JPH0452322B2 - - Google Patents

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JPH0452322B2
JPH0452322B2 JP59080901A JP8090184A JPH0452322B2 JP H0452322 B2 JPH0452322 B2 JP H0452322B2 JP 59080901 A JP59080901 A JP 59080901A JP 8090184 A JP8090184 A JP 8090184A JP H0452322 B2 JPH0452322 B2 JP H0452322B2
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JP
Japan
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heat
snow melting
heat medium
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pipe
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Application number
JP59080901A
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English (en)
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JPS60223505A (ja
Inventor
Mitsuo Kondo
Fumio Myazawa
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Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、主として道路の融雪及び凍結防止
を行うための装置、とくに地熱を有効に利用する
ヒートパイプ式の融雪装置に関する。
(従来の技術) 従来、ヒートパイプを地中に深く埋設すること
により、年間を通じてほぼ恒温状態を保つ地熱を
取出し、これをもつて道路等の融雪除水を行う装
置は種々のものが公知である。例えばその一例と
して実開昭54−106557号公報に示されるような装
置が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、従来既知のこの種の融雪装置は、熱
源として土壌のもつ自然エネルギーのみを利用す
るものであるために、地域による地熱温度条件の
違いに応じてヒートパイプの埋設深さ、配列ピツ
チ等を種々設計的に変更しなければならず、装置
の規格化が阻まれる難点があつた。のみならず、
浅い土壌中に存する地熱エネルギー量は、さほど
大きくないために、連続的な融雪・除水を必要と
するような場合には、所要融雪能力に対して地熱
エネルギー量が不足する事態も起り易く、気象条
件等によつて種々異なる各種の融雪条件に広く対
応できないというような難点があつた。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上記のような問題点に鑑み、土壌
が本来的に有する地熱に加えて、夏期等の融雪を
必要としない時期に地表部から得られる熱を地中
に蓄えて利用しうるものとなすことにより、有償
エネルギーの消費を伴うことなく、特定仕様の融
雪装置をもつて効率良くあらゆる条件の融雪に対
応しうるようにしたものである。
(発明の構成) 即ち、この発明に係る融雪装置は、路面コンク
リート等の融雪除水対象物下に埋設して並列状に
配置された多数の放熱凝縮管部の両端に、これと
交叉して蒸発ヘツダーと凝縮ヘツダーとがそれぞ
れ連通接続されたヒートパイプと、地中の地熱源
領域に埋設された蓄熱槽と、前記両ヘツダーにそ
れぞれ貫通設置された2つの熱媒流通管を前記蓄
熱槽にそれぞれ各別に接続して選択的に作動され
る融雪用熱媒循環回路及び蓄熱用熱媒循環回路、
とを具備してなることを特徴とするものである。
(実施例) 以下、この発明の構成と作用を図示実施例に基
づいて更に説明する。
図において、Aは路面を構成するパネル状のコ
ンクリートブロツクであり、これにはヒートパイ
プ1が埋設されている。該ヒートパイプ1は、所
定ピツチで並列状に配置された多数本の放熱凝縮
管部2と、これの両端に直交状に交叉して連通接
続されたヘツダー3,4とを有し、内部に水、フ
ロン、アンモニア等の作動流体が適量封入された
ものである。一方のヘツダー3はヒートパイプの
蒸発部を構成するものであつて、内部に熱媒流通
管5が貫通状に設けられている。他方のヘツダー
4は、主として蓄熱作動時に凝縮部として作用す
るものであり、やはり内部には熱媒流通管6が貫
通状に設置されている。
7は地中の所要深さの地熱源領域に埋設設置さ
れた地中蓄熱槽であり、好ましくは断熱性である
容体の内部に適宜の蓄熱材8が充填されてなるも
のである。この蓄熱材8としては、代表的な水の
ほか、更に好ましくは蓄積性能の優れた例えば塩
化カルシウム6水和塩、硫酸ナトリウム10水和
塩、パラフイン等が用いられることもあるし、更
には土壌が用いられることもある。
9は地中あるいは地上に必要に応じて配備され
る補助熱源であり、前記同様の蓄熱槽に構成し
て、温泉排水等のエネルギーを循環管10によつ
て導入して蓄えるものとするのが有利であるが、
ヒータその他の発熱装置を用いるものとしても良
い。
C1はヒートパイプ1におえる蒸発ヘツダー3
側の熱媒流通管5と地中蓄熱槽7とを接続した閉
鎖回路の融雪用熱媒循環回路、C2は同ヒートパ
イプ1の凝縮ヘツダー4側の熱媒流通管6と地中
蓄熱槽7とを接続した蓄熱用熱媒循環回路の熱媒
流通管5と補助熱源9とを接続した補助用熱媒循
環回路であり、上記各熱循環回路C1,C2,C3は、
当該回路中に所属されたポンプP1,P2,P3によ
り、選択的に作動して内部に封入充填されている
水等の熱媒を循環させうるものとなされている。
(作用) 上記の如き装置において、融雪・除水運転時に
は、ポンプP1を起動して融雪用熱媒循環回路C1
を作動せしめる。すると、蓄熱槽7に予め蓄えら
れている熱エネルギーを吸収した熱媒が蒸発ヘツ
ダー3内の熱媒流通管5を流通することにより、
蒸発ヘツダー3内でヒートパイプ1の作動流体の
蒸発を生じる。そしてこの蒸気はヒートパイプ内
の圧力差によつて急速に凝縮管部2内に流れ、こ
こで蒸発潜熱を放出してコンクリートブロツクA
を加熱する。凝縮管部2内で復液した作動流体
は、主として重力の作用で再び蒸発ヘツダー3内
に戻帰し、上記作用を繰返すことによつてコンク
リートブロツクA上の融雪を行うと共に、その凍
結を防止する。
ところで、地中蓄熱槽7内には、常時その周り
の地熱が蓄えられるほか、後述の蓄熱用熱媒循環
回路C2によつて地表部から得られる熱が蓄えら
れるが、それでもなお蓄熱槽7の保有する熱エネ
ルギーだけでは融雪能力が不足するような場合が
起こり得る。そこでこのような場合には補助用熱
媒循環回路C3を作動せしめることにより、蒸発
ヘツダー3内へ送り込む熱量を補つて、ヒートパ
イプ1に所要の融雪熱エネルギーを得ることがで
きる。
一方、融雪を必要としないような時期、例えば
夏期とか、冬期でも日中の暖かい時には、太陽熱
エネルギーによつて地表温度の方が地中熱源の温
度よりも高くなる場合がある。そこでこのような
ときには、蓄熱用熱媒循環回路C2を作動せしめ
て、地表面から得られる熱エネルギーを地中の蓄
熱槽7に蓄え、冬期の融雪運転時に備えて可及的
多量の熱エネルギーを地中に備蓄する。即ち、コ
ンクリートブロツクAの温度が高くなると、それ
に埋設されているヒートパイプ1内の作動両体が
蒸発管部2内においても蒸発を生じる。而してそ
の蒸気温度よりも低い温度の熱媒が回路C2によ
つて凝縮ヘツダー4内の熱媒流通管6に流通され
ることにより、その周りで作動流体蒸気が凝縮
し、その凝縮熱で熱媒が加熱され、蓄熱槽7に順
次上記熱エネルギーを運んで蓄熱材8に伝達す
る。
(発明の効果) 上記実施例の説明から既に明らかであるよう
に、この発明に係る装置においては、ヒートパイ
プの蒸発部側と凝縮部側との両者にヘツナーを備
えて、これら両ヘツダーにそれぞれ融雪用熱媒循
環回路と蓄熱用熱媒循環回路とにそれぞれ所属す
る熱媒流通管が貫通されたものとなされると共
に、上記両回路が共通の地中蓄熱槽に接続された
ものとなされている。従つて、融雪不要時期にお
いて地表部から得られる太陽熱エネルギーを地中
蓄熱槽に備蓄することができ、融雪運転時には地
熱に加えて上記備蓄エネルギーをも付加利用して
所期の融雪除水を行うことができる。このため豊
富な熱源を利用することができ、熱量不足の事態
を生じるおそれが少なくなると共に、常に安定し
た熱量を供給して融雪を行いうることにより、地
熱温度条件に融雪効率が直接影響を受けるという
ことがなく、ひいては融雪装置自体を地熱温度条
件の多少の変化に拘わりなく、ヒートパイプの配
列ピツチ等の設計条件の点で一定のものにしなが
ら安定した融雪作用を実現せしめることができ、
装置の規格化をはかることが可能になる。また、
冬季における融雪及び夏季における熱エネルギー
の補給備蓄のいずれの作動時にあつても、共通の
ヒートパイプを効率良く作動させて所期作用を行
わせることができ、融雪、蓄熱効率の点で優れた
ものとすることができる。かつ上記いずれの場合
にも共通のヒートパイプを用い、単一の蓄熱槽を
共通に使用するものであるから、設備費、工事費
の面でも有利である。また、融雪時においてよし
んば地中備蓄槽から供給しうる融雪用の熱エネル
ギー量が不足するおそれがあるような融雪条件下
で使用するような場合にあつても、実施例に示し
たように容易に補助熱源を組込んで熱エネルギー
の補充を可能なものとすることができ、従つてあ
らゆる融雪条件に対応しうるものとなし得て適用
範囲、汎用性を拡大しうる顕著な利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すものであつて、
第1図は装置全体の構成図、第2図はヒートパイ
プの一部切欠き斜視図である。 A……コンクリートブロツク、1……ヒートパ
イプ、2……放熱凝縮部、3……蒸発ヘツダー、
4……凝縮ヘツダー、5,6……熱媒流通管、7
……地中蓄熱槽、8……蓄熱材、C1……融雪用
熱媒媒循環回路、C2……蓄熱用熱媒循環回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 路面コンクリート等の融雪除水対象物下に埋
    設して並列状に配置された多数の放熱凝縮管部の
    両端に、これと交叉して蒸発ヘツダーと凝縮ヘツ
    ダーとがそれぞれ連通接続されたヒートパイプ
    と、地中の地熱源領域に埋設された蓄熱槽と、前
    記両ヘツダーにそれぞれ貫通設置された2つの熱
    媒流通管を前記蓄熱槽にそれぞれ各別に接続して
    選択的に作動される融雪用熱媒循環回路及び蓄熱
    用熱媒循環回路、とを具備してなる道路等の融雪
    装置。
JP59080901A 1984-04-20 1984-04-20 道路等の融雪装置 Granted JPS60223505A (ja)

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JP59080901A JPS60223505A (ja) 1984-04-20 1984-04-20 道路等の融雪装置

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JPS60223505A JPS60223505A (ja) 1985-11-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH07119442B2 (ja) * 1990-11-26 1995-12-20 株式会社フジクラ 大陽熱蓄熱型路面融雪装置
JP2007211466A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Nemoto Kikaku Kogyo Kk 地熱利用融雪凍結防止システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55150490A (en) * 1979-05-08 1980-11-22 Mitsubishi Electric Corp Heat exchanger

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