JPH0452200Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0452200Y2
JPH0452200Y2 JP13917485U JP13917485U JPH0452200Y2 JP H0452200 Y2 JPH0452200 Y2 JP H0452200Y2 JP 13917485 U JP13917485 U JP 13917485U JP 13917485 U JP13917485 U JP 13917485U JP H0452200 Y2 JPH0452200 Y2 JP H0452200Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
round belt
paper
pulleys
pinch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13917485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6247550U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13917485U priority Critical patent/JPH0452200Y2/ja
Publication of JPS6247550U publication Critical patent/JPS6247550U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0452200Y2 publication Critical patent/JPH0452200Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、紙片等の搬送装置に関し、紙幣等を
搬送するために用いられるものである。
「従来の技術」 従来の紙片等の搬送装置としては、例えば、実
開昭52−84889号公報、特開昭59−135586号公報、
実開昭52−20297号公報に開示されたものがある。
これらは、いずれも搬送用ベルトを搬送路に沿つ
て掛け渡し、前区間にわたりベルトを貨幣に接触
させてその摩擦力に搬送しようとするものであつ
た。また、本出願人が実開昭60−20206号として
出願した紙片等の搬送装置においては、前記公開
公報の欠点は克服したものの、丸ベルトの特徴で
ある温度が上昇すると伸び、温度が下降すると縮
む、この伸縮にたいする対策が充分でなかつたの
で、この対策用として実願昭60−69684号を出願
した。しかしながら本願においても長距離(約
30m〜40m)にわたり巻回された丸ベルトのたわ
み、曲り等による丸ベルトの伸びの急変化に対応
するのに充分でなく、また実願昭60−69684号に
提示した紙片等の搬送装置より良いものを提供し
て、従来生じてた問題点の解決を全て計つたもの
が本願考案である。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の紙片等の搬送
装置にあつては、ベルトに被搬送物を常に確実に
押し当てておかなければならないので、ベルトの
配置が複雑になるほど、全体の構成が複雑化しが
ちで、高価になり、また、被搬送物が紙片であれ
ば、その全長さにわたり押えられると、かえつて
曲がつたり皺になつたりして具合が悪いことがあ
るという問題点があつた。
また、温度が上昇して丸ベルトが伸びると、そ
の伸びを直ちに吸収しないと、丸ベルトがレール
部材から外れたりし、更に温度が下降して丸ベル
トが縮むと、その縮んだ分を直ちに伸ばさないと
駆動部(モータ)に負荷がかかるとともに、丸ベ
ルト自体にも負荷がかかり切れてしまうことがあ
る。また丸ベルトのたわみ、曲り等の急激な伸び
に対しては直ちに対応しないと、紙片の搬送が行
われなくなる等の問題があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、紙片等を搬送するのに具合がよ
く、構造も簡単で安価なものにすることができる
紙片等の搬送装置を提供することを目的としてい
る。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、紙片等を連続して移送するものにお
いて、左右に離間してプーリを配設し、該一方の
プーリを直接駆動プーリとするか、もしくは従動
プーリとし、この場合には該従動プーリの近傍に
駆動プーリを配設し、前記プーリの一方先端は移
送された紙片等の貯留部に臨ませ、前記駆動プー
リの左右もしくは一方にピンチプーリを近接し、
該駆動プーリとピンチプーリ間に中実の丸ベルト
を挟持して該丸ベルトを引張り駆動し、前記ピン
チプーリの近傍でかつ、ピンチプーリのあとにバ
ランス用プーリを配設し、前記丸ベルトは、前記
両従動プーリおよびバランス用プーリならびに駆
動プーリ間に掛け渡し、該中実の丸ベルトを両側
から挟持して対向する2つのプーリを対となし、
該プーリの対を前記丸ベルトに沿つて連設し、前
記一体のプーリのうち少なくとも一方のプーリと
中実の丸ベルトとの間に紙片等を挟持して順送り
に搬送するようにしたことを特徴とする紙片等の
搬送装置。
「作用」 しかして、左右両端に従動プーリを配し、一方
の従動プーリの近傍に駆動プーリを配設し、該駆
動プーリには丸ベルト挟持用ピンチプーリを接触
させ、前記駆動プーリとピンチプーリの極く近傍
にバランス用プーリを配設したので、ベルトの駆
動源である駆動プーリとピンチプーリで挟持して
引張り駆動しているので、この駆動部にてベルト
の伸縮が直ちに表われるので、この表われた伸縮
を、極く近傍に配設されたバランス用プーリにて
直ちに吸収してしまうので、ベルトの伸縮の影響
を何ら受けることなく紙片等を搬送するようにし
たものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。第1図〜第3図は本考案の一実施例を示して
いる。本実施例はパチンコ遊戯具装置の料金収集
ラインに本考案を適用したものであるが、本考案
はこの実施例に限定されず、切符の自動販売群の
料金収集ラインおよび自動販売機・紙幣ロツカー
等の群管理用料金収集ライン等にも用いられるも
のである。以下実施例に従い本考案の内容を説明
する。
遊戯場に連設された遊戯機械10,10……に
連ねて料金収集ライン20が配設され、料金収集
ライン20の末端は料金収納箱21に接続されて
いる。
各遊戯機械10間には薄型自動玉交換機11が
配設され、該玉交換機11には100円硬貨投入口
12、紙幣挿入口13等が開設されており、料金
収集ライン20は紙幣挿入口13に挿入された紙
幣である紙片を収集するものである。
料金収集ライン20は、箱体をした基板2a内
の左右両端に離間して左端従動プーリ22と右端
従動プーリ23とが軸支され、該基板2aの右端
従動プーリ23周辺には、後述する駆動プーリ、
ピンチプーリ、支持プーリ、バランス用プーリ等
を軸支するための支持板2bが垂下して固定され
ている。
駆動プーリ24は該支持板2bの右端従動プー
リ23の下方に軸支されており(本実施例におい
ては駆動プーリ24と従動プーリ23を別々に配
設したが、右端従動プーリ23を直接駆動プーリ
としてもよい。)、該プーリ24の左側にはピンチ
プーリ25が近接されており(実施例図において
はピンチプーリ25は左側一個であるが、左右に
取り付けてもよい)、ピンチプーリ25は駆動プ
ーリ24の外周に弾接するようにバネ25aを介
して支持されている。なお、駆動プーリ24の駆
動は該プーリ24に固定されたスプロケツト24
aと、枠体Aに支持された基盤26に垂下固定さ
れたモータ26aの回転方向の変化および減速す
るためのフオーム歯車26bに固定されたスプロ
ケツト26c間に巻回されたチエーンもしくはタ
イミングベルト26dを介して回転駆動される。
前記支持板2bの前記駆動プーリ24とピンチプ
ーリ25の最近傍位置にはバランス用プーリ27
が揺動自在に取付けられており、バランス用プー
リ27を支持する揺動体28の一端にはバランス
用プーリ27を第1図において常に左方に引張る
ためのバネ29が取付けられている。該バネ29
は中実丸ベルト30の伸縮、および移送紙片枚数
等の変化によるベルトの伸縮状態を吸収し、丸ベ
ルトの張り状態を常に一定の状態に保つためのも
のであり、その弾性力はこの吸収に耐えうるもの
であればよい。なお、図中31a,31b,31
c,31dらのローラは丸ベルトを案内するため
のローラ群である。また本実施例においてはバラ
ンス用プーリ27を垂下状態においた実施例を示
したが、このような状態に限定されることなく
180度回転した状態すなわち基板2aの上方にバ
ランス用プーリ27を配設してバランスをとるよ
うにしてもよく、また右端従動プーリ23の右下
方近傍に配置することも考えられる。
左、右従動プーリ22,23と駆動プーリ24
とバランスプーリ27および案内プーリ群31
a,31b,31c,31d間には中実の丸ベル
ト30がわずかな張力(約6%位)にて単に掛け
渡され、駆動プーリ24において丸ベルト30は
該プーリ24とピンチプーリ25との間に挟持さ
れており、この挟持された引張られることによつ
て駆動力を伝達される。加えられる張力が極めて
わずかなので長期間の使用のうちに丸ベルト30
が伸び、細くなつたり形状が変化したりして使用
に耐えなくなることがない。
前記基板2a内中央には丸ベルト30を下方か
ら支持するとともに、左右の紙幣Sを分けるレー
ル部材32が沿設されており、基板2aの左右側
板の要所には、丸ベルト30を両側から挟持する
プーリ33,34の対が支持されている。プーリ
33,34は丸ベルト30に弾撥的に当接するよ
うバネで当接方向に付勢されており、プーリ3
3,34の対は、紙幣Sの長さより小さい順送り
できる程度のピツチで連説されている また、プーリ33,34の外周は、第3図でわ
かるように、外周端面の中央部が陥没されてい
て、紙幣Sが挟持されたとき、少し折れ曲がつて
腰ができるようになつている。
各紙幣玉貸機11,11……からは、丸ベルト
30とプーリ33あるいはプーリ34との間に紙
幣Sを挟持させる方向に延びる案内部材14が設
けられている。次に作用を説明する。
各遊戯機械10,10……間の薄型自動玉交換
機11,11……の紙幣挿入口13から挿入され
た紙幣Sは案内部材14に案内されて丸ベルト3
0とプーリ33あるいは34との間に向け吐出さ
れ、その間に挟持される。丸ベルト30は中実で
あるので、挟持力により変形することはない。挟
持されると、プーリ33あるいは34の外周端面
の中央部が陥没しているため紙幣Sはその位置で
第3図に示すように折れ曲がり、搬送方向の腰が
強くなる。
紙幣Sは挟持されているので丸ベルト30とと
もに移動し、挟持されたプーリ33,34の対か
ら離脱する前に次のプーリ33,34の対により
丸ベルト30との間に挟持され、順送りに丸ベル
ト30に沿つて移送され、最終的に料金収納箱2
1に達して開放される。
上記作用時において、室内温度が上昇してくる
と丸ベルト31は伸びるが、その伸びた長さ分は
バランス用プーリ27が駆動プーリ24とピンチ
プーリ25の駆動源の最近傍に配設されているか
ら、直ちにバネ29の引張り力により下降回動し
て前記伸び分を吸収する。また温度上昇による伸
びだけでなく、丸ベルト30のたわみおよび曲り
の修正による大巾な伸びに対しても直ちにその伸
びを吸収できるので紙幣Sの搬送に何らの悪影響
を与えることがない。また温度が下降して縮んだ
場合であつてもバネ29力に抗してバランス用プ
ーリ27は上昇回動して縮み分を直ちに吸収す
る。
「考案の効果」 本考案に係る紙片等の搬送装置によれば、駆動
プーリと従動プーリとバランス用プーリとの間に
中実の丸ベルトを極めてわずかな張力にて架設
し、丸ベルトの駆動はあくまでも駆動プーリとピ
ンチプーリの間の挟持による引張りにて行うよう
にしたから、丸ベルトの変形がなく、またスリツ
プ等が生じない。
更にバランス用プーリを駆動源の最近傍で、か
つその後に配設して丸ベルトの伸縮を吸収するよ
うにしたので、吸収を直ちに行え、もつて丸ベル
トのはみ出し、たるみ等がなく、安定して紙片の
搬送が行えるようになり、簡単な構造で安価に製
造でき、しかも耐久性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示しており、第1図は
一部を破断して示した搬送装置の要部正面図、第
2図は料金収集ラインの配置図、第3図は要部の
横断面図である。 S……紙幣、10,10……遊戯機械、11,
11……薄型自動玉交換機、13……紙幣挿入
口、14……案内部材、2a……基板、2a……
保持板、20……料金収集ライン、21……料金
収納箱、22……左端従動プーリ、23……右端
従動プーリ、24……駆動プーリ、25……ピン
チプーリ、25a……バネ、26a……モータ、
26a……タイミングベルト(チエン)、27…
…バランス用プーリ、28……揺動体、29……
バネ、30……中実の丸ベルト、32……レール
部材、33,34……プーリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙片等を連続して移送するものにおいて、左右
    に離間してプーリを配設し、該一方のプーリを直
    線駆動プーリとするか、もしくは従動プーリと
    し、この場合には該従動プーリの近傍に駆動プー
    リを配設し、前記プーリの一方先端は移送された
    紙片等の貯留部に臨ませ、前記駆動プーリの左右
    もしくは一にピンチプーリを近接し、該駆動プー
    リとピンチプーリ間に中実の丸ベルトを挟持して
    該丸ベルトを引張り駆動し、前記ピンチプーリの
    近傍でかつ、ピンチプーリのあとにバランス用プ
    ーリを配設し、前記丸ベルトは、前記両従動プー
    リおよびバランス用プーリならびに駆動プーリ間
    に掛け渡し、該中実の丸ベルトを両側から挟持し
    て対向する2つのプーリを対となし、該プーリの
    対を前記丸ベルトに沿つて連設し、前記一対のプ
    ーリのうちの少なくとも一方のプーリと中実の丸
    ベルトとの間に紙片等を挟持して順送りに搬送す
    るようしたことを特徴とする紙片等の搬送装置。
JP13917485U 1985-09-11 1985-09-11 Expired JPH0452200Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13917485U JPH0452200Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13917485U JPH0452200Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6247550U JPS6247550U (ja) 1987-03-24
JPH0452200Y2 true JPH0452200Y2 (ja) 1992-12-08

Family

ID=31044825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13917485U Expired JPH0452200Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0452200Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993009047A1 (en) * 1991-11-08 1993-05-13 Kabushiki Kaisha Ace Denken Paper piece conveying system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6247550U (ja) 1987-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5241353A (en) Paper-discharging tray
US8167301B2 (en) Paper sheet handling device
US4285511A (en) Method and apparatus for stacking sheets such as paper currency
JPH0452200Y2 (ja)
US4084809A (en) Sheet stacking apparatus
JP3059992B2 (ja) 紙葉類搬送装置及び該装置を用いた現金自動取扱装置
JPH058283Y2 (ja)
JPH1192014A (ja) シートを積載し配列する装置
JPH045482Y2 (ja)
JP2642394B2 (ja) 紙葉類搬送装置
JP2759142B2 (ja) 搬送装置およびベルト張力調節装置
JPH02175559A (ja) 紙葉類処理装置
JP3259983B2 (ja) 紙幣の搬送、収納装置
JP4331391B2 (ja) 紙状体搬送装置
JPH0420844Y2 (ja)
JP3502179B2 (ja) 紙幣払出装置における札揃え装置
JPH0336155A (ja) 券格納装置
JP2520930Y2 (ja) 紙葉等の取り込み装置
JP3545117B2 (ja) 紙葉類搬送装置
JP3545116B2 (ja) 紙幣搬送装置
JPH081231Y2 (ja) 紙片用搬送装置
JPH0755756B2 (ja) 紙葉類集積装置
JPH0445099Y2 (ja)
JPH0613198Y2 (ja) エレベ−タ型ソ−タにおける用紙のガイド機構
JPH0537965Y2 (ja)