本のアンカーボルト9が埋め込まれている。柱主筋5及
び梁筋7はそれぞれフープ筋6により結束されている。
鉄骨柱17の下端部にはアンカーボルト挿通孔孔を有す
るベースプレート18が一体に備えられており、建方時
にベースプレート18をまんじゅう19に載せ、水平調
節をしながらアンカーボルト9の上部に固定する。
るベースプレート18が一体に備えられており、建方時
にベースプレート18をまんじゅう19に載せ、水平調
節をしながらアンカーボルト9の上部に固定する。
上記アンカーボルト9は、基礎コンクリートを打設する
前に、梁間方向H及び桁行方向にの柱位置を決定するた
めの柱芯C1、C2に対して、正確な位置にセットし、
固定する必要がある。
前に、梁間方向H及び桁行方向にの柱位置を決定するた
めの柱芯C1、C2に対して、正確な位置にセットし、
固定する必要がある。
アンカーボルトのセット工法としては、従来より配筋及
び型枠設置後にセットする工法と、配筋及び型枠設置前
にセットする工法とかある。
び型枠設置後にセットする工法と、配筋及び型枠設置前
にセットする工法とかある。
まず前者の配筋後のセット工法を説明する。
(A)配筋前において、捨てコンクリート1の上面に墨
糸により各柱芯ClSC2のマーク(地墨)を付す。
糸により各柱芯ClSC2のマーク(地墨)を付す。
(B)次にベース筋2、柱主筋5及び梁筋7を配筋する
と共にコンクリート型枠11.12を組み付ける。
と共にコンクリート型枠11.12を組み付ける。
(C)第13図のように柱型枠12の上端にベースプレ
ート18と同形状の型板(ゲージ)21を配置し、下げ
ぶりにより捨てコンクリート上の柱芯の地墨に合わせて
型板21を位置決めし、型枠12に固定する。
ート18と同形状の型板(ゲージ)21を配置し、下げ
ぶりにより捨てコンクリート上の柱芯の地墨に合わせて
型板21を位置決めし、型枠12に固定する。
(d)そしてアンカーボルト9を型板21の所定の孔2
2に吊り下げ、アンカーボルト9の下端部を柱主筋等に
溶接により固着する。
2に吊り下げ、アンカーボルト9の下端部を柱主筋等に
溶接により固着する。
ところがこのような工法では、次のような不具合がある
。
。
(イ)配筋後にアンカーボルト9を配置するので、第1
3図のように柱主筋5や梁筋7が邪魔になり、アンカー
ボルト9の所定位置への施工に手間がかかる。
3図のように柱主筋5や梁筋7が邪魔になり、アンカー
ボルト9の所定位置への施工に手間がかかる。
特に梁筋7に当たって所定の位置に配置できなくなると
、コンクリート打設後、第14図のようにアンカーボル
ト9を加熱して所定の位置に曲げ寄せる、いわゆる台直
しをする必要が生じる。しかしこの台直し作業はアンカ
ーボルトの強度低下になるため、実際に行なうことはで
きない。
、コンクリート打設後、第14図のようにアンカーボル
ト9を加熱して所定の位置に曲げ寄せる、いわゆる台直
しをする必要が生じる。しかしこの台直し作業はアンカ
ーボルトの強度低下になるため、実際に行なうことはで
きない。
(ロ)柱芯C1,柱芯C2の地墨が捨てコンクリート1
の上面に付され、それに合わせて上方位置に下げぶりに
より型板21を設置するため、捨てコンクリート1上の
地墨が確認しにくく、また下げぶりが揺れるため、柱芯
出し作業に手間がかかり、アンカーボルト9のセット位
置が不正確になりやすい。
の上面に付され、それに合わせて上方位置に下げぶりに
より型板21を設置するため、捨てコンクリート1上の
地墨が確認しにくく、また下げぶりが揺れるため、柱芯
出し作業に手間がかかり、アンカーボルト9のセット位
置が不正確になりやすい。
(ハ)捨てコンクリート1の表面は凹凸が多く、また障
害物等も突出している場合が多いので、その上面に柱芯
の地墨を正確に打つには手間がかかる。また捨てコンク
リート1の上面には雨や地下水等が溜り易く、それによ
り地墨が消えたりすることもある。
害物等も突出している場合が多いので、その上面に柱芯
の地墨を正確に打つには手間がかかる。また捨てコンク
リート1の上面には雨や地下水等が溜り易く、それによ
り地墨が消えたりすることもある。
次に第15図により後者の配筋前のセット工法を説明す
る。配筋前において、捨てコンクリート1の上に墨糸に
より各柱芯C1、C2の地墨を付し、捨てコンクリート
1上に釘25等によりフレーム台26を固定し、該フレ
ーム台26上に、アンカーボルト9を取り付けた型板(
ゲージ)21を配置し、下げぶり28により捨てコンク
リート1上の柱芯マークに合わせて型板21を位置決め
する。
る。配筋前において、捨てコンクリート1の上に墨糸に
より各柱芯C1、C2の地墨を付し、捨てコンクリート
1上に釘25等によりフレーム台26を固定し、該フレ
ーム台26上に、アンカーボルト9を取り付けた型板(
ゲージ)21を配置し、下げぶり28により捨てコンク
リート1上の柱芯マークに合わせて型板21を位置決め
する。
しかしこの方法でも捨てコンクリート1の上面に柱芯マ
ークとして地墨を付けるので、前記(ロ)〜(ニ)で説
明した不具合と同様な不具合が生しる。
ークとして地墨を付けるので、前記(ロ)〜(ニ)で説
明した不具合と同様な不具合が生しる。
(発明の目的)
アンカーボルトを所定の位置に簡単かつ正確にセットで
きる鉄骨柱用アンカーボルトのセット工法及びセット装
置を提供することである。
きる鉄骨柱用アンカーボルトのセット工法及びセット装
置を提供することである。
(目的を達成するための技術的手段)
上記目的を達成するために本発明は、配筋前における各
柱設置箇所の4隅に、柱型枠断面より広い範囲で縦杭を
固定し、桁行方向あるいは梁間方向のいずれかに間隔を
隔てて対向する1対の1次渡し部材を、水平かつ同一高
さに縦杭の上部に固定し、1次渡し部材に、1次渡し部
材と交叉する方向に延びる1次柱芯のマークを付し、1
対の2次渡し部材を1次渡し部材上に井桁状に架け渡し
て固定し、2次渡し部材には、1次柱芯と直角方向に延
びる2次柱芯のマークを付し、上記両柱芯を梁間方向及
び桁行方向の各中心として、2次渡し部材上に上面型板
を固定し、該上面型板に複数本のアンカーボルトを吊り
下げ、アンカーボルトの下端部を振れ止め固定するよう
にしている。
柱設置箇所の4隅に、柱型枠断面より広い範囲で縦杭を
固定し、桁行方向あるいは梁間方向のいずれかに間隔を
隔てて対向する1対の1次渡し部材を、水平かつ同一高
さに縦杭の上部に固定し、1次渡し部材に、1次渡し部
材と交叉する方向に延びる1次柱芯のマークを付し、1
対の2次渡し部材を1次渡し部材上に井桁状に架け渡し
て固定し、2次渡し部材には、1次柱芯と直角方向に延
びる2次柱芯のマークを付し、上記両柱芯を梁間方向及
び桁行方向の各中心として、2次渡し部材上に上面型板
を固定し、該上面型板に複数本のアンカーボルトを吊り
下げ、アンカーボルトの下端部を振れ止め固定するよう
にしている。
(実施例)
第3図〜第10図は本発明によるセット工法に従ってセ
ット装置を設置する過程を順に示し、第1図及び第2図
はアンカーボルトのセット完了時の状態を示している。
ット装置を設置する過程を順に示し、第1図及び第2図
はアンカーボルトのセット完了時の状態を示している。
図面に従ってセット工法を説明する。
(A)第3図及び第4図において、各柱設置用箇所の4
隅に、アングル材製の4本の縦杭30を打ち込み、捨て
コンクリート1を打設して確実に固定する。この場合縦
杭30は例えば300mm程度打ち込み、また捨てコン
クリート1は縦杭30周辺部分を厚肉(100mm以上
)に打設している。
隅に、アングル材製の4本の縦杭30を打ち込み、捨て
コンクリート1を打設して確実に固定する。この場合縦
杭30は例えば300mm程度打ち込み、また捨てコン
クリート1は縦杭30周辺部分を厚肉(100mm以上
)に打設している。
各縦杭30は、ベースコンクリート部13の範囲内に配
置されるが、柱型枠及び梁型枠等が後で楽に設置できる
ように、柱型コンクリート部14の形成範囲から梁間方
向H及び桁行方向Kに一定の間隔D(例えば200mm
以上)離れている。
置されるが、柱型枠及び梁型枠等が後で楽に設置できる
ように、柱型コンクリート部14の形成範囲から梁間方
向H及び桁行方向Kに一定の間隔D(例えば200mm
以上)離れている。
上記のように縦杭30を固定した後、各縦杭30にはベ
ースプレート下面位置に相当する高さにレベル墨りを付
す。
ースプレート下面位置に相当する高さにレベル墨りを付
す。
(B)第5図及び第6図において、アングル材製の1対
の渡し部材31を、互いに桁行方向Kに間隔を隔てて対
向するように配置し、それぞれ前記レベル墨りにより同
一高さに水平に揃え、縦杭30に溶接する。即ち各1次
渡し部材31は、桁行方向Kに間隔を隔てて対向すると
共に水平にかつ同一高さにセットされる。
の渡し部材31を、互いに桁行方向Kに間隔を隔てて対
向するように配置し、それぞれ前記レベル墨りにより同
一高さに水平に揃え、縦杭30に溶接する。即ち各1次
渡し部材31は、桁行方向Kに間隔を隔てて対向すると
共に水平にかつ同一高さにセットされる。
次に梁間方向Hの柱位置を決めるための梁間設定用1次
柱芯C1をトランシットにより計測し、1次渡し部材3
1に1次柱芯マークG1を付す。
柱芯C1をトランシットにより計測し、1次渡し部材3
1に1次柱芯マークG1を付す。
この時桁行方向Kに並ぶすべての柱設置箇所の1次渡し
部材31に同時にマークG1を付す。
部材31に同時にマークG1を付す。
(C)第7図及び第8図において、角型パイプ材製の1
対の2次渡し部材32を1次渡し部材31の上に井桁状
に架け渡し、かつ前記1次柱芯C1を中心(対称面)と
して梁間方向Hに所定間隔Wを隔てて対称に位置させ、
1次渡し部材31に溶接する。上記所定間隔Wとは後述
する上面型板35の梁間方向Hの幅に相当する寸法であ
る。
対の2次渡し部材32を1次渡し部材31の上に井桁状
に架け渡し、かつ前記1次柱芯C1を中心(対称面)と
して梁間方向Hに所定間隔Wを隔てて対称に位置させ、
1次渡し部材31に溶接する。上記所定間隔Wとは後述
する上面型板35の梁間方向Hの幅に相当する寸法であ
る。
次に桁行方向にの柱位置を決めるための桁行設定用2次
柱芯C2をトランシットにより計測し、2次渡し部材3
2に2次柱芯マークG2を付す。
柱芯C2をトランシットにより計測し、2次渡し部材3
2に2次柱芯マークG2を付す。
この時梁間方向Hに並ぶすべての柱設置箇所の2次渡し
部材32に同時にマークG2を付す。
部材32に同時にマークG2を付す。
(D)第9図及び第10図において、2次渡し部材32
上に取り付けられる上面型板35は、鉄骨柱下端のベー
スプレート(第11図の18)と同形状に形成されてお
り、その表面には例えば梁間方向幅及び桁行方向幅の各
位置決め用中心線が十文字状に付されると共に、4つの
アンカーボルト挿通孔36が上記中心線に対して正確な
位置に形成されている。さらに中央部にはまんじゅう用
孔37か形成されている。
上に取り付けられる上面型板35は、鉄骨柱下端のベー
スプレート(第11図の18)と同形状に形成されてお
り、その表面には例えば梁間方向幅及び桁行方向幅の各
位置決め用中心線が十文字状に付されると共に、4つの
アンカーボルト挿通孔36が上記中心線に対して正確な
位置に形成されている。さらに中央部にはまんじゅう用
孔37か形成されている。
このような形状の上面型板35を2次渡し部材32上に
載せ、上面型板21の梁間方向幅の中心線をマークGl
により1次柱芯C1に合わせ、桁行方向幅の中心線をマ
ークG2により2次柱芯C2に合わせ、そして上面型3
5を2次渡し部材32に溶接する。
載せ、上面型板21の梁間方向幅の中心線をマークGl
により1次柱芯C1に合わせ、桁行方向幅の中心線をマ
ークG2により2次柱芯C2に合わせ、そして上面型3
5を2次渡し部材32に溶接する。
(E)第1図及び第2図において、上面型板35の各挿
通孔36にアンカーボルト40の上端を挿通し、上側ナ
ツト41より所定寸法にアンカーボルト40を吊り下げ
る。
通孔36にアンカーボルト40の上端を挿通し、上側ナ
ツト41より所定寸法にアンカーボルト40を吊り下げ
る。
アンカーボルト40の吊り下げが完了すると、アンカー
ボルト下端部に、定着板42及び上記上面型板35と同
形状の下面型板43をナツト49により固定する。下面
型板43には振れ止め用の鉄筋45を設けており、該鉄
筋45を縦杭30に溶接等で固定することにより、アン
カーボルト40を振れ止めしている。これてアンカーボ
ルト40のセットが完了する。
ボルト下端部に、定着板42及び上記上面型板35と同
形状の下面型板43をナツト49により固定する。下面
型板43には振れ止め用の鉄筋45を設けており、該鉄
筋45を縦杭30に溶接等で固定することにより、アン
カーボルト40を振れ止めしている。これてアンカーボ
ルト40のセットが完了する。
(F)上述のようにしてアンカーボルト40を所定位置
にセットした後、第11図及び第12図のような各鉄筋
、即ちベース筋2、柱主筋5、梁筋7及びフープ筋6を
配筋し、ベースコンクリート部型枠11、柱型枠12及
び地中梁用型枠12a等を組み付け、コンクリートを打
設し、基礎コンクリートを造ると共にまんじゅうう19
を設ける。
にセットした後、第11図及び第12図のような各鉄筋
、即ちベース筋2、柱主筋5、梁筋7及びフープ筋6を
配筋し、ベースコンクリート部型枠11、柱型枠12及
び地中梁用型枠12a等を組み付け、コンクリートを打
設し、基礎コンクリートを造ると共にまんじゅうう19
を設ける。
そして型枠11.12を外して基礎コンクリート周囲を
第2図の高さEまて埋め戻す。この時基礎コンクリート
の上端部は地面上に露出する。
第2図の高さEまて埋め戻す。この時基礎コンクリート
の上端部は地面上に露出する。
(G)埋め戻し後、渡し部材31.32上のマークGl
、G2を利用して基礎コンクリートの上端面に各柱芯
C1、C2を墨により付す。
、G2を利用して基礎コンクリートの上端面に各柱芯
C1、C2を墨により付す。
(H)第2図の上面型板35.1次、2次渡し部材31
.32を縦杭30からガス切断等で取り除き、そして建
方時において、アンカーボルト40の上端部に第11図
のような鉄骨柱17の下端へスプレート18を締着する
。この時基礎コンクリート表面に印した柱芯C1、C2
のマークを利用して一層正確に柱用鉄骨16を取り付け
ることができる。
.32を縦杭30からガス切断等で取り除き、そして建
方時において、アンカーボルト40の上端部に第11図
のような鉄骨柱17の下端へスプレート18を締着する
。この時基礎コンクリート表面に印した柱芯C1、C2
のマークを利用して一層正確に柱用鉄骨16を取り付け
ることができる。
(別の実施例)
(1)図示の実施例では1次渡し部材31を桁行方向と
直角に、2次渡し部材32を梁間方向と直角に配置して
いるか、1次渡し部材31を梁間方向と直角に、2次渡
し部材32を桁行方向と直角に配置してもよい。
直角に、2次渡し部材32を梁間方向と直角に配置して
いるか、1次渡し部材31を梁間方向と直角に、2次渡
し部材32を桁行方向と直角に配置してもよい。
(2)アンカーボルトの数は4本に限らず、要求される
強度に応じて任意の数をセットできる。
強度に応じて任意の数をセットできる。
(3)1次渡し部31.2次渡し部材32及び上面型板
35は、ボルトで固定するようにしてもよい。
35は、ボルトで固定するようにしてもよい。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によると:
(1)柱主筋5や梁筋7等の配筋前にアンカーボルト4
0のセットを行なうので、上記各鉄筋に邪魔されること
なく、また折り曲げたり傾斜させたりすることなく、ア
ンカーボルト40を所定の位置及び姿勢に容易にかつ正
確にセットできる。
0のセットを行なうので、上記各鉄筋に邪魔されること
なく、また折り曲げたり傾斜させたりすることなく、ア
ンカーボルト40を所定の位置及び姿勢に容易にかつ正
確にセットできる。
(2)梁間方向H及び桁行方向にの位置決めをするため
の各柱芯C1、C2のマークG1、G2を、従来のよう
に地墨を捨てコンクリート上に付すのではなく、縦杭3
0の上部に固定した渡し部材31.32に付すようにし
ているので、マークを付けるのに上から見易くかつ正確
に印し易い。しかも下げぶりを使うことなく、トランシ
ットにより各柱部分の芯出しを同時に、簡単に、かつ正
確に行なえる。
の各柱芯C1、C2のマークG1、G2を、従来のよう
に地墨を捨てコンクリート上に付すのではなく、縦杭3
0の上部に固定した渡し部材31.32に付すようにし
ているので、マークを付けるのに上から見易くかつ正確
に印し易い。しかも下げぶりを使うことなく、トランシ
ットにより各柱部分の芯出しを同時に、簡単に、かつ正
確に行なえる。
(3)各柱芯C1、C2のマークGl 、G2を、縦杭
30の上部に固定した渡し部材31.32に付すので、
捨てコンクリート上に付す場合に比べ、芯出しが鉄骨柱
18の取り付は高さと路間−の高さで行なえ、芯狂いが
解消される。
30の上部に固定した渡し部材31.32に付すので、
捨てコンクリート上に付す場合に比べ、芯出しが鉄骨柱
18の取り付は高さと路間−の高さで行なえ、芯狂いが
解消される。
(4)各柱芯C1、C2のマークG1、G2を、縦杭3
0の上部に固定した渡し部材31.32に付すので、捨
てコンクリート上に付す場合に比べ、配筋後にスケール
、テープ等によりアンカーボルトの位置を確認する作業
が容易である。
0の上部に固定した渡し部材31.32に付すので、捨
てコンクリート上に付す場合に比べ、配筋後にスケール
、テープ等によりアンカーボルトの位置を確認する作業
が容易である。
(5)各柱芯C1、C2のマークGl 、G2を、縦杭
30の上部に固定した渡し部材31.32に付すので、
雨や地下水等でマークが消えることはなく、しかも埋め
戻し後までマークが保管できるので、基礎コンクリート
の上面への柱芯の墨出しが容易にかつ正確に行なえる。
30の上部に固定した渡し部材31.32に付すので、
雨や地下水等でマークが消えることはなく、しかも埋め
戻し後までマークが保管できるので、基礎コンクリート
の上面への柱芯の墨出しが容易にかつ正確に行なえる。
(4)作業員が現場で下げぶりや水準器を用いる必要が
ないので、作業に熟練を要する必要がなくなり、現場で
の芯出し誤差等が少くなり、作業が単純、正確になる。
ないので、作業に熟練を要する必要がなくなり、現場で
の芯出し誤差等が少くなり、作業が単純、正確になる。
第1図は本発明に従ってアンカーボルトのセットを完了
した状態のセット装置の平面図、第2図は第1図の正面
図、第3図、第5図、第7図及び第9図はそれぞれ本発
明によるセット工法の過程を順に示す平面図、第4図、
第6図、第8図及び第10図はそれぞれ第3図、第5図
、第7図及び第9図の正面図、第11図は一般的な基礎
コンクリートの縦断面図、第12図は第11図のX■−
X■断面図、第13図及び第14図は従来工法における
アンカーボルトセット時の断面図、第15図は別の従来
工法を示す正面図である。30・・・縦杭、31・・・
1次渡し部材、32・・・2次渡し部材、35・・・上
面型板、40・・・アンカーボルト、43・・・下面型
板、45・・・振り止め用鉄筋 特許出願人有限会社
ユニチック 第3図 第4図 第5図 第7図 第10図 第7図 第5図 第12図 手続補正書目式) 平成2年7月19日
した状態のセット装置の平面図、第2図は第1図の正面
図、第3図、第5図、第7図及び第9図はそれぞれ本発
明によるセット工法の過程を順に示す平面図、第4図、
第6図、第8図及び第10図はそれぞれ第3図、第5図
、第7図及び第9図の正面図、第11図は一般的な基礎
コンクリートの縦断面図、第12図は第11図のX■−
X■断面図、第13図及び第14図は従来工法における
アンカーボルトセット時の断面図、第15図は別の従来
工法を示す正面図である。30・・・縦杭、31・・・
1次渡し部材、32・・・2次渡し部材、35・・・上
面型板、40・・・アンカーボルト、43・・・下面型
板、45・・・振り止め用鉄筋 特許出願人有限会社
ユニチック 第3図 第4図 第5図 第7図 第10図 第7図 第5図 第12図 手続補正書目式) 平成2年7月19日
Claims (2)
- (1)配筋前における各柱設置箇所の4隅に、柱型枠断
面より広い範囲で縦杭を固定し、桁行方向あるいは梁間
方向のいずれかに間隔を隔てて対向する1対の1次渡し
部材を、水平かつ同一高さに縦杭の上部に固定し、1次
渡し部材に、1次渡し部材と交叉する方向に延びる1次
柱芯のマークを付し、1対の2次渡し部材を1次渡し部
材上に井桁状に架け渡して固定し、2次渡し部材には、
1次柱芯と直角方向に延びる2次柱芯のマークを付し、
上記両柱芯を梁間方向及び桁行方向の各中心として、2
次渡し部材上に上面型板を固定し、該上面型板に複数本
のアンカーボルトを吊り下げ、アンカーボルトの下端部
を振れ止め固定することを特徴とする鉄骨柱用アンカー
ボルトのセット工法。 - (2)柱を設置する各箇所の4隅に柱型枠断面より大き
い範囲で固定される縦杭と、水平にかつ同一高さに縦杭
に固定されると共に桁行方向あるいは梁間方向のいずれ
かに間隔を隔てて対向しかつ1次柱芯が付される1対の
1次渡し部材と、該1次渡し部材に井桁状に固定されて
1次柱芯と直角方向の2次柱芯が付される1対の2次渡
し部材と、上記両柱芯を梁間方向及び桁行方向の各中心
として、2次渡し部材の上に固定されるアンカーボルト
吊り下げ用の上面型板を備えたことを特徴とする鉄骨柱
用アンカーボルトのセット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16093990A JPH0718253B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 鉄骨柱用アンカーボルトのセット工法及びセット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16093990A JPH0718253B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 鉄骨柱用アンカーボルトのセット工法及びセット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452378A true JPH0452378A (ja) | 1992-02-20 |
JPH0718253B2 JPH0718253B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=15725498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16093990A Expired - Fee Related JPH0718253B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 鉄骨柱用アンカーボルトのセット工法及びセット装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0718253B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012052389A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Sumikin System Buildings Corp | アンカーボルトの据付治具および該据付治具を用いた杭基礎の施工方法 |
CN108532773A (zh) * | 2018-07-06 | 2018-09-14 | 中国人民解放军63926部队 | 一种适用于竖井条形龙骨高精度预埋的装置(整体式)及定位方法 |
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---|---|---|---|---|
CN110468874A (zh) * | 2019-07-30 | 2019-11-19 | 中国一冶集团有限公司 | 用于综合管廊成品钢制风亭安装的辅助装置及其使用方法 |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP16093990A patent/JPH0718253B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0718253B2 (ja) | 1995-03-01 |
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