JPH0452115A - 反応射出成形方法 - Google Patents

反応射出成形方法

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Publication number
JPH0452115A
JPH0452115A JP16214490A JP16214490A JPH0452115A JP H0452115 A JPH0452115 A JP H0452115A JP 16214490 A JP16214490 A JP 16214490A JP 16214490 A JP16214490 A JP 16214490A JP H0452115 A JPH0452115 A JP H0452115A
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JP
Japan
Prior art keywords
cavity
mixing chamber
molding
mold
molding material
Prior art date
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Pending
Application number
JP16214490A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Sasaki
圭太 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP16214490A priority Critical patent/JPH0452115A/ja
Publication of JPH0452115A publication Critical patent/JPH0452115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、反応射出成形方法の改良に関する。
(従来の技術) 従来より、反応射出成形方法として、例えば特開昭58
−55232号公報に開示されているように、成形型の
キャビティに繊維補強材を配置し、この状態で、上記キ
ャビティに成形材料を射出して反応射出成形する方法が
一般に知られている。
そして、この場合には、例えば実開昭59−21932
号公報に開示されているが如き複雑な構造をしたアフタ
ーミキサーを用いずに、成形材料であるA液(ポリオー
ル)とB液(イソシアネート)とを上記繊維補強材内を
通過させることにより、ミキシングすることが経済的で
あり、一般に採用されている。
ところで、上述の如き繊維補強材をベースにした成形品
では、繊維の一部が露出して表面性状が悪くなることか
ら、表面にインモールドコート層を形成することにより
、上記露出繊維を覆い隠すことが行われる。そして、こ
の場合には、ミキシング手段としての繊維補強材がない
ことから、従来より用いられているアフターミキサーに
より、インモールドコート用の成形材料であるA液とB
液とをミキシングすることが考えられる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上述の如くアフターミキサーを用いる場合には
、該アフターミキサーの構造に起因して、あるいはアフ
ターミキサー内に残存する成形材料は最後に射出される
部分であって他の部分に比べて十分には硬化していない
ことなどから、脱型時、アフターミキサー内に残存する
成形材料を除去し難く、次の生産に備えての型清掃に手
間取るという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、成形型にミキシングチャンバーをキ
ャビティに連通ずるように設け、かつこのミキシングチ
ャンバーに適切なミキシング手段を講することにより、
残存成形材料の除去の困難なアフターミキサーの設置を
なくシ、次の成形に備えての型清掃の簡単化を図らんと
することにある。さらには、インモールドコート用ノ成
形材料であるA液とB液とを簡単かつ確実にミキシング
せんとすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、まず
、一次成形時、キャビティと遮断される一方、二次成形
時、該キャビティに連通されるミキシングチャンバーが
形成された成形型を用意する。次いで、該成形型の上記
キャビティに繊維補強材を、上記ミキシングチャンバー
に多孔質部材をそれぞれ配置した後、上記キャビティと
ミキシングチャンバーとを遮断した状態で、一次成形材
料をキャビティに射出して反応射出成形する。その後、
キャビティとミキシングチャンバーとを連通した状態で
、二次成形材料を上記ミキシングチャンバーを経てキャ
ビティに射出して反応射出成形するようにしたことであ
る。
(作用) 上記の構成により、本発明方法では、繊維補強材が成形
型のキャビティに、多孔質部材かミキシングチャンバー
にそれぞれ配置された後、上記キャビティとミキシング
チャンバーとを遮断した状態で、一次成形材料がキャビ
ティに射出されて反応射出成形され、その後、キャビテ
ィとミキシングチャンバーとを連通した状態で、二次成
形材料が上記ミキシングチャンバーを経てキャビティに
射出されて反応射出成形される。
したがって、上記一次成形材料は繊維補強材内を通過す
る過程で、上記二次成形材料は多孔質部材内を通過する
過程でそれぞれミキシングされることから、残存成形材
料の除去の困難なアフターミキサーを設置する必要がな
くされ、しかも、成形後に上記多孔質部材部分を取り除
くだけで残存成形材料が容易に除去され、よって次の成
形に備えての型清掃の簡単化が図られることとなる。さ
らには、ミキシングチャンバーに多孔質部材を配tする
だけで、インモールドコート用の成形材料(二次成形材
料)が簡単かつ確実にミキシングされることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は反応射出成形装置を示し、本発明方法を説明す
る前に、まず、この反応射出成形装置の構成について説
明することとする。1は、下型2と上型3とからなり、
型締め状態で両者間にキャビティ4が形成される成形型
である。該成形型1の上型3には第1射出ヘツド5が配
置され、該第1射出ヘツド5に図示しない貯槽から配管
6,7を経て供給された一次成形材料であるA液(ポリ
オール)とB液(イソシアネート)とを上記キャビティ
4に射出するようになされている。また、上記下型2に
はミキシングチャンバー8が形成され、該ミキシングチ
ャンバー8は、完全なる型締め状態である一次成形時(
第1図参照)、上記キャビティ4と遮断される一方、上
記上型3を若干(例えば0. 5mm)リフトアップさ
せた二次成形時(第2図参照)、上記キャビティ4に連
通されるようになされている。さらに、上記下型2には
第2射出ヘツド9が配置され、該第2射出ヘツド9に上
記貯槽から配管10.11を経て供給された二次成形材
料(本実施例では上記一次成形材料と同じもの)である
A液とB液とを上記ミキシングチャンパー8に射出する
ようになされている。
なお、12はA液切換用の第1切換バルブ、13はBd
切換用の第2切換バルブである。
次に、上述の如く構成された反応射出成形装置を用いて
成形品を反応射出成形する要領を説明するに、ます、第
1図に示すように、成形型1のキャビティ4にガラスチ
ップトストランドマット(番手450g/rd  3ブ
ライ)からなる繊維補強材14を、上記下型2のミキシ
ングチャンバー8に同じくガラスチップトストランドマ
ット(番手450g/rrf  3プライ)からなる多
孔質部材15をそれぞれ配置する。
次いで、上記成形型1を完全に型締めして上記キャビテ
ィ4とミキシングチャンバー8とを遮断した状態で、第
1および第2切換バルブ12,13を配管6,7側に切
り換え、貯槽から配管6゜7を経て第1射出ヘツド5に
供給された一次成形材料であるA液とB液とを、上記キ
ャビティ4に射出して反応射出成形する。この際、上記
A液とB液とが上記繊維補強材14内を通過する過程て
均一にミキシングされる。なお、上記一次成形材料の配
合組成および成形条件は下記の如くである。
く配合組成〉 A液 アクリルエステルオール  100部 PEP  183S     0.1部(触媒:AIR
PRODUCTS社) B液 変性MDI          47部t−ブチルペル
オキシベンゾエイト 2.5部 く成形条件〉 射出速度     300g/sec 射出時間     0.5sec 材料温度     35℃ 型温       95℃ 型閉時間     1.5m1n その後、第2図に示すように、上型3を0.5mm程度
リフトアップして上記キャビティ4とミキシングチャン
バー8とを連通した状態で、上記第1および第2切換バ
ルブ12.13を配管10゜1ユ側に切り換え、貯槽か
ら配管10.11を経て第2射出ヘツド9に供給された
二次成形材料(上記一次成形材料と同じもの)であるA
液とB液とを、上記ミキシングチャンバー8に一次成形
と同一条件の下で射出して反応射出成形する。この際、
上記A液とB液とが上記多孔質部材15内を通過する過
程で均一にミキシングされ、このミキシングされた二次
成形材料は、上記キャビティ4に導入されてインモール
ドコート層16を形成し、成形品Wを得る。
そして、第3図および第4図に示すように、このように
して成形された本実施例の成形品Wの表面は、凹凸のな
い平滑面を呈し、表面性状が優れていたが、上記ミキシ
ングチャンバー8に多孔質部材15を配置しなかった比
較例の場合には、第5図および第6図に示すように、成
形品Wのミキシングチャンバー8寄りに凹凸が放射状に
形成され、表面性状が悪くなっていた。なお、第3図お
よび第4図中、17は第1射出ヘツド5の射出口の位置
を、18は第2射出ヘツド9の射出口の位置をそれぞれ
示す。
このように、本実施例では、一次成形材料を繊維補強材
14内を通過させる過程で、二次成形材料を多孔質部材
15内を通過させる過程でそれぞれミキシングすること
から、残存成形材料の除去の困難なアフターミキサーを
設置せずに済み、しかも、成形後に上記多孔質部材15
部分を取り除くだけで残存成形材料を容易に除去し得、
これにより次の成形に備えての型清掃の簡単化を図るこ
とかできる。さらには、ミキシングチャンバー8に多孔
質部材15を配置するだけでよく、インモールドコート
用の成形材料(二次成形材料)を簡単かつ確実にミキシ
ングすることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明方法によれば、成形型のキ
ャビティに繊維補強材を、ミキシングチャンバーに多孔
質部材をそれぞれ配置した後、上記キャビティとミキシ
ングチャンバーとを遮断した状態で、一次成形材料をキ
ャビティに射出して反応射出成形し、その後、キャビテ
ィとミキシングチャンバーとを連通した状態で、二次成
形材料を上記ミキシングチャンバーを経てキャビティに
射出して反応射出成形する。したがって、残存成形材料
の除去の困難なアフターミキサーを設置せずに済み、次
の成形に備えての型清掃の簡単化を図ることができる。
さらには、インモールドコート用の成形材料であるA液
(ポリオール)とB液(イソシアネート)とを簡単かつ
確実にミキシングすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は反応射出成形装
置の一次成形状態を示す縦断面図、第2図は反応射出成
形装置の二次成形状態を示す縦断面図、第3図および第
4図は成形品の表面性状を示す平面図および縦断面図で
ある。第5図および第6図は比較例の第3図および第4
図相当図である。 1・・・成形型 4・・・キャビティ 8・・・ミキシングチャンバー 14・・・繊維補強材 15・・・多孔質部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次成形時、キャビティと遮断される一方、二次
    成形時、該キャビティに連通されるミキシングチャンバ
    ーが形成された成形型を用意し、該成形型の上記キャビ
    ティに繊維補強材を、上記ミキシングチャンバーに多孔
    質部材をそれぞれ配置した後、上記キャビティとミキシ
    ングチャンバーとを遮断した状態で、一次成形材料をキ
    ャビティに射出して反応射出成形し、その後、キャビテ
    ィとミキシングチャンバーとを連通した状態で、二次成
    形材料を上記ミキシングチャンバーを経てキャビティに
    射出して反応射出成形することを特徴とする反応射出成
    形方法。
JP16214490A 1990-06-20 1990-06-20 反応射出成形方法 Pending JPH0452115A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182713A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Sanko Metal Ind Co Ltd 安全レール装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007182713A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Sanko Metal Ind Co Ltd 安全レール装置

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