JPH0452358A - 防水層の下地構造 - Google Patents
防水層の下地構造Info
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- JPH0452358A JPH0452358A JP16392590A JP16392590A JPH0452358A JP H0452358 A JPH0452358 A JP H0452358A JP 16392590 A JP16392590 A JP 16392590A JP 16392590 A JP16392590 A JP 16392590A JP H0452358 A JPH0452358 A JP H0452358A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 19
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims abstract description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 abstract 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 abstract 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 abstract 1
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- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 3
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は陸屋根、ベランダ等の平坦な部位上面の防水
層の下地構造に関する。
層の下地構造に関する。
第2図のような、コンクリート板1を敷並べ外周がパラ
ペット2等の立上り部で囲まれた陸屋根、ベランダ等の
平坦な部位では、屋根上の雨水はパラペット2方向に流
し、パラペット近傍に集まった雨水はパラペット立上り
部に沿い流し、立上り部は付近に設けである排水孔から
排出していた。このため、屋根中央部の防水層の下地材
3はパラペット2方向に僅かな水勾配をとるとともに、
パラペット近傍では第2図のように、例えば水上4を水
分線として排水孔方向に向は微妙な水勾配とすることが
必要であった。従来は、このパラペット等の立上り部に
沿う防水層下地の勾配を、左官の施工になるモルタル下
地5により形成していたが、湿式作業であるため乾燥期
間を必要とし、外部作業のため雨天の影響が大きい等工
程上のネックとなっていた。また、勾配が職人の技能に
依存するために、広範囲にわたり水たまりを生じる場合
もあった。
ペット2等の立上り部で囲まれた陸屋根、ベランダ等の
平坦な部位では、屋根上の雨水はパラペット2方向に流
し、パラペット近傍に集まった雨水はパラペット立上り
部に沿い流し、立上り部は付近に設けである排水孔から
排出していた。このため、屋根中央部の防水層の下地材
3はパラペット2方向に僅かな水勾配をとるとともに、
パラペット近傍では第2図のように、例えば水上4を水
分線として排水孔方向に向は微妙な水勾配とすることが
必要であった。従来は、このパラペット等の立上り部に
沿う防水層下地の勾配を、左官の施工になるモルタル下
地5により形成していたが、湿式作業であるため乾燥期
間を必要とし、外部作業のため雨天の影響が大きい等工
程上のネックとなっていた。また、勾配が職人の技能に
依存するために、広範囲にわたり水たまりを生じる場合
もあった。
また、上記従来の構造では立上り部近傍に段差6を生じ
溝構造となるため、その上の防水施工等に手間がかかり
、使用するに当っては溝部に化粧カバーを取付けるなど
して防水層段差部を保護する必要があり、構造が複雑に
なる欠点があった。
溝構造となるため、その上の防水施工等に手間がかかり
、使用するに当っては溝部に化粧カバーを取付けるなど
して防水層段差部を保護する必要があり、構造が複雑に
なる欠点があった。
この発明は上記問題点に着目しなされたものである。そ
の目的は乾式作業で施工ができ、職人の技能に依存する
点が少なく、水たまりができにくく、かつ段差を生ぜず
施工性が優れている防水層の下地構造を提案するにある
。
の目的は乾式作業で施工ができ、職人の技能に依存する
点が少なく、水たまりができにくく、かつ段差を生ぜず
施工性が優れている防水層の下地構造を提案するにある
。
この防水層の下地構造は、陸屋根等の平坦な部位上雨水
を立上り部近傍に沿い流して排水孔に導き排出する防水
層の下地構造において、平坦部位上面の立上り部に向う
水勾配を立上り部近傍において急勾配となしてあること
を特徴とする。
を立上り部近傍に沿い流して排水孔に導き排出する防水
層の下地構造において、平坦部位上面の立上り部に向う
水勾配を立上り部近傍において急勾配となしてあること
を特徴とする。
以下、図示する実施例により説明する。第1図はコンク
リート板1を敷並べ、周囲がバラペット2の立上り部で
囲まれた平坦な陸屋根上にポリスチレン発泡体からなる
下地材3を敷設して防水層の下地が形成されている。陸
屋根中央平場部に敷設した下地材3−1はバラペット2
方向に僅かな水勾配θ、=0,2°〜1° (好まし
くは、0.3°〜0.8°)となしであるが、バラペッ
ト2近傍の下地材3−2(幅150〜350肛、好まし
くは210〜250闘)はバラペット2方向の水勾配θ
2=3〜15° (好ましくは5〜10°)の急勾配と
なしである。
リート板1を敷並べ、周囲がバラペット2の立上り部で
囲まれた平坦な陸屋根上にポリスチレン発泡体からなる
下地材3を敷設して防水層の下地が形成されている。陸
屋根中央平場部に敷設した下地材3−1はバラペット2
方向に僅かな水勾配θ、=0,2°〜1° (好まし
くは、0.3°〜0.8°)となしであるが、バラペッ
ト2近傍の下地材3−2(幅150〜350肛、好まし
くは210〜250闘)はバラペット2方向の水勾配θ
2=3〜15° (好ましくは5〜10°)の急勾配と
なしである。
この防水層の下地構造は平坦な陸屋根1の防水層の下地
の勾配が立上り部に向い中央の平場部は緩やかであるが
、立上り部近傍は3〜15゜の急勾配となしである。従
って、その上に防水シートを敷設するなどして形成した
防水層上を流れる雨水は、立上り部近傍において流速を
早め、立上り部人隅邪に集まり、高水位となる。
の勾配が立上り部に向い中央の平場部は緩やかであるが
、立上り部近傍は3〜15゜の急勾配となしである。従
って、その上に防水シートを敷設するなどして形成した
防水層上を流れる雨水は、立上り部近傍において流速を
早め、立上り部人隅邪に集まり、高水位となる。
これに対し、排水孔付近は排水されて常に低水位にある
ので、入隅部に集った雨水は、その水位差により勾配と
直交する方向、すなわち立上り部に沿い流れて排水孔に
導かれ排出される。
ので、入隅部に集った雨水は、その水位差により勾配と
直交する方向、すなわち立上り部に沿い流れて排水孔に
導かれ排出される。
従来は防水層の水下側端部に雨水を貯めることは防水上
、外観上好ましくないと考えられ、排水孔方向に僅かに
勾配をとっていた。しかしこの防水層の下地構造による
と、排水孔に向い水勾配を取る必要がなく、立上り部に
向う勾配を急勾配とすることで排水が可能となった。こ
の勾配は、傾斜角が3〜15°程度で、幅が150〜3
50mm程度のポリスチレン発泡体等の下地材を立上り
部近傍に敷設することにより、容易、正確に形成するこ
とができる。
、外観上好ましくないと考えられ、排水孔方向に僅かに
勾配をとっていた。しかしこの防水層の下地構造による
と、排水孔に向い水勾配を取る必要がなく、立上り部に
向う勾配を急勾配とすることで排水が可能となった。こ
の勾配は、傾斜角が3〜15°程度で、幅が150〜3
50mm程度のポリスチレン発泡体等の下地材を立上り
部近傍に敷設することにより、容易、正確に形成するこ
とができる。
この発明は以上の通りであり、この防水層の下地構造は
、湿式作業を必要とせず、養生期間、専門技能が不要と
なる。段差を設けることなく、溝の機能を付与でき、水
たまりができにくく、かつ、施工性が優れている。
、湿式作業を必要とせず、養生期間、専門技能が不要と
なる。段差を設けることなく、溝の機能を付与でき、水
たまりができにくく、かつ、施工性が優れている。
第1図および第2図は実施例および従来例の陸屋根の立
上り部近傍の防水層の下地構造の一部断面で示す斜視図
である。 1・・・コンク!J−)板、2・・・バラペット、3・
・・下地材、3−1・・・中央平場部の下地材、3−2
・・・立上り部近傍の下地材、4・・・水上、5・・・
モルタル下地、6・・・段差。
上り部近傍の防水層の下地構造の一部断面で示す斜視図
である。 1・・・コンク!J−)板、2・・・バラペット、3・
・・下地材、3−1・・・中央平場部の下地材、3−2
・・・立上り部近傍の下地材、4・・・水上、5・・・
モルタル下地、6・・・段差。
Claims (1)
- (1)陸屋根等の平坦な部位上の雨水を立上り部近傍に
沿い流して排水孔に導き排出する防水層の下地構造にお
いて、平坦部位上面の立上り部に向う水勾配を立上り部
近傍において急勾配となしてあることを特徴とする防水
層の下地構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16392590A JP2908526B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 防水層の下地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16392590A JP2908526B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 防水層の下地構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452358A true JPH0452358A (ja) | 1992-02-20 |
JP2908526B2 JP2908526B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=15783431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16392590A Expired - Fee Related JP2908526B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 防水層の下地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908526B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP16392590A patent/JP2908526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2908526B2 (ja) | 1999-06-21 |
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