JP4331391B2 - 紙状体搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、簡略安価な構成で、紙状体を精確着実に所定方向へ搬送する装置に関する。この装置は、例えば、複数並列したパチンコ台の背面に設置され、複数の紙幣投入口から投入された紙幣を合流させて、パチンコ台列端部に設けられた紙幣回収箱へ搬送する装置として利用される。
【0002】
【従来の技術】
紙幣や有価証券、伝票等の紙状体を搬送する装置は、パチンコ店などの遊技施設や銀行のATMなどに用いられている。
例えば、パチンコ店では、複数のパチンコ台が、横並びに2列背中合わせに配設される(両島式)か、或いは、壁に向かって横並びに1列配設されている(壁島式)。そして、横並びのパチンコ台の2台毎か1台毎の台間に、縦長の玉貸機が配置されている。
玉貸機の紙幣投入口に投入された紙幣は、パチンコ台背面の小空間に配設された紙幣搬送装置によって、パチンコ台列端部(島の端)に設けられた紙幣回収箱へ搬送されて蓄積される。
典型的な紙幣搬送装置としては、ユニット方式と丸ベルト方式とがある。
【0003】
ユニット方式の紙幣搬送装置は、特開平7−196200号公報や、特開平9−48534号公報、特開平9−115032号公報に開示されている。
ユニット方式の紙幣搬送装置は、各パチンコ台に設けられた紙幣搬送ユニットを、パチンコ台列に沿って連結することによって構成される。
【0004】
例えば、パチンコ台1台毎に玉貸機が台間に設置されている場合、紙幣搬送ユニット1台のパチンコ台幅方向長さは、パチンコ台1台の台幅と、玉貸機1台の台幅、これらの設置間隔などを合算した長さになっている。
各紙幣搬送ユニットは、その上流から搬送されてきた紙幣を受け入れる上流受入口と、側方に位置する玉貸機からの紙幣を受け入れる側方受入口、下流へ紙幣を送り出す送出口とを備える。
上流に位置する紙幣搬送ユニットから送り込まれた紙幣は、上流受入口で受け入れられ、搬送路中で挟持されて送出口へ搬送され、玉貸機から送り込まれた紙幣は、側方受入口から受け入れられて、搬送路中で搬送されている紙幣と重ならないように合流され、送出口へ搬送される。
【0005】
ところで、パチンコ台や玉貸機などの台幅は、パチンコ台の機種やパチンコ店の諸都合などによって異なることが少なくない。
そのため、紙幣搬送ユニットのパチンコ台幅方向長さも、これに応じて変えなければならない。
これに対処するため、例えば特開平7−196200号公報では、紙幣搬送ユニット上下流端部に備わる摺動部材を、パチンコ台幅方向へ摺動して搬送路の長さを調整している。
しかし、一般に、ユニット方式の紙幣搬送ユニットで、パチンコ台幅方向長さを調整するには、その構成が複雑になると共に、パチンコ台の取り替えや設置間隔の変更に十分対応できなかった。
【0006】
一方、丸ベルト方式の紙幣搬送装置は、実開昭62−47551号公報や、実公平4−52200号公報、特許2715204号公報、特許2715204号公報に開示されている。
丸ベルト方式の紙幣搬送装置は、島の両端部に離隔して配設された2基のプーリーに、エンドレスの中実ベルトを巻き掛けて架設することによって構成される。
紙幣は、ベルトと、その外方に配設されたローラーとに挟持されて搬送されるので、ベルトに常に十分押し当てておかなければならない。
【0007】
ところで、ベルトには、柔軟であるという特性が付随する。そのため、伸びることが避けられなかったり、架設位置を固定しにくい不都合がある。
温度が上昇してベルトが伸びたとき、その伸びを直ちに吸収しなければ、ベルトが弛んで紙幣との接触がなくなったり、ベルトを載置するレールから脱線したりしてしまう。逆に、温度が降下してベルトが縮むと、ベルトやその駆動部に負荷がかかりやすい。
これに対処するため、例えば実公平4−52200号公報では、島端に配設された駆動プーリーと従動プーリーの間に、複数のプーリー機構を設けて、ベルトの伸びを吸収するようにしている。
【0008】
しかし、ベルトが垂れたり揺れたりして架設位置が不安定になるのを防止するためには、レールを敷設する必要がある。
すると、ベルトがレール上を摺動するので、磨耗し、搬送速度を高速にできず、脱線する危惧も拭い去れない。
【0009】
このようにユニット方式や丸ベルト方式の紙幣搬送装置にある諸問題に対処するため、本出願人は、特願2000−48655号で開示される次のような紙状体搬送装置を創出した。
すなわち、隣り合う内リンク体同士を、その外側から連結ピンを介して連結する外リンクプレートを備えたエンドレスのチェーンを、少なくとも2基のスプロケットに巻き掛けて架設し、チェーンの連結ピンを被装するブッシュを載置するレールを敷設して、チェーンをそこで走行させる。そして、チェーンの外リンクプレートの外面には、挟持部材を添設し、挟持部材の外方には、押圧部材を、挟持部材に接触するまで挟持部材に向かって付勢して配設することで、紙状体を挟持部材と押圧部材とで挟持して、チェーンの走行に伴って搬送するものである。
【0010】
これによると、挟持部材と押圧部材とに挟持された紙状体を、安定した架設位置で高速走行するチェーンで精確着実に搬送することができる。また、挟持部材が磨耗することがなく、パチンコ台などユニットの取り替えやその設置間隔の変更に万全に対応できる利点もある。
しかし、通常のチェーンの外リンクプレートの外面には摩擦性がないので、挟持部材が添設されていないと、紙状体を安定して挟持することはできない。だが、チェーンの外リンクプレートに、挟持部材を安定した状態で添設しておくためには、設置と保守のコストを要する。
全ての紙状体が、必ずしも、綺麗な新札に近い状態で、しかも、整然と並んだ姿勢で供給されるわけではない。搬送される紙状体のなかには、角が折れ曲がっていたり、搬送方向に沿った側辺が、搬送方向に対して傾斜した姿勢で搬送されてくるものがある。このような紙状体は、角などが搬送路に引っ掛かって、搬送が滞ってしまうことがあった。この不都合に対する対策は、十全とは言い難かった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みて創出されたものであり、その目的は、簡易な構成で、外部から供給された紙状体を合流させて所定方向へ確実に搬送する装置、しかも、搬送方向に沿った紙状体の側辺を、搬送方向と平行に修正して、搬送停滞を防止もできる紙状体搬送装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、まず、隣り合う内リンク体同士を、その外側から連結ピンを介して連結する外リンクプレートを備えたエンドレスのチェーンを、少なくとも2基のスプロケットに巻き掛けて架設し、チェーンの連結ピンを被装するブッシュを載置するレールを敷設して、チェーンをそこで走行させる。そして、外リンクプレートの外方に、押圧部材を、外リンクプレートに接触するまで外リンクプレートに向かって付勢して配設し、外リンクプレートの少なくとも外面を、摩擦性を有する摩擦材で構成することによって、外部から供給されて、外リンクプレートと押圧部材とに挟持された紙状体を、チェーンの走行に伴って所定方向に搬送するようにする。
すると、チェーンの外リンクプレートに備わる摩擦材の作用によって、紙状体は安定して挟持され、簡易な構成でありながら確実に搬送される。
【0013】
また、隣り合う内リンク体同士を、その外側から連結ピンを介して連結する外リンクプレートを備えたエンドレスのチェーンと、チェーンを巻き掛けて架設する少なくとも2基のスプロケットと、連結ピンを被装するブッシュを載置してチェーンを走行させるレールと、外リンクプレートの外方に配設され、外リンクプレートに接触するまで外リンクプレートに向かって付勢された押圧部材とを備え、外部から供給されて、外リンクプレートと押圧部材とに挟持された紙状体を、チェーンの走行に伴って所定方向に搬送する構成において、前記押圧部材を、紙状体を少なくとも2ヶ所で挟持する間隔に配設される第1群の押圧部材と、紙状体を1ヶ所のみで挟持する間隔に配設される第2群の押圧部材と、を含んで構成し、第2群の押圧部材の下流側に、紙状体の搬送路に沿って向かい合って一対に配設されて、その間隔が搬送方向の下流ほど狭くなり、紙状体が外リンクプレートと第2群の押圧部材とにより挟持されたときには紙状体の側辺に接するまで狭くなっている板状の搬送修正部材を設けてもよい。
そして、搬送方向に沿った紙状体の側辺が搬送方向に対して傾斜した状態で搬送されてきた紙状体を、搬送修正部材との接点を作用点とし、外リンクプレートと第2群の押圧部材との唯一の接点を支点として回転させて、搬送方向に沿った紙状体の側辺が搬送方向と平行になるように修正する。
【0014】
搬送修正部材を、片持ち支持された板ばねで構成して、簡易な構成ながら十分な作用に寄与させてもよい。
【0015】
押圧部材を、弾性体を介して連結されたローラーで構成して、紙状体の挟持搬送性の他に、1ヶ所のみの押圧部材で挟持した紙状体の円滑な回転に寄与させてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に示した実施例に基づいて説明する。ここでは、紙状体として紙幣を挙げ、搬送装置としてパチンコ台列背部に設置される装置を挙げる。
しかし、本発明は、伝票などの薄い紙片をはじめ、有価証券やカードなどのように若干厚みのある紙状体を搬送対象とし、銀行のATMなど任意の装置に取り付けることができる。また、実施形態は、本発明の主旨から逸脱しない限り適宜設計変更可能なものである。
【0017】
まず、パチンコ店に設置される本発明装置の概要を、図1を用いて説明する。
図1は、パチンコ台列と紙幣搬送装置の配置を概観する斜視説明図である。
複数のパチンコ台(10)(10)……が横並びに設置され、その各台間に、縦長の玉貸機(20)(20)……が配置されて、島が構成されている。
玉貸機(20)の紙幣投入口(20a)に投入された紙幣(S)は、紙幣供給路(21)を通り、紙幣供給口(21a)から、紙幣搬送装置(40)へ供給される。
【0018】
紙幣搬送装置(40)は、パチンコ台列(10)(10)……の背面の小空間に配設され、その全長は、島の長さと略同一であり、その配列方向は、島と略平行である。
紙幣搬送装置(40)には、細長い略筒状のケース(41)が備えられている。ケース(41)の詳細は、図2に示し後述する。
【0019】
ケース(41)の内部には、エンドレスのチェーン(60)が収納されている。
そのチェーン(60)は、島の両端に離隔して配設された2基のスプロケット(31)(31)に巻き掛けられて架設されている。
一方のスプロケット(31)の下部近傍では、チェーン(60)が、駆動スプロケット(32)と緊張スプロケット(33)に掛けられている。駆動スプロケット(32)は、駆動機からの動力を伝導してチェーン(60)を回転駆動させ、緊張スプロケット(33)は、チェーン(60)をピンと張る作用をしている。図示のスプロケットの他に、複数の緊張スプロケットを設けて、チェーン(60)の適切な緊張に寄与させてもよい。
【0020】
このチェーン(60)の走行に伴って、玉貸機(20)から紙幣搬送装置(40)へ供給された紙幣(S)は、島端に設けられた紙幣回収箱(30)へ搬送されて蓄積される。
【0021】
図2は、紙幣搬送装置(40)のケース(41)を示す一部切欠斜視図であり、図3は、紙幣搬送装置(40)の側断面図である。以下では、両島式パチンコ台に用いられる紙幣搬送装置(40)について述べるが、壁島式パチンコ台も同様である。
ケース(41)は、下フレーム(42)、上フレーム(43)、2枚の側板(44)(44)によって、略筒状に形成されている。
ジョイント板(45)及びL字型設置具(46)を介して、下フレーム(42)が、図示しない紙幣搬送装置(40)の基台に取り付けられている。
【0022】
下フレーム(42)の断面概形は門型である。
その門型の内部とジョイント板(45)とで囲まれた横長筒状の空間であるチェーン還流筒(51)に、周回するチェーン(60)の帰路部分が架設される。下フレーム(42)の上面には、下区分壁(42a)が立設し、その上端に、レール(50)が敷設されている。レール(50)上には、周回するチェーン(60)の往路部分が配置される。レール(50)は、例えば超高分子量ポリエチレンのような耐摩耗性樹脂で構成される。
レール(50)は、チェーン(60)を下から支えて垂れ下がるのを防止すると共に、チェーン(60)の揺動を抑止して走行位置が一定になるように作用している。レール(50)は、この両作用を備えれば、必ずしも連続した1本の直線形状でなくてもよい。例えば、不連続な複数本の直線形状や、所定間隔をおいて複数配設されたガイドローラー等も利用できる。
【0023】
下フレーム(42)の両側面には、側突条(42b)(42b)が立設している。側突条(42b)には、クリップ機能を果たす留具(47)の凹部(47a)が嵌合する。
その留具(47)の押板部(47b)と、下フレーム(42)の側面との間に、側板(44)の下突条(44a)が挟持されて、側板(44)が立設支持される。
そのため、留具(47)の脱着によって、側板(44)の設置位置が、島の長さ方向に簡易に調節される。
玉貸機(20)の背面に相当する位置には、図示しない紙幣受入部材が配設されるので、玉貸機(20)の位置に応じて、側板(44)の位置調節が行なえる。
【0024】
2枚の側板(44)(44)の上端には、断面の概形がT字型の上フレーム(43)が、留具(48)を介して脱着簡易に連結される。
すなわち、上フレーム(43)の側突条(43b)が、側板(44)の側凹条(44c)に嵌合されると共に、側板(44)の上突起(44d)が、留具(48)の連結孔(48a)に嵌入され、そして、留具(48)のU字型突起(48b)が、上フレーム(43)の2本の上突条(43c)(43c)の間の凹部に嵌合されることで、2枚の側板(44)(44)と上フレーム(43)とが強固に連結される。
また、上フレーム(43)の上板の下面には、レール(50)に向かって、上区分壁(43a)が垂設している。
上区分壁(43a)は、その側部に立設された紙幣受け(43d)と共に、紙幣(S)が弛んで傾倒するのを抑止して安定搬送に寄与している。
【0025】
図4(イ)(ロ)は、チェーン(60)の一部を示す平面図と正面図である。
チェーン(60)は、隣り合う内リンク体(63)(63)同士を、その外側から連結ピン(61)を介して連結する外リンクプレート(64)を備えた構成である。
外リンクプレート(64)は、チェーン(60)を構成するための剛性の他に、紙幣(S)を挟持するための摩擦性を備える。
外リンクプレート(64)の少なくとも外面は、ゴム等を含む広義の樹脂類や、表面加工された金属類等から成る摩擦材で構成される。
摩擦材の摩擦性は、それを構成する樹脂等それ自身の表面特性や、摩擦性を付与する塗料の塗布などの表面加工によって与えられる。
また、摩擦材の表面に、微細な凹凸を形成させたり、図4(ハ)に示す櫛状の小突起(64a)を立設させたり、図4(ニ)に示す板状の小突起(64b)を傾斜させて立設させるなどして、摩擦性を与えてもよい。
このように、外リンクプレート(64)自体が摩擦性を有するので、紙幣(S)をずれることなく安定して挟持でき、簡易な構成でありながら紙幣(S)を確実に搬送することができる。
【0026】
なお、外リンクプレート(64)の少なくとも一部を摩擦材で構成する代わりに、摩擦性を有する挟持部材を、別体として外リンクプレート(64)の外面に添設してもよい。
また、ブラシ類を、外リンクプレート(64)の外面に接触するようにケース(41)側へ固設し、チェーン(60)の走行に伴って、その表面を清掃するようにしてもよい。
【0027】
本発明では、島の両端に、チェーン(60)を巻き掛けるスプロケット(31)(31)をそれぞれ配設するので、任意の島の長さに対応させることができ、従来技術のユニット方式の紙幣搬送装置にあった前記不都合を解消している。
また、チェーン(60)は延びが皆無なので、従来技術の丸ベルト方式の紙幣搬送装置にあった前記不都合も解消している。
チェーン(60)は延びが皆無な他に、強固で全体形状が安定しているので、架設位置を固定させやすい利点もある。そのため、紙幣(S)が外リンクプレート(64)から離脱しにくい長所がある。
また、外リンクプレート(64)の外面がレール(50)に触れることがないので、丸ベルト方式の紙幣搬送装置とは異なり、外リンクプレート(64)の外面が磨耗することはない。
【0028】
図5ないし8は、押圧部材(70)の取り付けられた 側板(44)を示す正面図、平面図、側面図、側断面図である。
側板(44)には、紙幣(S)の搬送方向に沿って、すなわち、チェーン(60)の走行方向と略平行に、チェーン(60)に対向して4枚の側突板(44b)(44b)(44e)(44e)が立設される。
そのうち中央の2枚の側突板(44b)(44b)の間には、押圧部材(70)が設置される。
【0029】
図9ないし11に、それぞれ、押圧部材(70)の構成要素であるケースストッパー(78)、ローラー(77)、ローラーケース(79)を示す。
図9(イ)(ロ)(ハ)は、ケースストッパー(78)の正面図、平面図、側面図である。
ケースストッパー(78)は、底面(78a)と2枚の側面(78c)(78c)とで略コの字状に形成されている。
底面(78a)に設けられた2個の孔(78b)(78b)を、側板(44)の側面に突設された2本の突起(44f)(44f)へ填めることによって、側板(44)に対する位置決めがなされる。
そして、側面(78c)(78c)の端部に切れ目を介して離隔した広角部(78d)(78d)を、側板(44)の側突板(44b)(44b)に突設された凸条(44g)(44g)に嵌合させることによって、ケースストッパー(78)が側板(44)に固定される。
【0030】
図10(イ)(ロ)は、ローラー(77)の正面図、平面図であり、図11(イ)(ロ)(ハ)は、ローラーケース(79)の正面図、平面図、側面図である。
ローラーケース(79)は、底面(79a)と2枚の側面(79b)(79b)とで略コの字状に形成されている。
側面(79b)(79b)に設けられた孔(79c)(79c)に、ローラー(77)の軸孔(77a)に貫通された支軸(76)を通すことによって、ローラー(77)を支持している。
【0031】
2個のローラーケース(79)(79)の各底面(79a)には、板ばね等の弾性体(75)が接していて、チェーン(60)に向かって付勢されている。
しかし、ローラーケース(79)の側面(79b)から側方へ延伸した側突起(79d)が、ケースストッパー(78)の側面(78c)から側方へ延伸した側突起(78e)に衝突するので、ローラーケース(79)すなわちローラー(77)の移動範囲が規制されている。
また、ローラー(77)の支軸(76)の両端部が、側板(44)の側突板(44b)(44b)に設けられた凹条(44h)(44h)で案内されるので、ローラーケース(79)すなわちローラー(77)の移動方向が、側板(44)の側面から垂直に規制されている。
【0032】
ところで、全ての紙幣(S)が、必ずしも、綺麗な新札に近い状態で、しかも、整然と並んだ姿勢で供給されるわけではない。なかには、紙幣(S)の角(Sa)が折れ曲がったり、搬送方向に沿った側辺が、搬送方向に対して傾斜した姿勢で搬送されてしまうものがある。これらは紙詰まりの原因になるので、搬送される紙幣(S)の状態や姿勢を随時修正して整えることが望まれる。
紙幣(S)の角(Sa)の折れ曲りには、次のように対処している。
すなわち、側板(44)に立設された4枚の側突板(44b)(44b)(44e)(44e)のうち、両端に位置する2枚の側突板(44e)(44e)の形状を、紙幣搬送方向における上流側では、滑らかに湾曲させて、その両者の間隔を若干狭くする。
すると、搬送される紙幣(S)の角(Sa)が折れ曲がっていても、そこが側突板(44e)の湾曲部分(44e1)に摺動して乗り上げて平らにならされるので、紙詰まりが防止される。
【0033】
紙幣(S)の搬送姿勢の修正には、以下のように対処する。
チェーン(60)の外リンクプレート(64)の外方には、外リンクプレート(64)の外面に接触するまで外リンクプレート(64)に向かって付勢されたローラーすなわち押圧部材(70)が配設されている。
押圧部材(70)は、紙幣(S)の搬送方向に沿って複数設置されるが、その設置間隔は均一ではない。すなわち、押圧部材(70)は、紙幣(S)を少なくとも2ヶ所で挟持する間隔に配設される第1群の押圧部材と、紙幣(S)を1ヶ所のみで挟持する間隔に配設される第2群の押圧部材とを含んで構成される。
【0034】
図5に明示したように、側板(44)には、その上流端近傍に1基のローラー(77A)と、下流端近傍に2基のローラー(77B)(77C)が備わる。
側板(44)の上流側に隣接する側板(44’)には、側板(44)のローラー(77A)(77B)(77C)に相応するローラー(77A’)(77B’)(77C’)の他に、ローラー(77A”)が、ローラー(77A’)の下流端近傍に備わる。更に、側板(44’)には、搬送修正部材(44i)が欠落している。
ここで、ローラー(77C’)とローラー(77B)との間隔は、紙幣(S)の搬送方向に沿った側辺の長さより大きく、ローラー(77A)とローラー(77B)との間隔は、紙幣(S)の搬送方向に沿った側辺の長さより小さく設定される。
そのため、紙幣(S)は、通常は少なくとも2基のローラーすなわち第1群の押圧部材で挟持されて、ずれることなく安定搬送されるが、1基のローラー(77A)すなわち第2群の押圧部材のみで挟持されるタイミングがある。
このように、押圧部材(70)は、紙幣(S)を少なくとも2ヶ所で挟持する間隔に配設される第1群の押圧部材と、紙幣(S)を1ヶ所のみで挟持する間隔に配設される第2群の押圧部材とを含んで構成される。
【0035】
更に、紙幣(S)が第2群の押圧部材すなわち1ヶ所のみのローラー(77A)で挟持される領域では、ローラー(77A)の下流側に、次のような搬送修正部材(44i)(44i)を、紙幣(S)の搬送路に沿って向かい合わせて一対設ける。
搬送修正部材(44i)は、紙幣(S)の搬送方向上流側を、固定部(44i1)を介して側板(44)に片持ち支持された板ばね(44i2)を備える。
板ばね(44i2)は、側突板(44b)(44e)と略平行な板状体であるが、その高さは、側突板(44b)(44e)よりも高くて、紙幣(S)に当接する高さである。そして、2枚の板ばね(44i2)(44i2)の間隔は、紙幣(S)の搬送方向の下流ほど、搬送される紙幣(S)の側辺に接するまで緩やかに狭くなっている。
なお、板ばね(44i2)の付勢方向は、搬送される紙幣(S)に向かう方向であるが、板ばね(44i2)が紙幣(S)によって押し返された場合に、退行しすぎるのを抑止するために、規制突起(44i3)が立設されている。
【0036】
紙幣(S)の搬送姿勢を修正する過程は次の通りである。
搬送方向に沿った紙幣(S)の側辺が搬送方向に対して傾斜した状態の紙幣(S)は、その全長が側板(44’)に入った段階(S1)では、第1群の押圧部材である3基のローラー(77A’)(77A”)(77B’)で挟持されている。その紙幣(S1)は複数のローラーに挟持されているので、ずれることなく、その姿勢のまま下流へ搬送される。
紙幣(S1)は、ローラー(77A’)から離れた時、第1群の押圧部材である2基のローラー(77A”)(77B’)で挟持される(S2)が、更に下流へ進むと、再び3基のローラー(77A”)(77B’)(77C’)から成る第1群の押圧部材で挟持されるようになる(S3)。
紙幣(S3)が、ローラー(77A”)から離れ、側板(44)の領域に入るようになると、順に、いずれも第1群の押圧部材である2基のローラー(77B’)(77C’)で挟持される状態(S4)、3基のローラー(77B’)(77C’)(77A)で挟持される状態(S5)、2基のローラー(77C’)(77A)で挟持される状態(S6)を経て、第2群の押圧部材である1基のローラー(77A)のみで挟持される状態(S7)に達する。
【0037】
この1基のローラー(77A)のみで挟持されたタイミングで、紙幣(S7)は、その角(Sa)が、板ばね(44i2)に当接する。
すると、間隔が狭いので、紙幣(S7)は、その板ばね(44i2)との接点(Sa)を作用点とし、板ばね(44i2)からの抵抗を作用力とし、ローラー(77A)及び外リンクプレート(64)との接点を支点にして回転され、搬送方向に沿った紙幣(S7)の側辺が搬送方向と平行になるように修正される。
そして、搬送姿勢を修正された紙幣(S8)は、第1群の押圧部材である2基のローラー(77B)(77C)で挟持され、その後ずれることなく、そのままの姿勢で、第1群の押圧部材である2基のローラー(77B)(77C)で挟持される状態(S9)、第1群の押圧部材である3基のローラー(77B)(77C)……で挟持される状態(S10)等を経て、下流へ安定搬送される。
【0038】
なお、押圧部材(70)が上述のように、弾性体を介して連結されたローラー(77)で構成されているので、紙幣(S)の挟持搬送性の他に、1基のローラー(77A)のみで挟持した紙幣(S)を、円滑に回転させられる利点がある。
そのような押圧部材としては、次のような別実施例も利用できる。
【0039】
図12(イ)(ロ)は、別実施例の押圧部材(70’)の平面図と正面図である。
押圧部材(70’)は、略コの字型の支持枠(71’)の内部に、略三角形の弾性体(75’)(75’)を備える。
弾性体(75’)は、支持枠(71’)の側板(74’)に当接されて、側板(74’)から離れる方向、すなわち、チェーン(60)に向かって、外リンクプレート(64)に接触するまで付勢されている。
弾性体(75’)には、支軸(76’)を介してローラー(77’)が備えられる。支軸(76’)が、支持枠(71’)の下板(72’)と上板(73’)に設けられた長孔(72a’)(73a’)に差し込まれることで、ローラー(77’)が支持枠(71’)に取り付けられている。
押圧部材(70’)は、側板(44)の側面に立設した2枚の側突板(44b)(44b)の間に填め込むだけで、簡便に設置される。そのため、押圧部材(70’)の配設位置を、島の長さ方向に適宜調節できるので、搬送対象の紙幣(S)の長さ等の都合に応じて、複数の押圧部材(70’)の設置間隔を簡易に調整できる。
なお、本実施例で紙幣(S)に接触するのは、ローラーであるが、紙幣(S)の走行を妨げないものを適宜利用できる。
【0040】
ところで、1基の紙幣搬送装置(40)に、複数の玉貸機(20)(20)……が対応しているので、多数の紙幣(S)が同時に紙幣搬送装置(40)へ供給されてしまうことがあり得る。
複数の紙幣(S)が重なって搬送されると、紙詰まりの原因になる。
これを防止するために、所定数おきの外リンクプレート(64)の外面に、紙状体(S)を挟持しているか否かを判別する判別手段(65)を設けた。
判別手段(65)を、光センサー等の検出器で検知して、紙幣(S)の有無検知とチェーン(60)の走行制御に寄与させる。
例えば、判別手段(65)が紙幣(S)によって覆われて検出されない場合は、紙幣投入口(20a)を一時閉鎖して、紙幣(S)が重ならないようにし、判別手段(65)が検出された紙幣(S)の挟持されていない位置へ供給する。
また、判別手段(65)として、紙幣(S)に当接すると没入する出没自在な小突起も利用できる。
なお、紙幣(S)の重なり防止などの安定搬送については、特許2766945号公報や特許2771698号公報にも開示されている。
【0041】
また、カーブドチェーンを用いて、紙幣搬送装置(40)も湾曲させて構成し、直線状ではなく湾曲した島に対応させてもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明は以上の構成を備えるので、以下の効果を奏する。
請求項1に記載の紙状体搬送装置によると、エンドレスチェーンの外リンクプレートの少なくとも外面に摩擦材が備わるので、簡易な構成で、外リンクプレートと押圧部材とに挟持された紙状体が、チェーンの走行に伴って精確着実に搬送される。
また、ユニット方式や丸ベルト方式の紙幣搬送装置にあった従来の諸問題を解消し、パチンコ台などユニットの取り替えやその設置間隔の変更に万全に対応できると共に、外リンクプレートの摩擦材を磨耗させることなく、チェーンを安定した架設位置で高速走行させられる。
【0043】
請求項2に記載の紙状体搬送装置によると、紙状体は、通常は、少なくとも2ヶ所で挟持する第1群の押圧部材で挟持されて、ずれることなく安定搬送されるが、第2群の押圧部材である1ヶ所のみの押圧部材で挟持されたとき、傾斜した姿勢の紙状体は、その角が搬送修正部材に当接して、その接点を作用点とし、押圧部材との唯一の接点を支点にして回転させられるので、搬送方向に沿った紙状体の側辺が、搬送方向と平行に修正されて、紙詰まりが防止される。
【0044】
請求項3に記載の紙状体搬送装置によると、搬送修正部材が、片持ち支持された板ばねから成るので、簡易な構成でありながら紙状体の姿勢の修正に十分作用する。
【0045】
請求項4に記載の紙状体搬送装置によると、押圧部材が、弾性体を介して連結されたローラーから成るので、紙状体を安定に挟持搬送すると共に、紙状体の姿勢を修正する際に円滑に回転させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ台列と紙幣搬送装置の配置を概観する斜視説明図
【図2】紙幣搬送装置のケースを示す一部切欠斜視図
【図3】紙幣搬送装置の側断面図
【図4】(イ)チェーンの一部平面図
(ロ)同、正面図
(ハ)櫛状の小突起を備える外リンクプレートの正面図
(ニ)板状の小突起を備える外リンクプレートの平面図及び正面図
【図5】押圧部材の取り付けられた側板を示す正面図
【図6】同、一部平面図
【図7】同、一部側面図
【図8】同、一部側断面図
【図9】(イ)ケースストッパーの正面図
(ロ)同、平面図
(ハ)同、側面図
【図10】(イ)ローラーの正面図
(ロ)同、平面図
【図11】(イ)ローラーケースの正面図
(ロ)同、平面図
(ハ)同、側面図
【図12】(イ)押圧部材の別実施例の平面図
(ロ)同、正面図
【符号の説明】
S,S1〜10 紙幣
Sa 紙幣の角
10 パチンコ台
20 玉貸機
20a 紙幣投入口
21 紙幣供給路
21a 紙幣供給口
30 紙幣回収箱
31 スプロケット
32 駆動スプロケット
33 緊張スプロケット
40 紙幣搬送装置
41 ケース
42 下フレーム
42a 上区分壁
42b 側突条
43 上フレーム
43a 上区分壁
43b 側突条
43c 上突条
43d 紙幣受け
44,44’ 側板
44a 下突条
44b,44e 側突板
44e1 側突板の湾曲部分
44c 側凹条
44d 上突起
44f 突起
44g 凸条
44h 凹条
44i 搬送修正部材
44i1 搬送修正部材の湖底部
44i2 搬送修正部材の板ばね
44i3 搬送修正部材の規制突起
45 ジョイント板
46 L字型設置具
47 留具
47a 凹部
47b 押板部
48 留具
48a 連結孔
48b U字型突起
50 レール
51 チェーン還流筒
60 チェーン
61 連結ピン
62 ブッシュ
63 内リンク体
64 外リンクプレート
64a 櫛状の小突起
64b 板状の小突起
70,70’ 押圧部材
71,71’ 支持枠
72,72’ 下板
72a,72a’ 長孔
73,73’ 上板
73a,73a’ 長孔
74,74’ 側板
75,75’ 弾性体
76,76’ 支軸
77,77A〜C’,77’ ローラー
77a 軸孔
78 ケースストッパー
78a 底面
78b 孔
78c 側面
78d 開口部
78e 側突起
79 ローラーケース
79a 底面
79b 側面
79c 孔
79d 側突起

Claims (4)

  1. 隣り合う内リンク体同士を、その外側から連結ピンを介して連結する外リンクプレートを備えたエンドレスのチェーンと、
    チェーンを巻き掛けて架設する少なくとも2基のスプロケットと、
    連結ピンを被装するブッシュを載置してチェーンを走行させるレールと、
    外リンクプレートの外方に配設され、外リンクプレートに接触するまで外リンクプレートに向かって付勢された押圧部材とを備え、
    外リンクプレートの少なくとも外面を、摩擦性を有する摩擦材で構成することによって、
    外部から供給されて、外リンクプレートと押圧部材とに挟持された紙状体を、チェーンの走行に伴って所定方向に搬送する
    ことを特徴とする紙状体搬送装置。
  2. 隣り合う内リンク体同士を、その外側から連結ピンを介して連結する外リンクプレートを備えたエンドレスのチェーンと、
    チェーンを巻き掛けて架設する少なくとも2基のスプロケットと、
    連結ピンを被装するブッシュを載置してチェーンを走行させるレールと、
    外リンクプレートの外方に配設され、外リンクプレートに接触するまで外リンクプレートに向かって付勢された押圧部材とを備え、
    外部から供給されて、外リンクプレートと押圧部材とに挟持された紙状体を、チェーンの走行に伴って所定方向に搬送する構成において、
    前記押圧部材を、
    紙状体を少なくとも2ヶ所で挟持する間隔に配設される第1群の押圧部材と、
    紙状体を1ヶ所のみで挟持する間隔に配設される第2群の押圧部材と、
    を含んで構成し、
    第2群の押圧部材の下流側に、紙状体の搬送路に沿って向かい合って一対に配設されて、その間隔が搬送方向の下流ほど狭くなり、紙状体が外リンクプレートと第2群の押圧部材とにより挟持されたときには紙状体の側辺に接するまで狭くなっている板状の搬送修正部材を設けた
    ことを特徴とする紙状体搬送装置。
  3. 搬送修正部材が、片持ち支持された板ばねである
    請求項2に記載の紙状体搬送装置。
  4. 押圧部材が、弾性体を介して連結されたローラーである
    請求項1ないし3に記載の紙状体搬送装置。
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