JPH0452348A - 構築物の壁面構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は構築物の壁面構造に関し、特に、たとえば、建
築物の内壁などに適用して有効な技術に関する。

〔従来の技術〕

先に、本発明者は、互いに対向する柱間に介在されて壁
を構築する四角形状のパネルと、柱間に介在され該パネ
ルを該柱側に押圧して固定させる固定具とを備えている
壁面構造を提案した。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、前記した壁面構造を一枚のパネルによって構
築しようとすると、通常、柱間は９０ｃｍ〜４００ｃｍ
程度であるため、そのパネルが大形化し、施工の容易化
ないし簡素化が妨げられる。

そこで、壁面構造を複数枚のパネルによって構築するこ
とによりパネルの小形化を図ることが考えられる。

一方、前記した壁面構造は一対の柱間にパネルが介在さ
れて構築される構造とされているが、このような壁面構
造は、たとえば単数の柱のみの個所に構築しなければな
らない場合も生じる。

本発明の目的は、施工の容易化ないし簡素化を図ること
ができ、しかも、壁面の柱などの支持構造が一側のみし
か存在しない個所において強度的に優れた壁面を容易に
構築することができる構築物の壁面構造を提供すること
にある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
。

〔課題を解決するための手段〕

本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、次のとおりである。

すなわち、本発明の構築物の壁面構造は、床面側に延在
される第１雄嵌合部および少なくとも一端側から天井側
に向かって突設される第１ストッパ部を有する東側固定
具と、前記第１雄嵌合邪に対向して天井面側に延在され
る第２雄嵌合部および少なくとも一端側から床面側に向
かって突設される第２ストッパ部を有する天井側固定具
と、前記各雄嵌合部が嵌合される嵌合溝が外周囲に形成
されているパネルとを備え、前記第１雄嵌合部が最下段
のパネルの嵌合溝に、前記第２雄嵌合部が最上段のパネ
ルの嵌合溝に夫々嵌合されて少なくとも複数のパネルが
前記東側固定具および前記天井側固定具間に配設される
とともに、この複数のパネルの前記第１ストッパ部およ
び第２ストッパ部側への移動が該第１ストッパ部および
第２ストッパ部によって阻止される構造としたものであ
る。

この場合に、前記床面側および天井側から互いに対向し
て突設された第１ストッパ部および第２ストッパ部間に
第３雄嵌合部が介在されて延在される側面側固定具を備
え、前記第３雄嵌合部が前記ストッパ部側の複数のパネ
ルの外側面の嵌合溝に嵌合されて前！５側面側固定具が
該複数のパネルの外側面に固定される構造とすることが
できる。

また、前記側面側固定具の第３雄嵌合部の反対面に雄嵌
合部が延在されている構造とすることができる。

〔作用〕

前記した構築物の壁面構造によれば、床面側に延在され
る東側固定具の第１雄嵌合部が最下段のパネルの嵌合溝
に嵌合されるとともに、天井側に延在される天井側固定
具の第２雄嵌合部が最上段のパネルの嵌合溝に嵌合され
て少なくとも複数のパネルが前記東側固定具および前記
天井側固定具間に配設され、またこの配設された複数の
パネルの第１ストッパ部および第２ストッパ部側への移
動が該第１ストッパ部および第２ストッパ部によって阻
止されることにより、壁面に対する柱などの支持構造が
一側のみしか存在しない個所においても強度的に優れた
壁面を容易に構築することができる。

また、壁面が複数のパネルによって構築されるので、パ
ネルの縮小化を図ることができ、このため、施工の容易
化ないし簡素化を図ることができる。

この場合に、前記床面側および天井側から互いに対向し
て突設された第１ストッパ部および第２ストッパ部間に
第３雄嵌合部が介在されて延在される側面側固定具を備
え、前記第３雄嵌合部が前記ストッパ部側の複数のパネ
ルの外側面の嵌合溝に嵌合されて前記側面側固定具が該
複数のパネルの外側面に固定される構造とすると、この
側面側固定具によってストッパ部側の複数のパネルを固
定させることができるので、壁面の強度をさらに向上さ
せることができる。

また、前記側面側固定具の第３雄嵌合邪の反対面に雄嵌
合部が延在されている構造とすると、この雄嵌合部を利
用して、たとえば雌嵌合部が形成されたドア枠などを容
易に取り付けることが可能となる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例である構築物の壁面構造を示
す正面図、第２図はその横断面図、第３図はその床側固
定具および天井側固定具を示す斜視図、第４図はその側
面側固定具を示す斜視図、第５図はその固定具を示す斜
視図、第６図はその固定具を示す斜視図である。

本実施例における構築物の結合具は、木造鉄骨造りの内
壁構造に適用されている。

第１図に示すように、柱１の両側面にはその軸方向に沿
って延在する嵌合溝ＩＡが夫々形成され、同様に、各パ
ネル２，５．８の外周面には柱１の軸方向および交軸方
向に沿って延在する嵌合溝２Ａ、５Ａ、８Ａが夫々形成
されている。

前記パネル２，５．８の横幅Ｗは互いに同一で５９ｃｍ
程度とされて縮小化が図られている。

一方、パネル２の縦幅Ｈ，は１００ｃｍ程度、パネル５
の縦幅Ｈ２は９１ｃｍ程度、パネル８の縦幅Ｈ３は８６
０程度とされている。

次に、本実施例においては、第３図に示すように、断面
丁字形で互いに同一形状の床側固定具４１および天井側
固定具４２を備えている。

第１図に示すように、床側固定具４１は床面側に延在さ
れる第１雄嵌合部４１Ａと、一端側から天井側に向かっ
て突設される第１ストッパ部４１Ｂと、ねじ止め用のね
じ孔４１Ｃとを有し、また天井側固定具４２は、天井側
に延在される第２雄嵌合部４２Ａと、一端側から天井側
に向かって突設される第１ストッパ部４２Ｂと、ねじ止
め用のねじ孔４２Ｃとを有している。

床側固定具４１．天井側固定具４２は、夫々のねじ孔４
１Ｃ，４２Ｃを利用して東側の下部横柱６Ａ、天井側の
上部横柱６Ｂにねじ止めされて互いに対向されている。

そして、床側固定具４１の′！Ｊ１雄嵌合部４１Ａに最
下段のパネル２，５の下端の嵌合溝２Ａ、５Ａが夫々嵌
合され、他方、天井側固定具４２の第２雄嵌合部４２Ａ
に最上段のパネル２．８の上端の嵌合溝２Ａ、８Ａが夫
々嵌合されている。

また、床側固定具４１の第１ストッパ部４１Ｂが第１図
の右下側に配置されたパネル２の右端の嵌合溝２Ａに嵌
合され該パネル２にねじ止めされ、他方、天井側固定具
４２の第２ストツパ１１４２Ｂが第１図の右上側に配置
されたパネル８の右端の嵌合溝８Ａに嵌合されて該パネ
ル２にねじ止めされている。

次に、本実施例においては、第４図に示すように断面丁
字形の側面側固定具５１を備えている。

第１図に示すように、側面側固定具５１は、床面側およ
び天井側から互いに対向して突設された第１ストッパ部
および第２ストッパ部間に介在されて延在する第３雄嵌
合部５１Ａと、ねじ止め用のねじ孔５１Ｂとを有してい
る。

そして、側面側固定具５１の第３雄嵌合８５１Ａが第１
図の右側に配置されたパネル２，５．８の嵌合溝２Ａ、
５Ａ、８Ａに嵌合されて該パネル２．５．８にねじ止め
されている。

次に、本実施例においては、前記した柱Ｉとパネル２，
５．８との間などに介在される金属などからなる固定具
３を備えている。

第５図に示すように、固定具３は、ナラＨＦ部材３１と
、このナツト部材３１の両端側の各ねじ孔３１Ａに夫々
螺合され、互いに間隔をおいて同軸的に配置されている
右ねじ３２および左ねじ３３と、右ねじ３２および左ね
じ３３の各外端に夫々結合され互いに対向して固定され
ている断面丁字形の一対の嵌合部材３４とからなり、ナ
ラ）ＩＩ材３１の回転によって一対の嵌合部材３４が互
いに近接ないし離反される構造とされている。

固定具３の嵌合部材３４は、柱１の嵌合溝ＩＡおよび各
パネル２，５．８の嵌合溝２Ａ、５Ａ。

８Ａに嵌合可能な板状の雄嵌合部３４Ａと、柱１および
各パネル２，５．８の側面を押圧する板状の押圧１３４
Ｂとによって形成されている。

そして、第１図に示すように、複数の固定具３が同図の
左側における柱１と、この柱１の右側におけるパネル２
．５．８との間の空間７に介在され、各固定具３の一対
の雄嵌合部３４Ａが抜柱１の嵌合溝ＩＡと、該パネル２
，５．８の嵌合溝２Ａ、５Ａ、８Ａとに夫々嵌合されて
いる。

また、本実施例においては、柱１とパネル２゜５．８と
の間などに介在される金属などからなる結合具４を備え
ている。

結合具４は、第６図に示すように、長板部４Ａと、この
長板部４Ａの両面から夫々垂直に突設されてその長手方
向に延在されている雄嵌合板部４Ｂとからなり、第１図
に示すように柱１の交軸方向において互いに隣接するパ
ネル２，５．８どうしの間に介在されてその一対の雄嵌
合板部４Ｂが嵌合溝ＩＡおよび各パネル２，５．８の嵌
合溝２Ａ、５Ａ、８Ａに嵌合可能とされている。

そして、複数の結合具４の各雄嵌合板部４Ｂが柱１の交
軸方向に隣接するパネル２，５．８どうしの嵌合溝２Ａ
、５Ａ、８Ａに夫々嵌合されている。

次に、本実施例の作用について説明する。

たとえば、本実施例の壁面構造を構築する場合には、第
１図に示すように、先ず、柱１．下部横柱６Ａ、土部横
柱６Ｂなどによって建築物の骨組をした後に、床側固定
具４１．天井側固定具４２を、夫々のねじ孔４１Ｃ，４
２Ｃを利用して区側の下部横柱６Ａ、天井側の上部横柱
６Ｂにねじ止めして互いに対向させる。

次いで、第１図の右側から第１列目のノくネル２゜８の
上下側の嵌合溝２Ａ、８Ａを床側固定具４１゜天井側固
定具４２の第１雄嵌合部４１Ａ、第２雄嵌合部４２Ａに
夫々嵌合させるとともに、ストッパ部４１Ｂ、４２Ｂに
当接させてねじ孔４１Ｃ１４２Ｃによってねじ止めした
後に、このパネル２゜８間に第１列目のパネル５を介在
させ、これらのパネル２，５．８の右側の嵌合溝２Ａ、
５Ａ、８Ａに側面側固定具５１をその第３雄嵌合部５１
Ａを嵌合させねじ孔５１Ｂによって該パネル２．５゜８
に互いに結合させる。

次いで、このようにして結合された第１列目のパネル２
，５．８の左側の嵌合溝２Ａ、５Ａ、８Ａに結合具４の
一方の雄嵌合板部４Ｂを嵌合させた後に、他方の雄嵌合
板部４Ｂに新たな第２列目のパネル２，５．８の嵌合溝
２Ａ、５Ａ、８Ａを夫々嵌合させるとともに、その第２
列目の最下段および最上段のパネル５．２の上下の嵌合
溝５Ａ。

２Ａを床側固定具４１．天井側固定具４２の第１雄嵌合
部４１Ａ、第２雄嵌合部４２Ａに夫々嵌合させる。

以下、前記したと同様に、第１図の右側から第３列目の
パネル２．５．８を結合させる。

このようにして、第１図の柱１の右側に３列のパネル２
，５．８を結合させると、同図の左側の柱１と第３列目
のパネル２．５．８との間に抜柱１の長手方向に沿った
空間７が形成される。

そこで、その空間７を介して対向している柱１とパネル
２などとの間に固定具３を介在させた後に、その空間７
０幅員に応じて、固定具３のナツト部材３１を回転させ
各嵌合部材３４を離反させ、その各嵌合部材３４の雄嵌
合部３４Ａを抜柱１の嵌合溝ＩＡと該パネル２の嵌合溝
２Ａに嵌合して押圧することにより、互いに対向する柱
１とストッパ部４１Ｂ、４２Ｂ間に内壁構造が構築され
る。

なお、空間７は、たとえば配線や配管などが弓き回され
た後に、別のパネルなどによって閉塞される。

また、結合具４が介在されたパネル２．５．８間の目地
には、コーキング剤が充填される。

このように本実施例によれば、床面側に延在される床側
固定具４１の第１雄嵌合部４１Ａが最下段のパネル２な
どの嵌合溝２Ａなどに嵌合されるとともに、天井側に延
在される天井側固定具４２の第２雄嵌合部４２Ａが最上
段のパネル８などの嵌合溝８Ａなどに嵌合されて複数の
パネル２．５゜８がその床側固定具４１および天井側固
定具４２間に配設され、またこの配設された複数のパネ
ル２．５．８の第１ストッパ部４１Ｂおよび第２ストッ
パ部４２Ｂ側への移動が該第１ストッパ部４１Ｂおよび
第２ストッパ部４２Ｂと、側面側固定具５１とによって
確実に阻止されることにより、壁面に対する柱１などの
支持構造が一側のみしか存在しない個所において強度的
に優れた壁面を容易に構築することができる。

また、壁面が複数のパネルによって構築されるので、パ
ネル２，５．８の縮小化を図ることができ、このため、
施工の容易化ないし簡素化を図ることができる。

さらに、複数のパネル２，５．８が柱１の軸方向に位置
をずらして配列されていること、パネル２．５．８の嵌
合溝２Ａ、５Ａ、８Ａに結合具４が嵌合されて柱１の交
軸方向に隣接し合うパネル２．５．８どうしが結合され
ていること、柱１の嵌合溝ＩＡに固定具３の雄嵌合部３
４Ａが嵌合されてパネル２，５．８が固定されているこ
となどからも強度的にも優れた内壁構造を確実に構築す
ることができる。

また、構築物の維持管理時、改修工事時などにおいて、
パネル２．５，８、固定具３、結合具４、床側固定具４
１、天井側固定具４２、側面側固定具５１などを前記し
たとは逆の手順によって取り外すことにより、改修工事
時などの施工の容易化ないし簡素化を図ることができる
。

以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。

たとえば、前記実施例における側面側固定具５１は一面
側にのみ、第３雄嵌合部５１Ａが形成されているが、た
とえば、本発明においてはその第３雄嵌合部の反対面に
雄嵌合部を延在させて、この雄嵌合部に雌嵌合部を有す
るドア枠などが嵌合されて取り付けられる構造とするこ
とも可能である。

また、前記実施例においては、固定具３が柱１とパネル
２．５．８間の空間７に介在されているが、たとえば、
柱１の交軸方向において互いに隣接するパネル２，５．
８間に空間を設けてこの空間に固定具３を介在させるこ
とも可能である。

この場合には、その柱１に隣接するパネル２゜５．８は
結合具４によって鉄柱にと結合することが可能である。

また、本発明の構築物の内壁構造は、木造造り。

鉄骨造り、コンクリート造り、ソウバイ工法造り。

各種プレハブ造りなど、任意の住宅建築物に適用するこ
とができる。

〔発明の効果〕

本願によって開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりで
ある。

（１）、床面側に延在される床側固定具の第１雄嵌合部
が最下段のパネルの嵌合溝に嵌合されるとともに、天井
側に延在される天井側固定具の第２雄嵌合部が最上段の
パネルの嵌合溝に嵌合されて少なくとも複数のパネルが
前記床側固定具および前記天井側固定具間に配設され、
またこの配設された複数のパネルの第１ストッパ部およ
び第２ストッパ部側への移動が該第１ストッパ部および
第２ストツパ邪によって阻止されることにより、壁面に
対する柱などの支持構造が一側のみしか存在しない個所
においても強度的に優れた壁面を容易に構築することが
できる。

また、壁面が複数のパネルによって構築されるので、パ
ネルの縮小化を図ることができ、このため、施工の容易
化ないし簡素化を図ることができる。

（２）、前記した場合に、前記床面側および天井側から
互いに対向して突設された第１スｌ−−／パ部および第
２ストッパ部間に第３雄嵌合部が介在されて延在される
側面側固定具を備え、前記第３雄嵌合部が前記ストッパ
部側の複数のパネルの外側面の嵌合溝に嵌合されて前記
側面側固定具が該複数のパネルの外側面に固定される構
造とすると、この側面側固定具によってストッパ部側の
複数のパネルを固定させることができるので、壁面の強
度をさらに向上させることができる。

（３）、前記した場合に、前記側面側固定具の第３雄嵌
合部の反対面に雄嵌合部が延在されている構造とすると
、この雄嵌合部を利用して、たとえば雌嵌合部が形成さ
れたドア枠などを容易に取り付けることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である構築物の壁面構造を示
す正面図、 第２図はその横断面図、 第３図はその法制固定具および天井側固定具を示す斜視
図、 第４図はその側面側固定具を示す斜視図、第５図はその
固定具を示す斜視図、 第６図はその固定具を示す斜視図である。 １・・・柱、 ＩＡ・・嵌合溝、 ２・・・パネル、 ２Ａ・・嵌合溝、 ３・・・固定具、 ４・・・結合具、 ４Ａ・・長板部、 ４Ｂ・・緩嵌合板部、 ５・・・パネル、 ５Ａ・・嵌合溝、 ６　Ａ　・ ６　Ｂ　・ ７　・　・ ８　・　・ ８Ａ　・ ３１　・　・ ３１Ａ　　・ ３２　・　・ ３３　・　・ ３４　・　・ ３４Ａ　　・ ３４Ｂ　　・ ４１　・　・ ４１Ａ　　・ ４１Ｂ　　・ ４１Ｃ・ ４２　・　・ ４２Ａ　　・ ４２Ｂ　　・ ４２Ｃ・ ・下部横柱、 ・土部横柱、 ・空間、 ・パネル、 ・嵌合溝、 ・ナツト部材、 ・ねじ孔、 ・右ねじ、 ・左ねじ、 ・嵌合部材、 ・雄嵌合部、 ・押圧部、 ・法制固定具、 ・第１雄嵌合部、 ・第１ストッパ部、 ・ねじ孔、 ・天井側固定具、 ・第２雄嵌合部、 ・第２ストッパ部、 ・ねじ孔、 ５１　・　・ ５１Ａ　　・ ５１Ｂ　　・ Ｈｌ　・ Ｈ２・ Ｈ７・ Ｗ　・　・ ・側面側固定具、 ・第３雄嵌合部、 ・ねじ孔、 ・縦幅、 ・縦幅、 ・縦幅、 ・横幅。 第４ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、床面側に延在される第１雄嵌合部および少なくとも
   一端側から天井側に向かって突設される第１ストッパ部
   を有する床側固定具と、前記第１雄嵌合部に対向して天
   井面側に延在される第２雄嵌合部および少なくとも一端
   側から床面側に向かって突設される第２ストッパ部を有
   する天井側固定具と、前記各雄嵌合部が嵌合される嵌合
   溝が外周囲に形成されているパネルとを備え、前記第１
   雄嵌合部が最下段のパネルの嵌合溝に、前記第２雄嵌合
   部が最上段のパネルの嵌合溝に夫々嵌合されて少なくと
   も複数のパネルが前記床側固定具および前記天井側固定
   具間に配設されるとともに、この複数のパネルの前記第
   １ストッパ部および第２ストッパ部側への移動が該第１
   ストッパ部および第２ストッパ部によって阻止されるこ
   とを特徴とする構築物の壁面構造。 ２、前記床面側および天井側から互いに対向して突設さ
   れた第１ストッパ部および第２ストッパ部間に第３雄嵌
   合部が介在されて延在される側面側固定具を備え、前記
   第３雄嵌合部が前記ストッパ部側の複数のパネルの外側
   面の嵌合溝に嵌合されて前記側面側固定具が該複数のパ
   ネルの外側面に固定されることを特徴とする請求項１記
   載の構築物の壁面構造。 ３、前記側面側固定具の第３雄嵌合部の反対面に雄嵌合
   部が延在されていることを特徴とする請求項２記載の構
   築物の壁面構造。